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韓国人に彼女寝取られた話する
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64 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)22:47:39 ID:H0Z(主)
周りは ほとんどが話半分で聞いててカン君の話を受け流していた。
でも女の子の中には結構真に受けてる人もいて、「なんで日本って韓国に謝らないんだろうね」「天皇が韓国に謝ればいいのに」とか言ってる人もいた。
俺も最初は受け流してたけど、聞いているうちに段々とイライラした。
「確かに日本の政治はクソだけど、韓国に言われたくない」
酔いがまわっていたこともあって、強い語調で反論してしまった。
反論されたカン君もイラッとしたようで、更に強い口調で日本をディスって来た。
もうそっからは議論というより ほとんど口喧嘩だった。酔っていて最後どうなったのかすら覚えていない。
けれど、カン君の知識は凄く、対して俺の知識は聞きかじった程度のもので、最後らへんは大分劣勢だったような気もする。
後味悪く、飲み会は終わった。
67 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)22:49:37 ID:H0Z(主)
飲み会には彩も参加していた。
帰りに彩の家によって、そのまま泊まることした。
「大丈夫? 頭痛くない?」
彩は俺のことを気遣ってくれた。
そのやさしさがありがたかった。
周りは ほとんどが話半分で聞いててカン君の話を受け流していた。
でも女の子の中には結構真に受けてる人もいて、「なんで日本って韓国に謝らないんだろうね」「天皇が韓国に謝ればいいのに」とか言ってる人もいた。
俺も最初は受け流してたけど、聞いているうちに段々とイライラした。
「確かに日本の政治はクソだけど、韓国に言われたくない」
酔いがまわっていたこともあって、強い語調で反論してしまった。
反論されたカン君もイラッとしたようで、更に強い口調で日本をディスって来た。
もうそっからは議論というより ほとんど口喧嘩だった。酔っていて最後どうなったのかすら覚えていない。
けれど、カン君の知識は凄く、対して俺の知識は聞きかじった程度のもので、最後らへんは大分劣勢だったような気もする。
後味悪く、飲み会は終わった。
67 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)22:49:37 ID:H0Z(主)
飲み会には彩も参加していた。
帰りに彩の家によって、そのまま泊まることした。
「大丈夫? 頭痛くない?」
彩は俺のことを気遣ってくれた。
そのやさしさがありがたかった。
71 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)22:53:34 ID:H0Z(主)
二人一緒のベッドで眠る。
布団の中で彩がひっついてくる。触れ合っている部分から彩の体温を感じる。
「えへへ、るっきーあったかい」
「むしろ熱い」
俺の不平を無視し、更に張り付いてくる。彩の鼻が俺の首筋にあたる。
「あー、るっきーの匂い」
「やめろ嗅ぐな」
ちょっと恥ずかしい。汗臭くないだろうかと心配になる。
「この匂い、癖になるね」
「ちょっと変態っぽいな」
「るっきーも嗅いでみればわかるよ。この匂いハマるから」
「自分の匂い嗅いで『うーん、スメルズグッド!!』とか言ってたら そっちのほうがヤバいやつだよ」
「あはは、確かに」
耳のすぐそこで彩の笑い声が響く。
すりすりとほっぺたを擦り付けてくる。
「あー……なんだろう」
「なんだよ?」
「なんかベランダに飛び出して、『私、すごい幸せだー!』って叫びたい気分」
「近所迷惑だからやめようね」
「じゃあ代わりにるっきーのほっぺたぷにぷにする」
「いみわからん」
彩が軽く体を起こして、俺の頬をつまんでくる。
「あー、いいですわー」
「ひゃめろ」
「あはは、何言ってるかわかんない」
彩が楽しそうに笑う。
74 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)22:55:09 ID:H0Z(主)
「しかしあれだ、うん。るっきーのほっぺたはお金とれるね」
「とれるか」
「一回50円くらい」
「やすっ」
「ほほー、そのほっぺたはもっと価値があると?」
彩がニヤニヤしながら聞いてくる。
「いや、そういうわけじゃなくて……」
「じゃあ一体どういうわけなの?」
「えっと……」
返答に困ってしまう。
意地悪そうな笑みを浮かべながら、ほっぺたを指でつんつんしてくる。
「あはは冗談、るっきーのほっぺたは私のなんだから、私以外に触らせちゃダメだよ」
「安心していい。触りたがるの彩くらいだから」
「はい。代わりに私のほっぺた、触って良いよ」
手を伸ばして彩の頬を摘む。
「やわらかい」
「5000円になりまーす」
「金とるんかい」
「あはは」
その後も、とりとめのない会話を続けた。
77 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)22:57:01 ID:H0Z(主)
飲み会が終わってから2週間もしないうちに、同じ学科で同じ学年の加藤から飲み会に誘われた。
今度は学科の飲み会じゃなくて少数での飲み会だった。
加藤は俺と そこまで仲良くないので、不思議に思った。カン君と仲が良いのも気になる。
あれからカン君とは話していない。前は席が近くになった時に軽いお喋りくらいはしていたのに。
メンバーを聞くと、俺を含めて4,5人で、俺と仲が良い人はいなかった。
けど「絶対、絶対来てね!」と、かなり強めに誘われたので断れなかった。
まあ適当に参加して早めに切り上げるか、と思った。
84 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)23:04:58 ID:H0Z(主)
大分飲み会が進行したところで、急にカン君が質問してきた。
「春樹くんと彩さんは付き合ってるんですよね」
「うん、そうだけど」
隠すことでもないので素直に答える。というより大学でもバカップルやってるので一目瞭然だと思うが。
「彩さんって可愛いですよね」
「あ、うんまあ」
「自分、彩さんに惚れてしまいました」
「……え?」
唐突なカン君の発言に戸惑ってしまう。
「アプローチしてもいいですか?」
周りが「おー、略奪愛か?」「修羅場だ」などと面白半分に騒ぐ。
飲み会に参加してる酔っぱらったカン君の友人達は明らかに この状況を楽しんでいた。
ただ、加藤だけは どん引きしてた。「コイツ何言ってんだ?」みたいな顔をしてた。多分俺も同じような顔をしてたと思う。
「えっと……まあいいんじゃない」
俺はそう答えてしまう。自信があったわけじゃない。周りの空気がNOと言わせなかったのかもしれない。
ただ、ダメだと言ったら、男として小さいような気がした。自分がカン君に男として劣っていると認め、逃げることと同義だと感じてしまった。用は張らなくてもいい変な意地を張ってしまった。
俺の答えに周りが沸く。
「どっちが男として魅力的か正々堂々の戦いだね」「男と男の真剣勝負ですなー」他人事だと思って楽しそうに煽ってくる。
「どちらが彩さんのハートを射止めるか正々堂々勝負です」
カン君も周りに乗せられたのか手を差し出してくる。
射止めるも何も俺と彩はもうすでに付き合っている。
何かがおかしいと感じながらも、俺は差し出された手を握った。
加藤だけは心配そうな目でこっちを見ていた。
89 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)23:11:36 ID:H0Z(主)
飲み会でのことは彩には黙っておいた。
本当は「カン君に気をつけろ」とか「カン君が彩のこと狙ってるらしい」とか警告したかったけど、告げ口してるような気がしたので言わなかった。
みみっちいような、卑怯な感じがしたのだ。これも単なる意地だった。
92 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)23:18:17 ID:H0Z(主)
しばらくして、彩から、同じバイト先でカン君が働き始めたと聞いた。
それを聞いて俺は、焦りと恐怖を感じた。ここまで露骨にやるかと思った。
けど彩に動揺を悟られないように興味のないふりをした。男の嫉妬はみっともないと思った。
95 :名無しさん@おーぷん :2015/05/23(土)23:20:56 ID:H0Z(主)
大学にいる時に、カン君が話しかけてくる頻度が段々増えていった。
最初は話を俺に振るのだが、その後に彩と話し込む。狙いが彩なのは明白だった。
二人はよく、俺が知らないバイトの話とかで盛り上がった。
大学で、俺、彩、カン君の三人でいることが多くなった。
遠巻きから事情を知るカン君の友人達がニヤニヤとそれを見ていることがあった。
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