夜9時頃自分の家に到着し、すぐ彼女に電話してみると「これからバイト先から家に帰る」とのこと。
俺の家から彼女の家は自転車で20分位の距離なので、何も言わず、急いで彼女の家まで行き、合鍵使って部屋の中で待つことにした。
万が一の事に備え、靴をベランダに隠し、テレビだけつけて彼女の帰りを待った。
この時点で「もし何かあったら…」とすでに興奮しまくっていたが、これまで浮気した形跡もつかんだ事も無いので、どうせ とりこし苦労に終わるだろうと思っていた。
しかし、バイト先からは10分程度の距離なのに彼女は一向に帰って来ない。
2時間後にしびれを切らし、電話をいれてみると、「もう家に帰って寝てる」と言うではないか!
それを聞いただけで俺はすでにビンビンで、彼女の部屋で一発抜いた。
そうこうしてるうちに玄関から話声が聞こえてきて、どうやら彼女が帰ってきた様だった。
俺は速攻、どこかに隠れようとしたが、焦ってしまい、思わずベットの下にもぐり込んでしまった。
「これは間違いなくバレる」という思いと、話声の相手が男であるという事実に頭の中がパニクり、極度の緊張に陥った。
そ、それから?
「テレビ消し忘れて出ちゃった」とか言いながら2人は部屋に入ってきた。
俺は必死で、相手の男は誰なのかつきとめようとした。
話の内容から、どうやら彼女のサークルの先輩ではないか?と推測しながら、必死で息を殺していた。