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結婚を心に決めた人がいたのに
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ここでRとセックスをすると、また菌を貰ってしまう為、セックスは出来ない。

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どうこう考えるうちに、Rと会った・・・。

Rと食事をしていた、普通にしゃぶしゃぶを食べ、そのまま少しお茶を飲んで帰ろうという事になった・・

いよいよだ・・。

私「Rさ、何か体調おかしくない?」

R「えっ?全然元気だよ!」

私「そっか・・・」

R「なんで?どうしたの?」

私「うーん」「正直に言うけどさ、何かチンコが最近おかしいんだ・・」

R「なんで?どうしたの?」


Rも少し興奮したような何が起きてるか、わからないような感じで聞いてくる。

私「俺も良くわからないのだけど ちょっと膿が出るんだ・・」と半ばとぼけながら、話をして反応を見た。


R「ん?膿が出るって性病?」「えっ?どうして?あなた貰って来たの?」「私も移ってるって事?」


私「いやいや浮気なんてしてないよ、とりあえず明日にでも」「病院に検査に行ってくるからさ」

とっくに病院にいき治療をしているのは当然黙っていた・・。

Rは とりあえず釈然としないまでも、そのまま家に着いてきて一緒に過ごした。

現時点では怒るというよりも心配をしている感じだ・・

表情や会話をつぶさに見ていたが、Rが浮気をして・・という事はなさそうだ・・変な話だが安心した・・。

寝る時にRは膿の出ているペニスをしげしげと観察していた。なんかやっぱ臭うね・・という感じで話もしていた。
その日は当然そのまま一緒に寝た。腕枕をしながら・・・

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ブランチをファミレスでとり、Rと映画を見て別れた。

R はペニスから膿が出ていると言う事がよくわかっていないようだ・・

淋病と言ってしまえば わかってしまうだろうし・・はぁ・・

Rにはその日に病院に行ったから!とうそをつき、検査は一週間後と・・・

月曜日に掛かっている泌尿器科で、

「彼女にも移してしまったようなんですが・・」「病名を告げずに治療してもらう事は可能ですか?」とDrに尋ねるも・・そんな事出来ませんとのこと。

ただDrはヒントのように、
「まだ薬手元にある?」淋菌の薬ってあまりないからね・・飲めば治るけどな・・。などと独り言を・・・

帰りに私は 完治しているものの薬を貰う。

前回の余りと合わせれば、二週間近い分の抗生物質が手に入った・・・

Rには金曜日に会った際に


「何か淋菌に似てる雑菌のようなものに感染したらしい・・」「不潔にしてセックスとかするとなるらしい・・」「当然、Rもその菌がいると思うから、この薬飲んで治してよ」

と薬を渡す。

R「性病じゃないの?私はあなたとしかないんだからね!」


私「違うよ・・ばい菌だってば、一緒に治そうよ」


R「なんか怪しいなぁ・・」


私「まぁ疑うのはいいけど、薬飲んで一緒になおそーな」


何とかここまでは誤魔化している・・・

付き合いが長い事が、よきにも悪きにも作用している。

あとはR次第だ・・・Mの事は現時点では どうでもよくて・・

色々なメールは入ってきてはいるが、ほとんど無視状態。

どうやら治療は始まったようで、会いたい会いたいと何度も入っていた。

今はそれどころじゃないのだ・・・

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日が変わり、Rは薬は飲んでくれているようだが、病院に行かないのでどうかはわからない・・

以前の泌尿器科のDrに電話してみたところ、状況はわからないが、いつでも検査は出来るとの事。

粘液を確認すればある程度判定は出来るとの事・・

それを期待し、10日ほど経ったぐらいにその泌尿器科にRを連れて一緒に行った。

私も最終検査という事にして、いっしょに検査し、潜血が一切なくどうやらRも治っているようだ。

検査が終わり、帰り道でRが話があるという。

Rさすがに私の彼女・・一枚上手だった・・。

私もRも病院に行き淋病は治ったという状況の中で、Rが話があるという。

私はここまで浮気して病気を移したのにも、関わらず、Rにはばれていなく、その上で病気も完治し、なんとか誤魔化せたと内心喜んで居た時に・・

Rから神妙な顔で「話があるの」と・・

軽い食事やデザートを食べられる店に腰をおちつけ冷静さを装いながら、Rの話を聞く事にした。

R「あなた、私の事好きですか?」


私「勿論好きだよ」


R「私は結婚がしたいのじゃなくて、あなたと結婚がしたいと 思っていると言う事はわかりますか?」


私「うん」(なんかいつもと口調も違うしちょっとドキドキ中)

R「じゃあ質問するので全部答えて下さいね。 私は何を聞いても あなたの気持ちが変わっていないのなら大丈夫ですから」


私「うん・・」(うーなんかやばい・・ばれたのか・・)

R「私はあなたに菌を貰いましたよね。 これは淋病に似た菌とか言ってましたが、そのまま淋病ですよね・・・」


私「えっ、そうなの?」(そうなのって・・おい)


R「私、あれからすぐに自分で病院に行きました。 それは あなたを疑ってとかじゃなくて、自分でちゃんと病気か確認したかったし、病気になってたらすぐに治したいでしょ? 男より女の方がそっちの病気は大切なんだから・・」


どうやら、Rは自分で病院に行き、ちゃんと淋病の診断を受け、薬を服用していたようだ・・

確かにいくら恋人とは言え、わけのわからない薬を渡されて、飲むほどRも馬鹿じゃないと言う事だろうか・・。

さて問題はここからだ・・


私はてっきり、「淋病に似た菌」で誤魔化せてたつもりが「淋病」になってしまった・・。当然Rも「性病」という認識をもっているだろう・・。


R「そこで、一つ聞きます。 淋病はどこで貰ってきたの? 怒らないから ちゃんと言って、私の事すきだったら、ちゃんと言って。二人が結婚するならここは大事な話よ」


そう言いながらRは目に涙を貯めている。(ああ・・・これはやばいなぁ・・)


そう思いながらも不謹慎にRが可愛いなぁ・・と思っていた。

私は観念した。


私「ごめんなさい・・。 この前マージャンしてた時に、皆でその後キャバクラに飲みに行って そのまま終わってから、ヘルスに行っちゃったの・・」(おいっなんでそんなスムーズに嘘がつけるんだ俺は・・)

追い討ちをかけるように私の芸術的な嘘は続く・・

「実は一緒に行ったJも「淋病」になってて・・、別れたけど、付き合いのあるMちゃんにも移しちゃったらしくて、二人でなんて言おうか悩んでいた所だったんだよ・・」


RとJ・Mの接点はどうやってもない。どう嘘をついてもばれるわけがない。快心の嘘だ・・


私「ごめん・・酔ってたから全然起たなくて、射精もしなかったんだけど、病気だけ移っちゃった・・」(射精をしようがしまいが関係ない所だが、微妙のプラスを期待する)

Rは少し涙を流しながら

「本当にそれだけなの?風俗で移ったの?」


私「ごめんな・・・素人が淋病なんてならないよ・・普通は」(いや素人だからなるのだが。。Rと性病など遠い縁だ今後ばれることはない)


(あと一息だ・・)


R「・・・・私と付き合って今まで何回風俗行ったの?」


私「行くわけないだろ、お前で十二分に満足してるのに・・」(いや男は関係ない、どんな彼女や妻が居ようが他の女に射精したいのだ)


R「本当?飽きたんじゃないの?」


私「そんな事あるわけないだろ!」(必死だ。。)


R「でも今回の事はショックだった・・。 性病なんかなったことないし、あなたが浮気してると思って凄く悩んでた・・・」


私「そんな事あるわけないだろ、馬鹿だな・・。 俺だって悩んだよ、どうやって話そうかとかさ・・」


R「信じていいの?」


私「いいに決まってるだろ!」


なんとか乗りきったのか?どうなのか自信がなかったが店を出た私とRは仲良く手をつないで歩いた。これが答えだったのだろう・・・

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その数日後、私はRに正式にプロポーズをした。Rもすぐに受けてくれた。


>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:浮気・不倫,
 


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