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バイト帰りに出会った女子高生との数年間の話
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240 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:29:05.79 ID:Q5UKg1qg.net
と、自分では入れた覚えのない紙袋が出てきた。
「?」
薬局の紙袋。ポルトガルの隠語的に言えばヴィーナスのシャツが出てきた。
察しが言ってとりあえずひっつかんだケータイの掛け慣れた番号をコールしようとして、望みの相手から電話が来た。
「てめぇ伊達コラ!?」
『おお!何?その感じからするとまだ使ってない?というか今気づいた感じかな?w』
何だってこいつは俺の重要な時には必ず現れて余計な手間を漏れなく増やしてくれるのだろうか。
中身が数個入っている位なら分かるが箱ごと入ってるってどういうことだ?全部のバックに入れたとでも言うのか!?
『エスパーですから!』
「それは違うだろ!」
『とにかくありがたく使えよ?どうせお前じゃコンビニ行って買ってくるなんて できなかっただろ?』
出来なくはないのかもしれないが行きたくはない。
「うるせぇ!大体なんだって、その・・・仲直りして直ぐにそんな・・・そもそも白石に会いに来たのはそういう理由じゃないのは お前だって知ってるだろ!?」
『まぁ・・・お前ならそう言うんだろうけどさ・・・女の子は置物や宝石じゃないんだぞ?』
雷に打たれたような衝撃。
反論の勢いが削がれる。
241 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:33:35.39 ID:Q5UKg1qg.net
「そりゃ・・・そうだけど・・・」
『お前の事だから どうせ色々考えてんのは分かるけどさぁ
・・・好きになってくれてる女の子なんだろ?お前が好きになった子だろ?じゃあ信じろよ。』
二の句を告げない。伊達の言う通りかもしれない。
でも、いいのか。白石はそれでいいのか。本当にそれで…
『嫌がらなかったらOK!』
「あほか!・・・とにかく、お気遣いありがとう。必要なら使わせてもらいますよ!じゃあな!」
伊達が口を開く前に電話を切る。
あいつの事だ。繋がっていれば また何か言ってくるだろう。
「お兄さん?ダイジョブ?なんか怒鳴ってたけど。」
「い!?あ、ああだいじょ・・・」
予期せぬ声に思わず紙袋をバックの中に突っ込んで振り返る。タオルで頭を拭きながら大きめのTシャツ一枚…って…
「お、お前ちゃんと服着ろよ!?」
怒鳴りながら顔を思い切り背ける。
「えー?いっつもこの格好なんだけどなぁ・・・」
「勘弁してくれ・・・心臓に悪すぎる・・・」
白い脚が何に遮られることもなく目の前にある。湯上りということもあってか いつもより艶っぽく見える。
243 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:27:00.72 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・お兄さんってさ、昔から少しも変わらないよねww」
「あ、当たり前だろ・・・何言ってんだよ。」
白石の方を向けないので壁に向かって話す。
不意に、白石が歩く音がして そのまま俺の背後で止まると、流れるように背後から抱き着いてくる。
「私さ、変わらないって凄く難しいと思うんだ・・・
でもね、変わっていくのも同じくらいかそれ以上に難しいと思うの。どっちがいいとかじゃないと思うんだけどね。
・・・人って変化しないと飽きちゃうし飽きられちゃうと思うんだ・・・」
ここまで言われて分からない程バカな俺でもない訳で。
まぁなんというか、背後から押し付けられている感覚が明らかにTシャツのそれだけなのを感じたりするのもあって・・・
どうすべきかは大体分かってるつもりで・・・
俺のとった行動は、
「白石・・・風呂、入って来ていいかな?」
「話聞いてて その答え・・・?」
「体、綺麗にしてからのほうがいいだろ・・・?」
「・・・早くねww」
ふと白石の体温が消えて、そのままトコトコとベットに向かう。
後ろ姿は普通に見えるが案の定耳は相応に赤くなっている。
下着と適当にTシャツを選んで脱衣所に行くと、鏡に映る自分も人のことが言えなかった。
・・・ここから先詳細に話す?
と、自分では入れた覚えのない紙袋が出てきた。
「?」
薬局の紙袋。ポルトガルの隠語的に言えばヴィーナスのシャツが出てきた。
察しが言ってとりあえずひっつかんだケータイの掛け慣れた番号をコールしようとして、望みの相手から電話が来た。
「てめぇ伊達コラ!?」
『おお!何?その感じからするとまだ使ってない?というか今気づいた感じかな?w』
何だってこいつは俺の重要な時には必ず現れて余計な手間を漏れなく増やしてくれるのだろうか。
中身が数個入っている位なら分かるが箱ごと入ってるってどういうことだ?全部のバックに入れたとでも言うのか!?
『エスパーですから!』
「それは違うだろ!」
『とにかくありがたく使えよ?どうせお前じゃコンビニ行って買ってくるなんて できなかっただろ?』
出来なくはないのかもしれないが行きたくはない。
「うるせぇ!大体なんだって、その・・・仲直りして直ぐにそんな・・・そもそも白石に会いに来たのはそういう理由じゃないのは お前だって知ってるだろ!?」
『まぁ・・・お前ならそう言うんだろうけどさ・・・女の子は置物や宝石じゃないんだぞ?』
雷に打たれたような衝撃。
反論の勢いが削がれる。
241 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 19:33:35.39 ID:Q5UKg1qg.net
「そりゃ・・・そうだけど・・・」
『お前の事だから どうせ色々考えてんのは分かるけどさぁ
・・・好きになってくれてる女の子なんだろ?お前が好きになった子だろ?じゃあ信じろよ。』
二の句を告げない。伊達の言う通りかもしれない。
でも、いいのか。白石はそれでいいのか。本当にそれで…
『嫌がらなかったらOK!』
「あほか!・・・とにかく、お気遣いありがとう。必要なら使わせてもらいますよ!じゃあな!」
伊達が口を開く前に電話を切る。
あいつの事だ。繋がっていれば また何か言ってくるだろう。
「お兄さん?ダイジョブ?なんか怒鳴ってたけど。」
「い!?あ、ああだいじょ・・・」
予期せぬ声に思わず紙袋をバックの中に突っ込んで振り返る。タオルで頭を拭きながら大きめのTシャツ一枚…って…
「お、お前ちゃんと服着ろよ!?」
怒鳴りながら顔を思い切り背ける。
「えー?いっつもこの格好なんだけどなぁ・・・」
「勘弁してくれ・・・心臓に悪すぎる・・・」
白い脚が何に遮られることもなく目の前にある。湯上りということもあってか いつもより艶っぽく見える。
243 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:27:00.72 ID:Q5UKg1qg.net
「・・・お兄さんってさ、昔から少しも変わらないよねww」
「あ、当たり前だろ・・・何言ってんだよ。」
白石の方を向けないので壁に向かって話す。
不意に、白石が歩く音がして そのまま俺の背後で止まると、流れるように背後から抱き着いてくる。
「私さ、変わらないって凄く難しいと思うんだ・・・
でもね、変わっていくのも同じくらいかそれ以上に難しいと思うの。どっちがいいとかじゃないと思うんだけどね。
・・・人って変化しないと飽きちゃうし飽きられちゃうと思うんだ・・・」
ここまで言われて分からない程バカな俺でもない訳で。
まぁなんというか、背後から押し付けられている感覚が明らかにTシャツのそれだけなのを感じたりするのもあって・・・
どうすべきかは大体分かってるつもりで・・・
俺のとった行動は、
「白石・・・風呂、入って来ていいかな?」
「話聞いてて その答え・・・?」
「体、綺麗にしてからのほうがいいだろ・・・?」
「・・・早くねww」
ふと白石の体温が消えて、そのままトコトコとベットに向かう。
後ろ姿は普通に見えるが案の定耳は相応に赤くなっている。
下着と適当にTシャツを選んで脱衣所に行くと、鏡に映る自分も人のことが言えなかった。
・・・ここから先詳細に話す?
244 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:45:33.32 ID:YSTTXYy4.net
詳しく頼みます
245 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:45:59.81 ID:G97z5VDW.net
kwsk
247 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:49:14.72 ID:Q5UKg1qg.net
>>244
>>245
あげた瞬間に二人分出てきたわw
て言っても何を書けばいいのやら・・・
246 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:47:29.40 ID:Q5UKg1qg.net
反応ないんで詳細には話さず続けます。
246 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:47:29.40 ID:Q5UKg1qg.net
次の日は聞きなれない生活音で覚醒した。
「・・・んん?」
見慣れない天井。
濃霧の様に晴れない思考。
電車の通る音。
記憶が蘇ってきて飛び起きる。
「あ、お兄さんおはよう。目、覚めた?」
「・・・お陰様で。」
急に起きたのが効いたのか、はたまた夜の事を思い出して爆縮したのか心臓が異様に荒々しく動く。
「ご飯出来ちゃってるからさ、お兄さん顔でも洗って来てよ。」
「おお・・・」
回らない頭なりに理解したのは「新婚みたいだなぁ」なんていうことだったあたりが馬鹿っぽい。
「白石さ、料理上手くなった?」
「え?そうかな?やっぱりこっちは いろいろ高いから自炊は心掛けてるけど・・・」
そういって自分で作った味噌汁を啜る白石。
「何だろう・・・こう、温かいのかな・・・」
「え?いっつも冷めたもの食べてるの?」
「いや・・・そうじゃ・・・まぁいいか」
人の温かみと言うのだろうか。そういうのが感じられる。
249 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:57:49.58 ID:Q5UKg1qg.net
エロ描写がどうしても書けないのでご勘弁ください・・・
「そういや今日どうしよっか・・・お兄さんは?どっか行きたい?」
「どっか行ったりするか?一応金はあるが。」
金といってバイトの事を思い出す。
現在時刻は八時半。九時過ぎに掛ければジャムさんは電話には出てくれるだろうから時間はあるが・・・
正直気は進まない。自分の都合だけでこういったことをした手前、気が滅入るのは当然と言えば当然だった。
「どしたの?もしかしておいしくなかったかな・・・?」
「ん?ああ、いやそうじゃなくてな・・・」
「・・・話せないような話?」
そう寂しげな顔をしないでほしい。俺が悪いみたいじゃないか。
「いや、その・・・実はな・・・」
話さなければ また誤解を生む可能性もある。俺が話したくないというだけでギクシャクしないためにもここは話すことにした。
理由を話すと白石は呆れた顔をして、そのあと小さく微笑んだ。
248 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/09/10(土) 20:57:32.20 ID:LEl0AWdo.net
エロ描写は何よりも必須だから
251 :1 ◆Rvi/ZSmlcg @\(^o^)/:2016/09/10(土) 21:01:15.78 ID:Q5UKg1qg.net
>>248
すまん。俺の文才の無さを呪ってくれ・・・努力はしてたんだ・・・
「?何で笑うんだ?」
俺の説明で おかしなところがあっただろうか。
「いや、お兄さんにしては そんなに後先考えずに行動するのは珍しいなと思って・・・
それに・・・」
「それに?」
「・・・そんなに思っててくれたんだってちょっと嬉しくて・・・w」
「ッ!〜〜〜!!!」
声にならずに小さくもだえる。
なんだこいつ!
可愛すぎだろ!
「すまん白石・・・先に電話かけてくる・・・」
理由をつけて部屋を後にする。正直言って理性が持ちそうになかった。
「よく耐えた・・・俺・・・」
自身を称えながらそれでもなお脈動する鼓動を落ち着かせジャムさんに電話を掛けた。
「あ、店長。お疲れ様です。小島です・・・」
『ああ、小島君どうしたの?何か病気でもしたかい?』
ここで「そうです!」と元気いっぱいに言えるだけの胆力は俺には無く、
「いえ、実は・・・」
かいつまみながらも洗いざらい事の子細を暴露する。
>>次のページへ続く
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