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バイトに出逢いなんてある訳ない
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90 :名も無き被検体774号+:2014/01/15(水) 02:25:49.31 ID:KnRVReDjP
野茂「お前がどう思うかは自由だけど、もっと素直になった方が楽だぜ?」
悠人「俺は素直だ」
野茂「いや、お前って出会った頃から ずっと何かを押さえ込んでる感じがするんだ〜」
悠人「俺が・・・?」
野茂「お前って悩みとか相談しないじゃん?」
悠人「・・・・」
野茂「まさか悩みが無い訳じゃないだろ?」
悠人「・・・当然だ」
野茂「俺に話せとは言わないけど・・・いつかそれをそれを打ち明けられる相手が出来るといいな」
悠人「野茂・・・」
野茂「おっと、俺はそういう重い悩み相談は無理だからな!恋の悩みなら俺にお任せしていいけどよ!」
悠人「・・・いい奴だと思ったが、間違いだったか」
野茂「ちょ!それどういうことだよ!」
悠人「間違えても お前には相談なんかしないってことだ」
野茂「おまっ・・・一応心配してやったのに!」
悠人「それだけは礼を言おう」
野茂「だけってなんだよ!だけって!」
91 :名も無き被検体774号+:2014/01/15(水) 07:56:15.30 ID:/jdqnQIs0
野茂いいやつだな
野茂「お前がどう思うかは自由だけど、もっと素直になった方が楽だぜ?」
悠人「俺は素直だ」
野茂「いや、お前って出会った頃から ずっと何かを押さえ込んでる感じがするんだ〜」
悠人「俺が・・・?」
野茂「お前って悩みとか相談しないじゃん?」
悠人「・・・・」
野茂「まさか悩みが無い訳じゃないだろ?」
悠人「・・・当然だ」
野茂「俺に話せとは言わないけど・・・いつかそれをそれを打ち明けられる相手が出来るといいな」
悠人「野茂・・・」
野茂「おっと、俺はそういう重い悩み相談は無理だからな!恋の悩みなら俺にお任せしていいけどよ!」
悠人「・・・いい奴だと思ったが、間違いだったか」
野茂「ちょ!それどういうことだよ!」
悠人「間違えても お前には相談なんかしないってことだ」
野茂「おまっ・・・一応心配してやったのに!」
悠人「それだけは礼を言おう」
野茂「だけってなんだよ!だけって!」
91 :名も無き被検体774号+:2014/01/15(水) 07:56:15.30 ID:/jdqnQIs0
野茂いいやつだな
93 :名も無き被検体774号+:2014/01/16(木) 00:14:08.99 ID:GUf/HevnP
数日後・・・
悠人「三木さん休みなんですか?」
丸さん「なんか風邪引いたって・・・あの子結構体弱いのよねぇ」
悠人「前も風邪でしたよね・・・」
まっちゃん「学校行って、家事やって、弟くんの面倒みて・・・大変ねぇ」
悠人「・・・そんなに」
丸さん「あ、ゆーちゃんダスターお願い」
悠人「はい」
ダスターとはいわば店内清掃用のでっかいクイックルワイパーである
丸さん「うちの子なんて手伝いすら まともにしないのに」
まっちゃん「本当よねー。ゆーちゃんやミキちゃんを見習って欲しいわー」
悠人「あはは・・・」
普段あんなに明るい舞がそんなにハードな生活を送っていたとは・・・
悠人「・・・」
丸さん「最近ミキちゃんと仲良かったわよね?」
悠人「・・・俺ですか?」
まっちゃん「だっていっつも一緒に帰ってるんでしょ?」
悠人「まぁ・・・そうですけど・・・」
95 :名も無き被検体774号+:2014/01/16(木) 01:38:26.63 ID:GUf/HevnP
ダスターをかけながら店内を徘徊する俺
丸さん「うちの実家から たくさんりんごが送られてきたのよ」
悠人「へぇ・・・」
丸さん「ミキちゃんに お見舞いってことで持って行って上げてくれない?」
悠人「俺がですか?」
まっちゃん「あくまでミキちゃんの友達として・・・どう?」
悠人「まぁ、持っていくだけなら・・・」
丸さん「私たちが行っても無駄に気を使かわせちゃうだけかもしれないしね」
まっちゃん「その代わり今日早めに上がっていいから」
悠人「でも、ただでさえシフトに穴が・・・」
丸さん「主婦舐めんじゃないわよw そんぐらい気合いでなんとかするわよ」
店長「なんとかするのは結局 私なんだけどね」
悠人「あ、おはようございます」
店長「おはよう。お見舞いに行くならこれも持って行ってあげて」
店長が渡したのは紙袋だ
悠人「なんですか?これ?」
店長「私からのお見舞い」
悠人「栄養ドリンクですか・・・」
店長「具合悪い時はこれがいいの」
96 :名も無き被検体774号+:2014/01/16(木) 01:44:26.32 ID:GUf/HevnP
その日は丸さん達のおかげで少し早く終わった
悠人(見舞いっていってもなぁ・・・)
今日は土曜日・・・
あの父親がいるかもしれない
玄関の前に立つと急に緊張してきた
何度も表札を確認した
悠人「ただ・・・渡すだけ・・・渡すだけだ・・・」
ピンポーン・・・
『はーい!』
数秒後、ドアが開き・・・
少年「・・・だれ?」
悠人「あ、え・・・えっと・・・みk、舞さんのバイトの仲間で・・・」
少年「おねーちゃんの友達?」
悠人「まぁ、そうだね・・・」
少年「おねーちゃん今風邪で寝てるよ。おねーty・・・」
悠人「あわわっ!起こさなくていいから!」
少年「でも おねーちゃんに用があるんでしょ?」
悠人「いや、お見舞い持って来ただけだから・・・」
紙袋渡す
少年「わぁー!りんごだ!」
悠人「それ、丸さんってバイトの人からなんだけど」
97 :名も無き被検体774号+:2014/01/16(木) 01:50:14.72 ID:GUf/HevnP
悠人「えっと、お父さんは?」
少年「仕事〜」
悠人「あ、そう・・・」
少年「そうだ!お兄ちゃんは おねーちゃんの友達なんでしょ?」
悠人「まぁ・・・うん」
少年「ちょっと手伝って欲しいんだけど・・・」
悠人「うん?」
・・・・・・・
悠人(結局家に上がってしまった・・・)
家の中は整理整頓されていて綺麗だった
悠人「えっと・・・君名前は?」
勝「まさる〜」
悠人「勝くんか」
勝「おねーちゃん苦しそうだから お薬飲ませてあげたいんだけど どれが風邪の薬か分からないんだー・・・」
悠人「なるほど」
薬箱が開けられて中の薬類が散らばっている
悠人「舞さんは ただの風邪?」
勝「そう言ってたよ」
悠人「だったら これでいいかな」
薬箱にあった風邪薬を取り出す
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