友達の親父に喧嘩売った話
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94 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:31:16.078 ID:zFjzs8hM0.net
その後、母ちゃんの勢いに警察は飲みこまれ
とりあえずお引き取りください、もう遅いですし 明日の昼の三時にまた来てください・・と、告げられ 俺はそのまま母ちゃんに渡され帰ることになった。
外に出ると警察署に一本の時計が立っており 時刻は深夜2時をさしていた。
思ったより早く帰れるもんだなと思ったが本田と坂倉はまだ帰れていなかったらしい。
本田は首謀者として実際に襲い掛かったのもあり 俺よりさらに根掘り葉掘り聞かれ続け
坂倉は実の親の襲撃という事実と体の傷から虐待の可能性があるということ。
ただ警察に暴力親父は「こんな事件を起こすガキだろ?躾が厳しくなって当然!こんな悪さするガキに口だけで伝わらねえだろ!親として更生しようとしてただけだ!」と言い張り 実際警察はどう扱うべきか困っていたそうだ。
95 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:31:44.605 ID:zFjzs8hM0.net
俺らが何もしていなければ虐待で行けるのだが いかんせん俺らは3人がかりで襲撃にいってるとんでもない悪ガキだ。
そんな悪ガキ達だからこそ躾が厳しくなった・・というのも筋が通るとかなんとかで下手に動けない状態になってたとか。
本田は3時半まで残って調書を取られ
坂倉に至っては朝5時まで どうするか警察に検討され 結局坂倉の母ちゃんが引き取りに来たらしい。
またあとで聞いた話だが 計画的犯行だが武器を持っていなかったので殺人になるような事態は考えにくくただの暴行事件になったこと。
そして襲撃先に実行犯の息子がいたことにより見ず知らずの他人を襲ったわけではなく 無理矢理引きとめてまで調査するほどの事件ではないと判断されたらしい。
このときバットを持っていってたら きっとこうすんなりとは出てこなかっただろう。
そんな事になってるとは知らず俺は母ちゃんの車に乗った。
97 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:32:37.727 ID:zFjzs8hM0.net
いつも俺は助手席に乗っていた。
しかしこの日ばかりは助手席に乗る気がしなかった。というか乗れなかった。
あそこまで怒り狂われ、馬乗りになられて張り倒された恐怖と、こんな夜中に迎えにこさせた事を申し訳なく思い、後部座席でずっと外の景色を眺めていた。
見たこともない風景が徐々に見たことのある風景に変わっていく・・・
坂倉とよく一緒に菓子を買いに行ったセブンイレブンを曲がり車は道路をまたぐように横を向ける。
ピーピーとバックを知らせる音が鳴り音が鳴りやみ家に着いたことを知らせる。
俺は警察からここまでの間、一切口を開かなかった。母ちゃんも俺に一切口を開かなかった。
玄関を開けて部屋に入り部屋に戻りたいが戻ってはいけない気がするし とりあえずリビングに行きソファーに腰をかけた。
母ちゃんはそのまま台所へと消えていった・・・
98 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:33:18.445 ID:zFjzs8hM0.net
「どうしよう・・謝っても許してくれないだろうな・・」
もうどうするべきかわからなかった。
謝って許されるようなものじゃないってわかってた。
家出するか・・・
そんな事をうつむいて考えていたら目の前で「カチャン!」と音が鳴った。
顔を上げるとテーブルに特大のおにぎりが二個。きっちりのりも巻いてある。
母ちゃん・・・・?
さらに顔を上へと恐る恐る上げていく・・・
母ちゃんは俺と目線を合わせた・・・・
坂倉と同じく、つり目の母ちゃんの目がぐぐっと横に長く伸びた。
口角がくっとあがり、俺がよく知ってるいつもの母ちゃんの笑顔がそこにあった。
99 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:33:52.232 ID:zFjzs8hM0.net
母ちゃん「よし!とりあえず腹減っただろう!食べなさい!」
俺「え・・・?俺・・腹へってないんだけど・・」
母ちゃん「男だろ!まずは食べな!」
俺「いや・・・口の中切ってて痛いし・・」
母ちゃん「あらあら、1ちゃん。食べさせて欲しいんでちゅか〜?」
俺「ば・・バカ野郎!一人で食えるよ。」
俺はいろいろと不安だったが母ちゃんの笑顔を見て、ほっとした。
胸で暴れていた雷雲ののようなうなりがが一気に消え去り、胸の中が解放され晴れ渡っていく・・・
嬉しくてちょっと泣きながらおにぎりを食べた。
100 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:34:28.478 ID:zFjzs8hM0.net
一通り食べ終わると母ちゃんは笑顔のまま俺に対峙し話しかけてきた。
母ちゃん「んで。何があってバカなまねしたんだ? 母ちゃんはおまえらが坂倉君の家に行ってお父さんに襲い掛かったとしか聞いてない。 理由を聞いてもおまえら全員しゃべらなくて わからないと警察に言われた。」
俺「・・・・・・・・・・・・・」
母ちゃん「いつも言ってただろ?悪さするなら私の前でやれって。約束守らないからこういうことになるんだ。」
俺「・・・・母ちゃん・・・・」
母ちゃん「・・・なんだ?」
俺「さすがに母ちゃんを「一緒にオヤジを殴りに行こうか?」って誘えねえよ・・・」
母ちゃん「ぷっ!そりゃそうだ。まあいい。理由を教えてみ?」
俺「・・・・・・・・・・・」
101 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:35:26.809 ID:zFjzs8hM0.net
母ちゃん「母ちゃんにも黙るつもりか?」
俺「・・・・・・・・・・・・・」
俺は母ちゃんに言うべきか悩んでいた・・・
母ちゃん「お前には責任がある。私を巻き込んだのはお前だ。私はお前を迎えに行った。すぐに解放させたくて殴りつけたけど私はお前を信じてる。信じてるからこそ巻き込んだ責任として理由を教えてほしい。」
俺「・・・・・・・・・・・・・」
母ちゃん「心配すんな。お前がもし間違った理由で今回事件を起こしてたら根性叩き直してやる。私はお前を見捨てない。信用しなさい。どんな理由があったってお前は私の子供だ。最後まで私はお前の味方してやる。だから理由を話してみろ。」
102 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:35:58.715 ID:zFjzs8hM0.net
ずっと重い重い荷物を抱えてるようだった。
坂倉の虐待という荷物を抱え
本田に相談したという荷物を抱え
子供だけで大人を襲撃しに行くという犯罪行為を抱え
逆襲にあい、深く体と心に大人の恐ろしさを抱え
まだまだ子供だった俺には両手いっぱいしか持てない荷物を肩に背負わされ、足にくくりつけられ俺は身動きできなくなっていた。
どれもこれも俺にとっては大事な大事な荷物。気安く誰かに預けられない。
重い重い荷物を背負ってきたけど一番身近な人が一緒に背負ってくれると言ってくれた。
俺はこの身近な母に荷物を預けてみることにした。
103 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:36:35.007 ID:zFjzs8hM0.net
俺は嬉しくて嬉しくて涙が出た。
嬉しいとこんなに涙が出てくるんだって初めて知った。涙を流した重さの分だけ体と心が軽くなっていくのがわかった。
俺は母ちゃんにすべてを話した。
坂倉がオヤジに虐待されてたこと。
実の母親に見殺し状態にされてること。
それをどうにかしたくて本田を誘い坂倉の親父を襲撃したこと。
ビビって本田を見殺しにしたこと。
正座させられ蹴られ続けられたこと。
重い荷物を全部母ちゃんに預けた。
母ちゃんは何も言わずに全部聞いてくれた。
俺「・・・・ってわけで昨日捕まったんだ・・」
母ちゃん「・・・・・・・・・・・・・・・」
俺「・・・・・・母ちゃん?」
母ちゃん「・・・・お前は間違ってない!」
105 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:37:20.243 ID:zFjzs8hM0.net
俺「へ?」
母ちゃん「いや〜!母ちゃん安心しちゃったよ! いくらお前がバカ息子って知ってたとはいえ人様の家を襲撃したなんて聞いた日には いよいよダムに車ごと沈んで心中しなきゃならないかなと本気で思ったじゃない!いや〜!命拾いしたわ〜!」
どうも母ちゃんは信用してるといいつつも俺がふざけた理由でやってたらダムに一緒に沈む気だったらしい・・・・
母ちゃん「しっかしまあ、ガキがいっちょ前に かっこいいことしてんじゃない! いい男に育った!母ちゃんの育て方、間違って無かったね! まったく、母ちゃんに感謝しなさいよ〜! お前は間違ってないから大丈夫! やったことは法律的にはダメかもしれないけど人間として正解!大正解!賞金出しちゃう! 母ちゃんは認めるぞ〜!!!」
なんだ・・・そのはしゃぎっぷり・・・
106 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:38:01.712 ID:zFjzs8hM0.net
まるで漫談でもしてるようなハイテンションでキャアキャア騒いで・・・・
こっちは理由はどうあれ、今も必死なのに・・・
母ちゃん「よ〜し!んじゃ少し寝たら一緒に行くよ!」
俺「え?どこに?」
母ちゃん「サ・カ・ク・ラ・君の家よ♪」
俺「は・・・はぁ〜〜!!!??」
107 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:38:52.039 ID:zFjzs8hM0.net
少し時が進む・午前9時 本田家
本田「うっせえな〜!もういいだろ! 俺、ボコボコにされたんだぜ〜!」
母「ロクなことしないガキだよあんたは! ワケを説明しなさい!」
本田「うるせえうるせえ!男にはいえない理由があんだよ!」
母「なんだとこのガキャ!何が男だ!」
プルプルプルプル・・・・プルプルプルプル・・・・
本田「おい!母ちゃん!電話だぞ!」
母「わかってるわよ!そこにいなさい!逃げるんじゃないわよ! ガチャ・・・もしもし・・・はい。あらあら〜! 大変だったでしょ〜?
110 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:40:07.671 ID:zFjzs8hM0.net
そう・・そう・・そうなのよ〜! え・・・?うん・・・・うん・・・あら・・そうなの・・・うん・・・うん!いいわよ!付き合うわ!いくいく!」
本田は母の楽しそうな声を聞いて余計にイライラしていた。
111 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:40:46.806 ID:zFjzs8hM0.net
裏切られたとは思っていないが自分だけ襲い掛かり首謀犯にされ こっぴどく怒られたことに不満を感じていた。
ただ、父と母が必要以上に怒らず いつものノリで少し明るく怒ってきたおかげで なんとか精神的にキレずにいられた。
そこに母なりの気遣いを感じたが自分が悩んでる事をつゆ知らず どこかに遊びに行くと楽しそうにしゃべってる母が本田の脳内を余計に沸騰させていた。
「今日はどっかで家を抜け出そう。そして1の家に行こう。謝ってもらわないと気が済まねえ」
ささいな母の電話が彼の機嫌を余計に捻じ曲げる・・
彼はそんな事を企みながら時間を過ごしていた。
112 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:41:17.695 ID:zFjzs8hM0.net
時がまた戻る 午前5時半 1の家
俺「は・・・はぁ〜?」
母ちゃん「だって聞いちゃった以上しょうがないでしょ〜。あんた坂倉君を助けてあげたいんでしょ?」
俺「当たり前だろ!」
母ちゃん「・・・・お前はよくやったよ。ホント。」
母の顔はさらに優しくなった。さっきまでも優しかった。にこやかで見ている人を幸せにさせるような明るい笑顔だった母。
しかしその微笑みは明るさをやや薄くし 代わりに目と頬にさらなる柔らかさと温かさを与え子供を愛しむ母親の表情になった。
その後、母ちゃんの勢いに警察は飲みこまれ
とりあえずお引き取りください、もう遅いですし 明日の昼の三時にまた来てください・・と、告げられ 俺はそのまま母ちゃんに渡され帰ることになった。
外に出ると警察署に一本の時計が立っており 時刻は深夜2時をさしていた。
思ったより早く帰れるもんだなと思ったが本田と坂倉はまだ帰れていなかったらしい。
本田は首謀者として実際に襲い掛かったのもあり 俺よりさらに根掘り葉掘り聞かれ続け
坂倉は実の親の襲撃という事実と体の傷から虐待の可能性があるということ。
ただ警察に暴力親父は「こんな事件を起こすガキだろ?躾が厳しくなって当然!こんな悪さするガキに口だけで伝わらねえだろ!親として更生しようとしてただけだ!」と言い張り 実際警察はどう扱うべきか困っていたそうだ。
95 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:31:44.605 ID:zFjzs8hM0.net
俺らが何もしていなければ虐待で行けるのだが いかんせん俺らは3人がかりで襲撃にいってるとんでもない悪ガキだ。
そんな悪ガキ達だからこそ躾が厳しくなった・・というのも筋が通るとかなんとかで下手に動けない状態になってたとか。
本田は3時半まで残って調書を取られ
坂倉に至っては朝5時まで どうするか警察に検討され 結局坂倉の母ちゃんが引き取りに来たらしい。
またあとで聞いた話だが 計画的犯行だが武器を持っていなかったので殺人になるような事態は考えにくくただの暴行事件になったこと。
そして襲撃先に実行犯の息子がいたことにより見ず知らずの他人を襲ったわけではなく 無理矢理引きとめてまで調査するほどの事件ではないと判断されたらしい。
このときバットを持っていってたら きっとこうすんなりとは出てこなかっただろう。
そんな事になってるとは知らず俺は母ちゃんの車に乗った。
97 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:32:37.727 ID:zFjzs8hM0.net
いつも俺は助手席に乗っていた。
しかしこの日ばかりは助手席に乗る気がしなかった。というか乗れなかった。
あそこまで怒り狂われ、馬乗りになられて張り倒された恐怖と、こんな夜中に迎えにこさせた事を申し訳なく思い、後部座席でずっと外の景色を眺めていた。
見たこともない風景が徐々に見たことのある風景に変わっていく・・・
坂倉とよく一緒に菓子を買いに行ったセブンイレブンを曲がり車は道路をまたぐように横を向ける。
ピーピーとバックを知らせる音が鳴り音が鳴りやみ家に着いたことを知らせる。
俺は警察からここまでの間、一切口を開かなかった。母ちゃんも俺に一切口を開かなかった。
玄関を開けて部屋に入り部屋に戻りたいが戻ってはいけない気がするし とりあえずリビングに行きソファーに腰をかけた。
母ちゃんはそのまま台所へと消えていった・・・
98 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:33:18.445 ID:zFjzs8hM0.net
「どうしよう・・謝っても許してくれないだろうな・・」
もうどうするべきかわからなかった。
謝って許されるようなものじゃないってわかってた。
家出するか・・・
そんな事をうつむいて考えていたら目の前で「カチャン!」と音が鳴った。
顔を上げるとテーブルに特大のおにぎりが二個。きっちりのりも巻いてある。
母ちゃん・・・・?
さらに顔を上へと恐る恐る上げていく・・・
母ちゃんは俺と目線を合わせた・・・・
坂倉と同じく、つり目の母ちゃんの目がぐぐっと横に長く伸びた。
口角がくっとあがり、俺がよく知ってるいつもの母ちゃんの笑顔がそこにあった。
99 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:33:52.232 ID:zFjzs8hM0.net
母ちゃん「よし!とりあえず腹減っただろう!食べなさい!」
俺「え・・・?俺・・腹へってないんだけど・・」
母ちゃん「男だろ!まずは食べな!」
俺「いや・・・口の中切ってて痛いし・・」
母ちゃん「あらあら、1ちゃん。食べさせて欲しいんでちゅか〜?」
俺「ば・・バカ野郎!一人で食えるよ。」
俺はいろいろと不安だったが母ちゃんの笑顔を見て、ほっとした。
胸で暴れていた雷雲ののようなうなりがが一気に消え去り、胸の中が解放され晴れ渡っていく・・・
嬉しくてちょっと泣きながらおにぎりを食べた。
100 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:34:28.478 ID:zFjzs8hM0.net
一通り食べ終わると母ちゃんは笑顔のまま俺に対峙し話しかけてきた。
母ちゃん「んで。何があってバカなまねしたんだ? 母ちゃんはおまえらが坂倉君の家に行ってお父さんに襲い掛かったとしか聞いてない。 理由を聞いてもおまえら全員しゃべらなくて わからないと警察に言われた。」
俺「・・・・・・・・・・・・・」
母ちゃん「いつも言ってただろ?悪さするなら私の前でやれって。約束守らないからこういうことになるんだ。」
俺「・・・・母ちゃん・・・・」
母ちゃん「・・・なんだ?」
俺「さすがに母ちゃんを「一緒にオヤジを殴りに行こうか?」って誘えねえよ・・・」
母ちゃん「ぷっ!そりゃそうだ。まあいい。理由を教えてみ?」
俺「・・・・・・・・・・・」
101 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:35:26.809 ID:zFjzs8hM0.net
母ちゃん「母ちゃんにも黙るつもりか?」
俺「・・・・・・・・・・・・・」
俺は母ちゃんに言うべきか悩んでいた・・・
母ちゃん「お前には責任がある。私を巻き込んだのはお前だ。私はお前を迎えに行った。すぐに解放させたくて殴りつけたけど私はお前を信じてる。信じてるからこそ巻き込んだ責任として理由を教えてほしい。」
俺「・・・・・・・・・・・・・」
母ちゃん「心配すんな。お前がもし間違った理由で今回事件を起こしてたら根性叩き直してやる。私はお前を見捨てない。信用しなさい。どんな理由があったってお前は私の子供だ。最後まで私はお前の味方してやる。だから理由を話してみろ。」
102 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:35:58.715 ID:zFjzs8hM0.net
ずっと重い重い荷物を抱えてるようだった。
坂倉の虐待という荷物を抱え
本田に相談したという荷物を抱え
子供だけで大人を襲撃しに行くという犯罪行為を抱え
逆襲にあい、深く体と心に大人の恐ろしさを抱え
まだまだ子供だった俺には両手いっぱいしか持てない荷物を肩に背負わされ、足にくくりつけられ俺は身動きできなくなっていた。
どれもこれも俺にとっては大事な大事な荷物。気安く誰かに預けられない。
重い重い荷物を背負ってきたけど一番身近な人が一緒に背負ってくれると言ってくれた。
俺はこの身近な母に荷物を預けてみることにした。
103 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:36:35.007 ID:zFjzs8hM0.net
俺は嬉しくて嬉しくて涙が出た。
嬉しいとこんなに涙が出てくるんだって初めて知った。涙を流した重さの分だけ体と心が軽くなっていくのがわかった。
俺は母ちゃんにすべてを話した。
坂倉がオヤジに虐待されてたこと。
実の母親に見殺し状態にされてること。
それをどうにかしたくて本田を誘い坂倉の親父を襲撃したこと。
ビビって本田を見殺しにしたこと。
正座させられ蹴られ続けられたこと。
重い荷物を全部母ちゃんに預けた。
母ちゃんは何も言わずに全部聞いてくれた。
俺「・・・・ってわけで昨日捕まったんだ・・」
母ちゃん「・・・・・・・・・・・・・・・」
俺「・・・・・・母ちゃん?」
母ちゃん「・・・・お前は間違ってない!」
105 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:37:20.243 ID:zFjzs8hM0.net
俺「へ?」
母ちゃん「いや〜!母ちゃん安心しちゃったよ! いくらお前がバカ息子って知ってたとはいえ人様の家を襲撃したなんて聞いた日には いよいよダムに車ごと沈んで心中しなきゃならないかなと本気で思ったじゃない!いや〜!命拾いしたわ〜!」
どうも母ちゃんは信用してるといいつつも俺がふざけた理由でやってたらダムに一緒に沈む気だったらしい・・・・
母ちゃん「しっかしまあ、ガキがいっちょ前に かっこいいことしてんじゃない! いい男に育った!母ちゃんの育て方、間違って無かったね! まったく、母ちゃんに感謝しなさいよ〜! お前は間違ってないから大丈夫! やったことは法律的にはダメかもしれないけど人間として正解!大正解!賞金出しちゃう! 母ちゃんは認めるぞ〜!!!」
なんだ・・・そのはしゃぎっぷり・・・
106 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:38:01.712 ID:zFjzs8hM0.net
まるで漫談でもしてるようなハイテンションでキャアキャア騒いで・・・・
こっちは理由はどうあれ、今も必死なのに・・・
母ちゃん「よ〜し!んじゃ少し寝たら一緒に行くよ!」
俺「え?どこに?」
母ちゃん「サ・カ・ク・ラ・君の家よ♪」
俺「は・・・はぁ〜〜!!!??」
107 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:38:52.039 ID:zFjzs8hM0.net
少し時が進む・午前9時 本田家
本田「うっせえな〜!もういいだろ! 俺、ボコボコにされたんだぜ〜!」
母「ロクなことしないガキだよあんたは! ワケを説明しなさい!」
本田「うるせえうるせえ!男にはいえない理由があんだよ!」
母「なんだとこのガキャ!何が男だ!」
プルプルプルプル・・・・プルプルプルプル・・・・
本田「おい!母ちゃん!電話だぞ!」
母「わかってるわよ!そこにいなさい!逃げるんじゃないわよ! ガチャ・・・もしもし・・・はい。あらあら〜! 大変だったでしょ〜?
110 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:40:07.671 ID:zFjzs8hM0.net
そう・・そう・・そうなのよ〜! え・・・?うん・・・・うん・・・あら・・そうなの・・・うん・・・うん!いいわよ!付き合うわ!いくいく!」
本田は母の楽しそうな声を聞いて余計にイライラしていた。
111 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:40:46.806 ID:zFjzs8hM0.net
裏切られたとは思っていないが自分だけ襲い掛かり首謀犯にされ こっぴどく怒られたことに不満を感じていた。
ただ、父と母が必要以上に怒らず いつものノリで少し明るく怒ってきたおかげで なんとか精神的にキレずにいられた。
そこに母なりの気遣いを感じたが自分が悩んでる事をつゆ知らず どこかに遊びに行くと楽しそうにしゃべってる母が本田の脳内を余計に沸騰させていた。
「今日はどっかで家を抜け出そう。そして1の家に行こう。謝ってもらわないと気が済まねえ」
ささいな母の電話が彼の機嫌を余計に捻じ曲げる・・
彼はそんな事を企みながら時間を過ごしていた。
112 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/27(水) 23:41:17.695 ID:zFjzs8hM0.net
時がまた戻る 午前5時半 1の家
俺「は・・・はぁ〜?」
母ちゃん「だって聞いちゃった以上しょうがないでしょ〜。あんた坂倉君を助けてあげたいんでしょ?」
俺「当たり前だろ!」
母ちゃん「・・・・お前はよくやったよ。ホント。」
母の顔はさらに優しくなった。さっきまでも優しかった。にこやかで見ている人を幸せにさせるような明るい笑顔だった母。
しかしその微笑みは明るさをやや薄くし 代わりに目と頬にさらなる柔らかさと温かさを与え子供を愛しむ母親の表情になった。
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