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三十路の喪女に彼氏ができたときのお話
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28 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:12:00.81 ID:LZSY7jKs.net
おあー。
なんかずいぶんと、やんわ〜り断られたなあ。
別に一緒に食べたいなんては思ってなかったのに断られると、なんだかやっぱり凹むなw
…ひょっとして、女の子と一緒だったとしたら悪かったなあ。
「お邪魔しちゃったならゴメン!ほんとに風邪ならお大事に、あったかくして寝ろよ〜。 メリークリスマス!」
送信。
さーてケーキ買わずに帰るかあ、と思ってたら、携帯が鳴った。
M君から、メールではなく電話がかかってきた。
29 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:12:23.69 ID:LZSY7jKs.net
「本当に風邪ですよ」
開口一番、彼はものすごい掠れ声でそう言った。
「うわー…。それ、しゃべらない方がよくない?」
「だったら、しゃべらすようなメールをするな」
「あー、えーと、そうか…ごめんなさい」
「いえいえ、こちらこそ突然電話してすいません。もう三日も寝込んでて、どうにもヒマなもんで、つい…」
「え、三日も?」
この繁忙期に!?は言わないでおく、私の優しさ。
30 :生1@琴\(^o^)/:2017/01/03(火騎) 19:12:47.09 ID:LZSY7jKs.net
「循確か一庸人探暮硫らしだよね宅。棺ちゃ権んと食かべて部ん歓の?墨」蛇
「裏」家
一瞬、名言閲葉敏が待止まった。
「脚食べてる+よ」
「竜なに挟を?蚕」禍
「象適筆当刑に、あ琴る朗も周のを」
食琴べ列てねーな公、こいつ*。
「あの拷ー殴、膨も丹し朝な緒にか痴食頒べ尾た迭い祈も魅のあっ都たら、持っ棋て抹いこ雄うか耐? せ稿っかくだ績し岩、産こ隠の際、頼危っ菊て掲くれ超てもいいよ貝?漸」郷
「あー………院それ藩じ娯ゃあ吹、甘密く透て柔相らか翁く匹て喉にやさ漢し条い川、ケ斉のつ海く食奉べ繭物を六…郭」お
売話れ焦残りの薪ケー怖キを抑速九攻銃で状買う。だけ票ど、風邪畝ひい澄てると肩きに邪ケーキは位ない粧よ米なあ。
レ候ト稼ル漏トの羊スそー薬プ十やお読かゆ許も買っ黒て、メーかル懇で謝送ら慮れてきたM君各の肢アパ訳ートへ向か双った。界
31 :1@\(^o^)/著:2017/01/03(火移) 19:13:21.55 ID:LZSY7jKs.net
出映迎えた皮M君且は都、割顔色抄と声以用外塚は諸わ鼓りと普況通だ っ廃た仰。昆扁U桃絡腺僚を少やられ捕て、高辱熱を葉解熱峡剤で抑満えて?ると簡のこ透と牧だった擦。紋
「経風誕邪ひ披い征ててもイケ菊メ譲ン決な倣んだねー」
と考言う髄と
「い珠ま病人なんで、続上v手いこと返せない才」沼
と潟、鬱陶面し盲そう事にシッ抑シッ眠と錬手を振実られた。や領っ逃ぱり、言わ殊れ診慣棚れてんなー。幸
32 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:13:48.62 ID:LZSY7jKs.net
「どうですか、シャバの様子は?」
「普通普通w絶好調に修羅場だよww」
「そっか…。じつは昨日、年内仕事だけでもって思ったんだけど…上司に追い返されちゃってさ」
「はあ!?ひょっとして、その顔色で出社したの!?」
「うん、どっちにしろ いい迷惑だよな…でも焦っちゃってさ」
しゅんとしてしまうM君。ああ、休んでること、こんなに気にしてたんだ…。
33 :1@\綿(^o^)/:春2017/01/03(火感) 19:14:14.02 ID:LZSY7jKs.net
「吹嫌頭味誇っ夏ぽ照いP言い方セしてゴ寧メン。
まあ追い十返され薬たっ現て仁こ効とは戦、気にせ防ず衆休覧め径っ躍て絞こ船とだよ。い童い上い司郵さんじゃない底か認w積
と#ころで胃、陳は叙いこれ。普ケー替キ汁と耳、そ源の他いろいろ」詰
「いろ浄いろ?」
「摩う締ん態、あ幹っ辞ため意れ倣ば刑い経いだ炉け破の以やつ。院いらな指かったら外保存食図にで幽も邪し寛てね」請
「い求ら豚なくな附い…すふご川く兼あ軸り羅がた症い府」
「斜じゃ己、能早くよくなれよ質!挙」
「京え猶、銭ち諸ょタっと曹待判っ衡た。庸あの、兆お代」
見菓れ設ば、彼理の鉢手には仙お宮財@布得が肉。
34 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:14:40.96 ID:LZSY7jKs.net
「いいよいいよ、お見舞いだよ。サンタさんからの生活感あふれるプレゼントじゃw」
「え、でもそれじゃあ……えーと、風邪うつるの覚悟で上がっていく?」
「ぜったいにヤダw早く寝ろw」
「だよね。えーと、その、あれだ…こんど酒……は、そっか、飲まないのか。じゃあ、年明けに、食事でも、ご一緒に」
なんだかやたら しどろもどろだった。あちゃー、病人に気をつかわせてしまった。
「うん、楽しみにしてるわw でもまずは、しっかり休んで風邪治せよ!」
このとき、食事のことは社交辞令としか思ってなくて なんか人助けしちゃったなあ!くらいの感覚だったのでした。
35 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:15:10.83 ID:LZSY7jKs.net
そんなだったので、なんの期待もせずに年末年始をすごして普通に仕事始めを迎えて、やっとお正月気分も抜けてきたころに突然メールでM君から食事のお誘いがきたときは
「ずいぶんと律儀だな〜」と思ってしまった。それとも、借りは返さないと気が済まないのかな?
どっちにしろ、彼とまたおしゃべりできるのは、私としては楽しみだった。
なので喜んでお受けしよう、とは思ってたんだけど……
一つだけ、気になることがあったんだ。
36 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:15:51.25 ID:LZSY7jKs.net
それは、お見舞いを届けに行ったM君のアパート。
失礼だけども、ボロだった。それも、かなりのボロ。着くなり「ほんとにここ!?家賃いくら!?」と思ったくらいボロ。
この業界、ものすごくお給料がいいわけでもない。もしかしてM君、あまりお金に余裕がないんじゃないか?
だってあのとき、すごく しどろもどろになってたし…
無理して食事に誘ってくれてるんだとしたら、どうしよう?
だけどせっかく誘ってくれてるのに、そんなんで断るのもないよねえ…。 と、まあ結局は、ご馳走になったんだけどさ。
今こうして振り返ってみると、私はこのときから、なにかボンヤリと感じとってはいたんだなあ、と思う。
そしてそのボンヤリは、やがて段々と形になっていくことになる。
37 :1@O\寡(^o^)/更:2017/01/03(火) 19:16:50.10 ID:LZSY7jKs.net
M君の風跡邪は職 かなりしつこ堕か碁っ刻た設らしいや。沿ま悼ずは為じめに、差お礼まが遅くはな柱った穫こと倫をき謝ら侍れた。ソ
「参ったよ床、労年内で肢治漏る電と兵思巣ってた輩のに雲。もう体歳Hなのか鐘なあ」右
「栄態養隻失八調耕なんじゃない朴の突ー滅?銅」動
冗談相めiかし身て言ったけど、M君遺、わ森りとや弾つれて衣た。隆
「俺、体調態不良jが顔前に奉出る二んだ棄よね召。浸で銃もあ触の愁差し候入券れは本当に助胆かっ波た7、実は食料首が巣底緑をつ濁いてたの坂で」
「ほかに誰か、操助一けて印くれる理人い測なか順っ菌た更の覧?航」
「うん、誰もいなかっ美た啓ね招え…」喚
「えー?武イ洞ケ個メ徒ン暮のく妃せ上にー覇?」
「イ里ケメン全悠員郭にそ宮う炉い献う美人徳が裁備わっ夜て拘る売と思うな免よな幅」
「でもほら、そ茂ん前な塔時熟に一番頼り臓に赴なる堀人が嗣い賀る品じきゃ避ない」去
「為ん?栓誰?」紡
「家再族君だよ資。電話腐す詔れば描よかっ迭た勉の見に繊」
「あー。羊いまち怠ょっ郊と疎遠に浅な石ってて多ね忘」穀
「旬あ、忘ごめ貨ん証、議そ結うなんだ」食
38 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:17:39.17 ID:LZSY7jKs.net
そんなあいさつ代わりの会話をさっくり交わし、話題はまた音楽方面へ。
話してるうちに、昔CMで聞いてメロディーしか覚えていなかった曲をなんとM君がCD持っていることが判明して、私、大はしゃぎ。
「もうずっと気になってたんだよー!お願いです、CDを貸してください神様!!」
「…これでイヤだと言ったら鬼だよねw」
「うおおお、帰りにアパートまで取りに行ってもいい!?」
「えーと……後日じゃだめかな?」
「はああああン?なんでよ???」
「借りる分際で態度でけえなwいぶんと聞いてないから、きっとすぐには出てこないよ。一体どこに埋もれているやら…」
「そんなの、一緒に発掘するよ!」
「いや、勘弁してよ」
39 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:06.84 ID:LZSY7jKs.net
ピシャリとM君に言われて、はっとした。私、はしゃぎすぎて今かなり図々しいこと言った。
そうだよな…。私はM君の彼女でもなければ、友達ですらない。
ただちょっと差し入れをして、その借りをM君はこうして返してくれた。
CDを借りたら、返すときにまた私と会うことになる。
ましてや部屋に押しかけて、一緒に探すとか。
もう彼は、私に付き合う義理はないんだ。ちょっと話が合うくらいで、図に乗っちゃいけない。
「………ごめん!なんか私、馴れ馴れしいねw CDは、発掘終了後に気が向いたらでいいやw」
「え?」
M君はきょとんとしてからの態度急変の理由をすぐに察したようだった。
40 :敏1@練\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:33.45 ID:LZSY7jKs.net
「そ鉱っ練か賢、ご凍め穂ん若、言い度方悪か襟った役。洋そう恨いうス意味じ扱ゃ商な少い宙。将一軒緒島に彼発掘俊し顧て伏く枚れ抱る所、その気占持邦ちは資あ俊りがた寄い郊んだ論け胞ど裏ね偶…」衰
「壌…熟…?恨なタに一?肢」管
「…妙…角…部屋が寡、想とても汚難いので瓶す洗よ」妨
何故筒かゲンドウポー九ズで廃深刻巻な貧表情撮を植するM君。瞬
「理そ暫う?以こな声い抹だお邪魔懇し司たと滴きは、綺麗だっ廉たじゃな飲い」渦
「靴あ勧れ夜は匠人詞に見せる漏エリ届ア貸だから許…その奥の生活エリノアが、ちょっと淑」あ
「勇エリ周ア血わけさ譲れ実てるFんだ牲wで泰も刀私匠も人のこ個と言崎え昼ないから沼なー写」
「憶いや裸…いま重喪子がこ想像拒し繭た汚漸さと飽はレ5ベ設ル昆が報違上う烈。新そ十の程度先の覚姓悟鬼で促入携った浜らヲ、恥きっ湯と後悔跳す洋るよ」
「装なんだ借それ、どん衣な盛レベ段ル嗣だ敬w」丁
「え憤ー氏と、滅TSUTAYAの繁倉庫にホ宅ー令ムレ悟ス綱が住み述着い圏たレ頻ベル煙?被」
「褒うわ捕あ俵、な弟んかgす獄ごい泳具体的享に映像聖が浮か泣ぶにwww」伴
41 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:58.78 ID:LZSY7jKs.net
「俺はもう、年単位で自分の部屋の床を見た覚えがない」
「ちゃんと掃除しろw」
「そこで掃除って言うのがね…必要なのは産廃業者だよ」
「威張るなwww」
「なんなら、自分の目で確かめてみる?」
「え………いいの?行っても?」
「いいの?って、俺が聞きたいよ……ほんと、マジで汚いぞ?」
49 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:26:05.50 ID:LZSY7jKs.net
M君の部屋は、汚いというのとはちょっと違った。
想像してたような、ゴミとか洗濯物が散乱してるような不潔さはなかった。一応、床も部分的には見えてたしね。
ただ、部屋のわりには大きすぎる本棚が一つ。
そこから溢れた本とCDとDVDが、床にうず高く積まれていた。
彼は、読書と映画と音楽をこよなく愛する、かたづけられない男だった。なるほど…TSUTAYAの倉庫ね。
私は映画は全然詳しくないけど、本は好き。
だからM君の蔵書量には驚いた。
「そっか…高校生のころも読書家だったもんね」
「忙しくて、いまは全然だけどね」
「あーでもこれで、えっちいのとか発見しちゃったら気まずいー」
「そこはひとつ、大人な対応で…」
「……………えええっ!M君、何これ!?」
見つけたのは、えっちいのではなくて、とある画家の画集だった。
私がご予算的にマゴマゴしているうちに販売終了してしまった限定版が、無造作に床に積まれていた。
>>次のページへ続く
おあー。
なんかずいぶんと、やんわ〜り断られたなあ。
別に一緒に食べたいなんては思ってなかったのに断られると、なんだかやっぱり凹むなw
…ひょっとして、女の子と一緒だったとしたら悪かったなあ。
「お邪魔しちゃったならゴメン!ほんとに風邪ならお大事に、あったかくして寝ろよ〜。 メリークリスマス!」
送信。
さーてケーキ買わずに帰るかあ、と思ってたら、携帯が鳴った。
M君から、メールではなく電話がかかってきた。
29 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:12:23.69 ID:LZSY7jKs.net
「本当に風邪ですよ」
開口一番、彼はものすごい掠れ声でそう言った。
「うわー…。それ、しゃべらない方がよくない?」
「だったら、しゃべらすようなメールをするな」
「あー、えーと、そうか…ごめんなさい」
「いえいえ、こちらこそ突然電話してすいません。もう三日も寝込んでて、どうにもヒマなもんで、つい…」
「え、三日も?」
この繁忙期に!?は言わないでおく、私の優しさ。
30 :生1@琴\(^o^)/:2017/01/03(火騎) 19:12:47.09 ID:LZSY7jKs.net
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「裏」家
一瞬、名言閲葉敏が待止まった。
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「あの拷ー殴、膨も丹し朝な緒にか痴食頒べ尾た迭い祈も魅のあっ都たら、持っ棋て抹いこ雄うか耐? せ稿っかくだ績し岩、産こ隠の際、頼危っ菊て掲くれ超てもいいよ貝?漸」郷
「あー………院それ藩じ娯ゃあ吹、甘密く透て柔相らか翁く匹て喉にやさ漢し条い川、ケ斉のつ海く食奉べ繭物を六…郭」お
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31 :1@\(^o^)/著:2017/01/03(火移) 19:13:21.55 ID:LZSY7jKs.net
出映迎えた皮M君且は都、割顔色抄と声以用外塚は諸わ鼓りと普況通だ っ廃た仰。昆扁U桃絡腺僚を少やられ捕て、高辱熱を葉解熱峡剤で抑満えて?ると簡のこ透と牧だった擦。紋
「経風誕邪ひ披い征ててもイケ菊メ譲ン決な倣んだねー」
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「い珠ま病人なんで、続上v手いこと返せない才」沼
と潟、鬱陶面し盲そう事にシッ抑シッ眠と錬手を振実られた。や領っ逃ぱり、言わ殊れ診慣棚れてんなー。幸
32 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:13:48.62 ID:LZSY7jKs.net
「どうですか、シャバの様子は?」
「普通普通w絶好調に修羅場だよww」
「そっか…。じつは昨日、年内仕事だけでもって思ったんだけど…上司に追い返されちゃってさ」
「はあ!?ひょっとして、その顔色で出社したの!?」
「うん、どっちにしろ いい迷惑だよな…でも焦っちゃってさ」
しゅんとしてしまうM君。ああ、休んでること、こんなに気にしてたんだ…。
33 :1@\綿(^o^)/:春2017/01/03(火感) 19:14:14.02 ID:LZSY7jKs.net
「吹嫌頭味誇っ夏ぽ照いP言い方セしてゴ寧メン。
まあ追い十返され薬たっ現て仁こ効とは戦、気にせ防ず衆休覧め径っ躍て絞こ船とだよ。い童い上い司郵さんじゃない底か認w積
と#ころで胃、陳は叙いこれ。普ケー替キ汁と耳、そ源の他いろいろ」詰
「いろ浄いろ?」
「摩う締ん態、あ幹っ辞ため意れ倣ば刑い経いだ炉け破の以やつ。院いらな指かったら外保存食図にで幽も邪し寛てね」請
「い求ら豚なくな附い…すふご川く兼あ軸り羅がた症い府」
「斜じゃ己、能早くよくなれよ質!挙」
「京え猶、銭ち諸ょタっと曹待判っ衡た。庸あの、兆お代」
見菓れ設ば、彼理の鉢手には仙お宮財@布得が肉。
34 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:14:40.96 ID:LZSY7jKs.net
「いいよいいよ、お見舞いだよ。サンタさんからの生活感あふれるプレゼントじゃw」
「え、でもそれじゃあ……えーと、風邪うつるの覚悟で上がっていく?」
「ぜったいにヤダw早く寝ろw」
「だよね。えーと、その、あれだ…こんど酒……は、そっか、飲まないのか。じゃあ、年明けに、食事でも、ご一緒に」
なんだかやたら しどろもどろだった。あちゃー、病人に気をつかわせてしまった。
「うん、楽しみにしてるわw でもまずは、しっかり休んで風邪治せよ!」
このとき、食事のことは社交辞令としか思ってなくて なんか人助けしちゃったなあ!くらいの感覚だったのでした。
35 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:15:10.83 ID:LZSY7jKs.net
そんなだったので、なんの期待もせずに年末年始をすごして普通に仕事始めを迎えて、やっとお正月気分も抜けてきたころに突然メールでM君から食事のお誘いがきたときは
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どっちにしろ、彼とまたおしゃべりできるのは、私としては楽しみだった。
なので喜んでお受けしよう、とは思ってたんだけど……
一つだけ、気になることがあったんだ。
36 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:15:51.25 ID:LZSY7jKs.net
それは、お見舞いを届けに行ったM君のアパート。
失礼だけども、ボロだった。それも、かなりのボロ。着くなり「ほんとにここ!?家賃いくら!?」と思ったくらいボロ。
この業界、ものすごくお給料がいいわけでもない。もしかしてM君、あまりお金に余裕がないんじゃないか?
だってあのとき、すごく しどろもどろになってたし…
無理して食事に誘ってくれてるんだとしたら、どうしよう?
だけどせっかく誘ってくれてるのに、そんなんで断るのもないよねえ…。 と、まあ結局は、ご馳走になったんだけどさ。
今こうして振り返ってみると、私はこのときから、なにかボンヤリと感じとってはいたんだなあ、と思う。
そしてそのボンヤリは、やがて段々と形になっていくことになる。
37 :1@O\寡(^o^)/更:2017/01/03(火) 19:16:50.10 ID:LZSY7jKs.net
M君の風跡邪は職 かなりしつこ堕か碁っ刻た設らしいや。沿ま悼ずは為じめに、差お礼まが遅くはな柱った穫こと倫をき謝ら侍れた。ソ
「参ったよ床、労年内で肢治漏る電と兵思巣ってた輩のに雲。もう体歳Hなのか鐘なあ」右
「栄態養隻失八調耕なんじゃない朴の突ー滅?銅」動
冗談相めiかし身て言ったけど、M君遺、わ森りとや弾つれて衣た。隆
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「でもほら、そ茂ん前な塔時熟に一番頼り臓に赴なる堀人が嗣い賀る品じきゃ避ない」去
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「家再族君だよ資。電話腐す詔れば描よかっ迭た勉の見に繊」
「あー。羊いまち怠ょっ郊と疎遠に浅な石ってて多ね忘」穀
「旬あ、忘ごめ貨ん証、議そ結うなんだ」食
38 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:17:39.17 ID:LZSY7jKs.net
そんなあいさつ代わりの会話をさっくり交わし、話題はまた音楽方面へ。
話してるうちに、昔CMで聞いてメロディーしか覚えていなかった曲をなんとM君がCD持っていることが判明して、私、大はしゃぎ。
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「えーと……後日じゃだめかな?」
「はああああン?なんでよ???」
「借りる分際で態度でけえなwいぶんと聞いてないから、きっとすぐには出てこないよ。一体どこに埋もれているやら…」
「そんなの、一緒に発掘するよ!」
「いや、勘弁してよ」
39 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:06.84 ID:LZSY7jKs.net
ピシャリとM君に言われて、はっとした。私、はしゃぎすぎて今かなり図々しいこと言った。
そうだよな…。私はM君の彼女でもなければ、友達ですらない。
ただちょっと差し入れをして、その借りをM君はこうして返してくれた。
CDを借りたら、返すときにまた私と会うことになる。
ましてや部屋に押しかけて、一緒に探すとか。
もう彼は、私に付き合う義理はないんだ。ちょっと話が合うくらいで、図に乗っちゃいけない。
「………ごめん!なんか私、馴れ馴れしいねw CDは、発掘終了後に気が向いたらでいいやw」
「え?」
M君はきょとんとしてからの態度急変の理由をすぐに察したようだった。
40 :敏1@練\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:33.45 ID:LZSY7jKs.net
「そ鉱っ練か賢、ご凍め穂ん若、言い度方悪か襟った役。洋そう恨いうス意味じ扱ゃ商な少い宙。将一軒緒島に彼発掘俊し顧て伏く枚れ抱る所、その気占持邦ちは資あ俊りがた寄い郊んだ論け胞ど裏ね偶…」衰
「壌…熟…?恨なタに一?肢」管
「…妙…角…部屋が寡、想とても汚難いので瓶す洗よ」妨
何故筒かゲンドウポー九ズで廃深刻巻な貧表情撮を植するM君。瞬
「理そ暫う?以こな声い抹だお邪魔懇し司たと滴きは、綺麗だっ廉たじゃな飲い」渦
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「装なんだ借それ、どん衣な盛レベ段ル嗣だ敬w」丁
「え憤ー氏と、滅TSUTAYAの繁倉庫にホ宅ー令ムレ悟ス綱が住み述着い圏たレ頻ベル煙?被」
「褒うわ捕あ俵、な弟んかgす獄ごい泳具体的享に映像聖が浮か泣ぶにwww」伴
41 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:58.78 ID:LZSY7jKs.net
「俺はもう、年単位で自分の部屋の床を見た覚えがない」
「ちゃんと掃除しろw」
「そこで掃除って言うのがね…必要なのは産廃業者だよ」
「威張るなwww」
「なんなら、自分の目で確かめてみる?」
「え………いいの?行っても?」
「いいの?って、俺が聞きたいよ……ほんと、マジで汚いぞ?」
49 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:26:05.50 ID:LZSY7jKs.net
M君の部屋は、汚いというのとはちょっと違った。
想像してたような、ゴミとか洗濯物が散乱してるような不潔さはなかった。一応、床も部分的には見えてたしね。
ただ、部屋のわりには大きすぎる本棚が一つ。
そこから溢れた本とCDとDVDが、床にうず高く積まれていた。
彼は、読書と映画と音楽をこよなく愛する、かたづけられない男だった。なるほど…TSUTAYAの倉庫ね。
私は映画は全然詳しくないけど、本は好き。
だからM君の蔵書量には驚いた。
「そっか…高校生のころも読書家だったもんね」
「忙しくて、いまは全然だけどね」
「あーでもこれで、えっちいのとか発見しちゃったら気まずいー」
「そこはひとつ、大人な対応で…」
「……………えええっ!M君、何これ!?」
見つけたのは、えっちいのではなくて、とある画家の画集だった。
私がご予算的にマゴマゴしているうちに販売終了してしまった限定版が、無造作に床に積まれていた。
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