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友達の親父に喧嘩売った話
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73 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:19:09.622 ID:zFjzs8hM0.net
予定通り本田の家に集まる。
夕方の5時に集まったがみな、誰も口を開かなかった。
4日前にバカ騒ぎしていた勢いは 既に冷め、現実に行動を起こすことに みな、恐怖感を覚えていた。
しかし、少年たちは引く術を知らなかった。
一度乗りかけた船。降りることは恥と思っていた。
重苦しい空気の中、予定時刻の11時を迎える・・・
本田「よし・・・行こうぜ!」
俺・坂倉「・・・・うし!いこう!」
本田の部屋は家とは離れたプレハブであり 夜中に抜け出すのは容易だった。
3人自転車にまたがり目的地へとこぎ進めていく・・・
75 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:19:55.678 ID:zFjzs8hM0.net
外は夏を前に蒸し暑かった・・はずだった。
しかし緊張感に包まれ、背中には冷たい汗がまるで生き物のように滑り落ちていくのを感じる・・・
誰もが緊張感に包まれ、心のどこかで「着かないでくれ」と思っていただろう。しかしこぎ進めている限り目的地までの距離は縮まり、ついにアパート前に到着した・・・
本田「・・いいか・・手順通りいくぞ。俺が最初に足に飛びかかって動きを抑える。 そこにお前ら二人が攻撃だ。いいな!」
俺「ああ・・大丈夫だ。」
坂倉「・・・おう。」
本田「1はいい。坂倉!手加減すんなよ!ひるんだらやられるからな!」
坂倉「・・・・ああ・・」
本田「よし!行くぜ!」
76 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:20:31.477 ID:1JxOZEkJ0.net
今気付いたんだが坂倉なのな
予定通り本田の家に集まる。
夕方の5時に集まったがみな、誰も口を開かなかった。
4日前にバカ騒ぎしていた勢いは 既に冷め、現実に行動を起こすことに みな、恐怖感を覚えていた。
しかし、少年たちは引く術を知らなかった。
一度乗りかけた船。降りることは恥と思っていた。
重苦しい空気の中、予定時刻の11時を迎える・・・
本田「よし・・・行こうぜ!」
俺・坂倉「・・・・うし!いこう!」
本田の部屋は家とは離れたプレハブであり 夜中に抜け出すのは容易だった。
3人自転車にまたがり目的地へとこぎ進めていく・・・
75 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:19:55.678 ID:zFjzs8hM0.net
外は夏を前に蒸し暑かった・・はずだった。
しかし緊張感に包まれ、背中には冷たい汗がまるで生き物のように滑り落ちていくのを感じる・・・
誰もが緊張感に包まれ、心のどこかで「着かないでくれ」と思っていただろう。しかしこぎ進めている限り目的地までの距離は縮まり、ついにアパート前に到着した・・・
本田「・・いいか・・手順通りいくぞ。俺が最初に足に飛びかかって動きを抑える。 そこにお前ら二人が攻撃だ。いいな!」
俺「ああ・・大丈夫だ。」
坂倉「・・・おう。」
本田「1はいい。坂倉!手加減すんなよ!ひるんだらやられるからな!」
坂倉「・・・・ああ・・」
本田「よし!行くぜ!」
76 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:20:31.477 ID:1JxOZEkJ0.net
今気付いたんだが坂倉なのな
79 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:21:36.028 ID:aKdfqnL/0.net
>>76
板倉って読んでたわ
81 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:22:37.153 ID:MGLipG7B0.net
>>79
同じく
96 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:31:51.910 ID:XZJJvsGMa.net
>>76
板倉かと思ってたわ
77 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:20:54.901 ID:zFjzs8hM0.net
階段のアパートをゆっくり登り扉の前に立つ・・・
一瞬時間が止まるのを感じ、全ての物の存在が頭から消える・・
本田「おらああああああ!」
扉を開けて本田が飛びかかった!
オヤジ「な・・なんだてめえ!」
本田「うるせえええええええ!」
親父は布団で横になりテレビを見ていた。
そこに目がけて本田が飛びかかりタックルを決め足を押えこむ!
78 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:21:31.247 ID:zFjzs8hM0.net
本田「次!行け!」
しかし予定外の事がここで起こった!
扉は一人通るスペースしかない!
二人でどっちが行くかお互い見合ってしまった!
オヤジ「な・・なんだなんだてめえらあああ!」
本田「早く!次こいよ!」
俺「坂倉!いけ!」
坂倉「お・・おう!」
ここでまたミスを犯す・・・
80 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:22:18.913 ID:zFjzs8hM0.net
坂倉が靴を脱ぎ始めたのだ・・・
俺「ば・・ばっか!んなことしてねえで早くいけ!
坂倉「あ・・・・」
本田「いってえええええええええ!」
足にしがみついていた本田の髪の毛を両手で掴み 思いきり引き上げてる鬼の表情の大人がいる・・・
オヤジ「ガキャアアアアア!ぶっ殺してやらああああ!」
アパート中に声が響きわたる・・・・
俺達はまたしてもミスを犯していた・・・
騒げば近所に叫び声が漏れることに・・・・
82 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:22:49.013 ID:zFjzs8hM0.net
俺と坂倉はもう動けなかった。
本田「いってええええ!助けてくれえ!」
本田の叫び声がこだまするが俺達は動けなかった・・・
親に怒られたことは何度もある。
大人が怖いということは知っていた・・つもりだった。
自分よりでかい人間が低い声で怒鳴ると すくみあがるほどの恐怖を感じること。
いくら柔道をやっていたとはいえ しょせん大人と子供では筋力の差が強すぎて 髪をつかまれひねりあげられただけで 強いと思い込んでた本田がいとも簡単に動けなくされてたこと。
俺はもう足が震えて膝が笑い逃げることすらできなかった。
草食動物は肉食動物ににらまれたら動けなくなるらしいが身をもって体感した。
恐怖の中・・体は動かない・・・
83 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:23:42.456 ID:zFjzs8hM0.net
オヤジ「てめええ!たかしいいい! なんだこいつらはあああ!」
坂倉「・・・ご・・ごめん・・・ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」
もう俺たちの戦意は喪失していた・・・
作戦は失敗に終わったのだ・・・
近所の人が声を聞いて様子を見に来て警察に通報する・・・
ドアは開けっぱなし。
近所の人が覗いてる中、俺達3人は正座させられ右に左に顔を蹴られ続けた・・・
痛い・・というより大人の本気の攻撃は重い・・・
一気に首から先を引きちぎられる感覚・・・
蹴られては「起き上がれええ!」と髪をつかまれ正座させられ また右に左にと顔を蹴り倒され続けた・・・・
84 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:24:35.768 ID:zFjzs8hM0.net
所の人たちはあまりの迫力に ただただおびえていた・・・・
そんな中、警察が到着する。
もうここらへんの記憶があまりない。
オヤジが気が狂ったように怒鳴り続け 鼻血を出していた俺達はとりあえず病院へと連れていかれた。
もう頭の中が恐怖でぐっちゃぐちゃになり 何が起こってるのかわからない状況。
病院で治療を受けながら、警察も隣につき いろいろ聞かれたが何を答えたか覚えていない。
はっきりと思いだせるのはその先の警察署から。
俺達3人は別々の部屋に連れられバラバラに調書を受けることになった。
86 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:25:51.937 ID:zFjzs8hM0.net
俺達3人は別々の部屋に連れられバラバラに調書を受けることになった。
警察というのはグループで捕まえた時は必ず別々に調書を取る。
口裏を合わせて逃げられないようにするためらしいが実際はもっと違う所にあると思う・・・
警察「なんでこんなことをしたんだ?」
俺「・・・・・・」
警察「たしかに黙秘権はある。ただな? 黙ってるだけじゃ帰れないぞ!これは事件なんだ!」」
俺「・・・・・・・・・・・」
警察「・・・おまえらのやった事は暴行だ。 子供とはいえ3人がかりで襲いかかっていくなんて俺は今まで聞いたことがない。」
俺「・・・・・・・・・・」
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