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あなたの知らない世界
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206 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 15:42 ID:6sKJFxDE
私の鼓動は血管が破裂しそうなほど高まっていた。千春を止める事が出来なかった。
初めて現実で見る千春のこの姿から目が離せなかった。
千春の指が動く。
片方の指で千春のそれを開く。
開いた先にはっきりと千春の突起物が見える。
指は溢れ出る愛液をすくい、突起物の上を円を描くように動く。しばらくその繰り返しが続く。
早く終わらせたいという気持ちがそうさせるのか、千春は真剣だった。
207 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 16:10 ID:6sKJFxDE
しかし千春は声を出さなかった。
私と視線を合わすこともなかった。
突然指の動きが早くなる。
千春の表情が変わってゆく。
今まで閉じたままの口がわずかに開く。
そこからかすかな息遣いが聞こえて来る。
一瞬体が硬直する。眉間に皺が集中する。
間もなく千春が絶頂を迎えた。
210 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:11 ID:6sKJFxDE
興奮は極みに達した。
私は自分を抑える事が出来なかった。
服を脱ぎ捨て、千春をベッドに押し倒した。
千春に覆い被さる。
唇を重ねる。舌を絡ませる。
千春が腕を絡ませてくる。
二人共涙を流していた。
(今日一日だけだ・・・今日一日だけだ・・)
そう何度も自分に言い聞かせながら千春を抱いた。
私の鼓動は血管が破裂しそうなほど高まっていた。千春を止める事が出来なかった。
初めて現実で見る千春のこの姿から目が離せなかった。
千春の指が動く。
片方の指で千春のそれを開く。
開いた先にはっきりと千春の突起物が見える。
指は溢れ出る愛液をすくい、突起物の上を円を描くように動く。しばらくその繰り返しが続く。
早く終わらせたいという気持ちがそうさせるのか、千春は真剣だった。
207 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 16:10 ID:6sKJFxDE
しかし千春は声を出さなかった。
私と視線を合わすこともなかった。
突然指の動きが早くなる。
千春の表情が変わってゆく。
今まで閉じたままの口がわずかに開く。
そこからかすかな息遣いが聞こえて来る。
一瞬体が硬直する。眉間に皺が集中する。
間もなく千春が絶頂を迎えた。
210 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:11 ID:6sKJFxDE
興奮は極みに達した。
私は自分を抑える事が出来なかった。
服を脱ぎ捨て、千春をベッドに押し倒した。
千春に覆い被さる。
唇を重ねる。舌を絡ませる。
千春が腕を絡ませてくる。
二人共涙を流していた。
(今日一日だけだ・・・今日一日だけだ・・)
そう何度も自分に言い聞かせながら千春を抱いた。
211 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:13 ID:AKVKBjeB
>>210
ああ、やっぱ抱いちゃったんだ。
214 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:22 ID:6sKJFxDE
目が覚めると千春が台所に立っていた。
昨夜、二人は全てを忘れ何度も交わった。
「おはよう」
千春が笑顔で話し掛ける。
「ああ」
タバコに火をつけ視線をそらす。
千春を見ているのが辛かった。
私はスーツに着替えた。
早めの出勤の準備をした。
キーケースから1つしかないこの部屋のカギを抜き、テーブルの上に置いた。
「カギは一つしかないからポストに入れておいてくれ。」
私は遠まわしに千春に帰れと言っている。
そして千春はその言葉を予期していたかの様に唇をかみ締め、やがて静かに頷いた。
216 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:25 ID:6sKJFxDE
「じゃあ行って来る」
その言葉を聞き千春の目から涙がこぼれた。
「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」
床にはコンビニの袋が置いてあった。
恐らく朝早く起きて買ってきたのだろう。
私は再び視線を落とす。
そして持っていたカバンを置いた。
217 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:31 ID:eCc8oYVV
>「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」
切ない・・・
218 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:31 ID:6sKJFxDE
千春の作った朝食がテーブルに揃った。
ご飯に味噌汁、ししゃもにハムエッグ、そして納豆にサラダ。
コンビニで揃う材料と言ったらこんなものだろう。
それでもなぜか千春の味がした。
運んできたのは私の分だけだった。
「お前は食わないのか?」
「いい。良ちゃんの食べる所見てる。」
「食いづらいじゃないか」
「いいじゃない。それよりごめんね、こんなものしか作れなくて・・」
「十分だ」
219 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:36 ID:AKVKBjeB
どうなるんだろう・・・。
233 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 18:26 ID:6sKJFxDE
千春が作った朝食を食べ終え、私は再び立ち上がった。
千春は座ったまま私の方を見なかった。
「じゃあ行って来る。カギよろしく」
千春が黙って頷いた。
私が出て行くまで、千春はその場を動かなかった。
(これでいいんだ・・)
私は自分に言い聞かせ、部屋を後にした。
440 名前: 良介 投稿日: 03/07/04 16:55 ID:sjh1JPwQ
午後になると私は得意先まわりを始める。
しかし今日は何もやる気が起きなかった。一番仲の良い所へ連絡し、訪問した事にしてもらった。
缶コーヒーを買って、公園のベンチへ腰掛けた。
千春の事を想い浮かべる。まだ部屋にいるだろうか?
忘れかけてた頃に突然やってきた千春との再会。そのお陰で今も頭の中は千春一色だ。
会わなければこんな思いをする事も無かった。
ふと、ある事を思い出した。
お門違いなのはわかっていた。
それでも私は実家へ電話した。
441 名前: 良介 投稿日: 03/07/04 16:58 ID:sjh1JPwQ
言うまでもなく千春に住所を勝手に教えた親父に抗議するためだ。
今年定年退職して、普段は家にいる。私より無口で、必要な事しか喋らない頑固親父だ。
しばらくして親父が電話口に出た。
442 名前: 良介 投稿日: 03/07/04 16:59 ID:sjh1JPwQ
「なぜ住所を教えたんだ。」
「なぜって聞かれたからだ。」
親父は何の事か聞きもしなかった。それよりこの開き直った態度が許せない。
「教えるなと言っておいたろう!」
「生意気言うな!どんな理由があったにせよ、女の子をあんなに泣かすんじゃない!」
親父が突然電話口で怒鳴った。
「理由も知らないで勝手な事言うな!」
私も公園である事を忘れていた。
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