ケータイの中だけの恋愛
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338 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 10:01:45 ID:bM2cWS4V
>>1
お疲れです!ゆっくり休んでくださいね!
続きは気長に待ってます(*´∀`)
339 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 10:03:10 ID:gCN9wfZC
早くメールしてこいよ(´д⊂゜。゜
342 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 10:06:37 ID:nPbrLnse
ああ
も ど か し い
343 :友美 ◆lcEPi5h3eE :2005/10/30(日) 10:09:08 ID:YcBlfr3H
。・゚・(ノД`)・゚・。
待ってますから必ず戻ってきてくださいね〜…(つД`)
364 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 10:52:35 ID:jhN3UTB7
ヤバイ…切なすぎる…。こんなに感動するとは思わなかった
リアルタイムで こんなスレに出逢えて幸せだ(つД`)
>>1さん乙!ゆっくり休んで早く風邪治せよ。楽しみに待ってるよ。
>>1
お疲れです!ゆっくり休んでくださいね!
続きは気長に待ってます(*´∀`)
339 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 10:03:10 ID:gCN9wfZC
早くメールしてこいよ(´д⊂゜。゜
342 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 10:06:37 ID:nPbrLnse
ああ
も ど か し い
343 :友美 ◆lcEPi5h3eE :2005/10/30(日) 10:09:08 ID:YcBlfr3H
。・゚・(ノД`)・゚・。
待ってますから必ず戻ってきてくださいね〜…(つД`)
364 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 10:52:35 ID:jhN3UTB7
ヤバイ…切なすぎる…。こんなに感動するとは思わなかった
リアルタイムで こんなスレに出逢えて幸せだ(つД`)
>>1さん乙!ゆっくり休んで早く風邪治せよ。楽しみに待ってるよ。
391 : ◆qOJOlxW/1U :2005/10/30(日) 11:40:34 ID:ZqihJCh5
一眠りして起きたので続き書きます。なんかたくさんのレスを頂けて本当に嬉しいです。
食事とって風邪薬飲んだので、再び眠くなるまで頑張って書きますね。
394 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 11:44:29 ID:KQ9P2oHv
>>391
待ってました!!頑張れ!
409 : ◆qOJOlxW/1U :2005/10/30(日) 11:51:14 ID:ZqihJCh5
彼女とのメールのない日々は、まるで胸の真ん中にぽっかりと穴を開けてしまったかの様に、俺の毎日を空虚で味気ないものへと変えてしまった。まるで体の半分を切り取られたみたい。
思えば朝起きてから夜眠るまで、食べた食事の内容や、満員電車の愚痴、会社で起こった些細な出来事の全てを俺は彼女に伝えていたのだ。
日々体験する出来事を共有できる相手を失い、俺の生活は また灰色のモノクロームな世界へ戻ってしまった。
彼女から ようやくメールが届いたのは その週の金曜日だった。メールの内容はあっさり。
「色々考えましたが、やはりメールを続けることはできません。色々とご迷惑をお掛けしました。本当にごめんなさい。」
メールを受信したのは会社帰りの電車の中だった。
背中に冷や水を浴びせられたような感覚が走り、視界はグラグラして、電車の中で倒れそうになった。
考え直して貰えるよう返事のメールを打とうとしたけど、指先が震えて うまくボタンが押せない。それに何を書いていいのかが分からない。
とりあえず落ち着こうと、その場でメールを書くのはあきらめ、とりあえず家に帰ることにした。
427 : ◆qOJOlxW/1U :2005/10/30(日) 11:59:33 ID:ZqihJCh5
いつものようにコンビニで弁当を買い、アパートへと戻った。だが食欲が全くない。おなかは空いてるはずなのにね。
とりあえずシャワーを浴び、水を飲んで気持ちを落ち着け、彼女へのメールを打ち始めた。
「できれば美紀が考えたことと、メールを続けられない理由を教えてもらえないか?
俺の生活の中では もう美紀とのメールは生活の一部で、ただこんな風にもうメールはできないと言われても、気持ちの整理がつかないよ。無理言ってごめん。」
あれこれと考えながら10分以上考えて こんなメールを打った。
だが送信したメールは宛先不明で戻ってきてしまうのだった。美紀はメールアドレスを変えてしまった。もうこちらからは連絡の取り様がない。
さっきのメールに続いて、今度の送信エラーで、俺は その晩、完全にノックアウトされてしまった。
明日が土曜でよかった。平日だったらまた2週続けて会社を休むところだった。
430 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 12:00:39 ID:hCct6XxK
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
会ったときに番号とか聞かなかったんだね・・・
431 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 12:00:51 ID:bM2cWS4V
(´;ω;`)ウッ
436 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 12:02:08 ID:KQ9P2oHv
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
437 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 12:02:21 ID:9UUjRR7b
宛先不明でメール返ってくると、欝になる…
438 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 12:02:39 ID:LGFuFfbw
>>1はコンビニ弁当ばっかだな…大丈夫か?たまにはいいもの食べないと
445 :白鴉 ◆IyAlKUBHeQ :2005/10/30(日) 12:07:51 ID:Qzkfu94p
(ノ_<。)
446 :ピノ子:2005/10/30(日) 12:09:26 ID:cMH/ygAo
ハッピーエンド希望(*ノ´Д`)ノ
456 : ◆qOJOlxW/1U :2005/10/30(日) 12:23:59 ID:ZqihJCh5
土曜日の俺は完全に抜け殻だった。人の形をしたただの置物。
何もする気が起きず、近所のマンガ喫茶に行き適当に選んだマンガを読んでみる。だがマンガもネットも何も頭に入らない。
深い絶望。突きつけられた現実が受け入れられず、俺の頭は外界の情報を遮断してしまったようだ。
せっかく5時間のパック料金ではいったのに、俺は1時間も経たないうちに店を出てしまった。
前日に送ったメールは、何かの間違いではないかという思い、その後3回送りなおした。
しかし全て宛先不明で帰ってくる。携帯会社のシステムトラブルではないみたいだ。
その日の帰り道、俺の頭にひとつのアイデアが浮かんだ。
彼女は俺がポイントカードに入会した店で、俺のアドレスや電話番号を知ったと言っていた。
彼女からのメールが届いた直前に作成したカードを探せば、彼女が働いていた店がわかるかも知れない。
家に帰って財布の中のカード類を全て床に広げてみた。勧められたカード類は、クレジットカードでもない限り大体加入してしまうので、俺の財布はいつもパンパン。肝心のお金は あんまり入っていないのだが。
美紀からのメールが来たのは8月の頭。
その頃入会したカードはひとつだけ。
4駅先のターミナル駅にある大きな洋服店だった。
463 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 12:28:15 ID:mT2Ltvpr
俺も出来れば、>>1には「ケータイの中だけ」ではない恋愛になってほしぃ...
464 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 12:28:34 ID:WoO5Ryow
早く!早く!
続き!続き!
473 : ◆qOJOlxW/1U :2005/10/30(日) 12:34:33 ID:ZqihJCh5
次の日、俺はその洋服店へと向かった。
ひとつ間違えればストーカーだけれど、このままでは終われない。せめて理由が知りたい。
お金をとっていたことに彼女が罪悪感を感じていたのは、あの日の表情で想像がついた。
でもだったら今度は普通に友達として、またメールを始めることだってできるだろ?それとも彼女は俺とのメールが苦痛だったのだろうか?
実は俺はそれを一番恐れていた。俺が喜んでメールをしていたあの期間、彼女は本当はお金の為に、嫌々メールをしていたのだとしたら どうしようかと。
でもきっとそれは違うと信じていた。だってメールをするのも嫌な相手に普通キスなんてしないだろ?
ただ理由が知りたい。その一心で俺は店へと足を運んだ。緊張しながら店内に入る。ぐるっと店の中を一周し、彼女の姿を探す。しかしそう簡単には事は運ばない。店の中に彼女の姿はなかった。
俺は店の入り口のレジカウンターへと向かった。すみませんと声を掛けると店長らしき人が応対してきた。
「あの、ワカバヤシさんは今日は いらっしゃいませんか?」
銀行口座の名義人名が本人の名前だと確認していたので、俺はその名前で尋ねてみた。
「ワカバヤシなら先週で店を辞めたよ。」
二日連続のKOパンチ。またも視界はグラグラし始めた。
475 :猪頭 ◆tOPj/H8YVQ :2005/10/30(日) 12:36:06 ID:cOWyssAv
い・い・いなかった〜〜つД`)。。。。。
477 :ピノ子:2005/10/30(日) 12:36:58 ID:cMH/ygAo
ヨョョ(*ノД`)ョョ∃
479 :名無しさんの初恋:2005/10/30(日) 12:40:13 ID:OFhoyUP8
もう駄目ぽ(´;ω;`)
492 : ◆qOJOlxW/1U :2005/10/30(日) 12:48:55 ID:ZqihJCh5
動揺をなんとか表に出さないよう努力しつつ、それでも食い下がる俺。
「あの、私ワカバヤシさんの友人なんですけど、連絡先を教えていただけないでしょうか?」
こんな勇気を出すのは生まれて始めてかも知れない。
ただ返事は当然のことながら「そういった事は教えられない」と言うものだった。
個人情報の保護が叫ばれる昨今、店長の対応は正しいと思う。それは分かっているけど あえて言わせてもらう。ケチ!
「わかりました。無理を言ってすみません。」
そう言ってまた俺は店の中へと戻った。もうこうなったら追い出されるまで片っ端から店員に聞いてやる。俺は完全にやけくそになっていた。
1人、2人と声をかけ、店長にしたのと同じ質問をする。どうやら彼女が先週で店を辞めたのは本当らしい。
連絡先については「わからない」「知らない」という返事が返ってきた。
まあ誰が見ても怪しいだろうからね。知ってても教えてくれないでしょ。仕方がないよね。ケチ!
3人目に声をかけたのは、小柄な女の子だった。この時点で俺は すでに店内で完全に不審者としてマークされていたようで、向こうの方で店員が俺のことをヒソヒソと話している姿が見えた。
3人目の女の子にも同じ質問。
「あの、ワカバヤシさんって先週で辞めてしまったんですか?私、ワカバヤシさんの友人なんですけど、連絡がとれなくなってしまって。」
女の子の返事は、これまでとは違った意味で、カウンターパンチだった。
「あなた もしかしてタカシさん?」
>>次のページへ続く
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