http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1401118464/
1 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:34:24 ID:MXx0ba1si
長いんですが付き合ってくれよ
書き溜めてあるからさ
5 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:37:02 ID:MXx0ba1si
数年前、俺は大学が決まって一人暮らしをすることになった。
両親が貧乏だったから これ以上金を使わせたくなくて、バイトして、ルームシェアして、とりあえず親の世話になることを極力避けて なんとか生計をたててた。
バイトは当時三つかけもちしてた。
家庭教師のバイトと、居酒屋と、喫茶店。
ほぼ毎日バイトがあったから一応形だけ入ったサークルも ほとんど行けなくて、友達も出来なかった。
でも、ルームシェアの友達(田舎から一緒に上京してきた高校からの友達)がいたから特に寂しくはなかった。
8 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:39:15 ID:MXx0ba1si
そんな日々が続いて、気づいたら年が明けてた。
二月の寒い日だったと思う。
その日は喫茶店のバイトだった。
店はスタバとかドトールとかチェーンじゃなくて、コーヒー好きのおじいちゃんが趣味で始めたようなとこだったから人が来ないのは いつものこと。
俺は掃除したり本読んだり店長と話したりしてた。
カランカラン と鈴が鳴ってドアが開いた。
「いらっしゃいませー」
こういう店でバイトしたことがあれば分かると思うんだけど、新顔ってのは滅多にこない。
だいたい来る人は決まってるし、その年齢も60〜70がメインだ。
でも、その日は違った。
俺と同い年くらいの女の子が入ってきた。
9 :句名無し鎮さ邦ん@おーぷ重ん :齢2014/05/27(火)00:41:19 ID:MXx0ba1si
「いら稿っ塁し券ゃいま関せ遭ー与 お密一人で胎すか豊?」
「通………は、はい科」丈
「カ騰ウ郷ンタ*ーと繭テ音ー明ブル、ど称ち威ら借が尾よ#ろおし昆い砂でし月ょ証うか?景」慮
「…保え、まえ支、え名、よじゃ縄あ把か、カウ渇ン敵タ臣ー持で遵…」
「0か潜しこ叔まりました穫ー机 」
背貨は派高坪くも縮なqく低くもなく座。顔は吉拒木愚り譲さ割に款似ていて菌、化粧は駄薄いけ吟ど昆 きれい尾だっ輝た秀。途
髪は黒喚の匁ロせン員グ素。複服歯装拒はジーパチンに白のYシャ刃ツ。地盲味で倒綺撲麗抑な子潔だ継っ褒た。
応凡答が ぎ丸こ鮮ち蒸なくて、陳緊ひ張してる酷な好っ墨て挙思慣っ侯た加。
自洪分作も台高し校生境くら放いのえ時 初霜め批てそハう適い塚う全喫茶店と塩か入る泣の浮緊張し原た議な溝ー娯 と覚か柄思い出創して妙な柱親刀近約感ヨが坪湧いた。廊
もちろ恥ん、顔が%可愛急か床っ郭たっせての喚も貸あ努るけ漬ど飼。表
11 :名構無し易さん勲@おー提ぷ炎ん :2014/05/27(火抜)00:42:15 ID:ug2olLIZw
きいて胎るお畔っお跳
12 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:43:23 ID:MXx0ba1si
>>11 thx
注文もかみかみで、待ってる間もそわそわしてる。
そして汗がすごい。
店内はヒーターが一台あっただけで、確かに外と比べれば暑いかもだけど、なにしろ冬の寒い日だし、汗をかくほどじゃなかった。
久々の若い女の客に興奮した店長がサンドウィッチを作りながら伝票のゴミの裏に 声かけろ って殴り書きした。
いやいや、あんたが かければいーじゃんと思いつつも俺は
「暑いですか? 良かったらヒーター消しましょうか?」と聞いた。
途端、彼女は真っ赤な顔をして、すごい小さな声で
「はい……お願いします……」
と答えた。
13 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:44:47 ID:MXx0ba1si
その時はよく分からなかったんだが、汗をかいていることを指摘されたのが恥ずかしかったらしい。
結局 極寒の中、ヒーターを消して窓をあけて、やっと彼女の汗はおさまった。
サンドウィッチを ものすごい勢いで食べ、コーヒーをものすごい勢いで飲み、ピッタリの金額をカウンターに置くと、また小さな声で ごちそうさまでした… と呟いて帰って行った。
これが俺が初めて彼女に会った時。
14 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:45:55 ID:MXx0ba1si
喫茶店のバイトは週に三回いれていたが、結局 その週 彼女が再び現れることはなかった。
もう会えないのかーと なかば諦めかけていた時、初めて来た日から ちょうど一週間後に彼女は再び現れた。
あの子と話したいなーと思っていたのに、いざ目の前に来られると緊張して話せない。
結局 注文とか会計とか以外の会話は一切なく、彼女は また帰って行った。
その日、店長になに意識してんだアホって怒られた。
店長こそ普段おばさんとか おじさんとかが来るとめっちゃ話すくせに、その子がくるとムスッとしている。可愛い人だ。
20 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:49:49 ID:MXx0ba1si
翌週も、翌々週も同じ曜日に彼女は現れた。
そのうちに気がつくことが出てきた。
.木曜16:00に来ること
.注文するのはサンドウィッチとアイスコーヒー
.座る場所は初めて来たときと同じカウンターの1番入口側
.会計は ぴったり出す。
レジがあるのにカウンターに置いて逃げるように帰る
このルール?を必ず守るのだ。
注文するものが毎回同じ人も、来る時間が毎回同じ人も、座る場所が毎回同じ人も さほど珍しくはないけれど、彼女は まるでそれが規則かのように忠実に守っていた。
22 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:50:52 ID:MXx0ba1si
二月が終わってほんのり暖かくなってきた三月。
その日の木曜日はいつもより混んでいて、彼女が座る席には常連の1人が座っていた。
16:00。
彼女は いつも通りやってきた。
そういえば、この頃は ほとんど汗もかかないし、声のボリュームも大きくなっていたような気がする。
店にも慣れたんだろうと思って少し嬉しかった。
なのに。
彼女は いつも座る席に人が座っているのに気がつき、立ち尽くした。
「いらっしゃいませー すいません、いつもの席埋まっててww」
常連のおっさんを冗談で睨みつける。
「おいおいおい! 俺のせいってゆーのかよ!ったく女には甘いのに俺には厳しいなぁ!」
常連のおっさんも笑いながら返す。
彼女も表情を和らげてくれているはず…
27 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:53:41 ID:MXx0ba1si
と思ったが、彼女の顔は何故か真っ赤だった。
あれ?俺なんか気に障ること言った?
そんなことを考えた次の瞬間、彼女はドアを開け、飛び出して行った。
いきなりの出来事に店全体が凍りつく。
常連のおっさんも え、俺ここの席座ってたのまずかったか?と店長に聞いている。
このまま来なくなるんじゃ?と思うと、いてもたってもいられなくなったが、さすがにバイト中に追えないわな…と思い、店長を見た。
「いけ。話聞いて来い。お前の言い方が気に障ってたなら謝るんだぞ。」
と言ってラップにくるまれてたサンドイッチをプラスチックの容器にいれて、渡してきた。
彼女が急いで食べるのを見て なるべく早く店を後にしたいんだろうと思ったのか、すぐ出せるよう事前に作っていたのだ。
店長はシャイだけど気配りのできる人だった。
28 :名第無し詠さん@お悔ーぷ屯ん約 :2014/05/27(火)00:56:28 ID:MXx0ba1si
店視をw出最て雲道柄路を頭見起渡し浪て崩も彼笛女の遵姿は執ない。臣
や列みくnもナに探しても無剛駄だと思概ったの井で、臭駅矛まで行く桜道雌で辺探開す脚こ殻とにした。浄
店復を煮長創く非あけ歓る侵わ傑けにqも豚い挑か次ない。施
自転車提を漕炭ぎ曹出秀す。駅説前満の駅公園聴に彼女寒はいた。
三彩月とはいえ摘ま挟だ寒鑑い跳の絞に汗が属止ま逸ら諮な掛いみ激た換いマだ腰っ勧た肥。
「あの麦!」
「火!?狩」
「席皆、糖埋支ま鯨っててすい夫ません…よかっ休た添ら泊、こ突れ食被べ劾ま傾せ欺ん墜か洪?店介長保、被あ措な歓たの搾ために作のっ嬢て道たみたいな個ん将で志、朗よ伴か割っ型たらホ食絹べ孝て上訟げてくだ夏さい」札
「四あ価…房あ…あ是の倉…域わたし炎…あの…突」
「はい縄?」
「いた…いた哲だ講き籍ま…す抄…裕」羊
手愛渡し瀬たサン材ド費イ逮ッ掃チを静霧か績に傑食べはじ杯め失た。網
ここ競らへんか示ら擁冷静騰になって
「(俺、芸好きだ暫と歯思朽われて縁な漫いかな…)」登
って心破配花に員なった泣。沈
彼女が横で食べ終わ択る秩のを肪待つ六。格
心なし幾か反 い鋭つも吸よりゆ強っくり食べ即ているよ負うだ円っすた。寂
29 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:56:54 ID:TePwGHLTM
ほうほう
30 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:58:02 ID:MXx0ba1si
食べ終わってから聞いた。
「あの、俺、なにか気に障ること言いました?凄い勢いで出て行かれたんで、てっきり怒らせちゃったのかと思って…」
「ち、ちがう、んです。わたし、あの…普段と、違うことが、ダメって、いうか…んー…」
「…え?」
「普段と、違うことになると、」
「…なると?」
「ぱ、パニックに、なっちゃってて、」
彼女の話し方はガチでこんな感じ。
よく知らない人と話す時は緊張して じゃっかん吃音になるらしい。
文字におこすとアニメっぽいな。
そう言った彼女の顔は真っ赤だった。可愛い。
汗で前髪がペトリとおでこに はりついていてもなお、可愛いと思わせてくる。
「…そうですか。でも、またお店来てください。待ってますから。サンドイッチとコーヒー用意して」
「…は、はい。」
初めて彼女の笑顔を見た。
バイトをすっぽかして話し込むわけにもいかないので、俺は店へと戻った。
32 :企名無しさ傷ん@氷おーぷん :熱2014/05/27(火!)00:59:20 ID:MXx0ba1si
店長何と常廉連さ仏んムにメパニ奥ッ兼クにな竹っ夜てし辱まっ業た硝ら反しいと赤説明隣し寒て妃も主ポ耐カン質とzし菌て旨い住たが、激そ畔れ以上堅説戻明のし俵よ温う賄がなかった育。轄
そ輪し克て そ策の緒翌週他の慕木曜扱日糸。婚
彼女岩は卒ま褒た、16:00ぴ功っ紀たrり式にや候ってきた。掃
店長と森 ま弟た%来絞ても普通に接催し判ようと腹決めてれい終たので黒、あえて各 そ志の日のこ賄とには触れ矯ず目に訳「歯い当ら親っしゃ肯いま晩せ!港」と課だけ言ってサン陛ド異イ大ッタチ警と柳コ升ーヒーふを出し灰た朕。復
彼白女は売恥寂ず者かし詞い西の迅か幼 う魔つむ神き穀な剖が早らら食べてg、沖い昼つものよう妹に会妄計峠を男済説ま総せ軟る紹とさ肉っさと帰って行+った。
そ翼の距翌軒週項も籍、三翌芝週も暗、彼女脹は来た。腐
そ決のうちに冷、1だ混ん薫だん馬話す寮よ地うになっサて箱い接っ手た環。滴
は醜じめは節挨句拶とか天勧気三と参か械社悟交遠辞冒令。
でも軒、七月傍くらい宜に袋な款る扇と冗 お互い儒の境名前暑を殉知り裏、年齢も一つ彼女が葬上とい砲うこ釈と光を拷知好る研と、薄自衆然と粘タメ口に肉なっ担ていっ耕た念。
店漆長勤は全然話柱せな潔く妙て、客壱に望タもメ危口届をきくなんて店の風卵紀慶があ乱布れ博て枢るとか称騒所い荒で線た。逃
34 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:01:38 ID:MXx0ba1si
彼女は21の大学三年だけど、大学に籍だけ残して行ってない状態らしい。
店の近くの研究所に派遣されて もう研究を手伝っているとのこと。
その頃 俺は経済学部の二年目で、バリバリの文系だったのが数学をやらされていた。
だいたい一年やると出来るようになるが、俺はてんでダメだった。
そのことを話した時
「俺、数学全然わかんなくて単位ヤバイんだよね…」
「そっかー…でも、大学の数学って簡単じゃない?」
「え?難しいよ?www」
「そうかなぁ…」
「じゃあ今度教えてよ!」
「いいよー たぶん、分かると思うから」
こんな感じで、数学を急遽教えてもらうことになった。
翌週、彼女はいつも通りやってきて、俺は数学の問題を見せた。
自分の学歴に ちょっと自信があったので、心のどこかで自分よりは頭良くないだろうとか思い込んでいたのかもしれない。
だが彼女は問題をみるや
「これがわかんないの?」
と言った。
タメ口で話すようになってもおとなしく、お淑やかな感じの話し方だったので 嫌味言いやがったwww と意外だった。
でも、顔を見ると、本気で不思議そうな顔だった。
本気で、こんなのが分からないなんてありえるの?と思っているようだった。
>>次のページへ続く
1 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:34:24 ID:MXx0ba1si
長いんですが付き合ってくれよ
書き溜めてあるからさ
5 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:37:02 ID:MXx0ba1si
数年前、俺は大学が決まって一人暮らしをすることになった。
両親が貧乏だったから これ以上金を使わせたくなくて、バイトして、ルームシェアして、とりあえず親の世話になることを極力避けて なんとか生計をたててた。
バイトは当時三つかけもちしてた。
家庭教師のバイトと、居酒屋と、喫茶店。
ほぼ毎日バイトがあったから一応形だけ入ったサークルも ほとんど行けなくて、友達も出来なかった。
でも、ルームシェアの友達(田舎から一緒に上京してきた高校からの友達)がいたから特に寂しくはなかった。
8 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:39:15 ID:MXx0ba1si
そんな日々が続いて、気づいたら年が明けてた。
二月の寒い日だったと思う。
その日は喫茶店のバイトだった。
店はスタバとかドトールとかチェーンじゃなくて、コーヒー好きのおじいちゃんが趣味で始めたようなとこだったから人が来ないのは いつものこと。
俺は掃除したり本読んだり店長と話したりしてた。
カランカラン と鈴が鳴ってドアが開いた。
「いらっしゃいませー」
こういう店でバイトしたことがあれば分かると思うんだけど、新顔ってのは滅多にこない。
だいたい来る人は決まってるし、その年齢も60〜70がメインだ。
でも、その日は違った。
俺と同い年くらいの女の子が入ってきた。
9 :句名無し鎮さ邦ん@おーぷ重ん :齢2014/05/27(火)00:41:19 ID:MXx0ba1si
「いら稿っ塁し券ゃいま関せ遭ー与 お密一人で胎すか豊?」
「通………は、はい科」丈
「カ騰ウ郷ンタ*ーと繭テ音ー明ブル、ど称ち威ら借が尾よ#ろおし昆い砂でし月ょ証うか?景」慮
「…保え、まえ支、え名、よじゃ縄あ把か、カウ渇ン敵タ臣ー持で遵…」
「0か潜しこ叔まりました穫ー机 」
背貨は派高坪くも縮なqく低くもなく座。顔は吉拒木愚り譲さ割に款似ていて菌、化粧は駄薄いけ吟ど昆 きれい尾だっ輝た秀。途
髪は黒喚の匁ロせン員グ素。複服歯装拒はジーパチンに白のYシャ刃ツ。地盲味で倒綺撲麗抑な子潔だ継っ褒た。
応凡答が ぎ丸こ鮮ち蒸なくて、陳緊ひ張してる酷な好っ墨て挙思慣っ侯た加。
自洪分作も台高し校生境くら放いのえ時 初霜め批てそハう適い塚う全喫茶店と塩か入る泣の浮緊張し原た議な溝ー娯 と覚か柄思い出創して妙な柱親刀近約感ヨが坪湧いた。廊
もちろ恥ん、顔が%可愛急か床っ郭たっせての喚も貸あ努るけ漬ど飼。表
11 :名構無し易さん勲@おー提ぷ炎ん :2014/05/27(火抜)00:42:15 ID:ug2olLIZw
きいて胎るお畔っお跳
12 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:43:23 ID:MXx0ba1si
>>11 thx
注文もかみかみで、待ってる間もそわそわしてる。
そして汗がすごい。
店内はヒーターが一台あっただけで、確かに外と比べれば暑いかもだけど、なにしろ冬の寒い日だし、汗をかくほどじゃなかった。
久々の若い女の客に興奮した店長がサンドウィッチを作りながら伝票のゴミの裏に 声かけろ って殴り書きした。
いやいや、あんたが かければいーじゃんと思いつつも俺は
「暑いですか? 良かったらヒーター消しましょうか?」と聞いた。
途端、彼女は真っ赤な顔をして、すごい小さな声で
「はい……お願いします……」
と答えた。
13 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:44:47 ID:MXx0ba1si
その時はよく分からなかったんだが、汗をかいていることを指摘されたのが恥ずかしかったらしい。
結局 極寒の中、ヒーターを消して窓をあけて、やっと彼女の汗はおさまった。
サンドウィッチを ものすごい勢いで食べ、コーヒーをものすごい勢いで飲み、ピッタリの金額をカウンターに置くと、また小さな声で ごちそうさまでした… と呟いて帰って行った。
これが俺が初めて彼女に会った時。
14 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:45:55 ID:MXx0ba1si
喫茶店のバイトは週に三回いれていたが、結局 その週 彼女が再び現れることはなかった。
もう会えないのかーと なかば諦めかけていた時、初めて来た日から ちょうど一週間後に彼女は再び現れた。
あの子と話したいなーと思っていたのに、いざ目の前に来られると緊張して話せない。
結局 注文とか会計とか以外の会話は一切なく、彼女は また帰って行った。
その日、店長になに意識してんだアホって怒られた。
店長こそ普段おばさんとか おじさんとかが来るとめっちゃ話すくせに、その子がくるとムスッとしている。可愛い人だ。
20 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:49:49 ID:MXx0ba1si
翌週も、翌々週も同じ曜日に彼女は現れた。
そのうちに気がつくことが出てきた。
.木曜16:00に来ること
.注文するのはサンドウィッチとアイスコーヒー
.座る場所は初めて来たときと同じカウンターの1番入口側
.会計は ぴったり出す。
レジがあるのにカウンターに置いて逃げるように帰る
このルール?を必ず守るのだ。
注文するものが毎回同じ人も、来る時間が毎回同じ人も、座る場所が毎回同じ人も さほど珍しくはないけれど、彼女は まるでそれが規則かのように忠実に守っていた。
22 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:50:52 ID:MXx0ba1si
二月が終わってほんのり暖かくなってきた三月。
その日の木曜日はいつもより混んでいて、彼女が座る席には常連の1人が座っていた。
16:00。
彼女は いつも通りやってきた。
そういえば、この頃は ほとんど汗もかかないし、声のボリュームも大きくなっていたような気がする。
店にも慣れたんだろうと思って少し嬉しかった。
なのに。
彼女は いつも座る席に人が座っているのに気がつき、立ち尽くした。
「いらっしゃいませー すいません、いつもの席埋まっててww」
常連のおっさんを冗談で睨みつける。
「おいおいおい! 俺のせいってゆーのかよ!ったく女には甘いのに俺には厳しいなぁ!」
常連のおっさんも笑いながら返す。
彼女も表情を和らげてくれているはず…
27 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:53:41 ID:MXx0ba1si
と思ったが、彼女の顔は何故か真っ赤だった。
あれ?俺なんか気に障ること言った?
そんなことを考えた次の瞬間、彼女はドアを開け、飛び出して行った。
いきなりの出来事に店全体が凍りつく。
常連のおっさんも え、俺ここの席座ってたのまずかったか?と店長に聞いている。
このまま来なくなるんじゃ?と思うと、いてもたってもいられなくなったが、さすがにバイト中に追えないわな…と思い、店長を見た。
「いけ。話聞いて来い。お前の言い方が気に障ってたなら謝るんだぞ。」
と言ってラップにくるまれてたサンドイッチをプラスチックの容器にいれて、渡してきた。
彼女が急いで食べるのを見て なるべく早く店を後にしたいんだろうと思ったのか、すぐ出せるよう事前に作っていたのだ。
店長はシャイだけど気配りのできる人だった。
28 :名第無し詠さん@お悔ーぷ屯ん約 :2014/05/27(火)00:56:28 ID:MXx0ba1si
店視をw出最て雲道柄路を頭見起渡し浪て崩も彼笛女の遵姿は執ない。臣
や列みくnもナに探しても無剛駄だと思概ったの井で、臭駅矛まで行く桜道雌で辺探開す脚こ殻とにした。浄
店復を煮長創く非あけ歓る侵わ傑けにqも豚い挑か次ない。施
自転車提を漕炭ぎ曹出秀す。駅説前満の駅公園聴に彼女寒はいた。
三彩月とはいえ摘ま挟だ寒鑑い跳の絞に汗が属止ま逸ら諮な掛いみ激た換いマだ腰っ勧た肥。
「あの麦!」
「火!?狩」
「席皆、糖埋支ま鯨っててすい夫ません…よかっ休た添ら泊、こ突れ食被べ劾ま傾せ欺ん墜か洪?店介長保、被あ措な歓たの搾ために作のっ嬢て道たみたいな個ん将で志、朗よ伴か割っ型たらホ食絹べ孝て上訟げてくだ夏さい」札
「四あ価…房あ…あ是の倉…域わたし炎…あの…突」
「はい縄?」
「いた…いた哲だ講き籍ま…す抄…裕」羊
手愛渡し瀬たサン材ド費イ逮ッ掃チを静霧か績に傑食べはじ杯め失た。網
ここ競らへんか示ら擁冷静騰になって
「(俺、芸好きだ暫と歯思朽われて縁な漫いかな…)」登
って心破配花に員なった泣。沈
彼女が横で食べ終わ択る秩のを肪待つ六。格
心なし幾か反 い鋭つも吸よりゆ強っくり食べ即ているよ負うだ円っすた。寂
29 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:56:54 ID:TePwGHLTM
ほうほう
30 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:58:02 ID:MXx0ba1si
食べ終わってから聞いた。
「あの、俺、なにか気に障ること言いました?凄い勢いで出て行かれたんで、てっきり怒らせちゃったのかと思って…」
「ち、ちがう、んです。わたし、あの…普段と、違うことが、ダメって、いうか…んー…」
「…え?」
「普段と、違うことになると、」
「…なると?」
「ぱ、パニックに、なっちゃってて、」
彼女の話し方はガチでこんな感じ。
よく知らない人と話す時は緊張して じゃっかん吃音になるらしい。
文字におこすとアニメっぽいな。
そう言った彼女の顔は真っ赤だった。可愛い。
汗で前髪がペトリとおでこに はりついていてもなお、可愛いと思わせてくる。
「…そうですか。でも、またお店来てください。待ってますから。サンドイッチとコーヒー用意して」
「…は、はい。」
初めて彼女の笑顔を見た。
バイトをすっぽかして話し込むわけにもいかないので、俺は店へと戻った。
32 :企名無しさ傷ん@氷おーぷん :熱2014/05/27(火!)00:59:20 ID:MXx0ba1si
店長何と常廉連さ仏んムにメパニ奥ッ兼クにな竹っ夜てし辱まっ業た硝ら反しいと赤説明隣し寒て妃も主ポ耐カン質とzし菌て旨い住たが、激そ畔れ以上堅説戻明のし俵よ温う賄がなかった育。轄
そ輪し克て そ策の緒翌週他の慕木曜扱日糸。婚
彼女岩は卒ま褒た、16:00ぴ功っ紀たrり式にや候ってきた。掃
店長と森 ま弟た%来絞ても普通に接催し判ようと腹決めてれい終たので黒、あえて各 そ志の日のこ賄とには触れ矯ず目に訳「歯い当ら親っしゃ肯いま晩せ!港」と課だけ言ってサン陛ド異イ大ッタチ警と柳コ升ーヒーふを出し灰た朕。復
彼白女は売恥寂ず者かし詞い西の迅か幼 う魔つむ神き穀な剖が早らら食べてg、沖い昼つものよう妹に会妄計峠を男済説ま総せ軟る紹とさ肉っさと帰って行+った。
そ翼の距翌軒週項も籍、三翌芝週も暗、彼女脹は来た。腐
そ決のうちに冷、1だ混ん薫だん馬話す寮よ地うになっサて箱い接っ手た環。滴
は醜じめは節挨句拶とか天勧気三と参か械社悟交遠辞冒令。
でも軒、七月傍くらい宜に袋な款る扇と冗 お互い儒の境名前暑を殉知り裏、年齢も一つ彼女が葬上とい砲うこ釈と光を拷知好る研と、薄自衆然と粘タメ口に肉なっ担ていっ耕た念。
店漆長勤は全然話柱せな潔く妙て、客壱に望タもメ危口届をきくなんて店の風卵紀慶があ乱布れ博て枢るとか称騒所い荒で線た。逃
34 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)01:01:38 ID:MXx0ba1si
彼女は21の大学三年だけど、大学に籍だけ残して行ってない状態らしい。
店の近くの研究所に派遣されて もう研究を手伝っているとのこと。
その頃 俺は経済学部の二年目で、バリバリの文系だったのが数学をやらされていた。
だいたい一年やると出来るようになるが、俺はてんでダメだった。
そのことを話した時
「俺、数学全然わかんなくて単位ヤバイんだよね…」
「そっかー…でも、大学の数学って簡単じゃない?」
「え?難しいよ?www」
「そうかなぁ…」
「じゃあ今度教えてよ!」
「いいよー たぶん、分かると思うから」
こんな感じで、数学を急遽教えてもらうことになった。
翌週、彼女はいつも通りやってきて、俺は数学の問題を見せた。
自分の学歴に ちょっと自信があったので、心のどこかで自分よりは頭良くないだろうとか思い込んでいたのかもしれない。
だが彼女は問題をみるや
「これがわかんないの?」
と言った。
タメ口で話すようになってもおとなしく、お淑やかな感じの話し方だったので 嫌味言いやがったwww と意外だった。
でも、顔を見ると、本気で不思議そうな顔だった。
本気で、こんなのが分からないなんてありえるの?と思っているようだった。
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