491 :西山(続き):03/11/23 13:02 ID:xaS9xTqm
「関係を持ってお嬢さんは、課長の物を気に入ってしまったという事ですか?」
酔った社員が口を挟むと、自慢話が始まり。
「ああ。前の亭主が何も知らない堅物で、幼稚なセックスだったらしく、男の物を咥えた事すら無いんだ。
始めは触るのも嫌がっていたが、一度俺の物を味わった後は言いなりよ。
今ではマンションに入ると、すぐに欲しがって咥えてくる。
1ヶ月早くなったのも彼女のわがままで、早く一緒に暮らしたいからと言っていたが、本当は、早く毎晩して欲しいからの間違いじゃないかな。ハッハッハッ。」
「課長。これで出世は約束された様な物ですね。」
「いやー。社長までは無理かも知れんが、取締役ぐらいはな。ハッハッハッ。」
これで、今は大事な時期と言っていた事や、お金を持っていた事など、全ての謎が解けました。
492 :西山(続き):03/11/23 13:03 ID:xaS9xTqm
課長は更に飲んでいて、もう私との関係や、自分の言っている事が分からなくなっている様子で。
「お金の身辺整理は出来ても、女の方は大丈夫ですか?」
「ああ、綺麗なもんよ。例の人妻ともまた色々有ったが、金で話がつきそうだし。籍を入れるまでは大人しくしておらんとな。」
「籍を入れるまでですか?」
「彼女は我がままだが美人だし、何も知らない女を仕込む楽しみは有るが、腰の使い方まで知っている人妻も捨て難い。
結婚したら俺のと違って賃貸じゃないから彼女のマンションに入るが、また関係が戻ってもいい様に、俺のマンションは借りたままにしておくつもりだ。
俺が出世したら、君達も上に引っ張ってやるから、精々頑張れ。」
そう言い終わると、横になって寝てしまいました。
493 :西山(続き):03/11/23 13:03 ID:xaS9xTqm
課長が寝てしまうと、酔った上の話とはいえ、流石に皆、嫌悪感を顔に出しましたが、私はそれどころでは有りません。
『やはり、少しも反省していない。
こいつは妻の事をまだ諦めていないし、籍を入れてしまえば、俺に対する態度もまた変わるだろう。
何より、出世すれば会社での俺の居場所も無くなるかも知れない。』
私の腹の中は煮えくり返り、その後毎日、復讐を考えていました。
494 :西山(続き):03/11/23 13:05 ID:8gLvUWSi
披露パーティーは仲人も無く、一部の社内の者と少しの友人、あとは濃い身内だけの、あまり派手ではない物でしたが、私も直属の部下という事で招待されていました。
当然私などのスピーチは無かったので、司会の方に簡単な祝辞と歌を歌わせて欲しいと言いに行き、
ワインを飲みながら出番を待っていると、暫らくして私の名前が紹介され、前に出てマイクを外して持ち、課長に方に近付きながら。
「課長。本日は真におめでとうございます。
と言いたい所だが、人の家庭を無茶苦茶にしておいて、自分は幸せになるつもりか?
俺の妻は二度までもお前にいい様にされて、今、心療内科に掛かっている。
それでも懲りずに、また誘う為にマンションはそのまま借りておくだと。
ふざけるのもいい加減にしろ。
もう妻はかなり良くなったから、お前の所なんかには二度と行かない。」
495 :西山(続き):03/11/23 13:06 ID:8gLvUWSi
課長を含め、みんな呆気にとられて、止めにも来ないで立ち尽くしていました。
「それに、新年会で社長の事を親ばかだとか、お嬢さんの事を、何も出来ない我がまま娘と言っていたが失礼だろ。
そんな事が言えるのか?
お前はその社長から貰ったお金で慰謝料を払ったんだろ?
自分のした事の後始末ぐらい自分の力でしたらどうだ。」
私は胸ポケットから百万円を出して課長に投げつけ、反対のポケットから、コピーしてきた10枚の詫び状を出してばら撒きました。
私はまだ言いたい事が有ったのですが、やっと我に返った部長に腕を引かれ、お嬢さんの泣き声を聞きながら会場を出ました。
会場の外で部長は、私の肩を何度も叩きながら。
「後の事は任せておけ。」
会場の中に戻っていく部長を見ていて、何故か涙が溢れました。
この縁談は破談になり、課長も会社を辞めて、私を名誉毀損で訴える事も無く、その後どうしているのか分かりません。
一度課長のマンションを覗きに行ったのですが、もう表札も有りませんでした。
496 :西山(続き):03/11/23 13:07 ID:8gLvUWSi
当然、私も会社を辞めて、今は部長に紹介して貰った会社に勤めています。
ここは主に中国製品を扱っている、20人ほどの小さな会社ですが、私が中国の担当だった事で、あるポストを用意して迎え入れてくれました。
給料は可也減ったのですが、小さいだけ有って、今迄の様に守りではなく攻めている分、充実感が有ります。
家のローンや子供達の将来を考え、給料が減った分、4ヶ月前より妻が事務のパートに行き出しました。
男が多い職場なので気になりましたが、このご時世、結婚以来仕事をしていない妻が、働く所が有っただけでも奇跡に近く、贅沢は言っていられません。
妻は未だに、その日の事を何でも詳しく話してくれます。
先日も“○○さんに食事を誘われたけれど、主人以外の男の人と食事しても美味しくないし、楽しくないからと言ったら、それから一切誘って来なくなった。”と笑っていました。
私はお守りを持っている事も有って、妻を疑わない事にしました。
497 :西山(続き):03/11/23 13:08 ID:8gLvUWSi
今思うと、あの頃は出張先でも、家庭の事は気になっていましたが、妻の顔を思い出した事は、無かったような気がします。
妻が思っていた様に、妻の事を、空気の様な存在に思っていたのかもしれません。
同じ様に愛し合ってはいても、妻を裏切ったことの無い私より、私を裏切った妻の方が、私の事を愛していて、必要としていた様な気がします。
普段の生活も、あれ以来変わらず、妻は甲斐甲斐しく私の面倒を看てくれ、夜の生活も、縛ったりはしませんが、完全にSとMの関係です。
最近ではこういう関係に満足していて、あんな事が無かったらこういう関係になれなかったし、妻への愛も再確認出来なかったと思います。
また妻に何か有りましたら、ここに書かせて頂きますが、もうここに書く事は永久に無いと信じています。
甘いかな?
500 :えっちな21禁さん:03/11/23 13:55 ID:7Sh3WtwH
乙でした
501 :えっちな21禁さん:03/11/23 19:38 ID:qzp2Lr75
Z
「関係を持ってお嬢さんは、課長の物を気に入ってしまったという事ですか?」
酔った社員が口を挟むと、自慢話が始まり。
「ああ。前の亭主が何も知らない堅物で、幼稚なセックスだったらしく、男の物を咥えた事すら無いんだ。
始めは触るのも嫌がっていたが、一度俺の物を味わった後は言いなりよ。
今ではマンションに入ると、すぐに欲しがって咥えてくる。
1ヶ月早くなったのも彼女のわがままで、早く一緒に暮らしたいからと言っていたが、本当は、早く毎晩して欲しいからの間違いじゃないかな。ハッハッハッ。」
「課長。これで出世は約束された様な物ですね。」
「いやー。社長までは無理かも知れんが、取締役ぐらいはな。ハッハッハッ。」
これで、今は大事な時期と言っていた事や、お金を持っていた事など、全ての謎が解けました。
492 :西山(続き):03/11/23 13:03 ID:xaS9xTqm
課長は更に飲んでいて、もう私との関係や、自分の言っている事が分からなくなっている様子で。
「お金の身辺整理は出来ても、女の方は大丈夫ですか?」
「ああ、綺麗なもんよ。例の人妻ともまた色々有ったが、金で話がつきそうだし。籍を入れるまでは大人しくしておらんとな。」
「籍を入れるまでですか?」
「彼女は我がままだが美人だし、何も知らない女を仕込む楽しみは有るが、腰の使い方まで知っている人妻も捨て難い。
結婚したら俺のと違って賃貸じゃないから彼女のマンションに入るが、また関係が戻ってもいい様に、俺のマンションは借りたままにしておくつもりだ。
俺が出世したら、君達も上に引っ張ってやるから、精々頑張れ。」
そう言い終わると、横になって寝てしまいました。
493 :西山(続き):03/11/23 13:03 ID:xaS9xTqm
課長が寝てしまうと、酔った上の話とはいえ、流石に皆、嫌悪感を顔に出しましたが、私はそれどころでは有りません。
『やはり、少しも反省していない。
こいつは妻の事をまだ諦めていないし、籍を入れてしまえば、俺に対する態度もまた変わるだろう。
何より、出世すれば会社での俺の居場所も無くなるかも知れない。』
私の腹の中は煮えくり返り、その後毎日、復讐を考えていました。
494 :西山(続き):03/11/23 13:05 ID:8gLvUWSi
披露パーティーは仲人も無く、一部の社内の者と少しの友人、あとは濃い身内だけの、あまり派手ではない物でしたが、私も直属の部下という事で招待されていました。
当然私などのスピーチは無かったので、司会の方に簡単な祝辞と歌を歌わせて欲しいと言いに行き、
ワインを飲みながら出番を待っていると、暫らくして私の名前が紹介され、前に出てマイクを外して持ち、課長に方に近付きながら。
「課長。本日は真におめでとうございます。
と言いたい所だが、人の家庭を無茶苦茶にしておいて、自分は幸せになるつもりか?
俺の妻は二度までもお前にいい様にされて、今、心療内科に掛かっている。
それでも懲りずに、また誘う為にマンションはそのまま借りておくだと。
ふざけるのもいい加減にしろ。
もう妻はかなり良くなったから、お前の所なんかには二度と行かない。」
495 :西山(続き):03/11/23 13:06 ID:8gLvUWSi
課長を含め、みんな呆気にとられて、止めにも来ないで立ち尽くしていました。
「それに、新年会で社長の事を親ばかだとか、お嬢さんの事を、何も出来ない我がまま娘と言っていたが失礼だろ。
そんな事が言えるのか?
お前はその社長から貰ったお金で慰謝料を払ったんだろ?
自分のした事の後始末ぐらい自分の力でしたらどうだ。」
私は胸ポケットから百万円を出して課長に投げつけ、反対のポケットから、コピーしてきた10枚の詫び状を出してばら撒きました。
私はまだ言いたい事が有ったのですが、やっと我に返った部長に腕を引かれ、お嬢さんの泣き声を聞きながら会場を出ました。
会場の外で部長は、私の肩を何度も叩きながら。
「後の事は任せておけ。」
会場の中に戻っていく部長を見ていて、何故か涙が溢れました。
この縁談は破談になり、課長も会社を辞めて、私を名誉毀損で訴える事も無く、その後どうしているのか分かりません。
一度課長のマンションを覗きに行ったのですが、もう表札も有りませんでした。
496 :西山(続き):03/11/23 13:07 ID:8gLvUWSi
当然、私も会社を辞めて、今は部長に紹介して貰った会社に勤めています。
ここは主に中国製品を扱っている、20人ほどの小さな会社ですが、私が中国の担当だった事で、あるポストを用意して迎え入れてくれました。
給料は可也減ったのですが、小さいだけ有って、今迄の様に守りではなく攻めている分、充実感が有ります。
家のローンや子供達の将来を考え、給料が減った分、4ヶ月前より妻が事務のパートに行き出しました。
男が多い職場なので気になりましたが、このご時世、結婚以来仕事をしていない妻が、働く所が有っただけでも奇跡に近く、贅沢は言っていられません。
妻は未だに、その日の事を何でも詳しく話してくれます。
先日も“○○さんに食事を誘われたけれど、主人以外の男の人と食事しても美味しくないし、楽しくないからと言ったら、それから一切誘って来なくなった。”と笑っていました。
私はお守りを持っている事も有って、妻を疑わない事にしました。
497 :西山(続き):03/11/23 13:08 ID:8gLvUWSi
今思うと、あの頃は出張先でも、家庭の事は気になっていましたが、妻の顔を思い出した事は、無かったような気がします。
妻が思っていた様に、妻の事を、空気の様な存在に思っていたのかもしれません。
同じ様に愛し合ってはいても、妻を裏切ったことの無い私より、私を裏切った妻の方が、私の事を愛していて、必要としていた様な気がします。
普段の生活も、あれ以来変わらず、妻は甲斐甲斐しく私の面倒を看てくれ、夜の生活も、縛ったりはしませんが、完全にSとMの関係です。
最近ではこういう関係に満足していて、あんな事が無かったらこういう関係になれなかったし、妻への愛も再確認出来なかったと思います。
また妻に何か有りましたら、ここに書かせて頂きますが、もうここに書く事は永久に無いと信じています。
甘いかな?
500 :えっちな21禁さん:03/11/23 13:55 ID:7Sh3WtwH
乙でした
501 :えっちな21禁さん:03/11/23 19:38 ID:qzp2Lr75
Z