ベロベロになりながらも山中がとあることに気づく...
山中「ん? なんだこれ?名刺かよ...シャレた名刺だなこりゃ... 例の風俗嬢の名刺か?」
俺「ああ、何枚かもらったなーいつも違う文章書いてくれててさ」
山中「ん!! おいちょっとこれみてみろよ!!」
俺「ど、どうした!?」
山中「おまえ、これ手書きのメアドじゃねーか!!」
俺「んなわけな...ま、まじじゃねーか!」
山中「なんで気付かないのおまえ?ばか?」
俺「いや、まさかメアドが書いてあるなんて頭にあるわけないだろう...意識してないから心理的にみえなかったんじゃないか!?」
山中「いやでもこれで連絡つくかもしれないな! 早速送ってみたら?」
おそらくこれは人生の岐路のひとつであったんだろう...
ここでメールを送らずにその名刺を破り捨てるという選択肢もあったが、そんなことできるわけがない。
俺は手打ちでメールをうち、えりなさんへと送られることを祈って、ゆっくりと送信ボタンを押した...
第2章 〜岐路〜 終
風俗に行ったら人生変わったwww(転落)
わくわく
これみて風俗行きたすぎるドーテーです(´・ω・`)
第3章 〜帰省〜
メールの内容はこんな感じで送った。
「えりなさんお久しぶりです。鈴木たくまです。(名字のみ俺の実名)僕のこと覚えていますか?⭕⭕大学に通っていた童貞です。よろしければお返事下さいまっています。」
メールは無事届き、このメアドが存在することはわかった。
山中と二人で話ししながら、気長にメールを待ったが、なかなか返信が来ることはなく気がつけば眠りについていた。
翌朝俺は、スマホが小さく光っているのを見て飛び起きた。
俺「おい!山中起きろ!えりなさんからメール来てるぞ!」
山中「ん、なんだよ...寝かせてくれよ...」
俺「いいからこれみてみろって!」
俺は水戸黄門のように、山中に差し出した。
山中「え? まじかよ返信きてんじゃん! なになに...」
メールの内容はこうだった。
「久しぶり〜 覚えてるよ...俺くんのこと! ごめんね、突然やめちゃって...ちょっと色々あってね。就職活動うまくいったのかな?元気してる?」
俺は即座に返信した。
「一応、銀行に決まりました! あの...単刀直入にいいますが、会って直接お話がしたいです!べつに風俗じゃないんだからそういうことしたいとかじゃありません。えりなさんと直接お話がしたいです。」