波乱万丈な人生語らせてください
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立ったら書く
誰も見てないと思うけど書く
書くことでスッキリしたい
チラ裏だし もしもしだし 書き溜めてないけど書く
独りよがりでごめんな
スペック
1
20代後半女
独身
姉
30代前半
既婚
その他は登場する都度書く
自分は、物心ついたころから、母親に毎日のように、
「お父さんと離婚したい」
「離婚したらどっちについていく?」
と聞かれていた
父は普通のサラリーマン
だが、酒煙草女ギャンブル(競馬)全部やる人だった
悪い人間ではない
でも言われてみると遊んでもらった記憶はほとんどない
母は割と繊細な人だから、毎日疲れてたんだろうと思う
うちら姉妹は仲も良かったし、傍目には円満な家庭だったと思う
自分が小学生、姉が中学生の頃に、家族で父の実家に引っ越すことになった
祖父の体調が悪いらしく、長男である父が実家に戻ることを提案したようだった
家族四人で引っ越したその先は、電車も走っていない田んぼだらけのド田舎だった
私は社交的な方だったし、まだ小学生ということもあり、学校ではすぐに友達ができた
一部の女子に悪口を言われたりもしたが、私が全くひるまないので、いつの間にか その女子たちとも仲良くなっていた
でも姉は中学生、多感な時期で、なかなか学校には慣れなかった
いじめというほどではないものの、こそこそ笑われるようなことはあったようだ
一方家庭の方はというと、おそろしく不穏な空気が流れていた
体調が悪いはずの祖父は毎日アルコール漬けで、一日中酔っぱらっていた
父の実家は農家で、農家の跡つぎにふさわしくない女の子しか生まなかった母と私たち姉妹には毎日のように文句を浴びせた
当時自分はピアノを習っていたのだが、ある日 祖父がピアノの置いてある部屋の電球を弄っていた
何をしているのかと聞くと、お前が練習ができないように電球を外していると言われた
苦戦していたが、本当に外していた
姉は環境に耐えられなくなり、中学卒業と同時に家を出ていった
母の実家が少し離れたところにあったので、そこに住まわせてもらうことになった
私は姉の支えにはなれなかった
祖父は それからも私や母に辛く当たった
私には「親に離婚するよう言え。親父には嫁を探してやるから」とよく言ってきた
母にも早く離婚しろとしょっちゅう言っていたようだった
母はノイローゼ気味になっていた
ふむふむ
余談だが、中学生になった当時の私は ものすごく成績が良かった
これといって塾に通ったり勉強をしていたわけではないのだが、何故か本当に成績が良く、何も勉強しなくても行けない高校はないと言われるレベルだった
両親は離婚を考えていたが、うちら姉妹の進学の妨げにならないように、離婚はしないと決めてくれていた
ほうほう
家庭内の不和、母のノイローゼなど、悩みは尽きなかった
だが、当時もうひとつ私はバカなことを悩んでいた
それは、姉が自分と比較されることだった
姉は、成績の良い方ではなかった
小さな田舎だから、同級生や先生たちも私に姉がいることは知っていて、
「お前の姉ちゃんなんだから、さぞかし頭いいんだろうな」
とよく周りに言われた
私が中学生になった頃には姉はもう中学を卒業していたから、直接比べられることはなかったが、姉を知っている先生に
「お前の姉さんは大したことなかったのにな」
などと言われると泣きたくなった