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さよならした女の子との思い出
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34 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 03:02:30.77 ID:PguPwV4k
変態:「聞いて回ってた時に、よく言われましたよー」

変態:「なぎさちゃんのクラスの女子からあの女には関わんないほうがいいよー☆って」

俺:「・・・」

ショック過ぎて、自分の席で固まって何も言えませんでした。

変態:「さて、どーしましょう?」

変態は相変わらずニコニコしながら聞いてきた。

俺:「なんでそんなに笑ってんだよ!!」

変態の表情にイラっとして つい、大きな声で怒鳴りました。

変態:「当たり前じゃないっすか。」

すると雰囲気が一変。

変態:「胸糞悪くてしかたねぇですし」

普段温厚な奴が、本気で怒るとこうなるのかってぐらい怖かったです。



35 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 03:13:18.40 ID:PguPwV4k
変態:「普段誰がなにしようが俺には関係ないけど」

変態:「頭悪いことしてるやつは嫌いっすね」


それだけ言うと、教室から出て行った。

俺は急いで、なぎさの教室に行った。

幸い、放課後で結構時間も経ってたのでクラス内には誰もいなかった。

なぎさの席がどこなのか知らなかったので見つけないといけない。

そう思っていたら、一瞬で見つけることができた。

コンパスの針かなんかで机の上は穴だらけのぼっこぼこ。

机の中には、紙くずやらゴミが散乱。

中の一枚を読んでみると。

しね。やらヤリマン!やら胸くそ悪い文章のオンパレード。


呆然とそれを眺めていると前のドアから人が入ってきた。

「あ、あの女の子紐じゃん(笑)」



37 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 03:22:54.00 ID:PguPwV4k
入ってきたのは中学生のくせに、髪染めて、ピアス開けて服装も見出しまくりの百合香ってやつだった。

百合香:「それ、ひどいよねー!」

ニヤニヤしながらこちら側に寄ってきて なぎさの机に持ってたゴミを詰めて教室から出て行こうとした。

今すぐにでもぶん殴ってやろうと思った。


俺:「おい」

百合香:「あ?なに?」

俺:「これ、お前がやったのか?」

百合香:「はぁ? うちだけじゃないしー」

今でも、くっそムカつきます。まず喋り方が、もう、なんか、あぁぁぁぁぁぁ!ってなる。

百合香:「あ、もしかして怒っちゃってる?」

ケタケタおかしそうに笑って きっもーとか言ってた気がする。

俺:「お前、そんなことやってて恥ずかしくないの?」

百合香:「は? あんまり変なことばっかいうと先輩にあんたくらわしてもらうよ?」



38 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 03:30:28.85 ID:PguPwV4k
百合香:「つーか、あんこそ恥ずかしくない?」

百合香:「なに正義感振りかざしてんの?キモッ」

もうブチ切れましたね。殺してろうと思いました。

女一人ぶん殴るぐらい簡単に出来ましたが それじゃ何の解決にもならない。

俺:「必ず後悔するぞ?」

それでも百合香は笑いながら、

百合香:「あたしの周りはみーんなこのこの知ってるけど絶手ェあの女の味方とかしねぇからー(笑)」

そういって出て行った百合香の後ろ姿をみて単純に殺意を覚えました。

そこから教室を後にして、帰宅。速攻なぎさに電話しました。



39 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 03:35:42.95 ID:cMXEB7/4
はわわ…


40 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 03:37:27.37 ID:PguPwV4k
いじめやめさせるとか最高!やっぱそういう人がいないとダメですね!


なぎさ:「俺? 電話なんて珍しいね?どしたの?」

俺:「いや、あのさ、お前俺に隠してることない?」

なぎさ:「んー? 特にないよー?」

俺:「嘘だろ」

なぎさ:「なんでそんなに怒ってんの?」

マジでわからないみたいな感じで喋ってくるなぎさにこの時は少しいらっとした

俺:「なんでお前保健室登校なんだ?」

この質問をするのは二回目だった。

なぎさ:「だから、それはちょっといろいろ、、、」

俺:「お前はっ!いじめられてんじゃねぇのか!?」

本当にまぁ、デリカシーのカケラもない。

つーか、そんなん直接言われたら誰でも嫌なことぐらいわかるでしょうに。

でも、この時は頭に血が上ってわからなかったなぁ。



41 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 03:46:28.87 ID:PguPwV4k
なぎさ:「・・・」

なぎさは黙ってしまった。まぁ、普通黙るよね!

俺:「なんで、言ってくれなかったの?」

なぎさ:「・・・だって、俺にはバレたくなかったんだもん」

俺:「俺には?なんで?」

なぎさ:「だって、俺は絶対そんなんわかったらどうにかしようとするじゃん」

俺:「当たり前じゃろ」

なぎさ:「・・・俺には私がいじめられてるとか知ってほしくなかった」

ここらへんで多分なぎさは泣き出してしまった。

電話越しに泣いてるのを聞いてると何もできない自分の無力感が半端なかった。

俺:「でも、言ってくれたらなんかでき、、、」

なぎさ:「俺にいじめられっ子って見られることが嫌だったんだもん!!」



42 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 03:54:58.11 ID:PguPwV4k
あの時の悲痛の叫びというか 本当に辛くて、毎日必至で我慢してたのがわかりました。

だから、そんななぎさを見てるのも聞くのも辛くて俺はとっさに言いました。

俺:「必ずなんとかするから」

なぎさ:「・・・へ?」

泣ながら、ふへっみたいな感じで聞き返されました。

俺:「お前がまた普通に学校に来られるようになんとかするから」

根拠も自身もありませんでしたが なぎさのことを思うといてもたってもいられませんでした。

なぎさ:「・・・ぅぅん いいの」

俺:「何が?」

なぎさ:「もしどうにかなった時、いじめられる対象が他の人になったら私嫌だもん」

グスグス泣きながらそんなことを言ってたと思う。



43 :名無しさんの初恋:2013/09/26(木) 04:08:41.00 ID:PguPwV4k
なぎさは自分の心配をよそに他の人のことまで考えていた。

自分であったいじめの対象が他の人に行くのが嫌だと。

なぎさ:「だから、なにもしなくていいよ」

そういってへへっと笑った。

なぎさ:「俺が私のこと気づいてくれたことだけで頑張れるから」

なぎさ:「だから、大丈夫だよ」

俺:「そんなこと知ったことではありません」


半沢直樹じゃないよ?本当にいったんだからね?疑わないでね?


なぎさ:「・・ぇ」

俺:「お前なんか勘違いしてるやろ?」

俺:「なんとかするっていうのは、いじめをやめさせるってことよ?」

俺:「そこにお前が偶然いじめられてただけで、誰だろうといじめはやめさせるで?」


内心、大嘘。

なぎさがいじめられてなかったらそんな必死に いじめをどうにかしようとか思わない。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:復讐・倍返し  |  タグ:すっきりした話,
 


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