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学生時代の謎の寝取られ事件とその黒幕の話
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626 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:15 ID:0JWSC5kJ
ふと、その時、村上の事があたまに浮かんだ。

俺は、頭を振って思考を現在に戻した。

今、俺は村上と幸せにやっている。もう、英子とのことは過去のことだ。


「ごめん、野暮な事言ったかな」

「ところで、佐伯さん、用は何かな?」

俺はもう、二度と英子と呼ぶことはあるまい。心にそう誓い、冷たく言った。




627 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:17 ID:0JWSC5kJ
「お願い、そんな、昔みたいに英子って呼んで・・・」

英子はまた涙声でそう訴えた。

「俺たちは、もう、とっくの昔に終わっているじゃないか」

「今は山本と付き合っているんだろ」

俺はまた熱くなって口調も乱暴になっていた。




628 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:19 ID:0JWSC5kJ
「違う・・・」

英子はそう叫ぶと、今度は、はばかることなく泣き声をあげた。

「ど、どうしたんだ・・・」

俺は、激しく嗚咽する英子に戸惑った。

あんなに気の強い女だった英子が嗚咽するだなんて・・・




629 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:22 ID:0JWSC5kJ
「おい、泣くなよ・・・」

「いったい、何があったんだよ」

俺は戸惑うばかりだった。先ほどの決心もいつのまにか忘れていた。

「おい、英子、しっかりしろよ。どうしたんだよ」

「泣いていちゃ分かんないだろ」

泣くばかりで質問に答えない英子に痺れをきたした俺はついに言った。




630 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:24 ID:0JWSC5kJ
「今どこにいるんだよ・・・」

「英子の部屋か?」

それでも英子は泣いているだけで答えることができなかった。

「話にならないよ、何か言いたい事があって電話してきたんだろ?」

俺は時計をちらりと見た。今の時刻は午後9時10分・・・

今から出れば英子の部屋まではオヤジのサニーで飛ばせば1時間程度で行けるだろう。




632 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:31 ID:0JWSC5kJ
「今、部屋にいるのか?」

「俺に電話してきたのは俺と話をしたからなのか?」

「なにがあったんだよ」

俺が聞いても英子はただ泣いているだけだった。

「今から、英子の部屋に行くぞ」

俺はそう言った。

「いいんだな?」

英子がかすかにうなずいているのが分かった。

俺は訳がわからないままに自分の部屋をあとにした。




633 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:43 ID:0JWSC5kJ
10時30分過ぎ・・・

予定よりも30分ほど遅れてしまったが仕方がない。

俺は英子の部屋を見上げてみた。電気はついている。人影は見えない。

携帯の着信履歴から英子の携帯の番号を呼び出す。

カタカタカタと番号を呼び出す音がする、そして呼び出し音、一度、二度

「もしもし」

二度目がなるか否かで英子は受話器を取った。




634 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:45 ID:0JWSC5kJ
「今、英子の部屋の下まで来たんだけど・・・」

「ごめんなさい、電話でもよかったのだけど・・・」

「泣いていて話にならなかったから、普通じゃないと思って・・・」

「ありがとう、直ぐに部屋まで来て・・・」

「分かった」

「鍵は開けておきます」

「うん」



635 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:49 ID:0JWSC5kJ
俺は英子の部屋にいた。俺の目の前には英子がいる。

いつのまにか、少々やつれた雰囲気だ。頬もこけて、体も一回り小さくなったような気がした。

それは尾羽打ち枯らした英子の雰囲気がそう感じさせているだけかもしれなかった。

健康的なイメージだった英子がなんだか不健康そうな女に変わっていたので驚いた。




636 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 13:53 ID:0JWSC5kJ
しかし、豊かな英子の胸は健在だった。

やはり、英子の胸は目立つ。服越しではあったが英子のおっぱいは郷愁を感じさせた。

いつしか、俺の気持ちはあの頃へと飛んでいた。あの別荘へと・・・





639 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 14:01 ID:0JWSC5kJ
「なぁ、落ち着けよ、ちょっと待ってくれよ」

俺は血が出ている鼻を右手で押さえながら山本と英子の前に立ちふさがった。

山本は何も言わずに俺のことを突き飛ばした。

「た、頼むよ、おい」

俺は今度は後ろから山本の肩を掴んだ。

しかし、山本はその手を振り解きそのまま車へと向かっていった。

「行こう」山本は英子に向かって一言だけ口にした。

英子も黙ってその言葉に従った。




641 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 14:03 ID:0JWSC5kJ
「え、英子、待ってくれよ、違うんだよ」

俺は今度は英子にすがりついた。すると、後から山本が俺のことを英子から引き離した。

「しつけぇよ!」

「山本、頼む、聞いてくれ、違うんだ!」

俺は山本にもすがりついた。



642 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 14:05 ID:0JWSC5kJ
「気持ち悪いんだよ!」

そう言って奴は俺のことを蹴飛ばした。

「こ、こんなところにおいてかないでくれよ!」

「車がないとどうしょうもないだろ!」

俺はしつこく奴に懇願した。

「いいかげんにしろ!ホントにずうずうしい奴だ!」

奴はそう言うと今度は俺の右足を蹴飛ばした。




643 :山本の友人 ◆2BKt7TrzAk :03/02/13 14:08 ID:0JWSC5kJ
「うっ」俺は思わずへたり込んでしまった。

「お前はいつもそうなんだ、自分勝手なんだよ」

奴はそう言うと自分のパルサーに荷物を積んだ。

「英子ちゃんの荷物もここに積んでおくよ」

奴は運転席の後ろの席に英子の荷物も放り込んでいた。

「頼む、聞いてくれ・・・」

「山本君、お願い、私は寝ている間に無理やりやられたの・・・」

今度は村上も山本にすがりつくように言った。




>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:修羅場・人間関係, 寝取られ,
 


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