妻と結婚するまでの話
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357 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 04:48:51 ID:HRrg71s80
千佳「あれは絶対恋人同士って感じでしたよ」
美由紀「本人たちに追求しなかったの?」
千佳「次の日、智美さんに「目撃しましたよ」って言ったら、「相談にのってあげてただけよ」って笑い飛ばされました。でもどう見ても単なる同僚ではなかったですよ」
俺は明らかに動揺していた。
358 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 04:54:02 ID:HRrg71s80
平山と智美が寄り添って歩く姿が想像できた。
自分は未だ智美と付き合っていると思ってたが、そう思っていたのは自分だけだったのか。
智美の心はとっくに俺と別れて、平山にあったのか。
少しだけ予想していたことではあったが、その予想を打ち消してきた俺にとって、その事実は胸を切り裂くほど辛かった。
361 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:00:32 ID:HRrg71s80
智美が千佳に二人の関係を否定したことに一部の望みをかけて すがっていた。
それが、現実逃避であると知りながらも・・・・・そうでも思わないと その場で皆と笑ってられなかったから。
俺は、二人の残像を消すように杯をあおった。
たまに石川にコメントを振られたが、何をしゃべったか憶えていない。とにかく二人のことを忘れたかった。
362 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:07:48 ID:HRrg71s80
どれだけ飲んだか分からない。
二次会のカラオケでも飲めない赤ワインを飲み捲くった。
智美の得意だったドリカムの歌が流れると楽しかった日々を思い出した。
誰にも言えない気持ちを封じ込めるようにまた飲んだ。
会は二次会で解散となり、美由紀から三次会に誘われたが、そんな状況ではなかった。
俺はベロベロになりながらも なんとかタクシーで家まで帰り着いた。
365 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:14:36 ID:HRrg71s80
家に帰り着くとスーツのままベッドに横たわった。
ひとりぼっちのクリスマスイブ。
もう12時を回っていたので ひとりぼっちのクリスマスか。
目を閉じると また智美と平山の姿が浮かんだ。
今頃二人は。
平山は念願叶って、智美の身体をゲットできたのだろうか。
あのエッチな大きなおっぱいも、ちょっと濃い目の恥毛も平山のものになってしまったのか。
そんなことを考えていた。
366 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:19:25 ID:HRrg71s80
それから、地下の書類倉庫での出会い、湖のほとりでの告白など智美との思い出が走馬灯のように駆け巡った。そして少しだけ泣いた。
いつもそうだが、失って初めて、その存在の大きさが分かった。彩のときもそうだった。
自分は教訓を生かせない愚か者だと思った。
368 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:27:44 ID:HRrg71s80
その後、智美と話をすることもなくなった。
智美と最後にえっちした日以降、なにも話をしていないので、自然消滅みたいな感じだった。
平山も以前ほど俺に近寄ってくることは無かった。
二人が俺を避けているようにも見えた。
二人が付き合っているという話はクリスマス以降出なかったが、俺に対して よそよそしい二人の態度がそれを物語っていた。
373 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:37:35 ID:HRrg71s80
智美も平山も以前のように若手のイベントに参加することは無くなった。
しかし、さすがに同じ館内にいるので、たまに智美を見かけることはあった。その度に胸が苦しくなった。
まだ、智美のことを未練たらしく思っている自分が情けなかった。
そんな自分を他所に智美との恋愛は終わった。
459 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 05:58:26 ID:ibinHv0l0
智美と別れてから、久しぶりに一人になった。
別れて初めて、智美がいてくれたことの有難さが分かった。
合コンなどの飲み会に積極的に参加してみたものの、常に比較対象は智美でデートしても なかなか付き合うまで踏み切れない自分がいた。
支店全体の集まりなどで智美を見かけると切なった。そんな女々しい自分が嫌いだった。
464 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 06:32:33 ID:ibinHv0l0
そんなある日のこと、久しぶりにバイト仲間だった渡辺から電話があった。
渡辺について ちょっと振り返っておくと、渡辺は俺と同級のバイト仲間で、彩のことが好きだったが、彩と俺が付き合っているのを知らず、彩に告白し、振られた経歴の持ち主。
その後、同じバイト先に入ってきた由香と1年くらい付き合っていたが、既に別れていた。
466 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 06:43:24 ID:ibinHv0l0
渡辺「実はな、この前 偶然に街で彩ちゃんに会ったんだ」
久しぶりに彩の名前を聞いた。彩の顔を思い浮かべる。そして彩の身体も。
別れたのがつい最近のように鮮明に思い出すことができた。
渡辺「彼氏いるのかと聞いたら、いないって言うので、俺の会社の連中と彩ちゃんの会社の連中とで合コンすることになったんだ」
俺「彩は変わってなかったか?」
渡辺「ああ、かなり色っぽくなってたけどな。相変わらずナイスバディだったぜ」
俺「そうか」
俺は ちょっと大人になった彩を想像した。
467 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 06:49:59 ID:ibinHv0l0
渡辺は話を続ける。
渡辺「お前、彩ちゃんと別れてたのか。知らなかった」
俺「ああ、いろいろとあってな」
渡辺「合コンのとき、彩ちゃんからいろいろ聞いたよ」
俺「そうか」
渡辺「そっちの彼女とはうまくいってんのかよ」
俺「いや、この間、別れちまった」
渡辺「お前と別れてから、彩ちゃんは ずっと一人って言ってたぞ!」
469 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 06:53:56 ID:ibinHv0l0
俺「えっ?」
正直、渡辺の言葉にびっくりした。
俺はてっきり会社の先輩の島村とうまくやっているとばかり思っていたから。
渡辺「実はな。また彩ちゃんに振られちまった」
俺「何かあったんか?」
俺の頭の中は混乱していた。
470 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 07:02:49 ID:ibinHv0l0
渡辺はさらに話を続ける。
渡辺は彩と3対3の飲み会をすることとなった。場所は渋谷だったらしい。
渡辺は久しぶりに会って色っぽくなった彩に夢中になった。
渡辺「なんで、○○(俺)と別れたのかよ」
彩「私のわがままで・・・・・」
そう言って俺との別れから別れた以降の話を少しずつ始めた。
471 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 07:11:36 ID:ibinHv0l0
島村との交際を決意して、俺との別れに踏み切った彩だったが、俺と別れて空港を飛び立った瞬間、涙が止まらず、フライトの間、ずっと泣きっぱなしだったらしい。
そして別れ話を切り出したことを後悔したとのこと。
何度も電話をかけようと思ったけど、なかなか勇気がでなかった。
そんな中、俺の会社の同期(この男についての解説は後ほど)から俺が九州で社内恋愛に没頭している話を聞いて、電話をかけるのを諦めたらしい。
472 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 07:19:38 ID:ibinHv0l0
この同期の男、何故、彩が知っているかというと俺が入社して3ヶ月間いた寮で一緒だった同期で清水といいい、二度ほど一緒に飯を食いにいったことがあった。
俺が九州に配属になったとき、こいつは東京の支店に配属になり、そのまま寮に残っていた。
489 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 06:36:02 ID:gUyAD7eV0
実はこの同期の清水、おれが九州に行ってから、彩に頻繁に電話をかけてきていたらしい。
そんなことは俺は全く知らなかった。
彩が九州に会いに来る前にも、俺に社内に好きな人ができたようだと彩に吹き込んだのも この男だったようだ。
490 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 06:46:55 ID:gUyAD7eV0
俺と彩が別れた後、清水からの電話はさらに頻繁になったらしい。
何度も二人で食事に行こうなどと誘われたが、彩は適当に茶を濁していた。
彩は清水のことは嫌いではなかったが、俺と別れたばかりで、そんな気にはなれなかった。
そんな中、清水から俺が社内の女性と付き合い始め その女性に夢中になっているとの話を聞かされたのだ。
494 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 07:02:54 ID:gUyAD7eV0
その話を聞いて、彩は俺と再び寄りを戻すことを諦めた。
一方、島村も俺と正式に別れたことを知り、頻繁にアプローチをかけてきていた。
島村とお付き合いを始めようと思い俺と別れた彩だったが、今ひとつ踏み切れずにいた。
ある日、島村と食事をした後、ホテルに誘われた。
少しだけ悩んだが、俺への気持ちを断ち切るために一歩踏み出そうと決意し、彩は黙って頷いた。
495 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 07:16:22 ID:gUyAD7eV0
ここからは、渡辺の話と後の彩の話から想像しながら書きます。
渋谷のホテルの一室。
部屋に入るなり、彩は島村に抱き寄せられた。抱きしめられながら、キスを交わす。
そして、島村の手が彩の胸へ。
島村の手は服の上から執拗に胸の頂上付近を責める。
思わず彩から微かに声が漏れる。
それに気を良くした島村はそのまま手をスカートの中へ。
彩「ちょっと待って!」
496 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 07:19:43 ID:gUyAD7eV0
島村「どうしたの?」
彩「このままじゃ。汗かいているから」
島村「いいのに」
彩「お願い。シャワー浴びさせて」
そう言いながら、強引に島村から離れて、彩はバスルームへ向かった。
497 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 07:23:05 ID:gUyAD7eV0
脱衣所の洗面台の鏡を見ながら、彩は大きく溜息をついた。まだ悩んでいる自分がいる。
このまま島村に抱かれてもいいのだろうか。鏡の中の自分に問いかける。
516 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:04:33 ID:nV5cK+fl0
彩は少し混乱していた。
自分はどうしたいのだろうか。島村のことは嫌いじゃない。むしろ好意はもっている。
だけど このモヤモヤはどうしてなのか。今日、島村とホテルに来たのは軽率だったのか。もう少しだけ時間をかけて考えるべきだったのか。
彩は服を着たまま、風呂場に入るとバスタブにお湯を落とし始めた。
518 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:12:49 ID:nV5cK+fl0
島村はベッドに腰掛け一服していた。
ついに、彩を抱くことができる。期待で胸がいっぱいだった。
そのまま、畳込むようには持ち込めなかったが、時間は十分にある。
ホテルに誘うタイミングは悩んだが、彩はすんなりついてきてくれた。
彩だって付き合う覚悟はできているはずだ。
そんなことを考えていると、風呂場の電気が着いた。
千佳「あれは絶対恋人同士って感じでしたよ」
美由紀「本人たちに追求しなかったの?」
千佳「次の日、智美さんに「目撃しましたよ」って言ったら、「相談にのってあげてただけよ」って笑い飛ばされました。でもどう見ても単なる同僚ではなかったですよ」
俺は明らかに動揺していた。
358 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 04:54:02 ID:HRrg71s80
平山と智美が寄り添って歩く姿が想像できた。
自分は未だ智美と付き合っていると思ってたが、そう思っていたのは自分だけだったのか。
智美の心はとっくに俺と別れて、平山にあったのか。
少しだけ予想していたことではあったが、その予想を打ち消してきた俺にとって、その事実は胸を切り裂くほど辛かった。
361 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:00:32 ID:HRrg71s80
智美が千佳に二人の関係を否定したことに一部の望みをかけて すがっていた。
それが、現実逃避であると知りながらも・・・・・そうでも思わないと その場で皆と笑ってられなかったから。
俺は、二人の残像を消すように杯をあおった。
たまに石川にコメントを振られたが、何をしゃべったか憶えていない。とにかく二人のことを忘れたかった。
362 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:07:48 ID:HRrg71s80
どれだけ飲んだか分からない。
二次会のカラオケでも飲めない赤ワインを飲み捲くった。
智美の得意だったドリカムの歌が流れると楽しかった日々を思い出した。
誰にも言えない気持ちを封じ込めるようにまた飲んだ。
会は二次会で解散となり、美由紀から三次会に誘われたが、そんな状況ではなかった。
俺はベロベロになりながらも なんとかタクシーで家まで帰り着いた。
365 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:14:36 ID:HRrg71s80
家に帰り着くとスーツのままベッドに横たわった。
ひとりぼっちのクリスマスイブ。
もう12時を回っていたので ひとりぼっちのクリスマスか。
目を閉じると また智美と平山の姿が浮かんだ。
今頃二人は。
平山は念願叶って、智美の身体をゲットできたのだろうか。
あのエッチな大きなおっぱいも、ちょっと濃い目の恥毛も平山のものになってしまったのか。
そんなことを考えていた。
366 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:19:25 ID:HRrg71s80
それから、地下の書類倉庫での出会い、湖のほとりでの告白など智美との思い出が走馬灯のように駆け巡った。そして少しだけ泣いた。
いつもそうだが、失って初めて、その存在の大きさが分かった。彩のときもそうだった。
自分は教訓を生かせない愚か者だと思った。
368 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:27:44 ID:HRrg71s80
その後、智美と話をすることもなくなった。
智美と最後にえっちした日以降、なにも話をしていないので、自然消滅みたいな感じだった。
平山も以前ほど俺に近寄ってくることは無かった。
二人が俺を避けているようにも見えた。
二人が付き合っているという話はクリスマス以降出なかったが、俺に対して よそよそしい二人の態度がそれを物語っていた。
373 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/16(日) 05:37:35 ID:HRrg71s80
智美も平山も以前のように若手のイベントに参加することは無くなった。
しかし、さすがに同じ館内にいるので、たまに智美を見かけることはあった。その度に胸が苦しくなった。
まだ、智美のことを未練たらしく思っている自分が情けなかった。
そんな自分を他所に智美との恋愛は終わった。
459 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 05:58:26 ID:ibinHv0l0
智美と別れてから、久しぶりに一人になった。
別れて初めて、智美がいてくれたことの有難さが分かった。
合コンなどの飲み会に積極的に参加してみたものの、常に比較対象は智美でデートしても なかなか付き合うまで踏み切れない自分がいた。
支店全体の集まりなどで智美を見かけると切なった。そんな女々しい自分が嫌いだった。
464 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 06:32:33 ID:ibinHv0l0
そんなある日のこと、久しぶりにバイト仲間だった渡辺から電話があった。
渡辺について ちょっと振り返っておくと、渡辺は俺と同級のバイト仲間で、彩のことが好きだったが、彩と俺が付き合っているのを知らず、彩に告白し、振られた経歴の持ち主。
その後、同じバイト先に入ってきた由香と1年くらい付き合っていたが、既に別れていた。
466 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 06:43:24 ID:ibinHv0l0
渡辺「実はな、この前 偶然に街で彩ちゃんに会ったんだ」
久しぶりに彩の名前を聞いた。彩の顔を思い浮かべる。そして彩の身体も。
別れたのがつい最近のように鮮明に思い出すことができた。
渡辺「彼氏いるのかと聞いたら、いないって言うので、俺の会社の連中と彩ちゃんの会社の連中とで合コンすることになったんだ」
俺「彩は変わってなかったか?」
渡辺「ああ、かなり色っぽくなってたけどな。相変わらずナイスバディだったぜ」
俺「そうか」
俺は ちょっと大人になった彩を想像した。
467 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 06:49:59 ID:ibinHv0l0
渡辺は話を続ける。
渡辺「お前、彩ちゃんと別れてたのか。知らなかった」
俺「ああ、いろいろとあってな」
渡辺「合コンのとき、彩ちゃんからいろいろ聞いたよ」
俺「そうか」
渡辺「そっちの彼女とはうまくいってんのかよ」
俺「いや、この間、別れちまった」
渡辺「お前と別れてから、彩ちゃんは ずっと一人って言ってたぞ!」
469 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 06:53:56 ID:ibinHv0l0
俺「えっ?」
正直、渡辺の言葉にびっくりした。
俺はてっきり会社の先輩の島村とうまくやっているとばかり思っていたから。
渡辺「実はな。また彩ちゃんに振られちまった」
俺「何かあったんか?」
俺の頭の中は混乱していた。
470 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 07:02:49 ID:ibinHv0l0
渡辺はさらに話を続ける。
渡辺は彩と3対3の飲み会をすることとなった。場所は渋谷だったらしい。
渡辺は久しぶりに会って色っぽくなった彩に夢中になった。
渡辺「なんで、○○(俺)と別れたのかよ」
彩「私のわがままで・・・・・」
そう言って俺との別れから別れた以降の話を少しずつ始めた。
471 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 07:11:36 ID:ibinHv0l0
島村との交際を決意して、俺との別れに踏み切った彩だったが、俺と別れて空港を飛び立った瞬間、涙が止まらず、フライトの間、ずっと泣きっぱなしだったらしい。
そして別れ話を切り出したことを後悔したとのこと。
何度も電話をかけようと思ったけど、なかなか勇気がでなかった。
そんな中、俺の会社の同期(この男についての解説は後ほど)から俺が九州で社内恋愛に没頭している話を聞いて、電話をかけるのを諦めたらしい。
472 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/19(水) 07:19:38 ID:ibinHv0l0
この同期の男、何故、彩が知っているかというと俺が入社して3ヶ月間いた寮で一緒だった同期で清水といいい、二度ほど一緒に飯を食いにいったことがあった。
俺が九州に配属になったとき、こいつは東京の支店に配属になり、そのまま寮に残っていた。
489 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 06:36:02 ID:gUyAD7eV0
実はこの同期の清水、おれが九州に行ってから、彩に頻繁に電話をかけてきていたらしい。
そんなことは俺は全く知らなかった。
彩が九州に会いに来る前にも、俺に社内に好きな人ができたようだと彩に吹き込んだのも この男だったようだ。
490 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 06:46:55 ID:gUyAD7eV0
俺と彩が別れた後、清水からの電話はさらに頻繁になったらしい。
何度も二人で食事に行こうなどと誘われたが、彩は適当に茶を濁していた。
彩は清水のことは嫌いではなかったが、俺と別れたばかりで、そんな気にはなれなかった。
そんな中、清水から俺が社内の女性と付き合い始め その女性に夢中になっているとの話を聞かされたのだ。
494 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 07:02:54 ID:gUyAD7eV0
その話を聞いて、彩は俺と再び寄りを戻すことを諦めた。
一方、島村も俺と正式に別れたことを知り、頻繁にアプローチをかけてきていた。
島村とお付き合いを始めようと思い俺と別れた彩だったが、今ひとつ踏み切れずにいた。
ある日、島村と食事をした後、ホテルに誘われた。
少しだけ悩んだが、俺への気持ちを断ち切るために一歩踏み出そうと決意し、彩は黙って頷いた。
495 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 07:16:22 ID:gUyAD7eV0
ここからは、渡辺の話と後の彩の話から想像しながら書きます。
渋谷のホテルの一室。
部屋に入るなり、彩は島村に抱き寄せられた。抱きしめられながら、キスを交わす。
そして、島村の手が彩の胸へ。
島村の手は服の上から執拗に胸の頂上付近を責める。
思わず彩から微かに声が漏れる。
それに気を良くした島村はそのまま手をスカートの中へ。
彩「ちょっと待って!」
496 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 07:19:43 ID:gUyAD7eV0
島村「どうしたの?」
彩「このままじゃ。汗かいているから」
島村「いいのに」
彩「お願い。シャワー浴びさせて」
そう言いながら、強引に島村から離れて、彩はバスルームへ向かった。
497 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/20(木) 07:23:05 ID:gUyAD7eV0
脱衣所の洗面台の鏡を見ながら、彩は大きく溜息をついた。まだ悩んでいる自分がいる。
このまま島村に抱かれてもいいのだろうか。鏡の中の自分に問いかける。
516 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:04:33 ID:nV5cK+fl0
彩は少し混乱していた。
自分はどうしたいのだろうか。島村のことは嫌いじゃない。むしろ好意はもっている。
だけど このモヤモヤはどうしてなのか。今日、島村とホテルに来たのは軽率だったのか。もう少しだけ時間をかけて考えるべきだったのか。
彩は服を着たまま、風呂場に入るとバスタブにお湯を落とし始めた。
518 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:12:49 ID:nV5cK+fl0
島村はベッドに腰掛け一服していた。
ついに、彩を抱くことができる。期待で胸がいっぱいだった。
そのまま、畳込むようには持ち込めなかったが、時間は十分にある。
ホテルに誘うタイミングは悩んだが、彩はすんなりついてきてくれた。
彩だって付き合う覚悟はできているはずだ。
そんなことを考えていると、風呂場の電気が着いた。
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