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バイクで日本一周してる女の子と仲良くなった話
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28 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:57:38.78 ID:DP/9YheF0
さて冬美と待ち合わせの日の朝だ、秋晴れのいい天気だが、放射冷却の寒さが五厘坊主のもろ肌に染みる染みるwww
ローライダーはイマイチ機嫌が悪そうなので、今日はドジェベル200で出かける事にした。
・・・・・折角だから、バッチリ決めていくかなwww
驚くだろな冬美www
ハレ珍が来るとばっかり思ってるだろうしwww
ヘルメットは黒のVFX−R、冬美と同じモデルだが俺のはバイザーも真っ黒だ、プロテクターJKTもばっちり着込む。
グローブ、ジャージ、モトパン、この三つは全てSHIFTだ、・・・・・セスエンスローが好きなんだよwww
ちなみにウチのぬこの名前はセスエンスローjrだwww、
まあ俺を含めた誰もが『ぬこ』としか呼ばないのだがww
ここから八幡平山頂までは4時間くらい、200ccシングルでとことこ、と向かう。
国道からアスピーテラインへ、かなり有名らしい秘湯の前を過ぎて視界が開ければ もうすぐに待ち合わせの駐車場だ。
・・・・約束の時間より三十分も前だったが、
居た、過積載のバハの隣に大柄な女、背中まで位の黒い髪。
ああ間違いない、冬美だ・・・・
本当に また会えた・・・・、ゆっくりと冬美の横にバイクを停めた。
まだ俺だと全く気付いていないみたいだ、
さーて、どうやって脅かしてやるべかwwww
29 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:59:02.57 ID:DP/9YheF0
横に停めてゆっくりバイクから下り、ヘルメットを脱いで 冬美の方に向き直った。
天気はいいが ここは吹きさらし、少し強めの風に髪の毛がなびいているのを見て少し ときめいいたwww
んん?、この一月ちょいでで少し痩せたみたいだな、まあダラダラしないで本気で旅すると誰でも痩せるもんだからな。
森吉山の辺りに視線を向けていた冬美がゆっくりこっちに目を向け、・・・すぐに俺だと気付いたようだ、顔中を目と歯にして笑う冬美。
冬美『こんにちは譲二さん、秋の北海道寒杉でwwちょっと早いけど来ちゃいましたwww』
俺『何にも驚かねーのかよww、乗ってきたバイクとか頭とか小一時間(ryな事色々あるだろーがww』
冬美『あーその事、バイクの事はオフ車も乗ってるって最初の晩に言ってたでしょ?』
俺『そだっけか、ずっと呑みまくってたから、言ったか言わなかったかも覚えてねえ』
冬美『頭は・・・・男の人がいきなり坊主にする理由って・・・ねえ、それをいきなり聞くほど馬鹿な女じゃないですってww』
俺『なるほどね、納得、今日のつかみは お前の方が上手だなwww、一ヶ月でかなりもまれて来たな?』
冬美『ありましたよー色々、楽しさ五割、辛さ三割、ムカつくのも二割くらいww』
俺『そーか、まあ後でゆっくり聞かしてもらおうかな、とりあえず乾杯だ、熱いコーヒー持ってきてるからカップ出して』
冬美『おお!何と言う準備のよさwww、今出しますから ちょっと待って下さい!』
サイドバッグからコールマンのステンレスマグを取り出すのを待って、愛用のテルモスの蓋を開ける。
冬美の分を先に注いでから、自分の分は容器の蓋に注いで駐車場の柵に並んで寄りかかった。
俺『お久しぶり、ようこそいらっしゃいました、てことで乾杯!』
冬美『来ちゃいましたww、って事で、かんぱーい!』
さて冬美と待ち合わせの日の朝だ、秋晴れのいい天気だが、放射冷却の寒さが五厘坊主のもろ肌に染みる染みるwww
ローライダーはイマイチ機嫌が悪そうなので、今日はドジェベル200で出かける事にした。
・・・・・折角だから、バッチリ決めていくかなwww
驚くだろな冬美www
ハレ珍が来るとばっかり思ってるだろうしwww
ヘルメットは黒のVFX−R、冬美と同じモデルだが俺のはバイザーも真っ黒だ、プロテクターJKTもばっちり着込む。
グローブ、ジャージ、モトパン、この三つは全てSHIFTだ、・・・・・セスエンスローが好きなんだよwww
ちなみにウチのぬこの名前はセスエンスローjrだwww、
まあ俺を含めた誰もが『ぬこ』としか呼ばないのだがww
ここから八幡平山頂までは4時間くらい、200ccシングルでとことこ、と向かう。
国道からアスピーテラインへ、かなり有名らしい秘湯の前を過ぎて視界が開ければ もうすぐに待ち合わせの駐車場だ。
・・・・約束の時間より三十分も前だったが、
居た、過積載のバハの隣に大柄な女、背中まで位の黒い髪。
ああ間違いない、冬美だ・・・・
本当に また会えた・・・・、ゆっくりと冬美の横にバイクを停めた。
まだ俺だと全く気付いていないみたいだ、
さーて、どうやって脅かしてやるべかwwww
29 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:59:02.57 ID:DP/9YheF0
横に停めてゆっくりバイクから下り、ヘルメットを脱いで 冬美の方に向き直った。
天気はいいが ここは吹きさらし、少し強めの風に髪の毛がなびいているのを見て少し ときめいいたwww
んん?、この一月ちょいでで少し痩せたみたいだな、まあダラダラしないで本気で旅すると誰でも痩せるもんだからな。
森吉山の辺りに視線を向けていた冬美がゆっくりこっちに目を向け、・・・すぐに俺だと気付いたようだ、顔中を目と歯にして笑う冬美。
冬美『こんにちは譲二さん、秋の北海道寒杉でwwちょっと早いけど来ちゃいましたwww』
俺『何にも驚かねーのかよww、乗ってきたバイクとか頭とか小一時間(ryな事色々あるだろーがww』
冬美『あーその事、バイクの事はオフ車も乗ってるって最初の晩に言ってたでしょ?』
俺『そだっけか、ずっと呑みまくってたから、言ったか言わなかったかも覚えてねえ』
冬美『頭は・・・・男の人がいきなり坊主にする理由って・・・ねえ、それをいきなり聞くほど馬鹿な女じゃないですってww』
俺『なるほどね、納得、今日のつかみは お前の方が上手だなwww、一ヶ月でかなりもまれて来たな?』
冬美『ありましたよー色々、楽しさ五割、辛さ三割、ムカつくのも二割くらいww』
俺『そーか、まあ後でゆっくり聞かしてもらおうかな、とりあえず乾杯だ、熱いコーヒー持ってきてるからカップ出して』
冬美『おお!何と言う準備のよさwww、今出しますから ちょっと待って下さい!』
サイドバッグからコールマンのステンレスマグを取り出すのを待って、愛用のテルモスの蓋を開ける。
冬美の分を先に注いでから、自分の分は容器の蓋に注いで駐車場の柵に並んで寄りかかった。
俺『お久しぶり、ようこそいらっしゃいました、てことで乾杯!』
冬美『来ちゃいましたww、って事で、かんぱーい!』
30 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 09:01:01.52 ID:DP/9YheF0
乾杯のあと二人でずるずるとコーヒーをすすり、ぽつぽつと話しながら奥羽山脈の山々を眺めた。
俺『さて、とりあえず昼飯にしねーか?、秋田側には しばらく何もねーから、松尾側に降りて何か食うべ』
冬美『そうですね、もう昼ですもんねぇ、来た道帰るのはつまんないですけど、仕方ないですね』
俺『アスピーテラインを安比側から上がって来たんだべ?、もう一本樹海ラインてのがあるから そっち行くばおk』
冬美『え、そうなんですか?、じゃあ案内してくださいよ!』
俺『案内するほどのアレじゃねーけどな、んじゃ行くか。』
冬美のイデタチはお馴染の赤FOX上下だったが、その上にカソリタカシ色?のEDジャケットを着て準備完了。
俺はテルモスをくくり付けたバッグにねじ込むだけだ、エンジンをかけてゴーグル越しに冬美を見る。
目線が合うと真面目な顏で頷く冬美、頷き返してクラッチを繋ぎ、ひと呼吸遅れて冬美が続く。
シングル2台が樹海ラインを下っていき、松尾温泉郷を少し過ぎた辺りの某所で停まった。
今日のランチは怪しい洋館風の作りの洋食屋、二人とも同じラム肉ステーキ定食を注文した。
31 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 09:03:46.59 ID:DP/9YheF0
ラム肉ステーキ定食を食い終わり、コーヒーを飲みながら2人でまたーり。
一人のときは黄昏流星群とかを読みながらノンビリするのだが、今日は もちろん漫画には目もくれず冬美と話し込む。
俺『んで、どうだった北海道の一ヶ月?、スゲーの一杯居たべ?』
冬美『いやー、いい人も一杯ですけど、変なのとか悪い人とか。見た目どおりだったり、見た目に寄らなかったり色々でしたww』
俺『いい奴は一杯だよな、うん、俺も行くたびに友達増やして帰って来てるしな。でも悪いのとか変なのって、たとえばどんなの?』
冬美『うーん、同じキャンプ場にシーズン中ずっと居て、バイクで来てるのに全然走らない人とか』
俺『それは噂に聞くヌシって奴じゃないのか?、でもおれ盆休みほぼ毎年行ってるけど見たこと無いぞそんなヤカラ』
冬美『それは多分・・・・ひょいと奥尻行ったりする譲二さんとは行動かぶらなさそうだし、会ってもあまり近寄らないからでは?』
俺『へ?何で?』
冬美『あたしみたいな女とか、小さいバイクに乗った気が弱そうな学生さんとかには、何だか色々言ってくるんですけどね』
俺『何言われんの?』
冬美『新入りだからここにテント張れとか、あそこに固まってる連中とは話さない方がいいとか』
俺『・・・・本当に居るんだな そんな連中。一回は見てみたいもんだと思ってたけど、別に会わなくてもいいなww』
冬美『譲二さんと最初に会ったキャンプ場は有料だったでしょ?、あーいう所には居ないんですよ、無料の所にはわんさかww』
俺『ふーん、じゃあ会ってても、そんなんだと気付かなかっただけかも知れんな。まあ縁が有ったら気付く事もあるでしょww』
気付くと もう一時半を回って二時近くなっていた、おっといけねえ、早く出ねえと日が暮れちまう。
割り勘で支払いを済ませて我が家に向かい出発、途中で某農場のソフトクリームが食べたいと冬美が言い出したので寄ってみた。
だが どうもソフトを食う為には入場料を支払って中に入らないといけないらしい、それを聞いてあっさりあきらめる冬美ww
冬美曰く、『商売丸出しの観光施設なんて興味ないですキリッ』、だそーだ、相変わらずの男前発言www。
32 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 09:05:05.17 ID:DP/9YheF0
観光農場を後にして、周辺の酪農地帯をとことこ走る。
秋晴れのいい天気だが、だんだん体に当たる風が冷たくなってきた。
温泉にでも入って温まりたい所だが、この時間からだと湯冷めして風邪引くのが落ちだ。
とにかく最短距離を駆け抜けて家に帰ろう、走りを楽しむのは明日からにすればいいと冬美に言った。
冬美『そうですね、実はあたし夜中に青森に着いて全然寝てないもんでw、早く落ち着きたいです』
俺『よし、じゃあ最短距離をノンストップだ、ガスは大丈夫か?』
冬美『えーっと、・・・大丈夫です、ガンガン行ってください!』
俺は頷いてクラッチを繋ぎ走り出し、着かず離れずいい間隔を空けて冬美が着いて来る。
普段なら三時間近くかかる距離だが、頑張った甲斐あって二時間強でウチに着いた。
ローライダーの横にドジェベルを置き、ヘルメットを脱いで冬美を誘導してあげた。
33 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 09:06:45.68 ID:DP/9YheF0
俺『そうそう、ドジェベルの横、クルマにあまり近づけないように・・・・オーライオーライ、よしおk!』
冬美はバハに跨ったままヘルメットを脱ぎ、顔中で笑ってこう言った。
冬美『いやー、本当に来ちゃったなあwww、いいんですか、居座ってもwww?』
俺『だからいいって言ってんだろwww、早く荷物降ろして楽な格好に着替えろ、クルマで温泉連れってってやるから。』
冬美『温泉!近くにあるんですか!?』
俺『十分くらい走るけどな、まずはその過積載なんとかすっぺよ。』
冬美『はーい、でもどこに置いたらいいですか?』
俺『着替えとか必要なもんだけ家に入れて、キャンプ道具とかの必要ないモンは、この小屋の隅にでも置いておいてくれ』
冬美『おk』
冬美は てきぱきと荷物を降ろし、キャンプ道具は小屋の隅に置き、必要なものはバックパックにひとまとめにした。
俺は準備おkと見て着いて来いと促し、玄関のカギを空けて冬美を中に招き入れた。
冬美『おじゃましまーす・・・・、うわー、広ーーーーい!!!!』
こうしてついに冬美はウチにやってきて、短いけど、一生忘れられないだろう二週間の同居生活が始まった。
34 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 09:09:19.96 ID:DP/9YheF0
ちょっと中断、ここで3分の1くらいかなあ。
みてるひと居る?
居なくても書くけどね
35 :名も無き被検体774号+:2011/12/26(月) 09:10:46.34 ID:IKpCpjpi0
見てる
36 :名も無き被検体774号+:2011/12/26(月) 09:11:07.99 ID:VhmS8CiT0
見てるよー。仕事中だけどw
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