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結婚することになった俺に過去を懺悔させて欲しい
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33 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:10:21 ID:TNYut6qL3
そしついに彼女に会える日がやってきた。

俺は意気幹線に乗込んだ。

せな二日間の始まりだった。


し、こに何待っていようとも

今の幸せ簿みしめれる、それだけで俺はただろう。

彼女とするとに、過ちなんてない

いけなかった。

そんなものはなった


35 :D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:11:46 ID:xo5xTYWyH
隣の県なのに、初めり立ったその地もかが新鮮だった。

この駅を出れば待っている。

ぎる時間。たかだか1時間間が、永遠に思えくらいに長く感じ

約束の時は、到着する時間よ30分遅くに設た。待たたくなかっから

を出ると、広場がある。駅か向か3番目のベンって待つ。約束だった

を出て本当広場があって、ベンチも外だったのは、3番目のベンにはすでに先がいたて事くらいだ

て会女は、写真の印象とまっ同じで、だけど少大人びた印象けた。

刻表を見、俺のウソを見抜いたらしち伏せされてしまった

っこつけようと、うまくはかないなと心思いながらも、今は無事えたせで胸がいっぱだった。



39 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:16:53 ID:TNYut6qL3
夢のような時間だった。

いろんな場所に連れて行ってもらった。

高校の同級生に会いたくないと言うことだったので、高校があるエリアからは離れた場所で遊ぶことになったが、それでも何もかもが楽しかった。

時間があっという間に過ぎていく。時の流れとは、同じじゃない。時の刻みは、残酷だ。

夜は、彼女の家に案内してもらった。

リーナの母親は、とても気さくで良くしゃべる人だった。初めて会う俺にも とても優しく接してくれた。いっぱいいっぱい、ありがとうと言ってくれた。娘の心の支えであると。

俺には もったいない言葉だった。不覚にも、涙が出そうだった。






42 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:18:53 ID:TNYut6qL3
リーナの妹もとても人懐っこく、物おじすることなく俺と話すし、三人一緒にゲームもした。

せっかくだからと、夜は彼女と同じ部屋で過ごすことになった。部屋の壁は薄いし、別に間違いは起こらないよね、と話し笑うリーナの母親が とてもたくましく見えた。

それに、間違いは起こらないと信じてくれていたのではないかなとも思うが、むしろこっちが戸惑ってしまった。

夜は電気を消した部屋で、遅くまでいろんな話をした。

俺の腕にちょこんと収まり、じゃれつく猫のような彼女とその体温を感じた。

こんな幸せな時間があるだろうか。

時計の秒針が刻むリズムの中で、二人は語らいあった。

明日も遊ぶんだから、寝不足はいけないよと、寂しそうに言った彼女と、一度だけ口づけを交わした。最初で最後の、甘く切ない刹那を俺は忘れない。



44 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:20:26 ID:TNYut6qL3
夜が明けて、おいしい朝ご飯を食べた後に、二人で海を見に行った。

彼女にとっては、特別な存在ではないかもしれない、海。

俺はあまり海に行ったことがない分、海の近くに住んでる彼女を羨ましく思った。

二人で海を眺めた。寄せて返す波を、無言で見つめた。

俺の帰りの時間が迫っている。何か特別な事をするのも一つなのかもしれない。

だが、こうして二人で静かな時を過ごすことをもったいないとは微塵も思わなかった。

肩を寄せ合い、波打ち際に腰掛け、俺は肩を抱くくらいしかできなかったけど、それでも幸せだった。

夢のような二日間が、こうして幕を閉じた。

さようならと、涙ながらに言った彼女に、俺はまた会おうねと言葉をかけた。また、会おう。

もう一度、会いたい。会えると、信じて。

さよならは言わない。でも、本当はあの時に言うべきだったのかな。さようなら、って。


49 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:24:21 ID:xo5xTYWyH
た、日常に帰っきた

にいた女も、今れている。、二で誓約束を胸に頑張ろうと思ってい

、二人で語った

「一緒の大学行こう」

、それて夢じゃな

う思っていた


53 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:26:21 ID:TNYut6qL3
しかし、会ってからしばらく彼女と連絡が取れなくなってしまった。

メールが返ってこない。

いつもなら、メールが送られてくる時間にも、メールはやってこなかった。

チャットにも当然 彼女は姿を見せなかった。


不安に駆られた。

なぜ、連絡がつかないのか。

この間、会ったばかりなのに。

日に日に募る焦り。



彼女からの連絡が無くなって2週間ほど経った日に、突然それはやってきた。

彼女の母親からの連絡だった。

リストカットがいきすぎたらしく、入院したらしい。

悪い予感がした。そしてそれはほぼ間違ってはいなかった。


57 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:30:09 ID:TNYut6qL3
俺と離れてから、彼女はなぜか精神的に不安定な状態に戻ってしまった。

原因は分からない。

付き合っていく内に、少しずつリストカットの回数も減った。

ODもなくなった。

そう言っていた彼女。


だが、実は違ったのだ。

やめられない自分を見せ続けられなかった。だから、隠れてやるしか、俺にばれないようにやるしかなかったのだ。

唯一打ち明けられるはずの俺にすら、言えなくて、辛くて。隠し続けることが、どれだけ辛かっただろう。

彼女は、俺が届かない場所に行ってしまった。手繰り寄せなければいけない。彼女を、もっともっと、受け入れなければ。そして、彼女に、受け入れられなければ。


59 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:31:49 ID:TNYut6qL3
それ以母親とも連を取るようなっ何かあればぐ連うになった。

からの直接の連絡は ほとんどくなった


でもこんなで終たくない。

いは、通じるのな。

え、どんな事あってもずっと一緒にいるって束した


と会って、1か月

みが終わしばらやく彼女があった。

とても落ちんだ文だっ

ところどころごめ書いてある

いメールった

での女のいメールではななってた。


そん彼女にかける言葉はたったひとだった。

があても俺はいてあげるから





60 :D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:33:10 ID:TNYut6qL3
して季節は秋に変わった。

女は相変わらず立ち直れずにいた。

リストカットもやめられなった

精神も どんど安定になっていった。


じ大学に入ろうと言束が、彼女をさらに追い詰てい

だけど大学にさえ入ってしまば、は何ともしてげられると思っていたから。


思いこそが最大の過だったのだど。

そう思った、


62 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:35:07 ID:TNYut6qL3
なぜこんな言葉を投げかけたのか。

今でも分からない。

でも、俺ができることがあるとすれば、一歩踏み出す彼女の背中を押してあげることだと。

勘違いしていたんだ。

俺は、何でもしてあげられると。

そして、それをしっかり乗り越えて、大学で一緒に過ごせると。

学校に行かないまま、終えてほしくないと。

俺の勝手なエゴだった。

卒業前に、学校に行って欲しかった。

理由なんて分からない。

俺の高校生活が充実していたから?

仲間と過ごす時間は最高だと、知ってほしかったから?

学校に行かないと、大学に行けないと思っていたから?

思い通りにいかずに、俺も焦っていたのかもしれない。彼女を変えられると言う、俺の勝手な思い込み、過剰な自意識がそうさせたのか。


65 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:35:52 ID:TNYut6qL3
今となっては、数え切れないほどの理由や言い訳が思い浮かぶが、この時の俺はこの言葉を選択した。

それだけは、事実。

そして、その言葉こそが、人生最大の過ちであることを知った時にはもう、手遅れだった。

少しずつ、悪魔は歩み寄ってきていた。


69 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:37:52 ID:xo5xTYWyH
「学校に行ってみようよ」

俺の提案に、彼女は必死に抗った。絶対に行きたくないと。

でももう、その時には俺の頭には一緒の大学に行くと言う目標しかなかった。

そのためには、どうしても学校に行って欲しかった。ちゃんと卒業してほしかった。

今からでも手遅れではないと言う話を聞いたから。だからこそ、だからこそだったんだ。

学校に行って、もし何かがあっても以前の事件で うすうすと気付いているであろう教師達。

彼女は被害者だと知っているのだろう?

そんな彼女を守ってくれると、信じて。


71 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:39:18 ID:TNYut6qL3
行こう行かないの問答が1週間ほど続いた。

俺は どうしても行って欲しかった。学校に、行って欲しかった。

何度でも言う。

あの時なぜ俺は こうまでして彼女を学校に行かせたかったのか。

俺は。俺は…。

そして、頑固に学校に行くのを拒んだ彼女だったが、ついに折れた。

「来週から学校行ってみるね」


そのメールを俺は心底喜んだ。

彼女が、学校に戻れる。戻ってさえしまえば、きっとなにかしら楽しいものを見つけられるはずだと。俺が彼女を学校に復帰させてあげることができるんだ。

そんな、バカな歓喜を。

もしかしたら、彼女以上に俺がどうにかしていたのかもしれない。



72 :◆D1IdoXvPnU :2014/09/27(土)22:39:46 ID:TNYut6qL3
その来週が、やってきた。

彼女の母親からも、娘が学校行ってみると言ったので驚きました。という連絡をもらった。

もはや、有頂天だった。

俺は、連絡を心待ちにしていた。

学校、楽しかった。

その一言が聞きたかった。


その日彼女からのメールは届くことはなかった。


だが、俺は心配はしていなかった。

何かあったら、必ず連絡が来るはずだからと。

嫌な予感なんて、なかった。





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