告白キター
思考回路はショート寸前、ていうかショートしてた
あれ?原田くんに告白された?
え?えぇ?
でも原田くんにはゆめこちゃんがいて・・・・
でも私のこと好きって今言ってたよね
状況把握できないまま原田くんはどんどんおしゃべりになってく
直射日光の田んぼの真ん中で私も原田くんも汗かきながら突っ立ってた
原「俺1さんの考えてること全然わかんない
そんなに東原先輩のこといいって思うなら付き合えばいいじゃん」
原「昔からそんな感じだったよね」
原「なんか男の前で誰にでもいい顔してる感じだよねすっごいいやだった」
1「え、ま、待って・・・そんなことない!」
原「・・・・」
1「あ、暑いから日陰いこ・・・」
すごい暑くて数十メートル先の木陰に自転車止めて並んで座った
男の俺には原田くんの気持ちがすごくわかる
1「暑いね・・・お茶飲む?」
原「いらない」
1「あ、そう・・・」
原「・・・・」
1「原田くんってゆめこちゃんと付き合ってるんだよね?」
原「は?付き合ってないよ」
1「え?でも仲いいし、私昔聞いたんだよ 二人は許嫁だって」
原「許嫁とか今時ないよ普通・・・」
1「はぁ」
原「ゆめこ発信の噂にしか過ぎないよ」
「最初はみんなにからかわれて否定してたけど、きりがないし否定し続けるの面倒だったから放置してた」
「ていうか結婚相手くらい自分で選ばさせてよ」
1「じゃ、じゃあ付き合ってるんじゃないんだね・・・」
原「うん俺初めて好きになったの1さんだもん」
ええええええええ
心臓というか内蔵出るかと思うくらいドクッてなった
1「で、でもさ!なんで一目を避けて待ち合わせしようなんて言ったの?」
「みんなに見られるの嫌だったんでしょ」
原「それは1さんのほうでしょ
俺と帰ってるの原田先輩に見られるとまずいじゃん」
1「えー・・・・・」
私も原田くんも鈍感すぎた
1「ならもし私と付き合うことになったら堂々と一緒に帰ってくれるの?」
原「うん」
1「そっかぁ・・・・」
原「付き合ってくれるの?」
1「えっ・・・あ、あのー・・・」
原「はっきり言ってくれていいよ
ダメだったら諦めるし」
1「私も原田くんのこと好きだったよ」
「交換日記のときぐらいからずっと好きだったけど
ゆめこちゃんのこと気になってたから黙ってた」
原「あ、俺1さんが転校して前の席になったときから好き
俺のほうが勝ち」
「みんな1さんが髪切ったあたりから可愛いって言い出したけど、俺もっと前から思ってたから」
「だからそこらへんの奴なんかと俺は全然年季が違うから」
普段はこんな子供っぽいこと言わないので原田くんがすごくかわいく感じた
ますます好きになった
青春、か…
こんな感じで私と原田くんは付き合うことになった
ケンカしたりもしたけど結局高校3年まで付き合ってた
その後も付き合って、いずれは結婚できたらと思ってたけどなかなか思い通りにはいかなかった
その話はまた後日でいいですか?
今日はちょっと眠たすぎるので少し早いけどもう落ちますwww
とりあえずここまで読んでくれた人ありがとうございました!