高校時代一目惚れした女の子と付き合った話する
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50 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:35:49.31 ID:kQlP2vCd0.net
はよ
51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:36:43.16 ID:TJ3Oc6iq0.net
そしてクリスマスライブ当日。
その日24日だった。
出演バンドのMCトークは ほとんどがクリスマスネタだった。
お前ら全員ボッチかー!!!イエーーーーーイ!!みたいな感じで観客は わきまくっていた気がする。
そして俺らの出番がやってきた。
俺らはトリの前だった。
52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:38:31.92 ID:TJ3Oc6iq0.net
MCトークでは、バンドメンバーのクリスマスの予定を聞いた。
ベース以外は彼女はいなかったのでバイトだわ!!!と叫んでいた気がする。
ベースのやつは、俺は今日そこに来てくれてる○○と一緒に過ごします!!
みたいな感じでMCを盛り上げてくれた。
53 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:40:59.07 ID:TJ3Oc6iq0.net
そしてベースが俺は何するの?とふってきた。
その時 俺はふと ななこちゃん の方を見た。目があった。
すると何を血迷ったのか俺も今日ここにいるある人と過ごします、と言った。言ってしまった。
54 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:43:11.73 ID:kQlP2vCd0.net
なんかドキドキする…やべぇ
55 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:43:44.79 ID:TJ3Oc6iq0.net
俺が次脳に浮かんだ言葉は「やばい」だった。
会場は もう異常なほどに盛り上がっていた。
だれだ!だれだ!と言わんばかりに客はキョロキョロと周りを見渡していた。
ななこちゃんも同じだった。
そして何よりゆいちゃんがものすごく驚いた顔でこちらを見てたのを覚えている。
56 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:44:36.97 ID:TJ3Oc6iq0.net
ふとギターの方をみるとそいつも驚いていた。
俺はもう後には引けないと悟った。
そして言った。
57 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:45:58.29 ID:TJ3Oc6iq0.net
「ごめんなさい、過ごす人じゃありません。
僕がクリスマス、いえこれからずっと一緒に過ごしたい人が今日ここに来てくれました。
ななこちゃん、良ければ僕と付き合ってください!!!!」
みたいな感じのことを言った
58 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:47:42.20 ID:iW9UHYv80.net
みてるぞー
59 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:48:00.70 ID:TJ3Oc6iq0.net
会場は一瞬鎮まり、すぐに女の子はキャーーー!!!!!と歓声をあげ
男は俺ー!!!かっけえぞーー!!
とその日一番の盛り上がりを見せた。
ななこちゃんは泣いていた。
60 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:50:17.67 ID:TJ3Oc6iq0.net
しかし会場のボルテージはMAX。
そもそも客の半分以上が ななこちゃんのことなんて知らないのである。
俺は どうしていいかわからずに最後の曲を歌った。
会場は終始盛り上がっていた。
トリのバンドもその盛り上がり方を下げることなく最高のライブになった。
ただ、俺はトリのバンドの演奏を全く楽しめなかった。
61 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:52:41.05 ID:TJ3Oc6iq0.net
どうして ななこちゃんは泣いていたのだろう。とずっと考えていた。
ライブは終わった。
ライブハウスで演奏し終わった後って、客とちょっと戯れたあとすぐ外出して出演者で片付けとかなんか記念写真とか撮ったりするんだけど、そんときもずっとななこちゃんことを考えていた。
けどあとから写真見たらめっちゃ笑ってた。
頑張ったな俺。
62 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:54:28.42 ID:TJ3Oc6iq0.net
片付けが終わって完全撤収の時間が来た。
ギターが「あれ?お前まだ返事貰ってなくね?w」と言ってきた。
俺はそいつに告白した時ななこちゃん泣いてたんだ。
っていったら よくわかんない表情で「まー大丈夫だよ」って言ってきた。
63 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:55:24.34 ID:TJ3Oc6iq0.net
ちょっと待ってて
64 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:01:33.30 ID:TJ3Oc6iq0.net
すまん、続き。
俺はテンション最大限に低い状態で外に出た。
外には寒そうに縮こまっていた ななこちゃんがいた。
刹那、ギターとドラムはダッシュで駅の方にかけていった。
ベースは遅れ気味に走り出してガッツポーズしながら闇に消えていった。
65 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:03:22.88 ID:TJ3Oc6iq0.net
沈黙が一分くらい続いた。
破ったのは俺だった、俺は ななこちゃんに「寒くない?」と言った。
ななこちゃんは「寒いよ」と笑顔をうかべて返してくれた。
66 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:05:22.73 ID:TJ3Oc6iq0.net
すると ななこちゃんは続けて「ありがとう本当に嬉しかったよ」と言った。
俺は黙っていた。というよりこの切り出し方って完全にフラれる感じじゃねえかって泣きそうになっていた。
ななこちゃんは更に「明日…ゆいちゃんと遊ぶんだ」と続けた。
67 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:06:52.76 ID:TJ3Oc6iq0.net
それもそのはず告白することなんて誰にも言ってないし、その場の勢いで言ってしまったことである。
ゆいちゃんにだって言ってないからクリスマスは二人で遊ぼうってなっていたらしい。
俺は更に泣きそうになって「そっか…そうだよね ごめんね。」と言った。
68 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:09:27.97 ID:TJ3Oc6iq0.net
しかし、ななこちゃんは「5時に終わるんだ」と言った。
俺はえ?って聞き返したと思う。
「5時にね、映画見終わるの。その後なら私あいてるよ……。」と顔を俯けながら ななこちゃんは言った。
その時 ななこちゃんの頬が赤かったのは寒さからなのか照れていたからなのかはわからなかった。
69 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:11:27.88 ID:TJ3Oc6iq0.net
俺は猪狩のライジングショットをはるかに上回る上への変化量でテンションが上がった。
「本当に!!?!?」と聞き返した。
すると ななこちゃんは「うん」と言ってくれた。
70 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:13:06.88 ID:TJ3Oc6iq0.net
その後は二人で一緒に帰った。
家まで送ってあげた。
会話は なんの変哲もない世間話だった気がする。
途中怖い話をしたら すごい怯えていたのが可愛かった。
家に帰ってメールを見たらバンドメンバーからどうだった??とメールが来てた。
そこで気づいた。
そういえば俺まだ返事もらってねえ
71 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:15:32.86 ID:TJ3Oc6iq0.net
これってもしかしてまだふられる可能性があるのかと俺は思っていた。
みんなは「いや明日遊ぶんならふられねーよw」
と言っていたが俺は何故かフラれる気しかしなかった。
不安と興奮でその日はあまり寝れなかった。
そして25日、俺は待ちあわせより10分早くついた。
ななこちゃんはすでに待っていた。
72 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:17:14.45 ID:TJ3Oc6iq0.net
とりあえず適当にイルミネーションを見ながら歩いて話していた。
会話は全く途切れなかった。こんな会話の弾むこだとは思わなかった。
そしてご飯を食べたあとに俺は言った。
「返事…もらえますか?」
するとななこちゃんは「んー…」とあやふやにして歩きだした。
73 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:19:17.20 ID:TJ3Oc6iq0.net
俺は後を追うように歩いた。
その後も普通の会話が続いた。
ちょっと歩いところにすごい人だまりができていた。
10分位待っていると花火が打ち上がった。
打ち上がってる間会話はなかったけど不格好なサンタの花火が打ち上がった時、二人で顔合わせて笑ったのは覚えている。
74 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:20:18.47 ID:TJ3Oc6iq0.net
その後大きなクリスマスツリーの前で飲み物を買って二人でベンチに座っていた。
時間もいい時間である。
俺はいつ返事くれるのかなと思っていたらななこちゃんが「本当に私なんかでいいの…?」と口を開いた。
75 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:21:55.88 ID:TJ3Oc6iq0.net
ななこちゃんは続けて
「わたしね、こんなこと初めてで、どうしていいかわかんなくて泣いちゃって本当にごめんねでもね、本当に嬉しかったんだよ。」
と言ってくれた
俺は黙って聞いていた。
76 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:23:26.11 ID:TJ3Oc6iq0.net
「俺くんねすごいいい人ってよくみんなに聞くよ。
誰にでも優しく接しててクラスのみんなと仲良くて、なのに私なんかでいいの?
私多分すごい わがままだしこういうの初めてだからいろいろ迷惑かけちゃうよ…?」
とななこちゃんは言った。
78 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:25:00.79 ID:TJ3Oc6iq0.net
俺は
「それでもななこちゃんが好きなんだよ。
きっと俺の見えてない面もあるんだろうけど それでも大好きなんだ。」
と言った。
すると ななこちゃんは「よろしくお願いします…。」とまた顔を俯けて言った。
俺は嬉しすぎて次の瞬間には ななこちゃんを抱きしめていた。
めでたく付き合えたのである。
はよ
51 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:36:43.16 ID:TJ3Oc6iq0.net
そしてクリスマスライブ当日。
その日24日だった。
出演バンドのMCトークは ほとんどがクリスマスネタだった。
お前ら全員ボッチかー!!!イエーーーーーイ!!みたいな感じで観客は わきまくっていた気がする。
そして俺らの出番がやってきた。
俺らはトリの前だった。
52 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:38:31.92 ID:TJ3Oc6iq0.net
MCトークでは、バンドメンバーのクリスマスの予定を聞いた。
ベース以外は彼女はいなかったのでバイトだわ!!!と叫んでいた気がする。
ベースのやつは、俺は今日そこに来てくれてる○○と一緒に過ごします!!
みたいな感じでMCを盛り上げてくれた。
53 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:40:59.07 ID:TJ3Oc6iq0.net
そしてベースが俺は何するの?とふってきた。
その時 俺はふと ななこちゃん の方を見た。目があった。
すると何を血迷ったのか俺も今日ここにいるある人と過ごします、と言った。言ってしまった。
54 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:43:11.73 ID:kQlP2vCd0.net
なんかドキドキする…やべぇ
55 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:43:44.79 ID:TJ3Oc6iq0.net
俺が次脳に浮かんだ言葉は「やばい」だった。
会場は もう異常なほどに盛り上がっていた。
だれだ!だれだ!と言わんばかりに客はキョロキョロと周りを見渡していた。
ななこちゃんも同じだった。
そして何よりゆいちゃんがものすごく驚いた顔でこちらを見てたのを覚えている。
56 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:44:36.97 ID:TJ3Oc6iq0.net
ふとギターの方をみるとそいつも驚いていた。
俺はもう後には引けないと悟った。
そして言った。
57 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:45:58.29 ID:TJ3Oc6iq0.net
「ごめんなさい、過ごす人じゃありません。
僕がクリスマス、いえこれからずっと一緒に過ごしたい人が今日ここに来てくれました。
ななこちゃん、良ければ僕と付き合ってください!!!!」
みたいな感じのことを言った
58 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:47:42.20 ID:iW9UHYv80.net
みてるぞー
59 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:48:00.70 ID:TJ3Oc6iq0.net
会場は一瞬鎮まり、すぐに女の子はキャーーー!!!!!と歓声をあげ
男は俺ー!!!かっけえぞーー!!
とその日一番の盛り上がりを見せた。
ななこちゃんは泣いていた。
60 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:50:17.67 ID:TJ3Oc6iq0.net
しかし会場のボルテージはMAX。
そもそも客の半分以上が ななこちゃんのことなんて知らないのである。
俺は どうしていいかわからずに最後の曲を歌った。
会場は終始盛り上がっていた。
トリのバンドもその盛り上がり方を下げることなく最高のライブになった。
ただ、俺はトリのバンドの演奏を全く楽しめなかった。
61 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:52:41.05 ID:TJ3Oc6iq0.net
どうして ななこちゃんは泣いていたのだろう。とずっと考えていた。
ライブは終わった。
ライブハウスで演奏し終わった後って、客とちょっと戯れたあとすぐ外出して出演者で片付けとかなんか記念写真とか撮ったりするんだけど、そんときもずっとななこちゃんことを考えていた。
けどあとから写真見たらめっちゃ笑ってた。
頑張ったな俺。
62 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:54:28.42 ID:TJ3Oc6iq0.net
片付けが終わって完全撤収の時間が来た。
ギターが「あれ?お前まだ返事貰ってなくね?w」と言ってきた。
俺はそいつに告白した時ななこちゃん泣いてたんだ。
っていったら よくわかんない表情で「まー大丈夫だよ」って言ってきた。
63 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 22:55:24.34 ID:TJ3Oc6iq0.net
ちょっと待ってて
64 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:01:33.30 ID:TJ3Oc6iq0.net
すまん、続き。
俺はテンション最大限に低い状態で外に出た。
外には寒そうに縮こまっていた ななこちゃんがいた。
刹那、ギターとドラムはダッシュで駅の方にかけていった。
ベースは遅れ気味に走り出してガッツポーズしながら闇に消えていった。
65 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:03:22.88 ID:TJ3Oc6iq0.net
沈黙が一分くらい続いた。
破ったのは俺だった、俺は ななこちゃんに「寒くない?」と言った。
ななこちゃんは「寒いよ」と笑顔をうかべて返してくれた。
66 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:05:22.73 ID:TJ3Oc6iq0.net
すると ななこちゃんは続けて「ありがとう本当に嬉しかったよ」と言った。
俺は黙っていた。というよりこの切り出し方って完全にフラれる感じじゃねえかって泣きそうになっていた。
ななこちゃんは更に「明日…ゆいちゃんと遊ぶんだ」と続けた。
67 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:06:52.76 ID:TJ3Oc6iq0.net
それもそのはず告白することなんて誰にも言ってないし、その場の勢いで言ってしまったことである。
ゆいちゃんにだって言ってないからクリスマスは二人で遊ぼうってなっていたらしい。
俺は更に泣きそうになって「そっか…そうだよね ごめんね。」と言った。
68 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:09:27.97 ID:TJ3Oc6iq0.net
しかし、ななこちゃんは「5時に終わるんだ」と言った。
俺はえ?って聞き返したと思う。
「5時にね、映画見終わるの。その後なら私あいてるよ……。」と顔を俯けながら ななこちゃんは言った。
その時 ななこちゃんの頬が赤かったのは寒さからなのか照れていたからなのかはわからなかった。
69 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:11:27.88 ID:TJ3Oc6iq0.net
俺は猪狩のライジングショットをはるかに上回る上への変化量でテンションが上がった。
「本当に!!?!?」と聞き返した。
すると ななこちゃんは「うん」と言ってくれた。
70 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:13:06.88 ID:TJ3Oc6iq0.net
その後は二人で一緒に帰った。
家まで送ってあげた。
会話は なんの変哲もない世間話だった気がする。
途中怖い話をしたら すごい怯えていたのが可愛かった。
家に帰ってメールを見たらバンドメンバーからどうだった??とメールが来てた。
そこで気づいた。
そういえば俺まだ返事もらってねえ
71 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:15:32.86 ID:TJ3Oc6iq0.net
これってもしかしてまだふられる可能性があるのかと俺は思っていた。
みんなは「いや明日遊ぶんならふられねーよw」
と言っていたが俺は何故かフラれる気しかしなかった。
不安と興奮でその日はあまり寝れなかった。
そして25日、俺は待ちあわせより10分早くついた。
ななこちゃんはすでに待っていた。
72 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:17:14.45 ID:TJ3Oc6iq0.net
とりあえず適当にイルミネーションを見ながら歩いて話していた。
会話は全く途切れなかった。こんな会話の弾むこだとは思わなかった。
そしてご飯を食べたあとに俺は言った。
「返事…もらえますか?」
するとななこちゃんは「んー…」とあやふやにして歩きだした。
73 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:19:17.20 ID:TJ3Oc6iq0.net
俺は後を追うように歩いた。
その後も普通の会話が続いた。
ちょっと歩いところにすごい人だまりができていた。
10分位待っていると花火が打ち上がった。
打ち上がってる間会話はなかったけど不格好なサンタの花火が打ち上がった時、二人で顔合わせて笑ったのは覚えている。
74 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:20:18.47 ID:TJ3Oc6iq0.net
その後大きなクリスマスツリーの前で飲み物を買って二人でベンチに座っていた。
時間もいい時間である。
俺はいつ返事くれるのかなと思っていたらななこちゃんが「本当に私なんかでいいの…?」と口を開いた。
75 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:21:55.88 ID:TJ3Oc6iq0.net
ななこちゃんは続けて
「わたしね、こんなこと初めてで、どうしていいかわかんなくて泣いちゃって本当にごめんねでもね、本当に嬉しかったんだよ。」
と言ってくれた
俺は黙って聞いていた。
76 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:23:26.11 ID:TJ3Oc6iq0.net
「俺くんねすごいいい人ってよくみんなに聞くよ。
誰にでも優しく接しててクラスのみんなと仲良くて、なのに私なんかでいいの?
私多分すごい わがままだしこういうの初めてだからいろいろ迷惑かけちゃうよ…?」
とななこちゃんは言った。
78 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/01/15(木) 23:25:00.79 ID:TJ3Oc6iq0.net
俺は
「それでもななこちゃんが好きなんだよ。
きっと俺の見えてない面もあるんだろうけど それでも大好きなんだ。」
と言った。
すると ななこちゃんは「よろしくお願いします…。」とまた顔を俯けて言った。
俺は嬉しすぎて次の瞬間には ななこちゃんを抱きしめていた。
めでたく付き合えたのである。
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