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妻と結婚するまでの話
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519 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:17:38 ID:nV5cK+fl0
電気がつくまで分からなかったのだが、風呂場のガラスはマジックミラーのようになっていた。

彩が入ってきて、バスタブにお湯をためる姿が見える。

島村は彩に分からないように風呂場のガラスに近づいた。

彩は一旦脱衣所に戻っている。

風呂場と脱衣所のドアが開いているため、角度を変えれば、彩の姿が見える。



520 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:21:21 ID:nV5cK+fl0
島村は彩が見える位置に移動する。

洗面台の鏡に向かって じっとしている彩の後姿が見えた。

バスタブにお湯が落ちる音だけが響いている。

島村は胸を高鳴らせた。

彩は相変わらず じっとして動かない。



521 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:27:11 ID:nV5cK+fl0
島村は焦れる気持ちを抑えながら待った。

彩はバスタブにある程度お湯が溜まったのを確認すると洗面台の方を向いてTシャツの裾に手を掛けた。

彩の白い背中が見える。ちょっと幅のあるブラのライン。島村の鼓動が速くなる。



522 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:38:39 ID:nV5cK+fl0
続いてブラのホックに手がかかる。

ブラが外されると同時に背中越しに彩のおっぱいが弾けるのが見えた。

そして、スカートを落とすとパンスト越しに白いパンティが見える。

それだけで、島村の股間は固くなっていた。

彩はパンストを丁寧に脱ぐとするりとパンティを足から外した。



523 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/21(金) 07:44:21 ID:nV5cK+fl0
島村はその仕草の全てが美しいと思った。

そして ついに彩がこっちを向いて風呂場へ入ってきた。

長い間、想像してやまなかった彩の裸体が目の前にあった。

華奢な体の割には張りのある大きな乳房。

そして少し大き目だが、薄い褐色の乳輪。

細いウエスト。薄い整ったヘア。

彩とガラス越しに目があった気がして、思わず目を伏せたが、彩は気がついていないようだ。

彩は背中を向けるとシャワーを浴びだした。





548 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 05:34:15 ID:IxYW9mCj0
ガラス越しに彩の後姿を見つめる島村。

張りのある白いお尻。背中越しに時折揺れるおっぱい。

ついに自分のものになる時が来た。島村は興奮していた。

自然に手が熱く固くなった自分の股間へ。早く彩に触れたい。はやる気持ちを抑え、島村は彩の姿をみながら、二本目の煙草に火をつけた。



552 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 05:42:13 ID:IxYW9mCj0
一通り身体を洗い終えると彩はバスタブに向かった。

湯船に浸かるとまた、いろいろなことが頭を駆け巡る。このまま、本当に島村と深い関係になってもいいのか。

ふと部屋を仕切っている壁の硝子の方に目をやる。硝子は一面鏡張りになっていることに気がついた。目を凝らすと微かに部屋の中の様子が見える。



553 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 05:51:15 ID:IxYW9mCj0
もしかして、島村に見られているのでは。思わず、湯船の中で胸を押さえる彩。見られていると思うと急に恥ずかしくなった。

彩はタオルを取ると前を隠しながら湯船を出て、風呂場の電気を消した。

部屋の様子が硝子に浮き上がる。

その瞬間、硝子越しに島村と目があった。

やはり見られていた。

彩はそのまま脱衣所へ出るとドアを閉めた。



554 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 06:01:30 ID:IxYW9mCj0
恥ずかしさが込み上げてきた。

ずっと自分の身体が嫌いだった。小林からはエッチな身体と言われた。嫌だった。

近寄ってくる男達はみんな自分の心ではなく身体が目当てのような気がした。

島村はどうなのだろうか。やっぱり自分の身体が目当てなのだろうか。硝子越しに見た島村の目を思い出した。雄の目をしていた気がした。



555 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 06:11:10 ID:IxYW9mCj0
○○(俺)はどうだったか。

一度自分が拒むとずっと我慢してくれた。自分のことを本気で好きでいてくれた。

距離が開いただけで脆くもくずれてしまったけど、自分はもう少しがんばるべきだったのでは。

こんな気持ちで島村に抱かれてはいけない。


彩は下着を付け、服を着ると来たときの格好で脱衣所を出た。



556 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 06:19:29 ID:IxYW9mCj0
衣服を整えて出てきた彩を見て、島村は驚いた。

島村「どうしたの?」

彩「島村さん、ごめんなさい。ここまで来てしまったけど、私、未だ島村さんとお付き合いできない」

島村「どうして?こんなに好きなのに!」

島村は彩に近づき抱き寄せると強引にキスをしようとする。

彩(拒みながら)「本当にごめんなさい」

島村から離れる。

島村「ここまで来ておいて、ふざけんなよ!」

島村は怒り出した。

彩「本当にごめんなさい」

何度も謝る彩。



557 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 06:25:44 ID:IxYW9mCj0
島村(怒りながら)「いいよ!その代わり口でしてくれよ!」

彩「えっ?」

島村「この前も手でしてくれただろ。治まりつかねーよ!」

島村はジーンズのファスナーを下げると半勃ち状態の愚息を取り出した。

そして強引に彩の手をとると自分の愚息へと導いた。



560 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 06:33:24 ID:IxYW9mCj0
島村の雄を感じて、彩は嫌だったが、中途半端な気持ちで ここまで来てしまった自分が悪いと思い、島村の愚息を手て包むとゆっくりと動かし始めた。

「ふうー」島村の息遣いが聞こえる。愚息が固くなってくるのがわかる。

このまま逝かせてしまおうと動かすテンポを速めていく。

島村「ちょっと待てよ!」

逝きそうになったのか、彩の手を押さえ、動きを止めた。



561 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 06:42:41 ID:IxYW9mCj0
そして、体をずらして彩の顔の前に愚息を突き出し、咥えるように催促する。自分の性欲を押し付ける島村が嫌だった。

島村「いいだろ。これで最後にするから!」

彩は早く帰りたい気持ちだった。早く終わらせるために彩は島村の愚息を口に含んだ。

島村「おおっ」思わず声を上げる。





562 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 06:50:42 ID:IxYW9mCj0
動かすたびに島村の愚息は さらに固くなる。

島村は彩のTシャツを捲り上げるとブラをの上から彩のおっぱいに手を伸ばした。

彩「いや」片手でTシャツを押さえて抵抗するが、島村に手を掴まれる。

さらに島村はブラの中に手を突っ込み、彩の豊満なおっぱいを露わにする。

島村は両手で彩のおっぱいを掴みながら口の中で果てた。



563 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 06:56:52 ID:IxYW9mCj0
彩は洗面所で島村の体液を吐き出すと何度も何度も口を濯いだ。果てたときの満足げな島村の顔が嫌だった。

やっぱり、自分の身体だけだったのか。悲しくなった。


二人はホテルを後にすると駅で別れた。

もう二度と島村とこのような関係になることはないと思った。



564 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 07:01:25 ID:IxYW9mCj0
家に帰ると○○(俺)に無性に会いたくなった。

電話を掛けた。

「お客様のおかけになった電話は電源が入っていないか、電波の届かないところにあるためかかりません・・・・・」

これが運命かと思うと、また悲しくなった。



566 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 07:13:41 ID:IxYW9mCj0
渋谷のバーのカウンター。


彩と渡辺(バイト先の俺の同級生)とが飲んでいる。

渡辺「じゃあ彩ちゃん、○○と別れてからずっと一人なんだ」

彩「なかなか、踏み切れなくて」

渡辺「じゃあ、俺と付き合おうか?」

彩「またまた、冗談でしょ?」

渡辺「本気、本気。前から俺が彩ちゃんのこと好きなのしってただろう?」

彩「ごめん・・・・・」

渡辺「まだ、○○のこと思ってるのか?」

彩「たぶん・・・・・」



567 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 07:18:04 ID:IxYW9mCj0
渡辺「○○は幸せもんだよな。彩ちゃんから こんなに想われて!」

彩「でも、○○君、九州で好きな人できたみたいだから」

渡辺「そんなの関係ないよ。俺みたいに何度でも当たって砕けろだよ。10年後彩ちゃんが一人だったら、もう一回チャレンジするよ!」

彩「渡辺君、ありがとう。なんか勇気が出てきた」



568 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 07:23:32 ID:IxYW9mCj0
渡辺「なんなら、俺から○○に伝えとこうか?」

彩「ううん。自分でがんばる。自分で勇気振り絞って、努力してみる」

渡辺「そうだな。そうしないと幸せって掴めないものだよな」

彩「うん。そう思うから」



569 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/23(日) 07:32:05 ID:IxYW9mCj0
場面があちこち飛んで申し訳ないです。

渡辺と俺の電話に戻る。


渡辺「だとさ!」

俺「・・・・・」

渡辺「お前は彩ちゃんのこと どう思ってんだ」


彩の容姿、彩の仕草、彩の笑顔・・・・思い浮かべる。


渡辺「彩ちゃんから電話あったら、きちっと受け止めろよ!」

俺「・・・・・渡辺、ありがとう」

渡辺「お前に礼を言われる筋はねーよ。俺は彩ちゃんに幸せになってほしいだけだ」

俺「ありがとう」

渡辺「じゃあな」



576 :692 ◆r5m21u0gDo :2007/12/24(月) 03:25:44 ID:Z6uyZeCY0
渡辺からの電話があってから、落ち着かない日々が続いていた。

渡辺の電話で、彩が未だ俺に対する思いが残っていることを聞いた時は正直うれしかった。

その一方、彩が一人でいた時期に俺は智美と仲良くしていたことに対する後ろめたさもあった。

俺は彩と もう一度やり直すことができるのだろうか。また、同じ誤ちを繰り返すのではないか。

智美と別れてから、恋愛に自信を失いかけている自分がいた。







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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春,
 

 
 
 
 

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