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バイトに出逢いなんてある訳ない
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61 :名も無き被検体774号+:2014/01/10(金) 02:54:15.21 ID:o/0dGEfRP
EP9:やばいよ
それは俺がバイトから帰って数時間が経った頃だった
美里「やばいよ!やばいよやばいよ!」
悠人「どうした?」
切羽詰まった様子で俺の部屋に飛び込んできた
美里「テストが近いんだよ!」
悠人「そうか、なら帰って勉強しろ」
美里「勉強してもわかんないんだよぉ!」
悠人「なら母親に聞け」
美里「仕事だって!」
悠人「土曜も仕事か、大変だな」
美里「悠人頭いいってお母さんが言ってたから悠人に教えて貰おうと・・・」
悠人「・・・本当にそう言ったのか?」
美里「なんか凄い大学に行ってるんでしょ?」
悠人「・・・そこまで凄くないが」
美里「お願い!このテストだけは絶対に悪い点取れないの!」
悠人「それまたどうして?」
美里「今度テストが悪かったら お母さんが学校に呼び出されちゃうんだって!」
62 :名も無き被検体774号+:2014/01/10(金) 03:05:21.72 ID:o/0dGEfRP
悠人「薄々気付いていたが・・・お前ってバカだったんだな」
美里「むぅっ・・・」
悠人「仕方ない、仕事で忙しいお前の母さんを助ける為だ。道具持ってこい」
美里「さっすが悠人!ありがとー!」
数分後には美里が教科書やら問題集を持って戻ってきた
悠人「で?何がわかんないんだ?」
美里「算数と〜理科と〜国語と〜社会!」
悠人「全部なのな」
美里「悠人、お願い!教えて!」
悠人「仕方ねーな・・・お前塾とかいかないのか?」
美里「・・・友達はみんな行ってるけど、うちは色々大変だから」
悠人(片親って大変だな・・・)
悠人「まずは算数からだな」
美里「うげぇ〜」
悠人「こんなん簡単だ」
美里「難しいよ〜!」
悠人「おい、これ小学4年生の復習って書いてあるじゃねーか」
美里「それでも難しいの!」
悠人(これは・・・随分面倒な事を引き受けたかもしれない・・・)
その後 美里は見事一回のみの神回避を見せテストはセーフだったらしい
が、近いうちにまた同じような危機が来るのは目に見えていた
64 :名も無き被検体774号+:2014/01/11(土) 21:04:26.04 ID:6RIKPfaEP
老人「ワジュジャウェワァ?」
悠人「わ、ワジュジャ・・・?」
悠人(このおじいちゃん何言ったんだ?)
舞「あ、タバコですね?」
老人「ふむ」
舞「はい、420円になります」
老人「フォファァフェハ」
舞「はい、こちらに」
悠人(新聞・・・?)
舞「ありがとうございました」
悠人「・・・今のよく分かったね」
舞「時々いるよね、入れ歯外れちゃってるおじいちゃん」
悠人「あれ入れ歯外れてたの?」
舞「そうだよ。カポカポいってたじゃん」
悠人「おぉ・・・」
舞「ゆーちゃんもまだまだだなぁ」
悠人「精進します」
舞「ゆーちゃん、ゆーちゃん!外国人のお客さん!」
店内に明らかに旅行者らしき外国人の集団
舞「わ、わたし英語は無理だよ・・・」
悠人「よし、ここは俺が・・・!」
65 :名も無き被検体774号+:2014/01/11(土) 21:26:46.26 ID:6RIKPfaEP
外国人A「スイマセーン、ヒゲソリハドコニアルデスカ〜?」ニコニコ
悠人「え、あ・・・髭剃りですね・・・」
後ろでは思わず吹き出している舞
外国人B「アイスハドコニアルデスカ〜?」
悠人「アイス・・・ああ、氷ですか?」
外国人B「SO!コーリーデース」
悠人「こちらに・・・」
無事会計を済まし外国人一行は去って行った
悠人「なんか、日本語ペラペラだったね」
舞「わたしが英語とか言ったから・・・ごめんね?」
悠人「まぁ、英語で話されるよりマシだよね」
小門「こうたいでぇーす」
悠人「あ、もう時間か」
バイトになると時間の経過が早く感じられる
それだけ俺も一生懸命ってことか?
小門「あぁ悠人くん、ゲームとか得意?」
悠人「え?いや、そこまでは・・・」
66 :名も無き被検体774号+:2014/01/11(土) 21:38:52.88 ID:6RIKPfaEP
小門「そうかw君とはw中々に趣味が合わないようだwヌフフw」
悠人「なんか・・・すみません」
小門「ミキちゃんは弟がいるもんねw!何かwやってるw?」
悠人(本題はそっちか)
舞「いや・・・わたしもゲームはあまり。弟はなんかやってたけど」
小門「まじですかぁw!でゅふふw!弟さんはwんsjdjくxんかjっbw・・・」
何を言っているのか分からないほど凄い勢いでなにか話してる
舞「あ、もうこんな時間〜・・・わたし上がりますね〜」
話を切り上げて退散する舞
小門「あwちょwもう少しお時間をwヌカポォw」
悠人「俺も上がります」
小門「おうwお疲れw」
裏では困惑の表情の舞がいた
舞「小門さんなに言ってたんだろう?」
悠人「正直英語より分からないよね・・・」
コミュニケーションは難しいと思う出来事だった
>>次のページへ続く
EP9:やばいよ
それは俺がバイトから帰って数時間が経った頃だった
美里「やばいよ!やばいよやばいよ!」
悠人「どうした?」
切羽詰まった様子で俺の部屋に飛び込んできた
美里「テストが近いんだよ!」
悠人「そうか、なら帰って勉強しろ」
美里「勉強してもわかんないんだよぉ!」
悠人「なら母親に聞け」
美里「仕事だって!」
悠人「土曜も仕事か、大変だな」
美里「悠人頭いいってお母さんが言ってたから悠人に教えて貰おうと・・・」
悠人「・・・本当にそう言ったのか?」
美里「なんか凄い大学に行ってるんでしょ?」
悠人「・・・そこまで凄くないが」
美里「お願い!このテストだけは絶対に悪い点取れないの!」
悠人「それまたどうして?」
美里「今度テストが悪かったら お母さんが学校に呼び出されちゃうんだって!」
62 :名も無き被検体774号+:2014/01/10(金) 03:05:21.72 ID:o/0dGEfRP
悠人「薄々気付いていたが・・・お前ってバカだったんだな」
美里「むぅっ・・・」
悠人「仕方ない、仕事で忙しいお前の母さんを助ける為だ。道具持ってこい」
美里「さっすが悠人!ありがとー!」
数分後には美里が教科書やら問題集を持って戻ってきた
悠人「で?何がわかんないんだ?」
美里「算数と〜理科と〜国語と〜社会!」
悠人「全部なのな」
美里「悠人、お願い!教えて!」
悠人「仕方ねーな・・・お前塾とかいかないのか?」
美里「・・・友達はみんな行ってるけど、うちは色々大変だから」
悠人(片親って大変だな・・・)
悠人「まずは算数からだな」
美里「うげぇ〜」
悠人「こんなん簡単だ」
美里「難しいよ〜!」
悠人「おい、これ小学4年生の復習って書いてあるじゃねーか」
美里「それでも難しいの!」
悠人(これは・・・随分面倒な事を引き受けたかもしれない・・・)
その後 美里は見事一回のみの神回避を見せテストはセーフだったらしい
が、近いうちにまた同じような危機が来るのは目に見えていた
64 :名も無き被検体774号+:2014/01/11(土) 21:04:26.04 ID:6RIKPfaEP
老人「ワジュジャウェワァ?」
悠人「わ、ワジュジャ・・・?」
悠人(このおじいちゃん何言ったんだ?)
舞「あ、タバコですね?」
老人「ふむ」
舞「はい、420円になります」
老人「フォファァフェハ」
舞「はい、こちらに」
悠人(新聞・・・?)
舞「ありがとうございました」
悠人「・・・今のよく分かったね」
舞「時々いるよね、入れ歯外れちゃってるおじいちゃん」
悠人「あれ入れ歯外れてたの?」
舞「そうだよ。カポカポいってたじゃん」
悠人「おぉ・・・」
舞「ゆーちゃんもまだまだだなぁ」
悠人「精進します」
舞「ゆーちゃん、ゆーちゃん!外国人のお客さん!」
店内に明らかに旅行者らしき外国人の集団
舞「わ、わたし英語は無理だよ・・・」
悠人「よし、ここは俺が・・・!」
65 :名も無き被検体774号+:2014/01/11(土) 21:26:46.26 ID:6RIKPfaEP
外国人A「スイマセーン、ヒゲソリハドコニアルデスカ〜?」ニコニコ
悠人「え、あ・・・髭剃りですね・・・」
後ろでは思わず吹き出している舞
外国人B「アイスハドコニアルデスカ〜?」
悠人「アイス・・・ああ、氷ですか?」
外国人B「SO!コーリーデース」
悠人「こちらに・・・」
無事会計を済まし外国人一行は去って行った
悠人「なんか、日本語ペラペラだったね」
舞「わたしが英語とか言ったから・・・ごめんね?」
悠人「まぁ、英語で話されるよりマシだよね」
小門「こうたいでぇーす」
悠人「あ、もう時間か」
バイトになると時間の経過が早く感じられる
それだけ俺も一生懸命ってことか?
小門「あぁ悠人くん、ゲームとか得意?」
悠人「え?いや、そこまでは・・・」
66 :名も無き被検体774号+:2014/01/11(土) 21:38:52.88 ID:6RIKPfaEP
小門「そうかw君とはw中々に趣味が合わないようだwヌフフw」
悠人「なんか・・・すみません」
小門「ミキちゃんは弟がいるもんねw!何かwやってるw?」
悠人(本題はそっちか)
舞「いや・・・わたしもゲームはあまり。弟はなんかやってたけど」
小門「まじですかぁw!でゅふふw!弟さんはwんsjdjくxんかjっbw・・・」
何を言っているのか分からないほど凄い勢いでなにか話してる
舞「あ、もうこんな時間〜・・・わたし上がりますね〜」
話を切り上げて退散する舞
小門「あwちょwもう少しお時間をwヌカポォw」
悠人「俺も上がります」
小門「おうwお疲れw」
裏では困惑の表情の舞がいた
舞「小門さんなに言ってたんだろう?」
悠人「正直英語より分からないよね・・・」
コミュニケーションは難しいと思う出来事だった
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