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会社勤めしている既婚女性の3割は浮気経験者らしいが、妻もその1人だった
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215 :名無しさんといつまでも一緒:2014/12/23(火) 21:53:39.25 ID:eIdvUlSY9
1年近く経った時、妻から弁護士との代理人契約を解消したと長いメールが来た。

その際、弁護士と会話する機会があった。女同士の会話だったとのこと。


私はどうしたら良いのか単刀直入に聞いた。

弁護士の意見では、もし本当に離婚を望むなら僕は必ず離婚協議に応ずる。多分、私のことを考えてと。

だからしばらく待てばいい。待つのが嫌なら現地に行って話すればいい。それで必ず解決する。

逆に、弁護士から、あなたの本心はどうなのか?と聞かれた。

浮気したから別れるしかないと思っていた。今では自己保身だったことは分ってる。

同居を止めてしまったのは何故か?すぐに結婚できなくても同居は続けるのが普通と思うと弁護士。

彼は同居の継続を希望していたのに、あなたは止めてしまった。

その時点であなたは、ご自分では気づかないで ご主人の元に戻ることを選択したのではないのか?

ご主人は、言葉の端々から分かったことだが、貴女が傷つくのを恐れていたのは間違いない。

同居した時、貴女があれだけ落ち込んだのも、これ以上、ご主人を傷つけたくない気持ちがあったからでは?

つまり、あなた方夫婦は、別れ話をしながらお互いを思いやっていたのですよと言われた。



216 :名無しさんといつまでも一緒:2014/12/23(火) 22:38:54.10 ID:eIdvUlSY9
普通なら、同居を始めたと聞かされると、諦めて協議に入るものだと弁護士。

しかし、あの時、長い沈黙の後、彼は踏みとどまった。

意地もあったとは思うが、彼はあなたに対する思いが強かったという印象を持ったという。

必ず妻を取り戻すという強い意志を感じた。


私たちは、結論を急ぐあまり離婚するための作戦を立てたが、それがご主人の態度を硬化させてしまった。

その結果として、ご主人の時間稼ぎは貴女にとって良かったのではないかと。

今の貴女は、既に結論を持っていて、ご主人の元に戻りたいのでしょうと指摘された。


貴女にとって最も大事なのは、今でも好きかどうかだ。

そして弁護士は、少しでも元に戻りたい気持ちがあるなら、私は反省が足りないと指摘された。


当時、私は頭が回っていなかった。

思い返せば、あなたを裏切ったことがひたすら怖かった。

だから、彼の元に逃げ込もうとした。今となっては全く幼稚だったと思う。

今は、私が自分の嫌な部分をあなたに見せたくなかったことに気がついた。

こんな私だから戻りたいのに戻れない。

離婚されてもしょうがなかったが、離婚されたら本当にあなたを失ってしまう。本当に混乱した。

今だから言える。私が謝罪出来るようになるには長い時間が必要と思う。許してくださいと。



217 :名無しさんといつまでも一緒:2014/12/23(火) 22:45:43.11 ID:eIdvUlSY9
彼は、あなたが赴任して3ヶ月くらい経った頃、君のご主人の頑固さに負けたかも知れないと言った。

自分がどこまで押すか迷っていたのだと思う。同居を解消した時も紳士的だった。


以来、たまに食事はしたが、もう私を求めなくなったし求められても断ったと思う。

もう半年くらい会っていないから、もう会うこともないと思う。


今は不思議とあなたが怖くない。今となっては、何故、私が浮気したかだけが残っている。

私は浮気性の女か?あなたは、それでも良いのか?



メールはここで終わっていた。


返事はこんな風に書いた。

日本にいる時よりゆったりとした生活をしている。これを分かち合う人がいないのが残念だが。

僕は、君の笑顔が見たいと言った。笑顔は確かに見たい。君の笑顔は僕の人生を楽しくする。

僕の記憶に残っているのは、テニスで僕を打ち負かせた瞬間の笑顔であり、僕のシュートを受けきれず、思わず出た悔しそうな表情であり、食事の準備をしている時の横顔なんだ。

その場、その場のカットが僕の記憶として強く残っていて、僕を苦しめる。

君と会わない期間が、1年近くにもなった。

僕も限界だ。そろそろ再婚したい。僕と再婚してまたテニスをやろう。待っている。



218 :名無しさんといつまでも一緒:2014/12/23(火) 22:49:05.33 ID:eIdvUlSY9
それから半年後、ついに彼女はやって来た。

その間、メールや電話での会話はあったが、すべては枝葉末節だ。ただこれだけは書いておこう。

僕は妻に対して、過去や足元ばかり見ないで、2人でもっと遠くを見よう。それが未来だからだと。

空港でお互いに目を合わせた。少しの緊張感はあったが僕は妻を力いっぱい抱きしめた。

妻はちょっと恥らったような笑顔で応えた。忘れそうもない新たなカットだ。元に戻った瞬間だった。


今後とも僕は、妻の浮気を問い詰めるつもりはない。再婚したと同じだからだ。

人は浮気の理由を追究したがるが、詮の無いことだ。考えても仕方がないことに悩まないことだ。

浮気心は誰もが持っている。人間はそういう動物なんだ。

セックスは常に良識を駆逐すると言うではないか。


長くなったが、僕の独り語りはこれで終わりだ。






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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:浮気・不倫, 純愛,
 

 
 
 
 

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