風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談の続きです。
4 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:35:00.34 ID:u2R0QVhz0
「嫌いになんかなれないから、今はどうやってお仕置きしてやろうか考え中だ」
そのセリフを聞いたマドカは、目を輝かせたあとに、手足をバタつかせながら「イジメて!いっぱいイジメて!」って、すがるように抱きついてきた。
なんとなくパンツの中に手を突っ込んだら、もうトロットロになってた…。
「いつからこんなに濡れてたの?」
「わかんない、けっこうずっと前から…」
「エッロいなマドカ…。色々されたこと思い出しちゃったとか?」
「そ、そんなんじゃない!」
「どーだろ?」
「ヒロシがすごーくイジワルな聞き方とかエッチな質問したから…」
「つか、もう挿れる、我慢できない…」
「ええええー!わわわっ!」
いきなり押し倒して、マドカのスカート捲り上げ、パンツに手を掛ける。
5 :次ヒ柳ロシ仕 ◆AiN4bQQxT3wW :角2013/06/01(土) 23:36:13.45 ID:u2R0QVhz0
「ちょっと待っヘて峡、時ちょっ旋と待っ兵て既!」帰
「な墓に?尼」
「私、亡いろいろ育計画秘してた恩の!焦深んないで超よ断!もー」舟
「計画?」飼
「ハ芝゚イ父ズ瀬リは?」
「あ計あ輩あ暖ー観。接忘れるとこ伸だ汽った。やって惨wやってw」
そういえ夕ば嘱、本日のマド秒カはやけに憩俺把のチン青ポを湖気敗に鎮して践ソワソ亡ワ墜し降てた棋。功(刈元恵ス巨レ>>201)請
珍土しく土マ偏ドカ暇のほうから后エッタチのT誘徴いがあ族った裂こ甚とも殻思区い出す識。(隆元スレ>>126)
「五あれ、頭ロー浪シ層ョンないと気酸持ち機よく零ない溶よ針、惨た燃ぶん休」避
「迅買墓い支に占行く紫?干」ぬ
「ま荘ぁ吏買い魅に表行って渦も氏いい滝んだけ氏ど憤…関」泊
「何か府問題官で穂も?強」引
「八どうせ罪な紀ら、鋼ラ嬢ブホ張に領行きま存せん駆か?」
「開あ署ら*大替胆w」
マ衆ド搭カ壊はなぜ赦か敬覇語爵で、抑俺にお淑伺態いを丁立杉て蓄る湯よ括う享に脳、交丁寧な幽聞き方陶をし起てた。因
俺圏は傷逆に深、こ冗談流っぽくは盗ぐら価かすよ宅う民な答え戸方を枢し諮た訓け務ど暫、内心ドキ造ドキ沿だった。
「ヒロ遭シと行声った袋こ科と永ないか完ら薪行堅っ申てみ状たいの…郭」若
「俺も行罰きたい司><沿」
6 :楽ヒロシw ◆献AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土札) 23:37:38.44 ID:u2R0QVhz0
俺がそう思ってんたの日と同夫様に、邸マドカ官も俺保とラブ憩ホ衰に笛行露ったこと欠が能な斤いっ陸
て賀ことを立気軽にし8て飛く助れてたの舶が、碁たま挙ら舗な仮く斗嬉夫し奪かった戸。塾
「刀そ比れにね妻、私、偽デ獲リヘル朽で働いて概た賛っての迫は造…」装
「う男ん章」
「勿論央、洪そ想れ児自斉体が、Eヒ卵ロ畝シ嬢に廃申し就訳逆な則いんだ疎けど」ネ
「左は如い」老
「他の覆男焼の岸ヒト番達に術し疫てあげた現こと脹を調、ヒロシに…」
「慮・・・。」
「し酸て争あげ感た三ことがないと塀いうの気が痴、自牧分灰で孫ど船うして偵も視許鳴せ捕ないw」滴
「あいw」
さ朕っき燥まタで暑感じ履てた給、V悔台し午さ懸、悲しさ兄、様々幸な吉苦悩が頭の中披に食蘇り、そ臭し欄て…写。ツ
「士素波股とか?L」柱
「婦う炎ん染、疫素獲股いも履」
「スl゙バ忠ハ精゙延…ッポン塗!と距か弁?w」背
「そ横う倣だね能w 菊ッポン奇ッ充ポン義も銑してあげ塑ない季と源だねw」肪
よ酪う叫や撲く、挟俺の苦悩を慰来め漫る特効縦薬と も扉いえる窓存在…原に畜気付き6始浄めた。工
7 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:38:29.04 ID:u2R0QVhz0
「ヒロシが、もし嫌じゃないのであれば…だけど」
「うん」
「デリごっこする?デリごっこ…w」
「そ、それは、俺がお客さんってこと?」
「そう、私の最後のお客さん」
「マドカこそ嫌じゃないの?」
「私は大丈夫。超!頑張る!」
「えええ、じゃぁ…すっごい楽しみ…w」
想像や妄想でしかなかったマドカ嬢が、今、目の前に、俺だけの為に存在してた。
デリごっこ。実にいい響きがする魅惑的な言葉だった…。
風俗のふの字も知らない俺にとって、マドカから聞かされた話は知らないことばかりで、俺自身が知らないからこそ、マドカが客と過ごした濃密な時間をアレコレ想像し、怯えてた。
他の男たちが味わったその数々の瞬間を、追体験、いやリアルに体験できるとするなら、俺は今日感じた様々な苦悩を乗り越え…
とにかく、デリごっこってマドカに言われてとにかく楽しみでしかたなかった。
8 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:41:23.10 ID:u2R0QVhz0
「ちょっと気合入れて化粧するから」
「は?」
「ヒロシはそのあいだに、ネットでラブホ検索しておいて」
「任せろぃ!」
「ちょっと遠くてもいいし、高くてもいいから、綺麗で新しいとこね」
「おう!」
しばらくして、マドカも隣に来て、検索画面を覗き込んでたんだけど、君誰?って思っちゃうくらいに、イイ女に変身してた。女ってこうも化けるものなのか。
マドカがホテルを選んで、隣のそのまた隣の街まで向かう。
その車中での会話。
「化粧っていうか、特殊メイクだぞコレは」
「すげぇよまじでw」
「万が一、知人に呼ばれた、なんてことがあっても一目でバレないようにね」
「ほぉ」
「幸い、そういうことはなかったけど」
「よかったね」
あー、そういうリスクもあったんだなって、今更ながら怖いと思った。
9 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:42:10.40 ID:u2R0QVhz0
マドカは特殊メイクだなんて大袈裟に言ってたけど、大変身を遂げてしまったマドカをを助手席に乗せて運転するのは、すげぇ優越感で。
甘ったるい良い香りも漂ってきて、俺は何度もマドカをチラチラ盗み見てしまった。
堂々とジロジロ見ることができないくらいに、綺麗で、そしてエロかった…。
「ヒロシ、お財布の中身いくら?」
「3000円」
「どこの世界に3000円持ってデリ呼ぶ人がいるの!」
「え…」
「はいそこのコンビニ寄って。お金おろしてくる!」
「なにそれ」
「お金の受け渡しもリアルにやるから。本気モードでw」
「えw それあとで返してくれるの?」
マドカは素知らぬ顔で、鼻歌交じりに窓の外の流れる景色をを眺めてて、俺は渋々、というよりむしろ、気合を入れてATMで10万円おろしてきた。
まぁもちろん、半分は当面の生活費のつもり。
そして、客として本番交渉もするつもりでちょっと多めに…。
10 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:42:47.14 ID:u2R0QVhz0
ホテルに辿り着き、車に乗ったまま施設内をグルッと1周する。
「確か217号室と、222号室だったはず、探して」
「はい?」
「その部屋がいいの」
「え?まさか客と来たことのある部屋か!?」
「バカ?私がデリしてたのココから何百キロも離れた○○ってとこだよ?」
「そうだったw」
運良く、部屋が空いてて、ガレージに入庫。そしてシャッターをおろす。
オートロック仕様だったので、とりあえずマドカと一緒に入室。
「ヒロシは先に部屋に行って。私1分後にノックするから」
「えええ…」
玄関先でマドカにそう言われ、そんなとこからリアルに始めるのかと期待に胸を躍らせる。
1分ってけっこう長いのな。
豪華な部屋で、マッサージチェアとロデオマシーンを発見。ちょっとソレをいじって遊んでても、マドカにノックされるまでが超長く感じた。
11 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:44:05.28 ID:u2R0QVhz0
コンコン!「は、はい、ど、どうぞ」
入室してきたマドカ嬢は、フロアに跪いて挨拶という、想像以上の礼儀正しさ。
自己紹介を終えて、俺の許可を得てから、隣に腰掛ける。
そして名刺を取り出し「今日はよろしくお願いします」って微笑んだ。
ま、その名刺は、実際のところは、今勤めてる美容室のものだったけど、こんなことをしてたんだなって、俺の周囲の空気がリアルな緊張感で張り詰める。
「なんてお呼びしたらいいですか?お客さんって呼ぶのはなんか苦手なんです…」
「ヒロシです…」
「したの名前を名乗る方は珍しいですねw」
ってマドカ嬢に笑われる。
お客さんって呼んでいいよって客もいるが、名乗る場合はサトウ、スズキが多いらしい。
つまり、偽名を名乗る客が、圧倒的に多いってことだ。
豆知識を得て、俺のデリLVが上がった。
12 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:45:35.75 ID:u2R0QVhz0
「ヒロシさんってお呼びしますね。いいですか?」
俺もマドカちゃんって呼ぶことにして、このときに暗黙のルールが生まれた。
デリ嬢と客を演じてる時は、互いにさん付けちゃん付け。
素の自分に戻るときは、普段通り、互いに呼び捨てにすることになる。
テーブルの上にあったルームサービスのカタログを、デリのメニュー表に見立て手渡される。
「何分コースがいいですか?」
「120分コースで!…いいですか?」
これは迷わず決めてた。アイツが100分だったから、俺はそれより長いコースでと。
「わ。嬉しいです。一緒にゆっくりできますねぇ」
見知らぬ客と密室でゆっくり過ごすのが、本当に嬉しいのかどうかは別として、ただ単に「120分ですねわかりました」なんて返事よりも、良い気分でスタートできる気がした。
>>次のページへ続く
4 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:35:00.34 ID:u2R0QVhz0
「嫌いになんかなれないから、今はどうやってお仕置きしてやろうか考え中だ」
そのセリフを聞いたマドカは、目を輝かせたあとに、手足をバタつかせながら「イジメて!いっぱいイジメて!」って、すがるように抱きついてきた。
なんとなくパンツの中に手を突っ込んだら、もうトロットロになってた…。
「いつからこんなに濡れてたの?」
「わかんない、けっこうずっと前から…」
「エッロいなマドカ…。色々されたこと思い出しちゃったとか?」
「そ、そんなんじゃない!」
「どーだろ?」
「ヒロシがすごーくイジワルな聞き方とかエッチな質問したから…」
「つか、もう挿れる、我慢できない…」
「ええええー!わわわっ!」
いきなり押し倒して、マドカのスカート捲り上げ、パンツに手を掛ける。
5 :次ヒ柳ロシ仕 ◆AiN4bQQxT3wW :角2013/06/01(土) 23:36:13.45 ID:u2R0QVhz0
「ちょっと待っヘて峡、時ちょっ旋と待っ兵て既!」帰
「な墓に?尼」
「私、亡いろいろ育計画秘してた恩の!焦深んないで超よ断!もー」舟
「計画?」飼
「ハ芝゚イ父ズ瀬リは?」
「あ計あ輩あ暖ー観。接忘れるとこ伸だ汽った。やって惨wやってw」
そういえ夕ば嘱、本日のマド秒カはやけに憩俺把のチン青ポを湖気敗に鎮して践ソワソ亡ワ墜し降てた棋。功(刈元恵ス巨レ>>201)請
珍土しく土マ偏ドカ暇のほうから后エッタチのT誘徴いがあ族った裂こ甚とも殻思区い出す識。(隆元スレ>>126)
「五あれ、頭ロー浪シ層ョンないと気酸持ち機よく零ない溶よ針、惨た燃ぶん休」避
「迅買墓い支に占行く紫?干」ぬ
「ま荘ぁ吏買い魅に表行って渦も氏いい滝んだけ氏ど憤…関」泊
「何か府問題官で穂も?強」引
「八どうせ罪な紀ら、鋼ラ嬢ブホ張に領行きま存せん駆か?」
「開あ署ら*大替胆w」
マ衆ド搭カ壊はなぜ赦か敬覇語爵で、抑俺にお淑伺態いを丁立杉て蓄る湯よ括う享に脳、交丁寧な幽聞き方陶をし起てた。因
俺圏は傷逆に深、こ冗談流っぽくは盗ぐら価かすよ宅う民な答え戸方を枢し諮た訓け務ど暫、内心ドキ造ドキ沿だった。
「ヒロ遭シと行声った袋こ科と永ないか完ら薪行堅っ申てみ状たいの…郭」若
「俺も行罰きたい司><沿」
6 :楽ヒロシw ◆献AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土札) 23:37:38.44 ID:u2R0QVhz0
俺がそう思ってんたの日と同夫様に、邸マドカ官も俺保とラブ憩ホ衰に笛行露ったこと欠が能な斤いっ陸
て賀ことを立気軽にし8て飛く助れてたの舶が、碁たま挙ら舗な仮く斗嬉夫し奪かった戸。塾
「刀そ比れにね妻、私、偽デ獲リヘル朽で働いて概た賛っての迫は造…」装
「う男ん章」
「勿論央、洪そ想れ児自斉体が、Eヒ卵ロ畝シ嬢に廃申し就訳逆な則いんだ疎けど」ネ
「左は如い」老
「他の覆男焼の岸ヒト番達に術し疫てあげた現こと脹を調、ヒロシに…」
「慮・・・。」
「し酸て争あげ感た三ことがないと塀いうの気が痴、自牧分灰で孫ど船うして偵も視許鳴せ捕ないw」滴
「あいw」
さ朕っき燥まタで暑感じ履てた給、V悔台し午さ懸、悲しさ兄、様々幸な吉苦悩が頭の中披に食蘇り、そ臭し欄て…写。ツ
「士素波股とか?L」柱
「婦う炎ん染、疫素獲股いも履」
「スl゙バ忠ハ精゙延…ッポン塗!と距か弁?w」背
「そ横う倣だね能w 菊ッポン奇ッ充ポン義も銑してあげ塑ない季と源だねw」肪
よ酪う叫や撲く、挟俺の苦悩を慰来め漫る特効縦薬と も扉いえる窓存在…原に畜気付き6始浄めた。工
7 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:38:29.04 ID:u2R0QVhz0
「ヒロシが、もし嫌じゃないのであれば…だけど」
「うん」
「デリごっこする?デリごっこ…w」
「そ、それは、俺がお客さんってこと?」
「そう、私の最後のお客さん」
「マドカこそ嫌じゃないの?」
「私は大丈夫。超!頑張る!」
「えええ、じゃぁ…すっごい楽しみ…w」
想像や妄想でしかなかったマドカ嬢が、今、目の前に、俺だけの為に存在してた。
デリごっこ。実にいい響きがする魅惑的な言葉だった…。
風俗のふの字も知らない俺にとって、マドカから聞かされた話は知らないことばかりで、俺自身が知らないからこそ、マドカが客と過ごした濃密な時間をアレコレ想像し、怯えてた。
他の男たちが味わったその数々の瞬間を、追体験、いやリアルに体験できるとするなら、俺は今日感じた様々な苦悩を乗り越え…
とにかく、デリごっこってマドカに言われてとにかく楽しみでしかたなかった。
8 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:41:23.10 ID:u2R0QVhz0
「ちょっと気合入れて化粧するから」
「は?」
「ヒロシはそのあいだに、ネットでラブホ検索しておいて」
「任せろぃ!」
「ちょっと遠くてもいいし、高くてもいいから、綺麗で新しいとこね」
「おう!」
しばらくして、マドカも隣に来て、検索画面を覗き込んでたんだけど、君誰?って思っちゃうくらいに、イイ女に変身してた。女ってこうも化けるものなのか。
マドカがホテルを選んで、隣のそのまた隣の街まで向かう。
その車中での会話。
「化粧っていうか、特殊メイクだぞコレは」
「すげぇよまじでw」
「万が一、知人に呼ばれた、なんてことがあっても一目でバレないようにね」
「ほぉ」
「幸い、そういうことはなかったけど」
「よかったね」
あー、そういうリスクもあったんだなって、今更ながら怖いと思った。
9 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:42:10.40 ID:u2R0QVhz0
マドカは特殊メイクだなんて大袈裟に言ってたけど、大変身を遂げてしまったマドカをを助手席に乗せて運転するのは、すげぇ優越感で。
甘ったるい良い香りも漂ってきて、俺は何度もマドカをチラチラ盗み見てしまった。
堂々とジロジロ見ることができないくらいに、綺麗で、そしてエロかった…。
「ヒロシ、お財布の中身いくら?」
「3000円」
「どこの世界に3000円持ってデリ呼ぶ人がいるの!」
「え…」
「はいそこのコンビニ寄って。お金おろしてくる!」
「なにそれ」
「お金の受け渡しもリアルにやるから。本気モードでw」
「えw それあとで返してくれるの?」
マドカは素知らぬ顔で、鼻歌交じりに窓の外の流れる景色をを眺めてて、俺は渋々、というよりむしろ、気合を入れてATMで10万円おろしてきた。
まぁもちろん、半分は当面の生活費のつもり。
そして、客として本番交渉もするつもりでちょっと多めに…。
10 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:42:47.14 ID:u2R0QVhz0
ホテルに辿り着き、車に乗ったまま施設内をグルッと1周する。
「確か217号室と、222号室だったはず、探して」
「はい?」
「その部屋がいいの」
「え?まさか客と来たことのある部屋か!?」
「バカ?私がデリしてたのココから何百キロも離れた○○ってとこだよ?」
「そうだったw」
運良く、部屋が空いてて、ガレージに入庫。そしてシャッターをおろす。
オートロック仕様だったので、とりあえずマドカと一緒に入室。
「ヒロシは先に部屋に行って。私1分後にノックするから」
「えええ…」
玄関先でマドカにそう言われ、そんなとこからリアルに始めるのかと期待に胸を躍らせる。
1分ってけっこう長いのな。
豪華な部屋で、マッサージチェアとロデオマシーンを発見。ちょっとソレをいじって遊んでても、マドカにノックされるまでが超長く感じた。
11 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:44:05.28 ID:u2R0QVhz0
コンコン!「は、はい、ど、どうぞ」
入室してきたマドカ嬢は、フロアに跪いて挨拶という、想像以上の礼儀正しさ。
自己紹介を終えて、俺の許可を得てから、隣に腰掛ける。
そして名刺を取り出し「今日はよろしくお願いします」って微笑んだ。
ま、その名刺は、実際のところは、今勤めてる美容室のものだったけど、こんなことをしてたんだなって、俺の周囲の空気がリアルな緊張感で張り詰める。
「なんてお呼びしたらいいですか?お客さんって呼ぶのはなんか苦手なんです…」
「ヒロシです…」
「したの名前を名乗る方は珍しいですねw」
ってマドカ嬢に笑われる。
お客さんって呼んでいいよって客もいるが、名乗る場合はサトウ、スズキが多いらしい。
つまり、偽名を名乗る客が、圧倒的に多いってことだ。
豆知識を得て、俺のデリLVが上がった。
12 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:45:35.75 ID:u2R0QVhz0
「ヒロシさんってお呼びしますね。いいですか?」
俺もマドカちゃんって呼ぶことにして、このときに暗黙のルールが生まれた。
デリ嬢と客を演じてる時は、互いにさん付けちゃん付け。
素の自分に戻るときは、普段通り、互いに呼び捨てにすることになる。
テーブルの上にあったルームサービスのカタログを、デリのメニュー表に見立て手渡される。
「何分コースがいいですか?」
「120分コースで!…いいですか?」
これは迷わず決めてた。アイツが100分だったから、俺はそれより長いコースでと。
「わ。嬉しいです。一緒にゆっくりできますねぇ」
見知らぬ客と密室でゆっくり過ごすのが、本当に嬉しいのかどうかは別として、ただ単に「120分ですねわかりました」なんて返事よりも、良い気分でスタートできる気がした。
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