バイトに出逢いなんてある訳ない
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171 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/27(月) 01:51:03.30 ID:JGccUcC+P
その頃裏では
店長「今日は機嫌悪いね〜」
舞「っ!そんな事ないです!」
店長「何かあった?勝くん?またお父さん?」
舞「どっちでもありませんっ!」
店長「残るは・・・友達?」
舞「・・・べ、別にいいじゃないですか」
店長「友達かぁ〜。何があったの?」
舞「・・・誰にも言いません?」
店長「お口チャックよ」
ジェスチャーで口にチャックをする
舞「・・・実は友達を夕食に誘おうと思ったんです」
店長「ふむふむ」
舞「一緒に夕食の買い物して、雰囲気的にも誘うべきベストタイミングだったんです」
店長「なるほど」
舞「そしたら急に知り合いに会ったみたいで、その人と夕食の約束を・・・」
店長「先を越されちゃったわけね」
172 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/27(月) 01:58:11.17 ID:JGccUcC+P
舞「私が早く誘わなかったのも悪いのは分かります!・・・でもあのタイミングでそれに気がついてくれないってのも」
店長「ふぅん・・・その子、嫌いになった?」
舞「嫌いになんてなりませんけど・・・ちょっとガッカリっていうか」
店長「その友達って男の子?」
舞「・・・はい」
店長「で、別の女の子に取られちゃったって感じか」
舞「取られちゃったって、別にわたしのじゃないから良いんですけど・・・」
店長「それでそこまで怒ってるの?」
舞「だって買い物の荷物を一緒に運んでもらって・・・それで誘わなかったらわたしなんか悪いじゃないですか」
店長「その子好きなんだ?」
舞「すっ・・・好きとかじゃなくて、色々感謝っていうか・・・」
店長「バイトの帰りも送ってもらってるし?」
舞「・・・はい」
店長「なんだ、ゆーちゃんか」
舞「・・・あ!ひっかけましたね!?」
店長「だって元からバレバレだし」
173 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/27(月) 02:06:34.67 ID:JGccUcC+P
店長「ゆーちゃんなら仕方ないんじゃない?」
舞「なんでですか?」
店長「あの子、随分そういう・・・乙女心に鈍感そうじゃない」
舞「・・・どうしたら良いんですかぁ?」
店長「欲しいなら強引に振り向かせる。それしかないわね」
舞「強引って・・・どうするんですか?」
店長「そりゃぁ・・・ベッドに引きずりこむとか?」
舞「むっ・・・無理無理!そんなこと出来ないですって!!」
店長「あっははははw冗談よwおもしれーw」
舞「真面目に教えてくださいっ!」
店長「真面目にか・・・」
店長が向き直り真面目な顔になる
店長「本当にゆーちゃんが好き?さっき『好きとかじゃない』って言ってたけど・・・」
舞「わたしは・・・」
店長「流石にゆーちゃんでも夕食に誘われたらそれぐらい期待しちゃうわよ?」
舞「・・・」
その頃裏では
店長「今日は機嫌悪いね〜」
舞「っ!そんな事ないです!」
店長「何かあった?勝くん?またお父さん?」
舞「どっちでもありませんっ!」
店長「残るは・・・友達?」
舞「・・・べ、別にいいじゃないですか」
店長「友達かぁ〜。何があったの?」
舞「・・・誰にも言いません?」
店長「お口チャックよ」
ジェスチャーで口にチャックをする
舞「・・・実は友達を夕食に誘おうと思ったんです」
店長「ふむふむ」
舞「一緒に夕食の買い物して、雰囲気的にも誘うべきベストタイミングだったんです」
店長「なるほど」
舞「そしたら急に知り合いに会ったみたいで、その人と夕食の約束を・・・」
店長「先を越されちゃったわけね」
172 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/27(月) 01:58:11.17 ID:JGccUcC+P
舞「私が早く誘わなかったのも悪いのは分かります!・・・でもあのタイミングでそれに気がついてくれないってのも」
店長「ふぅん・・・その子、嫌いになった?」
舞「嫌いになんてなりませんけど・・・ちょっとガッカリっていうか」
店長「その友達って男の子?」
舞「・・・はい」
店長「で、別の女の子に取られちゃったって感じか」
舞「取られちゃったって、別にわたしのじゃないから良いんですけど・・・」
店長「それでそこまで怒ってるの?」
舞「だって買い物の荷物を一緒に運んでもらって・・・それで誘わなかったらわたしなんか悪いじゃないですか」
店長「その子好きなんだ?」
舞「すっ・・・好きとかじゃなくて、色々感謝っていうか・・・」
店長「バイトの帰りも送ってもらってるし?」
舞「・・・はい」
店長「なんだ、ゆーちゃんか」
舞「・・・あ!ひっかけましたね!?」
店長「だって元からバレバレだし」
173 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/27(月) 02:06:34.67 ID:JGccUcC+P
店長「ゆーちゃんなら仕方ないんじゃない?」
舞「なんでですか?」
店長「あの子、随分そういう・・・乙女心に鈍感そうじゃない」
舞「・・・どうしたら良いんですかぁ?」
店長「欲しいなら強引に振り向かせる。それしかないわね」
舞「強引って・・・どうするんですか?」
店長「そりゃぁ・・・ベッドに引きずりこむとか?」
舞「むっ・・・無理無理!そんなこと出来ないですって!!」
店長「あっははははw冗談よwおもしれーw」
舞「真面目に教えてくださいっ!」
店長「真面目にか・・・」
店長が向き直り真面目な顔になる
店長「本当にゆーちゃんが好き?さっき『好きとかじゃない』って言ってたけど・・・」
舞「わたしは・・・」
店長「流石にゆーちゃんでも夕食に誘われたらそれぐらい期待しちゃうわよ?」
舞「・・・」
174 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/27(月) 02:13:00.79 ID:JGccUcC+P
店長「なにも結婚って訳じゃないんだから。学生時代の恋の一つとして、ゆーちゃんのことどう思う?」
舞「・・・正直、わたしが風邪引いた時 ゆーちゃんがお見舞いに来てくれて・・・その時 確信したんです・・・」
舞「わたし、ゆーちゃんのことが・・・」
バタンッ!
悠人「混んできたんで手伝ってもらっていいですか!?」
店長「・・・本当にタイミング悪いね〜」
悠人「は?」
店長「ミキちゃん、続きは本人に・・・ね?」
舞「・・・分かりました」
悠人「あ、いらっしゃいませー!」
舞「いこ!」
悠人「え?あ、うん」
表に出て行った二人を見送りタバコに火を付ける店長
店長「ふふっ・・・青春だねぇ〜」
175 :名も無き被検体774号+:2014/01/27(月) 05:04:11.04 ID:V+3Ui5X70
面白い
176 :名も無き被検体774号+:2014/01/27(月) 09:19:18.67 ID:josZxtAf0
うむ、おもしろい
177 :名も無き被検体774号+:2014/01/27(月) 18:37:28.04 ID:R5pinclp0
こんな青春送りたかったわ
183 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 01:55:22.60 ID:aapPTMsbP
その日の帰り道は とても気まずかった
舞(なんて言おう・・・まだきっと怒ってるっておもってるよね・・・)
悠人(絶対怒ってるよな・・・何かしたのかなぁ・・・わかんねぇ・・・)
街灯に照らされた道は人影もなく ただ二人の影が微妙な感覚をとって並んでいた
舞(とにかく何か話さなきゃ・・・このままだと家まで無言だぁ・・・)
悠人(もう一層の事、触らぬ神に祟りなし・・・無言を貫き通すか!)
舞「あ、あのさ・・・」
悠人「ふぁひゃいっ!」
舞(ふぁひゃいっって何ww)
悠人(思わず変な声でたぁぁぁぁぁぁ!!)
舞「こ、この後時間大丈夫?」
悠人「まぁ・・・特に予定もないですし・・・」
舞(なんか敬語に戻ってる〜!)
悠人(なに緊張してんだ俺!?)
舞「晩ご飯・・・まだでしょ?うちでどうかな〜って・・・」
悠人(どういうことだ・・・?怒ってないのか?)
悠人「えっと・・・(断る理由が見当たらない・・・ってか怒ってないのか?)」
悠人「いいの?」
184 :名も無き被検体774号+:2014/01/28(火) 01:56:28.04 ID:Q58fqT+M0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
185 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 01:59:14.81 ID:aapPTMsbP
舞(いいに決まってんじゃん!こっちが誘ったんだから!)
舞「うん・・・」
悠人「じゃ、じゃぁ・・・ご馳走になろうかな・・・」
舞(よしっ!なんとか言えた!)
悠人(これが恐怖心か・・・一体どういう風の吹き回しなんだ・・・?)
186 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 02:09:06.30 ID:aapPTMsbP
三木家に入ると父親が既に晩酌の最中だった
舞父「おぉ?悠人くんじゃんか〜!遊びに来てくれらのかぁ〜?」
悠人(うおぉ・・・酒クセェ・・・)
舞「まったく・・・一日2本までって言ってるじゃん!」
舞父の周囲にはざっと6本のビール缶が開けられていた
舞父「らいじょーゔ!おれさけつえーからぁー!」
舞「大丈夫じゃないっ!お風呂は危ないからもう寝たら?」
舞父「ふろかぁー!?悠人くーん!ふろいくぞぉー!」
舞「そうじゃないでしょ!ほら!部屋に行って!」
舞父「おれは特攻隊ちょーだぞぉー!」
ドタドタドタ・・・!
階段を駆け上がりおそらく自分の寝室に行ったのだろう
舞「ごめんね、お父さんお酒飲むといつもあんな感じで・・・」
悠人「俺はああゆう親父さんの方がいいな」
舞「それはないって〜」
舞が鍋を温め直す間に俺は使い終わった食器を洗い片付けた
場所は以前に勝くんに教えてもらっている
187 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 02:19:47.55 ID:aapPTMsbP
舞「もうちょっと待ってね〜」
悠人(もう怒ってないないのか・・・)
舞が温めていた鍋はビーフシチューだった
いい匂いがしてきた
悠人「ごめんね・・・」
舞「え?」
鍋をかき混ぜていた舞が振り返る
悠人「なんか、怒ってたみたいだから・・・」
舞「ああ・・・もういいよ。もう怒ってない」
悠人「・・・きっと何か酷いことしたんだよね?」
舞「別にそんなに大したことじゃ・・・!」
悠人「やっぱり俺は友達付き合いが下手なんだな・・・」
舞「やっぱりって・・・?」
悠人「良くあるんだ、知らないうちに友達とか他の人に嫌な思いさせちゃって・・・それに気がつけないこと」
舞「そんなの誰にだってあるよ。わたしだってきっとしてる」
悠人「・・・とりあえず今回の事は謝るよ。・・・ごめんね」
舞「わたしも子供みたいに不貞腐れててごめんね」
悠人「・・・仲直り・・・かな?」
舞「だね」
188 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 02:27:43.76 ID:aapPTMsbP
夕食は二人だけだったけど とても楽しかった
舞「あ、そうだ」
舞が立ち上がって冷蔵庫から缶を二つ取り出す
舞「ビールはダメだけど これならいけるんだ〜」
悠人「酒・・・大丈夫なの?」
舞「そんなに飲まないから大丈夫〜。ほら、ゆーちゃんも!」
ちらりとカレンダーに隠された壁の穴が気になったが・・・
悠人「明日休みだからって・・・頂きます」
結局 飲んでしまった
案の定、舞はすぐに酔っ払いテンションが上がり始めた
舞「でさぁ〜そこでいうわけよぉ!『そこでブーブー泣いてろ!この豚やろゥ!』ってね〜」
悠人「あはは・・・(これやばい奴だ)」
今舞が話しているのは最近お気に入りのドラマらしい
舞「よっしゃ!いまからかんしょーかいだぁ!」
悠人「い、今から!?」
舞「いまからぁー」
189 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 02:35:03.25 ID:aapPTMsbP
酔っ払い状態の舞の力は像より強かった
テレビの正面のソファーに座らされ、その隣に舞が座った
舞「いもこんいもこん・・・」
悠人「リモコン?」
舞「あったぁー」
テレビが点く
舞「うふふふふw」
悠人「だ、大丈夫?」
舞「らいじょぶでぇーす!」
悠人(だめそう・・・)
舞の今の姿は さっき見た舞父の姿に酷似していた
ドラマが始まったが舞の解説がうるさくてそれどころではない
舞「ここでぇ!ついに恋が実るわけですよぉ〜!」
しかも恋愛物のドラマなどロゼッタストーン解明以上に俺には難題でしかなかった
ドラマのシーンがキスシーンに差し掛かる
悠人(いくらドラマでも俺には早すぎる・・・)
目を逸らすと舞と目が合った・・・
舞「ゆーちゃんがこーんな近くにぃ〜」
悠人「・・・え?」
190 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/01/28(火) 02:43:26.16 ID:aapPTMsbP
舞の顔が近づいてくる
それに伴い俺は後退するが・・・限界はすぐに来た
悠人(こ、これ以上下がれない・・・!)
舞「わたしね?多分ゆーちゃんのこと好きなんだぁ〜」
悠人「・・・(酔っ払いすぎでしょ!)」
舞「少し鈍感でぇ〜まじめすぎるけど〜」
舞がさらに接近する
舞「そんなゆーちゃんが好きなんだ・・・わたし・・・」
今度は急に泣き出した
悠人「ちょ、ちょっと!」
舞「わたしっ・・・ゆーちゃんが取られちゃうと思ったら・・・悲しくって・・・」
悠人「・・・あ」
さすがの俺も理解した
舞が怒ってた理由は昨日のスーパーでの出来事か・・・
悠人「いや、美里のお母さんとは ただのご近所さんで・・・取られるとかそんなんじゃ・・・ってか取られるってどういうこと?」
舞「ゆーちゃん・・・好きです。」
悠人「いくらなんでも酔っ払いすぎだろ・・・」
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