2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
easterEgg easterEgg
 
 

学生時代の謎の寝取られ事件とその黒幕の話
(38ページ目)  最初から読む >>

 

\ シェアする /


157 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 17:42 ID:l6TQZO0H
「警察です、こちらは佐伯英子さんのお宅ですね」

俺と英子は体が凍りつくくらい衝撃を受けた。

「はっ、はっい・・・」

英子は声にならない返事をした。

いったい警察が何故?こんなに早い時間に・・・





160 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 17:46 ID:l6TQZO0H
俺はもしや、山本の身になにかあったのではないかと感じた。

睡眠薬と酒を一緒に摂取したため命を落としたとか・・・

しかし、英子が山本に薬を盛った事を知っているのは英子だけである。

万が一、山本が命を落としたとしても調査するのに何日もかかるはずだ。





162 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 17:48 ID:l6TQZO0H
たとえ、奴が死んだとしてもそれは自業自得である。英子や俺、村上にこんな酷い事をしているのだ。

この山本の部屋にあった、睡眠薬とCDRが動かぬ証拠になるだろう。

これらが物証の決め手になる。

あんなやつ、死んで当然の奴だ。






165 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 17:51 ID:l6TQZO0H
何がなんだか訳がわからぬうちに警察は英子の部屋の玄関にまで来た。

この時、俺はこの現場に居合わせたが、極度の緊張のため実際にあったことがまるで夢のような感じがした。

先ず、警察は朝早くの訪問を詫びた。






171 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 17:54 ID:l6TQZO0H
まず、英子に対して傷害と窃盗で被害届が出ていると捜査官は言った。

俺は、耳を疑った。何故、何故英子が訴えられるのだと・・・

つきましては、重要参考人として署にご同行願いたいと。

捜査官は俺にキミは彼女の同居人かと聞いたが、俺は「いいえ」としか答える事ができなかった。







181 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:03 ID:l6TQZO0H
捜査官の説明によると、夜、山本の父親が帰ってくると、息子が部屋で寝ていたが、どうやら様子がおかしい事に気がついた。

酒を飲んで酔っているようだが、様子が変だと。

脈をとったり瞳孔を調べた結果、薬物を使用しているものと思った。

息子が薬物を乱用したとなると仕事にも都合が悪いため、様子を見ていたところ山本が意識を取り戻したので事情を詰問したところ、飲酒しながら英子の料理を食べたら意識を失ったと。

山本はとっさに、部屋を調べて無くなっているものがあると父親に言った。






186 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:07 ID:l6TQZO0H
それを聞いた山本の父親が被害届を警察に出したらしい。

山本はその足で、病院に連れられていき薬物検査を受けたそうだ。

その結果、睡眠薬が検出されたと。


あくまでも、任意同行をお願いするが、断ってもよいとの事だった。

断った場合は後刻逮捕状をとることもあるとのことであった。






191 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:10 ID:l6TQZO0H
英子は力なく同行すると言った。

確かに、英子は山本に薬を盛り、山本の部屋から奴のものを勝手に持ち出していたことは事実だったからだ。

警察は、俺に、英子が同行する事になったので、キミは帰ったほうがいいと言った。

俺は黙ってその言葉に従った。





212 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:33 ID:l6TQZO0H
その後、英子は警察に山本にレイプされたことを告げ、その際に撮影された写真などを破棄するためにCDR等を持ち帰ったと。

しかし、日本は法治国家のため、自力救済は法制度上認められていない。

英子のやった事は犯罪になるといわれたそうである。






215 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:37 ID:l6TQZO0H
この後、山本の悪行がだんだんと明らかになるにつれ、山本の父は英子に対する訴えを取り下げ、山本を心神喪失状態にあったということで緊急入院させてしまった。

そして、山本の父は英子と村上と俺に対して和解の申し入れをしてきた。






219 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:43 ID:l6TQZO0H
俺は、山本の行為は断じて許しがたいと思ったが、英子は大袈裟にしたくないと言って和解してしまった。

英子の場合は、山本に対して傷害罪と窃盗、器物損壊などの疑いもあったからだ。

そして、村上の場合も、当時、山本と付き合っていた事もあったし、準強姦罪で告訴する事も可能であったが結局和解した。







223 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:48 ID:l6TQZO0H
俺の場合は山本の事を強制わいせつ罪で告訴する事も可能であったが、その際、英子や村上にも精神的な負担がかかる事、

肝心の山本が心神喪失で無罪になる可能性が高いと弁護士に言われたため公訴で争っても奴が有罪判決を受ける可能性が低い事からあきらめることにした。

たとえ、山本が心神喪失でなくても山本の父親の影響力でそのように鑑定される事は容易に想像できた。






227 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:52 ID:l6TQZO0H
和解の内容は簡単なものであった。

俺の場合は、山本の俺に対する行為を刑事上も民事上も訴える権利を放棄するというものであった。

その対価として、和解金と慰謝料を受け取った。

俺の場合でもかなりの額であった。






230 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:55 ID:l6TQZO0H
実際に山本の様子がおかしかったのは今考えると思い当たる節もある。

また、後で知ったのだが、山本の母親は現在精神病で入退院をくりかえしているようである。

数年前から精神を病んでいるようで、山本の母の不在が多かったのもそれが理由であった。

山本が昏睡レイプに利用した睡眠薬も、山本の母に処方されたものだった。







232 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 18:58 ID:l6TQZO0H
俺は、自分の怒りよりも村上の気持ちのほうを優先させた。

その結果、上記のような結論にたどり着いた。

当然、英子の気持ちも考えた。

こんな、惨劇は早く忘れてしまったほうが彼女のためでもある。

裁判にかかる精神的プレッシャーを考えるとこれ以上の追求はしないほうがいいと判断した。





269 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:17 ID:l6TQZO0H
山本とは面会していません。

奴は卑怯にも入院していて面会できません。

父は奴がどこに入院しているかも打ち明けません。






281 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:24 ID:l6TQZO0H
そして俺は和解調書に署名捺印した。

もう、これで山本を犯罪者として追及することはできなくなった。

果たしてこれでよかったのだろうか?

山本の父は、最期の俺との和解がすむと、本当に申し訳なさそうに俺に謝った。





282 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:28 ID:l6TQZO0H
山本の父は非常に立派な人だった。

自分の息子の不始末のため、その職を辞任し俺たちにたいしてお詫びの行脚を毎日のように続けた。


この時、俺は既に英子とは何も接触していなかった。

もし、あの時、俺が怒らずに英子の話をはじめから全て聞いていたらどうなっていたのだろうか?





284 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:30 ID:l6TQZO0H
確かに、英子に対して、あの時と同じ感情を抱いただろう。

そして英子を抱きしめ、英子に謝っていただろう。

俺がまもってやれなくてごめんと。

しかし、俺の気持ちは変わらなかっただろう。

俺は村上を愛している。
その気持ちは嘘偽りがない。




285 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:34 ID:l6TQZO0H
あの日、英子が警察に同行した後、俺は村上の家へと車を飛ばした。

電話ですぐに行くと村上に告げたが、内容は電話で話す事ではないと判断し、村上の自宅に向かった。

首都高と第三京浜、横浜新道を利用したらそんなに時間はかからなかった。





286 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:38 ID:l6TQZO0H
村上に会って、俺は事実関係をかいつまんで話した。

山本が英子にした仕打ち、山本が村上を昏睡レイプし俺にその罪をなすりつけたこと。

そしてその後、山本は英子をラブホに連れ込みレイプしたこと。

最後に、英子が睡眠薬を山本に盛り山本のレイプの証拠を盗み出して警察につかまってしまって事を。





287 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/20 19:46 ID:l6TQZO0H
村上は英子に対して同情を示した。

自分も山本に同じ事をきっとされたからだと。

俺はわが耳を疑った。

「えっ?今なんて・・・」

「実は、ゼミ合宿の帰り、秀樹が車を降りた後、私、山本にお茶を勧められたの。」

「それを飲んでしばらくしてから眠くなって寝てしまったの」

「目が覚めた時は東名を走っていたけど、何か、アソコに違和感があって」

「私はトイレに行きたいから目がさめたと思って、山本君ずーと運転していたから疲れているだろうと思って、ホテルに言ってもいいよって言っちゃったんだ」









\ シェアする /


関連記事

 
 
 
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:修羅場・人間関係, 寝取られ,
 

 
 
 
 

おすすめ記事2

 
 

人気記事(7days)

 
 
 

おすすめ記事1