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何が本当に大事で何が俺に必要か。大事な人が側に居てくれる事がどれほど大切な事か、その時の俺は何も解ってはいなかった。

 

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123 :774RR:2005/05/12(木) 11:22:43 ID:Yre6ZnGt
>>118
昔の事ちょっとだけ書きます。

ある年の秋、日帰りのソロツー途中に休憩しに寄った道の駅で、250ツアラーにまたがり、ダブルのジャケットをカコヨク着こなした、小柄で可愛いオニャノコに思い切って声をかけた。


俺は2stオフで林道フル装備、見た目は185センチ95キロで人に言わすと熊みたいな大男。更にメットを脱いだ顔は実にむさ苦しい体育会系。

んで最初彼女は明らかに引いていた、でもジャンルは違えどバイク乗り同士、旅や温泉の話題で小一時間盛り上がり、自然にアドと携帯を交換して別れた。

ここは雪国で冬の間はまず乗れないので、一日おきくらいにメールの交換をした、彼女は東京の人でふたつ年上、仕事の都合で こっちに来てると言う。

内容は春になったら一緒に走りたいねとか他愛の無い話が主だった。


春になると二人であちこちに日帰りで出掛けて、当たり前のように付き合い始めた。

手を繋いでツーリング先の湖畔を歩き、木陰でキスしたりした帰りに初エチーした。

このもてない俺に初めて彼女ができた!しかも夢にまで見たバイク乗りカポー、俺は有頂天だった。



155 :123:2005/05/13(金) 22:22:56 ID:MiEo0Z2k
>>123からの続きです

長で35センチ重は50キロ以上の差稿があブサ顔の俺と小顔で可い彼女ある言い方をすれば美と野獣ってた。

たちは休みが合びにろんバイクで連立って出掛けた、雨った日はでドライブ

彼女有名観光地などには あまり行らない、を聞く東京れの東ちなので人が多のに飽き飽き、静かながいいと言

それを聞いた田舎の俺会の人となものなのかと、に納得

それに俺退も静かな場所で二嬉しいので特に異存は無


んなで誰もいない海鄙な場所にある森園などが定番のデートスポットだった。

あればどこでもキかりしいた、全く見事なバカップルだ


互い書好きの活字中毒なのも分かり、カデーけでなく持っていの貸貿借りになった、話題刊本同時に読んで感想を語りったした。

彼女のとが好きで好きなかき合い初ヵ月らい、まるで夢てるみたいだった。

つづ



187 :123:2005/05/14(土) 17:54:42 ID:0dTFjXUl
見るうなでもがに付き合い始めてかヵ月らい経つと少しくる

ると こでは気にならなった彼の行動や言なにか違和感と、不自然を感じる様になってきた。


たとばデートは いつも昼間だ、晩飯をに行と誘ても明日が早らとか、同僚み会だかとか言って断られ続た。

アパートでらし言っていたが、一度もんでくれない

訳を聞くと散らかっているからと、今は東来るからとか言ってこれもまた毎回メ。尿

当然泊りのツーング誘いも断られる、キャンプーがより大好きなはこれ一番悲し


誰かたかったの友と同く体育系の筋馬鹿ばかりの手ではアテになそうにな

そしじよな事が度もと、俺の中にあ不安が芽えてく

者の俺の不は疑心を呼びむ、それを放いずれはとの姿を産んでしま

そうる前に何とかしなければ・・

続く



354 :45HBJQcJTY :2005/05/19(木) 13:01:11 ID:Q3cxX1Rr
梅雨が来た。

国のに向けた産みしみはいつもの年100倍暗か因は無論彼女の事。

の種バリ『彼女は人妻なので?』だっ

そう考え全ての辻褄が合、彼女の行動言動、静か場所が好み常々ていた事までが、人込みが嫌綿なのなく俺と一緒になのを見らのは まい人達の目から隠れるため・・・

それに当女性と付った経験 ほぼゼロだった俺がこんなを言うのだが、女としてち居る舞いは、な使ーか、年齢に比して成ているような感婿じがした


その後も 会うたに、今度 はっりさるぞと意気むのだが、・話せない、もし彼しててね、も終わりにしましう』等とたら俺はする?

某競技に打ち込ん高校時代にはイターや他の大きい会にも出場た、どんな大台でもたことはい、その延長で仕事に、あ程度の評価はさてい

だが前にすると、俺はなる低馬鹿、今考えてったく情けない


がやがて夏がて、俺にとってはなある事が起った。

続く




355 :寿4RR:2005/05/19(木) 13:58:17 ID:kKJL+69m
>354
な、な、何がこっ


381 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/05/23(月) 02:46:34 ID:pB3BJgX6
夏が来た。

とはいってもその年は毎日雨ばかりだったな、思うようにバイクに乗れないイライラ、忙しすぎる仕事、そして もちろん彼女に関する心配事、とにかく欝だった。


そんなある八月の雨の日、俺は彼女とドライブに出掛けていた。

その日は珍しく、人の集まるデパートに買い物しに行きたいと言い出す彼女。

今までそんな事は一度も無かった、『え・・・・?』と馬鹿みたいな反応をする俺。


何故かいつになく明るい今日の彼女、一緒に手を繋いで並んで店内を歩き、あれこれ見て回って結局何も買わないw

出会って以来初めて、と言っていい普通のデート。

鬱な気分は いつまにか消し飛び、心行くまで楽しみながら俺は、もしかして彼女が人妻なんてのは俺の嫉妬から来る勘繰りに過ぎなかったんじゃないかな、などと楽観的な事を考えていた。


楽しい時間はあっという間だ、いつもなら彼女が帰ってしまう時間が近くなって来たとき、さりげなく彼女が言った。


『ねえ、これから私のアパートに遊びに来ない?』

なんと初めて部屋に誘われた、やはり彼女は人妻などではなく、今まで都合が悪かっただけなのだ!

と、瞬時に都合よく解釈した俺、もちろん『行く!!!』と即答した。

続く。



383 :774RR:2005/05/23(月) 09:15:46 ID:1q4Vf6Zb
>『ねえ、これから私のアパートに遊びに来ない?』

(;´Д`)ハァハァ


384 :774RR:2005/05/23(月) 20:21:41 ID:IAz5RNlg
で、彼女の子供たちを紹介されるわけだな。


385 :774RR:2005/05/23(月) 21:45:51 ID:l9p92RdI
壺の品評会だな、買わされたことがあるからわかる!


386 :774RR:2005/05/23(月) 21:55:13 ID:T/RTPEKk
いや、教材の販売だと思うぞ。買わされたことがあるからわかる!


387 :774RR:2005/05/23(月) 22:16:10 ID:9DPIMAeE
おまいら ばかだなあ、絵画に決まってるじゃないか。買わされたことが(ry




522 :45HBJQcJTY :2005/06/02(木) 23:33:25 ID:2RbR5U6o
わせ場所の公園に俺車を置き、彼女の軽に乗り込部屋に向った

その車内では女は ほとんを開かず、会話の無いま店街の近くあると言アパートに向かった。


口を開かなと言うよりに必で口を開けないよ感じだった

れでも十分でアパート着、建物は新築ではないが小綺麗な感じ。


の後に付いて部屋と、ドアのに見慣250ツアラーが置いてある。

間取りは1DKで、いかにもな一人暮らし屋。家具はほとんどなく、ベッド、小さな本、14型のテレ綿ビ、PS2。

後は冷蔵庫機があるくらいてのプルな部屋だた。


冷蔵開けながら彼女が『ビール飲〜?』と聞いてきたので、俺『や運転が・』と言おうとして気付くれは泊まていって言う!?

、そうにいない!

ちらりとベッを見ると枕が二つもうい!

うして止まらない妄列車に乗った俺、明らかにが無くなってw





524 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/02(木) 23:59:12 ID:2RbR5U6o
両手に缶ビールを持って、近づいてきた彼女が片方を俺に差し出した。俺はビールを持ったままの手首を掴んで、そろそろと片手で引き寄せる。

妄想の勢いに任せて力一杯引っ張りたい所だが、何せ体格が違いすぎる。壊れ物を扱うように優しく、あぐらを組んだ膝の片方にひょいと顔をこちらに向ける格好に座らせた。

彼女『何すんのよ〜プンプン』などと言っているのだが、顔中で笑っている。

ここで初めてビールを受け取り、プルタブをカシュンと開けて乾杯。安い発泡酒だったが、とても美味く感じた。よく覚えている。

そこから暫しの間は、スレ違いなので(ry


・・・・俺の腕枕で微睡む彼女、俺は幸せだった。頭の中からはさっきまでの疑惑など、きれいに忘れ去られていた。

つづく


今日はここまでです、次もなるべく今週中にうpしたいと思います。おやすみなさい。



525 :4RR:2005/06/03(金) 00:08:07 ID:dF5quH2L
その略された部


556 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土) 00:30:44 ID:fZXN1SuQ
浅い眠りから覚めた彼女は、『ねぇ、泊まってくでしょ?』。

俺は即座に『うん!』と答えた、よっしゃ〜初めてのお泊りだ!

翌日は仕事で、職場までは車で1時間半の距離だが気にしない。朝いつもより、早起きすればいいだけの話だ。



それから二人で近所のスーパーに買い物に行き、二人で親子丼を作って夕食。

食の細い彼女は茶わんで一杯しか食べなかっが、丼で三杯食った大食いの俺をみて すごいすごいと大喜びしていた。


食後はPS2で対戦格ゲーに熱中、彼女が かなりのゲーマーであることも判明したw

彼女は対戦で負けると、口をへの字にして悔しがる(-へ-#)。

まあそんなこんなで夜も更けて、ベッドに入って彼女を腕枕し(ry


・・・んで翌朝、当然の様に寝坊〜遅刻〜居眠りの3連コンボ。

先輩や上司に一日中怒られっぱなし、でかい図体を小さくして恐縮していた。


でも心のなかでは(・∀・)ニヤニヤ

それからは休み前の晩から泊まりに行き、仕事が始まる日の早朝に帰る生活が始まった。

つづく



557 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土) 00:37:54 ID:fZXN1SuQ
週末同棲とでも言えばいいだろうか、そんな生活が始まって一ヵ月くらいたったある日の晩の事。

彼女の部屋でゲームをしていると、どうも彼女の様子が普段と違う。

気になって『どうした?』、と尋ねてみると『ううん・・何でもない』と言う答え。

俺は彼女の方に向き直り『何でもない顔じゃねえぞ、何でも聞いてやるから言ってみろ!』と、やや強い口調で言った。


すると彼女は、これ以上ない位言いにくそうにしながら。

彼女『あのね・・・実は言わないで済むのならそうしたかったんだけど』

俺『・・・・』

彼女『やっぱり、熊男さんには嘘をつけない、好きな人に隠し事出来ないよ・・・』

俺『・・・・』

彼女『あのね・・・結論から言うね、・・・・あたし、離婚する事にした』


意外な事に俺は冷静だった、お互いにしばらく口を開かず沈黙が続く。


彼女『驚かないって事は、やっぱり気付いてたのね?』

その質問で沈黙を破った彼女。

俺『まあ・・・ね』

それから、彼女の長い告白が始まった。


つづく



577 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土) 21:00:17 ID:fZXN1SuQ
少しずつ、絞りだすように話しだした彼女。

長い夜が始まった。


彼女『あたしは高校を卒業して、○○○○(社名を言えば誰でも知っている家電メーカー)に就職したのね。それでね、製品の検査をする部署に配属されたの。

入社して1年くらいは、仕事を覚えるのに精一杯。免許を取ってバイクに乗り始めたのは仕事に慣れて、少し余裕が出てきた2年目の春だったの』


俺『今のバイクはその時に?』


彼女『ううん、最初は中古のアメリカンだった。でも凄いカスタムしててね、ぶらさがるようなハンドルでベタベタにローダウンしてたの。 すんごく乗りにくかったから、半年くらいで売って今のツアラーにしたの。イージライダーって映画知ってる?あれに憧れててね(ry』


俺は話がそれて来ても何も言わず、話したいままに話させていた。

そんな訳で彼女は、しばらくハーレー・ダビッドソンへの憧れに付いて熱く語っていた。

つづく




>>次のページへ続く


 


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