俺の彼女の話するからちょっと聞いてくれ
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32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:30:29.62 ID:C/1U5pvZ0
さゆりは、涙を流した。
その日は何も食べずに、寝てしまったらしい。
と聞いたが、本当かどうかはわからない。曖昧にされたところもあったから、そこが気になる。
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:34:03.79 ID:C/1U5pvZ0
さゆりは、お父さんのことを話せてすっきりしたといっていた。
彼女の支えになれたことがとても嬉しかった。
そこから12月まで、俺の記憶が欠けてしまっていて覚えていない。
12月の末に、俺はさゆりとキスをした。
さゆりの唇はとても柔らかくて、冬の乾いた風にさらされてカサカサしていた。
それからほぼ毎日、俺は さゆりとキスをした。
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:37:18.75 ID:C/1U5pvZ0
次の年の7日、俺は初めてさゆりの家に入った。
少し散らかっていたが、俺のために片付けてくれたらしい。
やや広いリビングで、俺はさゆりを押し倒した。
さゆりは少し混乱していたが、すぐに状況を察したらしく、抵抗を始めた。
所詮はか弱い女の子なので、押さえつけるのには容易かった。
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:41:08.61 ID:C/1U5pvZ0
そこからは暗転。好きに想像してくれて構わない。まぁ、あんなことやそんなことをしたわけだが。
さゆりは俺に優しかった。
受験勉強で夜遅くまで塾にいたときも起きていてくれたし、熱を出したときは心配をしてくれ、冷えピタを貼るように言ってくれた。
彼女のしてくれた行為のすべてが嬉しかった。
彼女の優しさに依存し、甘えてばっかりだった。
そんな日々が終わってしまうとも知らずに、俺はいつまでたっても愚かだった。
さゆりは、涙を流した。
その日は何も食べずに、寝てしまったらしい。
と聞いたが、本当かどうかはわからない。曖昧にされたところもあったから、そこが気になる。
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:34:03.79 ID:C/1U5pvZ0
さゆりは、お父さんのことを話せてすっきりしたといっていた。
彼女の支えになれたことがとても嬉しかった。
そこから12月まで、俺の記憶が欠けてしまっていて覚えていない。
12月の末に、俺はさゆりとキスをした。
さゆりの唇はとても柔らかくて、冬の乾いた風にさらされてカサカサしていた。
それからほぼ毎日、俺は さゆりとキスをした。
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:37:18.75 ID:C/1U5pvZ0
次の年の7日、俺は初めてさゆりの家に入った。
少し散らかっていたが、俺のために片付けてくれたらしい。
やや広いリビングで、俺はさゆりを押し倒した。
さゆりは少し混乱していたが、すぐに状況を察したらしく、抵抗を始めた。
所詮はか弱い女の子なので、押さえつけるのには容易かった。
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:41:08.61 ID:C/1U5pvZ0
そこからは暗転。好きに想像してくれて構わない。まぁ、あんなことやそんなことをしたわけだが。
さゆりは俺に優しかった。
受験勉強で夜遅くまで塾にいたときも起きていてくれたし、熱を出したときは心配をしてくれ、冷えピタを貼るように言ってくれた。
彼女のしてくれた行為のすべてが嬉しかった。
彼女の優しさに依存し、甘えてばっかりだった。
そんな日々が終わってしまうとも知らずに、俺はいつまでたっても愚かだった。
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:44:15.93 ID:C/1U5pvZ0
1月の30日、俺とさゆりが付き合いはじめてから一年がたとうとしていた。
受験勉強に追われていた俺は、31日にさゆりの側にいてやれなさそうだった。
それをさゆりに言うと、案の定さゆりは怒った。
俺もあんまりさゆりがしつこいもので、いらっときて怒鳴り散らしてしまった。
その日は塾から一緒に帰らず、別々になってしまった。
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:47:29.28 ID:C/1U5pvZ0
30日の午後11時半過ぎ、俺は帰路についていた。
塾のそばの交差点で、車がフェンスを乗り越えて壁に激突した。
事件が起きてから時間がたっていたらしく、周りには野次馬の一人もいなかった。
壁と車の間には血痕があった。
俺は なぜかさゆりのことを思い出した。
俺は怖くなって、その日は走って家に帰った。
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:50:17.48 ID:C/1U5pvZ0
いつもなら さゆりからメールが来ているはずだが、今日は来ていなかった。
疲れたんだ、疲れて寝ちゃったんだと自分に言い聞かせた。怖かった。
もしあの血痕がさゆりのものだとしたら、なんて考えてしまう自分が恐ろしい。
俺はさっと風呂に入り、すぐに寝てしまった。
明日になればさゆりからメールが来ると信じて。
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:52:44.48 ID:C/1U5pvZ0
次の日、朝早くから目が覚めてしまった。
寝ぼけたままテレビをつけると、ニュースがやっていた。
朝早くにはこれくらいしかやってないと思い、仕方なく見た。
面白いほどに真面目な顔をしたニュースキャスターが口を動かしていた。
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/25(土) 23:57:05.94 ID:C/1U5pvZ0
それでは、次のニュースです。
昨晩、○○県××市で、車がフェンスを乗り越え、壁に衝突するという事件がありました。
塾の帰りだったと見られる田中さゆりさん15歳が、車と壁の間に挟まれ、死亡しました。
乗用車を運転していた佐藤わたる容疑者を、警察は飲酒運転の容疑で逮捕しました。
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:01:15.87 ID:I9aD+JQ/0
俺は硬直した。
ニュースキャスターの言っていることが理解できなかった。
さゆりがひかれた?
さゆりが死んだ?
さゆり?
どうしてさゆりが?
じわじわと怒りが込み上げてくる。
それと同時に、さゆりに怒鳴り散らしてしまった自分にも怒りが湧いた。
俺は感情の赴くままに、壁に頭を叩きつけていた。
かなり強く叩きつけていたらしく、親が音に気づき起きてきた。
俺のおでこはすりむけ、血がにじんでいた。
さゆりが流したものと同じ、真っ赤な血が。
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:03:49.10 ID:I9aD+JQ/0
あれから長い時間がたった。
今でもさゆりを突き放してしまった自分が憎い。
そして、さゆりに謝れなかったことに後悔している。
さゆりの両親に訳を話し、土下座をして謝った。
そんなことをしてもさゆりは帰ってこないのに。
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:07:28.41 ID:C/1U5pvZ0
さゆりが死んだことで、俺の心にはぽっかりと穴が開いてしまった。自殺をしようとも考えた。
その日の夜、俺はさゆりの夢を見た。
音のない夢だった。
さゆりは笑顔で何かをいっていた。
それから、さゆりは霧のように消えていった。
目が覚めた時、俺の目からは涙が溢れていた。
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:09:51.40 ID:I9aD+JQ/0
時々さゆりの夢を見る。
それは、決まって「自殺したい」と思った日。
音のない夢で、かならずさゆりは俺に何かをいったあと、霧になって消えていく。
たぶん、さゆりは俺に生きていてほしいと言っているのだと思った。
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:11:47.71 ID:I9aD+JQ/0
俺は今、生きている。
さゆりが望むから、生きている。
俺の勝手な思い込みかもしれないが、きっとこれはさゆりのためになる。
さゆりに返せなかった恩を、生きることで返せるのだと思うと、足りないくらいだった。
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:12:30.15 ID:I9aD+JQ/0
と、まぁ、こんな感じだ。
付き合ってくれてありがとうな。
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:13:09.06 ID:I9aD+JQ/0
質問があれば受け付ける。
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:13:42.36 ID:glMx6+8NI
いくつ?
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/26(日) 00:15:59.17 ID:I9aD+JQ/0
>>53
質問の数なら、少しだけ。
年齢なら、35だ。
>>次のページへ続く
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