>>28
これ好き
シンギュラリティー
コンピュータの性能は一年で大体2倍になる
このペースで性能の向上が続けば、2045年には人類の能力をコンピュー
タが超えてしまう
こうなると、人類を越えたマシンがさらに性能の良いマシンをより効
率良く作ることができるようになるため、信じられないような速さで
信じられないような高性能のマシンが作られることになる
そうなった場合、何が起こるのかは誰にも想像できない
凶悪な脱獄囚
若いカップルが深夜に人気のない山道でドライブをしていると、
カーステレオのラジオから凶悪で危険な囚人が今走っている場所のす
ぐ近くにある刑務所から脱獄したと臨時ニュースが流れる。
怯えながらもドライブを続けていると、車のエンジンの調子がおかし
くなり車が動かなくなる、男の方が「助けを呼んでくる」と一人で
山道を行こうとするが、脱獄囚に怯えた女はそれを止める。
最終的に「きちんとロックして車の中に居れば安全だ」と男が言い、
それに納得した女は車の中で男の帰りを待つことになった。
女が車の中で男の帰りを待っていると、「ズリッ…」と時折、何かを
こするような奇妙な音が聞こえる。女は恐怖に駆られたが男の言葉を
思い出し、車の中で鳴り続ける奇妙な音を聞きながら、男の帰りを待
つことにする。
やがて、日が昇ると一台のパトカーが女のいる車の近くにやってくる。
女が安堵するとパトカーから二人の警官が降りてきて、「まっすぐこっ
ちに歩いてきてください。ただし、決して振り返って後ろを見てはい
けません」と奇妙なことを女に向かって言う。女は警官の指示通り、
車を降りて警官のいる方向へ歩いて行くが、やがて好奇心に負けて後
ろを向いてしまう。
そこには男の死体が道の脇にある木の枝に首に縄を掛けられ、
吊るされていた。
一晩中聞こえていた音の正体は、殺された男の死体が風に揺れて、
車の屋根を死体の足が擦っていたものだったのだ。
この「カップルがドライブ中にトラブルにあう。車外に出たほうが殺され、
車内に留まったほうが助かる」という類型の都市伝説は1988年
のドイツなど古くから採集されている。
偽の警察官
ある女性が深夜、仕事からの帰り道、黒い服を着た男が走っていく姿
を目撃する。
その翌日、女性がテレビ番組を見ていると、自宅の近くで殺人事件が
あったことを知る。同じ日、制服の警察官がやって来て「この近所で
殺人事件があったのをご存知だと思うのですが、その件に関して何か
心当たりはございませんでしょうか。」と、聞いてくる。
女性がドア越しに「何も知らないです。」と返答すると、警官は、
「事件のせいでこの周辺の警備が強化されておりまして、私はパトロー
ルでこの付近を巡回しています。また後日同じ時間にお尋ねしますの
でその時に、もし何か思い出した事がございましたらどんなささいな
事でも構いませんので教えてください」という旨の言葉を残して去っ
ていく。
翌日も、翌々日も、その翌日も、決まった時間に警官は来る。女性は
仕事熱心で立派な警察官だなと思いつつ、やはりドア越しに「知らない。」
と答え続けていた。そんなある日、いつもの様に警官が帰った後、
女性は事件当日に黒い服の不審な男を見た事を思い出す。
明日警官が来たら、その事を話そうと女性は思う。次の日の朝、女性
がテレビ番組を見ていると、例の事件の犯人が捕まったとのニュース
が流れる。だが、女性は犯人の写真を見て驚愕する。
捕まった男は、自分の家に聞き込みに来ていた警察官だった、若しくは、
警察官に扮装して、女性が事件に関係する事を思い出さないか監視し、
もし思い出せば口封じに殺害してしまおうと狙っていた犯人だった。