浪人生の俺が図書館で声をかけた女の子のこと
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136 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:45:30.51 ID:xb55BC3Y0
職員室に行くと、英語教師のK先生だけ出勤していた。
ちなみにK先生は30代後半の女性教師だ。独身らしい。
137 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:46:01.63 ID:xb55BC3Y0
K先生:「あら、久しぶり。どうしたの?」
俺:「進路決まったので報告に」
K先生:「わざわざどうもね。ちょっとお茶でもどう?」
K先生は職員用の雑談テーブルに灰皿を持ってきてタバコに火をつけると、ペットボトルのお茶を投げてきた。
138 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:46:09.12 ID:GnThoAov0
まさかのエロ展開
141 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:47:27.14 ID:xb55BC3Y0
>>138
ないです。スミマセン。
<続き>
俺:「あ、どうも」
K先生:「まあ、座りなさいよ。でも良かったね。おめでとう。どこの大学?」
俺:「△△大学(滑り止め三流大)です。」
K先生:「ふーん。まあ、良かったじゃない。」
俺:「不本意ですけどね。」
K先生:「ま、受験は時の運。それよりさ・・・」
先生はちょっと目を上げて俺を見据えて言った。
「チサトさん。あなたのところに居るんでしょ?」
140 :7:2012/10/13(土) 17:47:00.53 ID:8RHxf4o80
真相を聞かされるわけか
職員室に行くと、英語教師のK先生だけ出勤していた。
ちなみにK先生は30代後半の女性教師だ。独身らしい。
137 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:46:01.63 ID:xb55BC3Y0
K先生:「あら、久しぶり。どうしたの?」
俺:「進路決まったので報告に」
K先生:「わざわざどうもね。ちょっとお茶でもどう?」
K先生は職員用の雑談テーブルに灰皿を持ってきてタバコに火をつけると、ペットボトルのお茶を投げてきた。
138 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:46:09.12 ID:GnThoAov0
まさかのエロ展開
141 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:47:27.14 ID:xb55BC3Y0
>>138
ないです。スミマセン。
<続き>
俺:「あ、どうも」
K先生:「まあ、座りなさいよ。でも良かったね。おめでとう。どこの大学?」
俺:「△△大学(滑り止め三流大)です。」
K先生:「ふーん。まあ、良かったじゃない。」
俺:「不本意ですけどね。」
K先生:「ま、受験は時の運。それよりさ・・・」
先生はちょっと目を上げて俺を見据えて言った。
「チサトさん。あなたのところに居るんでしょ?」
140 :7:2012/10/13(土) 17:47:00.53 ID:8RHxf4o80
真相を聞かされるわけか
142 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:48:05.18 ID:xb55BC3Y0
俺:「え?」
K先生:「やっぱりね。・・・あのバカ!あれだけ言ったのに。」
俺:「あの・・・どういうことですか?」
先生はタバコの煙を一気に吐き出した。
145 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:48:45.26 ID:GnThoAov0
先生ワイルドww
146 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:49:07.79 ID:xb55BC3Y0
K先生:「今度はあなたがターゲットになったのね。すぐに追い出しなさい。」
俺:「いや、何の話だか・・・」
K先生:「貴方のところに行く前は私がイロイロ面倒見てたのよ。・・・あの子は私を慕っていたわ。」
俺:「・・・」
148 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:49:58.49 ID:GnThoAov0
面白くなってまいりました
149 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:50:49.83 ID:jx0UrPV30
盛り上がってまいりました
150 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:51:06.05 ID:EBFmn4M9O
うぉぉばれたwww
続けたまえ はよ
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ / ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\ /___/ ̄
まだ?
(・ω・)
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
151 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:51:21.85 ID:xb55BC3Y0
K先生:「俺君は知らないでしょうけど、受験の相談にも乗ってたのよ。電話でね。まあ、私が紹介した夜間学部とか奨学金制度とかは全部跳ねつけられたけど。」
俺:「ずっと不思議だったんです。彼女、そんな贅沢言える状態じゃないと思うんですけど」
K先生:「俺君、あの子の家族のこと知らないの?」
俺:「いや、あえて聞きませんでした。」
K先生:「ホント、お人好しね・・・私はあの子の親とも面談したわよ。まあ、担任だしね。」
ああ、K先生はチサトの担任だったっけ・・・とかぼんやり考えてた。
155 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:52:45.85 ID:xb55BC3Y0
K先生は守秘義務があるから細部は話せないと前置きしてチサトの家族について説明してくれた。
もちろんここで詳細に書くことは憚れる。
大雑把に書くとチサトの家は資産家だが、いろんなゴタゴタがあってチサトは親戚に引き取られて育てられたらしい。
157 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:53:20.25 ID:jx0UrPV30
ほうほう。
158 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:53:41.51 ID:xb55BC3Y0
俺:「あの、虐待は・・・?」
K先生:「俺君さ。虐待されたって本人の口から言った?俺君が想像しただけじゃないの?」
俺:「まあ、そう言われればそうですけど。」
K先生:「それはチサトさん、っていうかあのタイプの典型的なやり方ね。
思わせぶりな言動で想像させて、相手を動かすの。
で、結果的には他人が勝手にやってくれたって事になるわけ。
今回の俺君の件だって、どうせ俺君が俺の家に来いとか言ったんでしょ?」
俺:「(千里眼?)・・・はい。」
161 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:55:07.20 ID:xb55BC3Y0
K先生:「私もね。始めはあの子の力になろうとした。
親からの虐待も受けてるって信じて動いた。
でもね。違うのよ。全部あの子の妄想。
で、私がそのことに気がついたらサーっといなくなったわ。
次は貴方のところに行ったのね。」
俺:「なんで俺のところに居るって思ったんですか?」
K先生:「公園で話し込んでる二人をたまたま見かけてね・・・ピンと来た。
あの時、忠告すべきだったと後悔してるわ。」
163 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:55:20.59 ID:wYfsIDT70
俺と同い年くらいで親近感。
てか、願書って買うんだっけか?
167 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:57:39.16 ID:xb55BC3Y0
>>163
大学に行ってもらうか、書店とかで買うんだったと思うよ。
<続き>
俺:「(軽く混乱)・・・あの、でも俺彼女を守りたいんです。」
K先生:「俺君・・・彼女と肉体関係になったの?」
俺:「・・・はい。」
K先生:「へえ、あの潔癖な子がね。男に身体を許したか。
アハハ進歩したね。君も大人の面構えになったよ。
でもね。もうあの子は追いだしな。
君はもう、自分の人生かけてあの子を守ったし、これ以上関わっても誰も幸せにならないよ。」
169 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:58:50.16 ID:xb55BC3Y0
俺:「いま、一人暮らしするってアパート探してます。でも、なかなか見つからなくて」
K先生:「・・・貴方には酷かもしれないけど、無理やりでも追い出しなさい。あの子には帰るべき家ちゃんとあるんだもの。」
先生は やり切れなさそうにタバコの煙を吹いた。
俺は何が起きたんだか混乱しながら家に帰った。
170 :名も無き被検体774号+:2012/10/13(土) 17:59:32.66 ID:EBFmn4M9O
ほほう……続けたまえ
172 :タクロウ:2012/10/13(土) 17:59:46.07 ID:xb55BC3Y0
家に帰り着くと
チサトの様子が なんだかいつもと違っていた。
夕飯も早めに切り上げて、本を読み始めた。
俺:「どうかした?」
何気なく尋ねた。
>>次のページへ続く
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