彼の話をじっと聞き入り、電話が切れてから。
『誰でもいいから悩みを聞いて欲しい。話すだけなら・・・・・・。
彼の言うとおり、こんな私と別れた方が、主人は幸せになれるかも知れない。』
別れる事は死ぬより辛いと分かっているのに、またこんな都合の良い事を考えていました。
綺麗事を言っても、話だけで済むとは思っていなかったと思います。
その証拠に、盛りの付いた雌になっていた私は、出掛ける前無意識にシャワーを浴びていたのです。
彼の部屋の前に着いてチャイムを押せずに迷っていると、外の様子を気にしていた彼が急にドアを開け、私の腕を掴んで部屋の中に引っ張り込みました。
彼に無言のまま寝室に引っ張って行かれ、寝室に入ると以前と変わらない、小さなテーブル、可愛い椅子、1人暮らしには似つかわしく無いキングサイズのベッドなど、どれも懐かしい感じがしましたが、
ただ1つ違うのはベッドの足元に1メートル程離してベッドの方に向けて置いてある大きな姿見だけでした。
まだ何もされていないのに、この部屋に入っただけで、昨夜から火照ったままの私は条件反射の様に感じ出し、
その事を見透かしている彼に、立ったまま全て剥ぎ取られてベッドに寝かされると、ここに来て初めて彼が口を開きました。
「石鹸の匂いがするから、京子はシャワーを浴びて来たんだね。
俺もシャワーを浴びたら、今日はすぐに京子の中に入りたいから、ここに来る前の続きをして濡らしておきな。
充分濡らしておかないと、久し振りだから痛いぞ。」
辛い現実から逃れて夢の中にいる様な状態の私は、彼の指示通りに自分でしていると、周りの状況も分からない位感じてしまい、もう少しという時に、いつの間にか戻って来ていた彼に、手を掴まれて邪魔されてしまいました。
彼は私の膝が胸に付く様な格好にして、覗き込み。
「おう、凄い濡れ様だ。京子は1人遊びが上手だな。」
次の瞬間、大事な所に強烈な圧迫感と同時に快感が走り、気を遣る寸前で止められていた私は、無残にも2、3回出し入れされただけで恥を掻かされてしまいました。
キタキタキタキタ!
今迄なら動きを止めて貰えずに、続けて恥を掻かされてしまうのですが、彼は動かずに。
「今日は旦那に踏み込まれた時の続きだ。
もう2度と忘れる事が出来ない様に、こいつだけで嫌と言うほど虐めてやる。」
主人に見つかった時を思い出してしまい。
「主人の事は言・・。」
現実に戻された私が話そうとした時、太い物を凄い勢いで動かされ、私の声は はしたない声に変わってしまい、やがてその声は叫び声に変わって行きました。
以前あれだけ入れられていても、久し振りに味わわされている彼の物は、こんなに凄かったのかと思うほど強烈で、呆気なくまた太く硬いものに屈服させられ、
やはりそれでも許して貰えずに、すぐにまた気を遣りそうになった時、彼は引き抜いてしまいました。
「京子。早く欲しいなら足元の方を向いて、四つん這いでお尻を振って俺を誘ってみろ。」
私は恥じも外聞も無く、四つん這いで嫌らしく腰をくねらせていました。
それを見た彼は後ろから入って来ましたが、動いてくれません。
我慢出来ないで自分で動きだすと。
「京子。目を開けて前の鏡を見てごらん。」
目を開けて姿見を見ると、そこには後ろから入れられて、嫌らしく身体を前後させている私が映っています。
主人とのセックスでは、愛しているが為に、嫌らしい女と思われたく無いという気持ちから、全てを曝け出す事が出来ませんでしたが、
彼との行為は目的がセックスだけでしたので、ただ快感を貪ればよく、自分でも信じられない様な恥ずかしい行為もしてきました。
しかし、流石にそんな自分の姿を見るのは恥ずかしくて、下を向いたり、目を閉じたりすると、彼はその度に私の腰を掴んで、動く事を許してくれません。
快感を得たい私はもう目を逸らす事無く、はしたなく腰をくねらせながら、前後の動きを早めていきました。
私が逆らわなくなったのを見て、今度はお得意の言葉による辱めが始まります。
今の状態をしつこく訊かれ、彼に従順になっていた私は。
「後ろから入れられて、自分で動いています。」
「入れられて?入れて貰ってだろ。」
私が言い直すと。
「何を入れて貰っているの?」
「太くて硬いのを。」
「続けて言ってみろ。」
私は続けて言おうとしたのですが、言い終わらない内に気を遣ってしまい、うつ伏せに崩れ落ちてしまいました。