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幼馴染の男の子の話
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94 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:13:29.16 ID:aFMMewx00
ゆみ『も、もしもし・・』
健介『おー、久しぶりやなー。元気か?』
ひっさしぶりに聞くいつもテンション高めの健介の声。なんか少しだけ涙が出そうになった。
健介『ん?どした?カズから聞いて電話したけど。』
そこで、自分から電話してといいながら、涙こらえてるうちに も・もしもし・・ しか話してない事に気がついた。
声を聞いたら、会いたくなってきた。
最初は電話で告白しようかと思ってたけど、会うことにした。
ゆみ『あのね、ちょっと話したい事あるから、今からあってくれん?』
健介『なんやどうしたー?ま、暇やけん どこでもいくよ。ゆみんちの近所、公民館の横に公園あるやろ。あそこまでいくぜー。んじゃー』
そういって、一方的に電話きられた。
95 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:14:12.80 ID:aFMMewx00
告白できなくて、今日は電話で少し話すだけにしようかなとか最初は思ってたけど、こうなるともう、あとに引けなくなってきた。
絶対に今日告白してやるって、逆に気合いが入ってきた。
健介のうちから公園までチャリで10分。
それまでに用意して公園までいかなければ。
96 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:15:03.49 ID:aFMMewx00
服はどうしよう?一番お気に入りの服は洗濯したままだった。
しょうがないので選んだ。時間がかかった。
髪型はへんじゃないかな?
高校生なので 少しぐらいお化粧したほうがいいのかな?
お化粧なんてまだしたことないから、結局しなかった。
97 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:15:54.67 ID:aFMMewx00
いろんな事考えて用意してると、電話をきってから20分経過していた。
やばい、健介もう公園ついたかな・・・待ってるかな・・・
そう思いながら階段を下りて1階にいき、玄関にでた。
『今から電話の男の子にあうの?がんばってきなさいよ。』
おかあさん冷やかしかと思ったら、真顔で言われた。
西川きよしみたいに、両手でこぶしつくってた。
私の焦りようで なにか気がついたんだろうか?
『ちょっと出てくるね、すぐ戻るよ』と笑顔でお母さんに言って家を出た。
なんだか、お母さんに勇気もらったみたいでうれしくなってきた。
ゆみ『も、もしもし・・』
健介『おー、久しぶりやなー。元気か?』
ひっさしぶりに聞くいつもテンション高めの健介の声。なんか少しだけ涙が出そうになった。
健介『ん?どした?カズから聞いて電話したけど。』
そこで、自分から電話してといいながら、涙こらえてるうちに も・もしもし・・ しか話してない事に気がついた。
声を聞いたら、会いたくなってきた。
最初は電話で告白しようかと思ってたけど、会うことにした。
ゆみ『あのね、ちょっと話したい事あるから、今からあってくれん?』
健介『なんやどうしたー?ま、暇やけん どこでもいくよ。ゆみんちの近所、公民館の横に公園あるやろ。あそこまでいくぜー。んじゃー』
そういって、一方的に電話きられた。
95 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:14:12.80 ID:aFMMewx00
告白できなくて、今日は電話で少し話すだけにしようかなとか最初は思ってたけど、こうなるともう、あとに引けなくなってきた。
絶対に今日告白してやるって、逆に気合いが入ってきた。
健介のうちから公園までチャリで10分。
それまでに用意して公園までいかなければ。
96 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:15:03.49 ID:aFMMewx00
服はどうしよう?一番お気に入りの服は洗濯したままだった。
しょうがないので選んだ。時間がかかった。
髪型はへんじゃないかな?
高校生なので 少しぐらいお化粧したほうがいいのかな?
お化粧なんてまだしたことないから、結局しなかった。
97 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:15:54.67 ID:aFMMewx00
いろんな事考えて用意してると、電話をきってから20分経過していた。
やばい、健介もう公園ついたかな・・・待ってるかな・・・
そう思いながら階段を下りて1階にいき、玄関にでた。
『今から電話の男の子にあうの?がんばってきなさいよ。』
おかあさん冷やかしかと思ったら、真顔で言われた。
西川きよしみたいに、両手でこぶしつくってた。
私の焦りようで なにか気がついたんだろうか?
『ちょっと出てくるね、すぐ戻るよ』と笑顔でお母さんに言って家を出た。
なんだか、お母さんに勇気もらったみたいでうれしくなってきた。
98 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:16:32.34 ID:aFMMewx00
公園まですぐ近くなんで歩いていった。
そこを曲がれば公園って所まできた。
いったんとまって、深呼吸を3回した。
1回じゃ足りなかった。
久々に健介に会う。
中学卒業してからだから、9ヶ月ぶりぐらいかな?
曲がり角を曲がった。
99 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:17:14.76 ID:aFMMewx00
公園の入り口にチャリがあった。おそらく健介のだろう。
でも、健介がみあたらない。
公園の中も見渡してみた・・・・
よく見渡してみると、遊具のウンテイで懸垂をしているゴリラがいた。
健介だwww
100 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:18:02.58 ID:aFMMewx00
中学の時、授業中に空気イスしたり、握って握力鍛えるやつを授業中やってて先生に没収されたりしていた。
相変わらず脳みそまで筋肉やなぁと思ったら緊張がほぐれてしまった。
懸垂している背後からダッシュして肩でぶつかった。
バランスをくずしながら健介は着地した。
101 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:18:51.95 ID:aFMMewx00
健介『ひさしぶりなのに、いきなりあぶねーやんか。』といいながら顔は笑ってた。
久しぶりの健介の笑顔。
決してイケメンとはいえない、どっちかというとブサイクな笑顔。
なんだかうれしくなった。
こういうのをブサカワイイとかいうんだろうか?当時はそんな言葉なかったけど。
パグ犬を飼ってる人は私が健介を見てる感情と同じようなものかな?とか わけがわからない妄想をしてしまった。
102 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:19:40.62 ID:aFMMewx00
ゆみ『久しぶりやねー。卒業してから会ってなかったし。元気やった?』
健介『おう、俺はいつでも元気じゃ。ゆみこそ元気やったか?』
ゆみ『健介ほどじゃないけど、まあねー』
自然と顔がにやけてしまう。
103 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:20:36.71 ID:aFMMewx00
よく見ると、健介は髪が伸びていた。
少し短めのリーゼント風になっていた。
小さい頃からずっと坊主で中学も柔道してたから坊主で高校生になって髪伸ばしてみるまで、自分が天パなのをしらなかったらしい。
ゆるやかな天パだそうだ。
リーゼントも別にパーマかけてるわけでなく、髪の毛あげたらこうなったと言ってた。
でも、なんだか似合ってた。
会ってない期間、1年もたってないけど、健介だけ少し大人になった気がした。
健介『で、用事ってなん?』
104 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:21:49.55 ID:aFMMewx00
今まで心地よい時間だったけど、健介に現実に引き戻された。
そうだ、今日の用事を思い出した。健介に告白するんだった・・・
もう、ここまできたら勢いで言うしかない。
一度うしろを向いてまた深呼吸した。
そして健介のほうに振り返って目をつぶったまま言った。
105 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:22:45.56 ID:aFMMewx00
ゆみ『私ね、健介の事がすきなんよ。だけん、よかったらつきあってほしい。』
健介『いいよー』
ゆみ『あのね小学校のこr・・・・え?今なんていった???』
ここで、私は目を開けた。
健介は笑ってた。
106 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:23:39.81 ID:aFMMewx00
健介『いいよ。俺たち付き合おう。』
ゆみ『え?だって、普通考えさせてとかいうやん?』
健介『いやいや、いいよ。ゆみといると楽しいし。俺女の人と付き合うとか初めてでよくわからんけん、宜しくな!』
なんだか、そういわれてボーっとしてしまった。
108 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:25:27.87 ID:aFMMewx00
こんなにあっさりでいいのか?不思議な感じだった。
そのあとは、健介が一方的にいろいろしゃべってるけど、あまり聞こえてこなかった。
また電話する約束して、その場は解散した。
健介がチャリにのって帰るの見送ってから、ゆっくり歩いて家まで帰った。
なんだか、まだ現実的じゃなかった。
私は健介の彼女になったのか?あんなにあっさりと?
考え込みながら うちに帰りついた。
109 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:26:29.17 ID:aFMMewx00
うちに帰ると、お母さん、姉ちゃん、弟が玄関まできてて どうやった?どうやった?って聞いてきた。
うちは結構オープンな家庭で、二つ上の姉ちゃんも、ひとつ下の弟も普通に彼氏、彼女をうちにつれてきたりした。
まだ私だけ異性は連れてきたことがない。
みんなテンションあがって、どうやった?って聞いてたけど、私は まだ現実にもどれなくて、ぼーーっとしながら、うーんと答えてた。
それを見て、みんな私が振られたんだと思い、あちゃーって顔をしながら散っていった。
お父さんだけは遠くで にこにこしてた。
110 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:27:12.92 ID:I8TRDEbZ0
親父wwwwwwww
111 :名も無き被検体774号+:2012/07/02(月) 14:27:38.80 ID:aFMMewx00
ご飯を食べた後、部屋に戻ると、お母さんが部屋まできて、『大丈夫よ、ゆみはいい子だから、いい人きっとみつかるから。』って頭なでなでしてくれた。
ジュース持ってきてくれて、部屋で二人で飲んでた。
『あのねお母さん、私彼氏できた』というと、お母さんはリアルにオレンジジュースを噴出した。
ほんとに、ブッーーーって噴出したwww
それを見て私は爆笑した。
『なんでそんな態度なん、もうーーーー』って言いながら噴出したのを掃除したあと、満面の笑みで部屋から出て行った。
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