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バイトに出逢いなんてある訳ない
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108 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:29:12.92 ID:sc1NffU3P
悠人「お父さんは いつくらいに帰って来るの?」
勝「今日中〜」
悠人「あ、アバウトだな・・・」
勝「悠人兄ちゃんゲーム得意?」
悠人「・・・俺はゲームやったことないんだ」
勝「マジで!?それって人生損してるよ!」
悠人「本当だよな。俺は人生損してばかりだ」
勝「あのね、これがジャンプで〜これが攻撃〜」
色々教えてもらったが良くわからない
悠人「むぅ・・・わからん・・・」
勝「そうだ!せつめーしょかしてあげる!」
説明書には事細かく操作方法がかいてあった
勝「それ見ながらやろー!」
悠人「あ、ああ・・・」
どうやらこのゲームは敵を倒しながらステージを進んでいく様だ
悠人「ま、またやられた・・・」
勝「兄ちゃんよわーい」
といってもこのステージから俺も勝も全く進めていない
109 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:35:15.39 ID:sc1NffU3P
勝「ここから難しいんだ〜。おねーちゃんも僕も全然クリア出来なくてさ〜」
勝は俺より遥かに善戦したが またもダメだった
勝「はい、次悠人兄ちゃん!」
悠人「ああ・・・(悠人兄ちゃん・・・か)」
昔何度か弟か妹が欲しいと思った事があった
なんだか とても嬉しい気がする
悠人「またダメか・・・」
勝「ダメダメだね」
悠人「・・・10分時間をくれ!」
勝「どうするの?」
悠人「説明書を覚える」
勝「わかった〜」
説明書は全部で15ページ・・・
脳が勉強モードに入りフル稼働し始める
10分後・・・
勝「終わった?」
悠人「・・・ああ、完璧だ」
画面を睨みながらボタンの位置を確認する
ゲームが始まり俺の中で脳が更に早く回転する
勝「す、すげぇ!」
さっきまで四苦八苦していたステージをクリアできた
110 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:42:22.33 ID:sc1NffU3P
悠人「ふぅ・・・疲れた・・・」
勝「悠人兄ちゃんすげぇ!どうやったの!?」
悠人「説明書にいくつかヒントが載っていて・・・」
説明を聞いた勝は暫らくポカンとしていたが・・・
勝「悠人兄ちゃんゲーム得意なんじゃない?」
悠人「どうだろうな。確かに面白かったが」
勝「あのさ!こっちのゲームも止まってるんだけど・・・」
また新たなゲームを取り出した勝
ちらりと時計を見ると もう数時間遊んでいて日も落ち始めていた
悠人「あ、勝くん・・・俺もう帰らないと」
勝「え〜、もっと居てよ〜」
悠人「気持ちは嬉しいけど そろそろお父さんも帰ってくるだろ?」
勝「お父さん嫌いなの?」
悠人「そういう訳じゃないけど・・・」
なかなか分かってくれない
勝「どうしても帰るの?」
悠人「ごめんな・・・」
勝「また遊びにくる?」
悠人「まぁ・・・機会があったらな」
勝「明日?」
悠人「流石に明日は・・・」
ガチャ・・・!
111 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:50:35.23 ID:sc1NffU3P
舞父「ただいま・・・」
ついに帰って来た・・・
悠人「お・・・お邪魔してます・・・」
舞父「と、永久くん?なぜ君がうちに?」
悠人「あの、その・・・舞さんのお見舞いに・・・」
舞父「風邪で寝込んでいる舞を襲いに来たのか!?」
悠人「ち、違います!断じて!」
舞父「なぜ襲わない!?」
悠人「なぜ!?」
やばい、これは一種の修羅場だ
悠人「その・・・バイトの仲間の皆さんから代表で俺が見舞いに来て・・・」
勝「悠人兄ちゃんが遊んでくれたんだよ!」
悠人(勝くんナイスフォロー!)
舞父「悠人兄ちゃん!?既に勝まで手懐けたのか!?」
悠人「なんでそうなるんだ!?」
舞父「君は永久くんじゃないのか!?」
悠人「永久崎悠人ですっ!」
舞父「私も悠人くんって呼んでいいか!?」
悠人「ご自由に!」
なんなんだ・・・このやりとり・・・
112 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:56:17.71 ID:sc1NffU3P
舞父「悠人くんは彼女居ないのか!?」
悠人「いませんっ!!」
舞父「ご両親は!?」
悠人「今は一人暮らしです!」
舞父「一人暮らし!?ではエロエロ三昧なんだろ!?」
悠人「何言ってるんですか!?」
勝「エロエロ三昧ってなに?」
悠人「なんでもない!!」
舞父「悠人くんは三次元派か!?二次元派か!?」
悠人「何がですか!?」
舞父「成人誌の話だ!」
勝「ぼく四次元〜!」
悠人「よじっ・・・はぁ!?」
舞父「因みにわたしh・・・」
舞「やめろ!!」
バキッ
アッパーが舞父の顎にクリティカルヒットした
舞父「だから いつも言ってるけど喋ってる時にアッパーは・・・」
舞「なんって話をゆーちゃんにしてるの!?」
舞父「男同士なら普通だ!」
舞「まずお父さんが異常だって!」
>>次のページへ続く
悠人「お父さんは いつくらいに帰って来るの?」
勝「今日中〜」
悠人「あ、アバウトだな・・・」
勝「悠人兄ちゃんゲーム得意?」
悠人「・・・俺はゲームやったことないんだ」
勝「マジで!?それって人生損してるよ!」
悠人「本当だよな。俺は人生損してばかりだ」
勝「あのね、これがジャンプで〜これが攻撃〜」
色々教えてもらったが良くわからない
悠人「むぅ・・・わからん・・・」
勝「そうだ!せつめーしょかしてあげる!」
説明書には事細かく操作方法がかいてあった
勝「それ見ながらやろー!」
悠人「あ、ああ・・・」
どうやらこのゲームは敵を倒しながらステージを進んでいく様だ
悠人「ま、またやられた・・・」
勝「兄ちゃんよわーい」
といってもこのステージから俺も勝も全く進めていない
109 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:35:15.39 ID:sc1NffU3P
勝「ここから難しいんだ〜。おねーちゃんも僕も全然クリア出来なくてさ〜」
勝は俺より遥かに善戦したが またもダメだった
勝「はい、次悠人兄ちゃん!」
悠人「ああ・・・(悠人兄ちゃん・・・か)」
昔何度か弟か妹が欲しいと思った事があった
なんだか とても嬉しい気がする
悠人「またダメか・・・」
勝「ダメダメだね」
悠人「・・・10分時間をくれ!」
勝「どうするの?」
悠人「説明書を覚える」
勝「わかった〜」
説明書は全部で15ページ・・・
脳が勉強モードに入りフル稼働し始める
10分後・・・
勝「終わった?」
悠人「・・・ああ、完璧だ」
画面を睨みながらボタンの位置を確認する
ゲームが始まり俺の中で脳が更に早く回転する
勝「す、すげぇ!」
さっきまで四苦八苦していたステージをクリアできた
110 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:42:22.33 ID:sc1NffU3P
悠人「ふぅ・・・疲れた・・・」
勝「悠人兄ちゃんすげぇ!どうやったの!?」
悠人「説明書にいくつかヒントが載っていて・・・」
説明を聞いた勝は暫らくポカンとしていたが・・・
勝「悠人兄ちゃんゲーム得意なんじゃない?」
悠人「どうだろうな。確かに面白かったが」
勝「あのさ!こっちのゲームも止まってるんだけど・・・」
また新たなゲームを取り出した勝
ちらりと時計を見ると もう数時間遊んでいて日も落ち始めていた
悠人「あ、勝くん・・・俺もう帰らないと」
勝「え〜、もっと居てよ〜」
悠人「気持ちは嬉しいけど そろそろお父さんも帰ってくるだろ?」
勝「お父さん嫌いなの?」
悠人「そういう訳じゃないけど・・・」
なかなか分かってくれない
勝「どうしても帰るの?」
悠人「ごめんな・・・」
勝「また遊びにくる?」
悠人「まぁ・・・機会があったらな」
勝「明日?」
悠人「流石に明日は・・・」
ガチャ・・・!
111 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:50:35.23 ID:sc1NffU3P
舞父「ただいま・・・」
ついに帰って来た・・・
悠人「お・・・お邪魔してます・・・」
舞父「と、永久くん?なぜ君がうちに?」
悠人「あの、その・・・舞さんのお見舞いに・・・」
舞父「風邪で寝込んでいる舞を襲いに来たのか!?」
悠人「ち、違います!断じて!」
舞父「なぜ襲わない!?」
悠人「なぜ!?」
やばい、これは一種の修羅場だ
悠人「その・・・バイトの仲間の皆さんから代表で俺が見舞いに来て・・・」
勝「悠人兄ちゃんが遊んでくれたんだよ!」
悠人(勝くんナイスフォロー!)
舞父「悠人兄ちゃん!?既に勝まで手懐けたのか!?」
悠人「なんでそうなるんだ!?」
舞父「君は永久くんじゃないのか!?」
悠人「永久崎悠人ですっ!」
舞父「私も悠人くんって呼んでいいか!?」
悠人「ご自由に!」
なんなんだ・・・このやりとり・・・
112 :名も無き被検体774号+:2014/01/18(土) 02:56:17.71 ID:sc1NffU3P
舞父「悠人くんは彼女居ないのか!?」
悠人「いませんっ!!」
舞父「ご両親は!?」
悠人「今は一人暮らしです!」
舞父「一人暮らし!?ではエロエロ三昧なんだろ!?」
悠人「何言ってるんですか!?」
勝「エロエロ三昧ってなに?」
悠人「なんでもない!!」
舞父「悠人くんは三次元派か!?二次元派か!?」
悠人「何がですか!?」
舞父「成人誌の話だ!」
勝「ぼく四次元〜!」
悠人「よじっ・・・はぁ!?」
舞父「因みにわたしh・・・」
舞「やめろ!!」
バキッ
アッパーが舞父の顎にクリティカルヒットした
舞父「だから いつも言ってるけど喋ってる時にアッパーは・・・」
舞「なんって話をゆーちゃんにしてるの!?」
舞父「男同士なら普通だ!」
舞「まずお父さんが異常だって!」
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