HIVの彼女と俺の話
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34 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:28:49.97 ID:2XgQnOVE0
お昼ご飯を食べよう!って事になって屋台を巡っているときに、俺たち4人の目の前に手を繋いで歩いているカップルが居た
後ろを振り返るとそこにもカップル…
アキ「囲まれたwww」
ミホ「くそっw 負けてたまるか!」
カップルに負けないように4人で手を繋いだw
周りから見たら変な集団だったと思う
35 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:29:09.20 ID:IV9YmpjK0
ミホいい子だね
36 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:30:25.04 ID:2XgQnOVE0
>>35
良い子
菅野美穂そのまま想像してくれてもいいくらいほんとあんな感じでちょっと天然
37 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:32:30.54 ID:2XgQnOVE0
お昼を食べおえて俺が煙草を吸いに喫煙所へ向かおうとすると「私も吸いに行くー!」と言いながらアキがついてきた
もうこの頃には面倒臭い…とか嫌だな…とか2人の女子には感じることはなかった
自分で言うのも変かもしれないけど、自然体で接することが出来ていたと思う
それにしても意外だった。アキが煙草を吸っているなんて知らなかったから
俺「タバコ、吸うんだね」
アキ「うん。だめ?」
俺「いや、ダメではないけどさ。この間の居酒屋では吸ってなかったでしょ?」
アキ「あぁ〜。あの日は我慢したんだ!初対面の女がタバコ吸いまくってたら印象悪いでしょ?」
意外だった。超サバサバ系女子であるアキが、そんなことを気にしていたなんてものすごく意外だった
意外女子アキ
38 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:33:22.85 ID:2XgQnOVE0
一服を終えて4人で集合して午後もしっかりと夏フェスを楽しんだ
夏フェス自体は何度も来た事あったけど、今までとは違った楽しみ方をしたんだと思う
俺の中での夏フェスって自分の好きなものをぼっちで見るもの、っていう意識だったからね
40 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:34:51.95 ID:2XgQnOVE0
あるアーティストを見ているときに、アツシとアキとはぐれてしまい、俺とミホの2人だけでステージめぐりをしている時間があった
ミホはものすごく気をつかうのが上手で、俺が全く気が付かない間にペットボトルのミネラルウォーターを買って
ミホ「はい!ちゃんと水分取らないとぶっ倒れちゃうぞぉ!!」
などと言って俺の顔にペットボトルを押しつけてくる
良くできた人だよ。普通に人間として尊敬できた
これは世の男性はミホの事を放っておかないだろうな…なんて思ったりもしたw
43 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:35:48.46 ID:2XgQnOVE0
ミホ「はい!質問!」
俺「ミホさんどうぞ」
ミホ「俺君はどうして彼女を作らないんですか?」
俺「作らないのではなくモテないのです」
ミホ「それは勘違いだと思いますよぉ?」
俺「は?w」
ミホ「まぁいいやwなんでもないw でも私には未来が見えます。分かるのです。」
俺「では教えてください。未来とは?」
ミホ「ホッホッホ!私について来れば、おのずと答えは見えるでしょう。その証拠に…」
ミホが前方に向かって指をさす
ミホ「アツシ軍団発見!」
ミホはちょっと不思議ちゃんでもあるのかもしれないw
常に周りを明るくさせる存在
むしろ俺が逆に聞きたかった
ミホにはなぜ彼氏が居ないのか…その理由は後から知ることになる
45 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:37:19.00 ID:aa8HKjZZ0
漫画のモテキみたい
48 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:38:17.50 ID:2XgQnOVE0
>>45
俺はモテてないぞw
46 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:37:27.21 ID:2XgQnOVE0
アキ「おいおい2人で楽しそうだねぇ、何してたんだい?」
いやらしい目つきで笑っているw
俺「ごめんごめん、探したんだけど見つからなくてさー」
アツシ「無事合流できたし、とりあえず○○ステージ行こうぜ!」
4人で次の目的のステージに向かう途中、アキが俺の脇腹を何度も肘でクイッっとしてくるオッサンみたいないやらしい目つきでw
意外女子アキwwww
俺は不思議な気持ちだったな
女性不振であった俺がこんなにも普通に仲よさげにできている事が自分でも信じられなかった
49 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:38:48.32 ID:2XgQnOVE0
そんなこんなで夏フェス終了
車に乗って帰路につく
途中、眠っているアキが俺の肩に寄りかかってきた
一瞬ゾワッとしたけど我慢して頑張ったよ
シャンプーのすごく良い香りが香ってきた
俺思うんだけど、女性ってなんであんなに良い香りがするんだろうなw
50 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:39:18.84 ID:2XgQnOVE0
ファミレスに寄って夕食をすませて、女子2人を自宅近くまで送り俺とアツシも家に帰った
楽しかったけどものすごく疲れていた
慣れない女子との夏フェスだったし、1日中騒いだからやっぱりすごく疲れた
今日はありがとう!と、3人にメールを一斉送信で送った
今と違ってラインなんてなかったし、個別で送るのも面倒だったから一斉送信で送ったら、これがきっかけで、4人で連絡を取るときのデフォにいつの間にかなっていた
51 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:39:51.98 ID:2XgQnOVE0
『みなさん、再来週の土曜日はあいてますかぁ?ピクニックに行こう!』
と、誰かが発信すれば、他3人が
『賛成!』
『いいねぇピクニック!!!』
というように、俺たち4人はすごく仲良くなっていったんだ
ラインがある今はグループトークなんて当たり前だと思うけど5年前のこの当時に普通のメールでこういう連絡の取り方をしているのは稀だったんじゃないかな?
全員が全員に一斉送信だから携帯が鳴りっぱなしなんて事も多々あったけどw
56 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:42:01.70 ID:IV9YmpjK0
>>51
バイトあがりに何十件もたまってたりするよなwww
58 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:43:15.46 ID:2XgQnOVE0
>>56
そうそうw
新着67件とかw
52 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:40:28.72 ID:2XgQnOVE0
それから俺とアツシが大学を卒業するまでの2年間、事あるごとに集まった
誕生日を祝ったり、旅行に行ったりもした
妻夫木と柴崎コウのオレンジデイズ的なキャンパスライフと言ってもいいかもしれないw
アキとミホは同じ女子大
俺とアツシは別大学だったからそんな頻繁に集まったりはしてないけど
だいたい月に2回は集まって飲んだりどこかへ行ったりしてたかな
この頃には俺の女性不振もすっかり引っ込んでいたと思う
53 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:41:09.68 ID:2XgQnOVE0
カラオケやボーリングはもちろん、スノボーに海水浴。遊びという遊びはやりつくした
フェスももちろん行った
これが本当の仲間なんだな。って、素直に心の底から思える4人組だった
しかも4人が4人とも彼氏彼女が居ないという、傍から見たら不思議な集まりだったと思う
実は居たのかは、それとも本当に居ないのかは分からないけど
春から俺とアツシは就活をしていた
と言いつつも俺は家がやっている会社を継ぐ予定だったしアツシも家を継ぐことになったから、就活という就活はなかったかな
東京の実家暮らしの大学生で実家の会社を継ぐって言うと、なんか変な罵声浴びそうだけどw
54 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:41:47.85 ID:2XgQnOVE0
アキとミホが大学4年になって、俺とアツシが社会人になっても予定さえあれば飲んだりしていた
さすがに遠出する回数は減ったけど月に2回くらいは集まっていたと思う
ミホは実家暮らしだし地元がこっちだから、地元で就活をしていたし卒業して就職しても今まで通り集まることはできる
けど、アキは実家が岡山で就職は地元ですると決めていたらしい
いつも通りに4人で飲んでいるときに突然そう打ち明けられたから、その時はものすごく驚いた
驚いたけど、これが大人になるって事なんだな…と無理やり悟ったのを覚えてる
55 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:41:50.45 ID:UVCPxKLN0
こういうのいつも読んでて思うんだが、昔の会話とかおぼえてるものなの?
とかいいつつ読むの好きなんだけどね。
57 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:42:36.31 ID:2XgQnOVE0
>>55
覚えてる
俺が特別かもしれないけど
小学生の運動会の時の会話とかも結構覚えてたりする
59 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:43:56.28 ID:2XgQnOVE0
めでたい事にアキもミホも無事に内定をもらって、卒業までの間は変わらずに沢山遊んだよ
この先4人で集まるのも難しくなってしまうと考えると胸が締め付けられるように辛かった
俺の今までの人生の中でも、これからの人生の中でも、濃くて色あせない一生忘れることが出来ない時間はこの4人での時間だったし、他の3人も同じように感じてくれている
少なくとも俺はそう感じていた
60 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:44:40.76 ID:2XgQnOVE0
楽しい期間はあっという間に過ぎる
いよいよ東京で集まれる最後の日が来た
丁度今くらいの時期かな、3月の中旬から下旬だった気がする
さみしくなるから最後っぽくしたくないというアキの要望で、普通に居酒屋に入って飲むことにしたんだ
始めのうちは4人とも普通に和気藹々と話していたんだけど、ある時急にミホがヒックヒック泣き出しちゃって汗
それを期に全員もらい泣きで大号泣した
居酒屋のスタッフさんが心配してくれて、おしぼりを何回も何回も交換してくれたのを覚えてる
あの居酒屋の店員さんに今もう一度会いたいなw
61 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:45:27.58 ID:2XgQnOVE0
「これで終わりじゃないから!俺たちはきっとお爺ちゃんお婆ちゃんになっても友達。」って、アツシが言ってたのを鮮明に覚えてる
アツシ…マジでイケメンw
アキは次の日の10時の新幹線で東京を出発する予定
終電ギリギリまで飲んで普通にバイバイした
3人で新幹線見送るよ!と、言ったけど「いや、最後じゃないから…大丈夫!余計に悲しくなっちゃうからさっ」と言うアキに、俺たち3人は何も言えなかった
アキがそうして欲しいと言うのならそうするしかないから
お昼ご飯を食べよう!って事になって屋台を巡っているときに、俺たち4人の目の前に手を繋いで歩いているカップルが居た
後ろを振り返るとそこにもカップル…
アキ「囲まれたwww」
ミホ「くそっw 負けてたまるか!」
カップルに負けないように4人で手を繋いだw
周りから見たら変な集団だったと思う
35 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:29:09.20 ID:IV9YmpjK0
ミホいい子だね
36 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:30:25.04 ID:2XgQnOVE0
>>35
良い子
菅野美穂そのまま想像してくれてもいいくらいほんとあんな感じでちょっと天然
37 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:32:30.54 ID:2XgQnOVE0
お昼を食べおえて俺が煙草を吸いに喫煙所へ向かおうとすると「私も吸いに行くー!」と言いながらアキがついてきた
もうこの頃には面倒臭い…とか嫌だな…とか2人の女子には感じることはなかった
自分で言うのも変かもしれないけど、自然体で接することが出来ていたと思う
それにしても意外だった。アキが煙草を吸っているなんて知らなかったから
俺「タバコ、吸うんだね」
アキ「うん。だめ?」
俺「いや、ダメではないけどさ。この間の居酒屋では吸ってなかったでしょ?」
アキ「あぁ〜。あの日は我慢したんだ!初対面の女がタバコ吸いまくってたら印象悪いでしょ?」
意外だった。超サバサバ系女子であるアキが、そんなことを気にしていたなんてものすごく意外だった
意外女子アキ
38 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:33:22.85 ID:2XgQnOVE0
一服を終えて4人で集合して午後もしっかりと夏フェスを楽しんだ
夏フェス自体は何度も来た事あったけど、今までとは違った楽しみ方をしたんだと思う
俺の中での夏フェスって自分の好きなものをぼっちで見るもの、っていう意識だったからね
40 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:34:51.95 ID:2XgQnOVE0
あるアーティストを見ているときに、アツシとアキとはぐれてしまい、俺とミホの2人だけでステージめぐりをしている時間があった
ミホはものすごく気をつかうのが上手で、俺が全く気が付かない間にペットボトルのミネラルウォーターを買って
ミホ「はい!ちゃんと水分取らないとぶっ倒れちゃうぞぉ!!」
などと言って俺の顔にペットボトルを押しつけてくる
良くできた人だよ。普通に人間として尊敬できた
これは世の男性はミホの事を放っておかないだろうな…なんて思ったりもしたw
43 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:35:48.46 ID:2XgQnOVE0
ミホ「はい!質問!」
俺「ミホさんどうぞ」
ミホ「俺君はどうして彼女を作らないんですか?」
俺「作らないのではなくモテないのです」
ミホ「それは勘違いだと思いますよぉ?」
俺「は?w」
ミホ「まぁいいやwなんでもないw でも私には未来が見えます。分かるのです。」
俺「では教えてください。未来とは?」
ミホ「ホッホッホ!私について来れば、おのずと答えは見えるでしょう。その証拠に…」
ミホが前方に向かって指をさす
ミホ「アツシ軍団発見!」
ミホはちょっと不思議ちゃんでもあるのかもしれないw
常に周りを明るくさせる存在
むしろ俺が逆に聞きたかった
ミホにはなぜ彼氏が居ないのか…その理由は後から知ることになる
45 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:37:19.00 ID:aa8HKjZZ0
漫画のモテキみたい
48 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:38:17.50 ID:2XgQnOVE0
>>45
俺はモテてないぞw
46 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:37:27.21 ID:2XgQnOVE0
アキ「おいおい2人で楽しそうだねぇ、何してたんだい?」
いやらしい目つきで笑っているw
俺「ごめんごめん、探したんだけど見つからなくてさー」
アツシ「無事合流できたし、とりあえず○○ステージ行こうぜ!」
4人で次の目的のステージに向かう途中、アキが俺の脇腹を何度も肘でクイッっとしてくるオッサンみたいないやらしい目つきでw
意外女子アキwwww
俺は不思議な気持ちだったな
女性不振であった俺がこんなにも普通に仲よさげにできている事が自分でも信じられなかった
49 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:38:48.32 ID:2XgQnOVE0
そんなこんなで夏フェス終了
車に乗って帰路につく
途中、眠っているアキが俺の肩に寄りかかってきた
一瞬ゾワッとしたけど我慢して頑張ったよ
シャンプーのすごく良い香りが香ってきた
俺思うんだけど、女性ってなんであんなに良い香りがするんだろうなw
50 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:39:18.84 ID:2XgQnOVE0
ファミレスに寄って夕食をすませて、女子2人を自宅近くまで送り俺とアツシも家に帰った
楽しかったけどものすごく疲れていた
慣れない女子との夏フェスだったし、1日中騒いだからやっぱりすごく疲れた
今日はありがとう!と、3人にメールを一斉送信で送った
今と違ってラインなんてなかったし、個別で送るのも面倒だったから一斉送信で送ったら、これがきっかけで、4人で連絡を取るときのデフォにいつの間にかなっていた
51 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:39:51.98 ID:2XgQnOVE0
『みなさん、再来週の土曜日はあいてますかぁ?ピクニックに行こう!』
と、誰かが発信すれば、他3人が
『賛成!』
『いいねぇピクニック!!!』
というように、俺たち4人はすごく仲良くなっていったんだ
ラインがある今はグループトークなんて当たり前だと思うけど5年前のこの当時に普通のメールでこういう連絡の取り方をしているのは稀だったんじゃないかな?
全員が全員に一斉送信だから携帯が鳴りっぱなしなんて事も多々あったけどw
56 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:42:01.70 ID:IV9YmpjK0
>>51
バイトあがりに何十件もたまってたりするよなwww
58 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:43:15.46 ID:2XgQnOVE0
>>56
そうそうw
新着67件とかw
52 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:40:28.72 ID:2XgQnOVE0
それから俺とアツシが大学を卒業するまでの2年間、事あるごとに集まった
誕生日を祝ったり、旅行に行ったりもした
妻夫木と柴崎コウのオレンジデイズ的なキャンパスライフと言ってもいいかもしれないw
アキとミホは同じ女子大
俺とアツシは別大学だったからそんな頻繁に集まったりはしてないけど
だいたい月に2回は集まって飲んだりどこかへ行ったりしてたかな
この頃には俺の女性不振もすっかり引っ込んでいたと思う
53 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:41:09.68 ID:2XgQnOVE0
カラオケやボーリングはもちろん、スノボーに海水浴。遊びという遊びはやりつくした
フェスももちろん行った
これが本当の仲間なんだな。って、素直に心の底から思える4人組だった
しかも4人が4人とも彼氏彼女が居ないという、傍から見たら不思議な集まりだったと思う
実は居たのかは、それとも本当に居ないのかは分からないけど
春から俺とアツシは就活をしていた
と言いつつも俺は家がやっている会社を継ぐ予定だったしアツシも家を継ぐことになったから、就活という就活はなかったかな
東京の実家暮らしの大学生で実家の会社を継ぐって言うと、なんか変な罵声浴びそうだけどw
54 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:41:47.85 ID:2XgQnOVE0
アキとミホが大学4年になって、俺とアツシが社会人になっても予定さえあれば飲んだりしていた
さすがに遠出する回数は減ったけど月に2回くらいは集まっていたと思う
ミホは実家暮らしだし地元がこっちだから、地元で就活をしていたし卒業して就職しても今まで通り集まることはできる
けど、アキは実家が岡山で就職は地元ですると決めていたらしい
いつも通りに4人で飲んでいるときに突然そう打ち明けられたから、その時はものすごく驚いた
驚いたけど、これが大人になるって事なんだな…と無理やり悟ったのを覚えてる
55 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:41:50.45 ID:UVCPxKLN0
こういうのいつも読んでて思うんだが、昔の会話とかおぼえてるものなの?
とかいいつつ読むの好きなんだけどね。
57 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:42:36.31 ID:2XgQnOVE0
>>55
覚えてる
俺が特別かもしれないけど
小学生の運動会の時の会話とかも結構覚えてたりする
59 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:43:56.28 ID:2XgQnOVE0
めでたい事にアキもミホも無事に内定をもらって、卒業までの間は変わらずに沢山遊んだよ
この先4人で集まるのも難しくなってしまうと考えると胸が締め付けられるように辛かった
俺の今までの人生の中でも、これからの人生の中でも、濃くて色あせない一生忘れることが出来ない時間はこの4人での時間だったし、他の3人も同じように感じてくれている
少なくとも俺はそう感じていた
60 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:44:40.76 ID:2XgQnOVE0
楽しい期間はあっという間に過ぎる
いよいよ東京で集まれる最後の日が来た
丁度今くらいの時期かな、3月の中旬から下旬だった気がする
さみしくなるから最後っぽくしたくないというアキの要望で、普通に居酒屋に入って飲むことにしたんだ
始めのうちは4人とも普通に和気藹々と話していたんだけど、ある時急にミホがヒックヒック泣き出しちゃって汗
それを期に全員もらい泣きで大号泣した
居酒屋のスタッフさんが心配してくれて、おしぼりを何回も何回も交換してくれたのを覚えてる
あの居酒屋の店員さんに今もう一度会いたいなw
61 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:45:27.58 ID:2XgQnOVE0
「これで終わりじゃないから!俺たちはきっとお爺ちゃんお婆ちゃんになっても友達。」って、アツシが言ってたのを鮮明に覚えてる
アツシ…マジでイケメンw
アキは次の日の10時の新幹線で東京を出発する予定
終電ギリギリまで飲んで普通にバイバイした
3人で新幹線見送るよ!と、言ったけど「いや、最後じゃないから…大丈夫!余計に悲しくなっちゃうからさっ」と言うアキに、俺たち3人は何も言えなかった
アキがそうして欲しいと言うのならそうするしかないから
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