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ゲームに本気になりすぎた話

 




2 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 21:54:56.31 ID:3TA8jdn+.net
俺は高卒で就職した会社をすぐに辞めてから派遣で適当に働きながら、二十代後半になってもゲームとかネット三昧でだらだら過ごすクズだった。

3年ぐらい延々と同じゲームをやり続けて、飽きてきたなーって時にあるゲームを見つけたんだ。

そのゲームは難易度高くて苦労してたけど、操作性が良くて気づいたら毎日やり続けていた。

数か月経って一通りクリアはした。が、最強の武器を手に入れることは出来ていなかった。

どうしても手に入れたかった俺はとにかく何度もダンジョンをクリアし続けた。

このゲームの強い武器は超低確率でしか入手不可能だった。




3 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 21:58:03.46 ID:zJgqqX4Q.net
ネトゲかな?


6 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 21:59:57.61 ID:3TA8jdn+.net
>>3
ネトゲではないです



4 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 21:58:13.89 ID:3TA8jdn+.net
それから更に数か月経ったが、目的の武器は出せず、段々飽きてきていた。

辞めようかとも思ったが、そういえばオンラインをやっていなかったことに気が付いた。

オンでは二人で協力プレイ(コープ)が出来るのだが、迷惑をかけそうでやっていなかった。

ソロで大分自信が付いた俺は挑戦してみることにした。






5 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 21:59:11.59 ID:a0ul3H0h.net
ほうほう


8 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:04:27.25 ID:3TA8jdn+.net
暫く普通にオンを楽しんでいたのだがある日、コープ相手からメッセージが送られてきた。

いつものお礼メッセかと思ったが「上手いですね!僕らと一緒にやりませんか?」という内容だった。

話を聞いてみると、上級者の仲間内でコープでのスコアを競う遊びをやっているということだった。

いわゆるガチ勢。ソロでひたすら頑張っていたので、いつの間にかなり上手くなっていたらしい。
最初は戸惑ったがやってみると面白く、ガチ勢の仲間に入ることにした。

俺は最強武器は持っていなかったが一歩手前の武器は持っていた。

少々のハンデにはなるが、どんどんのめり込んでいき、コープも段々上達していき

その辺の野良の人には負けないぐらい上手くなった自信があった。




9 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:14:25.14 ID:3TA8jdn+.net
思った通り、野良で遊んでも個人のスコアで負けることは全く無かった。

だがある日普通に負けた。以前にも野良でコープしたことがある人だった。

結構前に一回か二回やっただけだが、メッセがとても丁寧で感じが良く、印象に残っていた。

コープ後のメッセで「覚えてないと思いますが前こんなまぬけことやっちゃってましたw」と送ったら相手もしっかり覚えてくれていた。

そこから暫くやり取りが続き、向こうが遊びに来てくれた時にフレンドになってもらった。

その人は普通に遊んでいるだけなのに妙に上手く、よく練習相手になってもらっていた。

メッセの感じで薄々気が付いていたが、女性だった。

ノリが良く、12時間連続で遊ぶ無茶をしたりして、仲良くなることに成功した。

相手のの家の都合で出来ないことも多かったが、ボイスチャットも解禁してくれた。




10 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:20:21.43 ID:c+edG4B4.net
co-opってなんぞ


12 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:26:48.45 ID:3TA8jdn+.net
>>10
オンラインの協力プレイのこと

そんな時、誰でも最強武器をゲット出来るイベントがくることが告知された。俺も彼女もずっと所望していたので喜んだ。



しかし一つ心残りというか引っかかることがあった。

彼女はガチ勢の仲間内には入っていないが、この頃には俺とはガチでもやってもらっていた。

ずっと目標にしていたスコアがあったので、今の武器のまま到達したい気持ちが出てきたのだ。

お互いその気持ちにぶれは無く、イベントまでに二人で頑張ろうということになった。



その日から俺と彼女はほぼ毎日遊ぶことになった。

連日コープして、無事に目標を達成することが出来た時 俺は大喜びした。

俺にはどうしても苦手な箇所があって、彼女のフォローのおかげと言っても過言ではなかった。

「思ったより早く出ちゃって寂しいです!もっと遊んでもらう予定でしたのに...」

と彼女は言ってくれた。




13 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:32:43.17 ID:3TA8jdn+.net
しかしここで問題が起きた。

今回のことで彼女の腕が知れ渡ってしまい、コープ仲間から紹介して欲しいと言われてしまった。

俺にとって彼女はとても可愛かったし、正直このまま独占していたいと思っていた。

断れ〜と思いながら「〜ということで本格的にやるなら皆に紹介しますよ」と彼女に言った。

俺の願いは虚しく、彼女はお願いしますとやる気になってしまった。

この時から彼女も本格的にコープガチ勢の仲間入りとなり、他の仲間とも徐々に遊ぶようになっていた。






14 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:38:10.02 ID:3TA8jdn+.net
それから暫くして彼女も自分に好意を持ってくれているのが分かってきた時

「〇〇さんがラインしてくれるならスマホにしますが教えてくれますか?」

と思い切って聞いてみた。

俺はガラケーユーザーだった。

「そんな理由で替えていいのか分からないけどいいですよw」

と言ってくれたので速攻スマホに変えてきた。


その少し後には彼女の方から「クリスマス一緒に遊んでくれますか?」と誘ってくれ、この頃から徐々に親密になっていった。




15 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:41:09.85 ID:3TA8jdn+.net
クリスマスを過ぎて、もう少しで大晦日というある日、彼女からラインが入った。

「すみません、急用が出来まして暫くインが難しいです」

いつもと違った様子が気になったが、待ってますねとだけ返した。

年が明けてからも すぐには彼女は戻らなかった。

ラインをしてみたい気持ちはあったが、迷惑になる気がして出来なかった。

ようやく戻ってきた時、何があったのか話してくれた。



お父さんが亡くなったらしい。

彼女の家庭は両親が離婚しており、一人暮らしの父を尋ねたら亡くなっていたとのことだった。彼女が第一発見者だった。

更に良くないことに、お父さんに隠し子がいたことが発覚した。

遺品からは彼女が見たくない、知りたくないような写真も出てきたらしく

何て言葉を返したらいいのか分からなかった。




17 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:48:01.18 ID:3TA8jdn+.net
彼女は一人で過ごすことが苦手なタイプで、現実逃避に誰かと遊んでいたいと言った。

そこでなるべく気を使わないで済む俺に遊んで欲しいと言った。

俺としても頼ってくれるのは嬉しかったし勿論了承した。

この日からどんどん距離が縮まっていった。

他の人とも遊ばなきゃいけないこともあったが、極力彼女を優先していた。

これからは最低でも週に5日は遊ぶと約束した。

お互い別の人と遊ぶ日も、ラインで常にやり取りをするようになった。

いつの間にか俺は敬語を使わなくなり、向こうもそれに合わせるように懐いてくれた。



彼女は俺のことを「だーりん」と呼んでくれるようになった。

最初は遊びで呼び始めたはずが、気づいたらその呼び方が定着していたw

俺も彼女のことを、さん付けからちゃん付けに変わり、その後本名で呼ぶようになった。



そして この頃から彼女の希望で毎日「大好き」と言うことになったw

彼女は他の人たちに俺たちの関係を話しても良いと言っていたが、俺はちょっと恥ずかしかったので黙っていようということになった。




19 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:52:46.55 ID:3TA8jdn+.net
それからはほとんど毎日二人で遊び、気づいたら二人のゲームの腕はかなり上達していた。

お互い一番になりたいというわけではなかったが、お互いの最高スコアは持っておきたいと思っていた。

だが気づいたら一番を狙えるところまで来ていた。

この際狙ってやろうということで、以前のようにまた二人で頑張った。

良い調子で来ていた終盤、緊張していた俺はミスをした。

だがまたしても彼女は助けてくれた。

そのおかげでこれまでの最高スコアをギリギリ抜き、俺と彼女のペアが一番になることが出来た。

全体の一番も彼女の一番も取れたことで俺は満足していた。




18 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:52:38.27 ID:/Ye5oyIe.net
読んでるよ


21 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:55:43.93 ID:3TA8jdn+.net
>>18
あれがとう



しかしその数日後、俺にとってショッキングな出来事が襲った。

彼女がコープ仲間のBと遥かに上回るスコアを出してしまったのだ。

本当にショックだった。それは当時、抜けるどころか追いつける気もしないスコアだった。

Bはお調子者ということもあってナチュラルに俺を挑発してきた。

たかがゲームだが悔しさを隠すことも出来ず、どうしたらいいか分からなくなってしまった。


どうするか悩んだ。だが結局励ましてくれた彼女の為にもまた頑張ることにした。

かなり厳しかったが、やってる内に徐々に徐々に追いついてきていた。

あと一歩というところから何度も何度も失敗した。


俺はBと彼女のスコアに並ぶのではなく、何としても追い抜きたかった。

そして日付も変わったある日、あと一回やったら寝よう、という所でBを上回るスコアを出すことが出来た。

これには俺だけでは無く、彼女も喜んでくれた。

もう寝ないといけない時間帯だったはずが、朝方までラインで語り明かしてしまった。

彼女との絆も更に深まった気がして、俺は本当に嬉しかった。





>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春,
 

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