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847 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 22:57
【6月12日 はれ】
「行けよ。」
「・・・」
「早紀を迎えに。」
「・・・、姉貴にも同じような事言われたよ。」
「なら、分かってんだろ。」
「・・・ああ。」
「今すぐ、ほら、とっとと行けよ。」
「でも・・・・」
俺はうつむいたままだった。
また無言が続いた。
親父は、ため息を一つついて、
で、また俺を睨んで言った。
「・・・、よし、わかった。バカな息子に、ひとついいことを教えてやる。」
「・・・・何?」
「俺と英子は、・・・・・・、結婚してないんだ。」
「・・・え?」
851 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 22:59
【6月12日 はれ】
「俺が何のために、英子と別れたか、わかるか?」
「・・・・・・、借金のことで、英子さんに、・・・、 迷惑かけたくなかった、からじゃないのか?」
「籍を入れてたら、離婚したって、借金なんかなくなるもんか。」
「・・・。」
「籍を入れてたら!離婚したって!借金がなくならないんだよ!」
「・・・親父。」
「お前と早紀は、これで、堂々と、愛し合えるってなもんだな・・・」
「・・・。」
俺は早紀の手紙を取り出した。
すぐに玄関に向った。
「雄一!」
親父が呼ぶ。
「これ使うか? ほら。」
親父は、俺に放り投げた。車のカギ。
「検切れだから、捕まるなよ。」
「親父、・・・・、サンキュ。」
俺は、玄関のドアを押し開けた。
ボロ車にとびのって、そのまま、アクセルを踏み続けた。
そのまま、ボタンが外れたシャツのまま、西へ向かった。
859 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 23:01
【11月3日 はれ】
あれから、ちゃんと調べてみた。
やっぱり親父と英子さんは、ちゃんと籍を入れてた。
つまり、俺と早紀も、兄妹だったわけだ。
でも そんなことは、もうどうでもいいや。何も問題はない。
親父にだまされた? いや、だまされて良かった。
それと、、親父達は、まだ離婚をしていなかった。
またいつか、家族みんなで暮らせるようになる日を、捨てていなかったんだろう。
すっきりと晴れた、その日
小さいけれど、それなりの教会を借りて、神父さんも呼んで、結婚式をあげた。
席では、親父と英子さんの二人だけ、座っている。
ひざの上では、手を繋ぎながら。
姉貴も呼びたかったけど、相変わらず、行方不明。
でもまぁ、あの姉貴なら、どこかで元気にやってるんじゃないかな。
ステンドグラスから、太陽の光がさしこむ中、
家族に見守られながら、
俺と早紀は
指輪の交換をした。
早紀と出会ってちょうど1年目の、今日この日の出来事。
866 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 23:03
【11月3日 はれ】
日記を書くのも、今日で最後かな。
明日からの俺は、、、、きっと、、、、、
【6月12日 はれ】
「行けよ。」
「・・・」
「早紀を迎えに。」
「・・・、姉貴にも同じような事言われたよ。」
「なら、分かってんだろ。」
「・・・ああ。」
「今すぐ、ほら、とっとと行けよ。」
「でも・・・・」
俺はうつむいたままだった。
また無言が続いた。
親父は、ため息を一つついて、
で、また俺を睨んで言った。
「・・・、よし、わかった。バカな息子に、ひとついいことを教えてやる。」
「・・・・何?」
「俺と英子は、・・・・・・、結婚してないんだ。」
「・・・え?」
851 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 22:59
【6月12日 はれ】
「俺が何のために、英子と別れたか、わかるか?」
「・・・・・・、借金のことで、英子さんに、・・・、 迷惑かけたくなかった、からじゃないのか?」
「籍を入れてたら、離婚したって、借金なんかなくなるもんか。」
「・・・。」
「籍を入れてたら!離婚したって!借金がなくならないんだよ!」
「・・・親父。」
「お前と早紀は、これで、堂々と、愛し合えるってなもんだな・・・」
「・・・。」
俺は早紀の手紙を取り出した。
すぐに玄関に向った。
「雄一!」
親父が呼ぶ。
「これ使うか? ほら。」
親父は、俺に放り投げた。車のカギ。
「検切れだから、捕まるなよ。」
「親父、・・・・、サンキュ。」
俺は、玄関のドアを押し開けた。
ボロ車にとびのって、そのまま、アクセルを踏み続けた。
そのまま、ボタンが外れたシャツのまま、西へ向かった。
859 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 23:01
【11月3日 はれ】
あれから、ちゃんと調べてみた。
やっぱり親父と英子さんは、ちゃんと籍を入れてた。
つまり、俺と早紀も、兄妹だったわけだ。
でも そんなことは、もうどうでもいいや。何も問題はない。
親父にだまされた? いや、だまされて良かった。
それと、、親父達は、まだ離婚をしていなかった。
またいつか、家族みんなで暮らせるようになる日を、捨てていなかったんだろう。
すっきりと晴れた、その日
小さいけれど、それなりの教会を借りて、神父さんも呼んで、結婚式をあげた。
席では、親父と英子さんの二人だけ、座っている。
ひざの上では、手を繋ぎながら。
姉貴も呼びたかったけど、相変わらず、行方不明。
でもまぁ、あの姉貴なら、どこかで元気にやってるんじゃないかな。
ステンドグラスから、太陽の光がさしこむ中、
家族に見守られながら、
俺と早紀は
指輪の交換をした。
早紀と出会ってちょうど1年目の、今日この日の出来事。
866 名前: 西宮雄一 ◆5ee66666 投稿日: 02/04/23 23:03
【11月3日 はれ】
日記を書くのも、今日で最後かな。
明日からの俺は、、、、きっと、、、、、
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