なぜか急に8年前の彼女のことを思い出した
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131 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/24(火) 10:22:52.90 ID:lNt+BfPH0
彼氏と住んでる
どういう意味だろう…
平山さんは俺と住んでいるのか?
俺が忘れているだけなのか?
今日から同じ家に帰るのか?
そんなはずはないだろう
平山さんは俺にこういっていたのだ
学生時代から
「同級生」
と一緒に住んでいる
「女の子」
とは言っていなかった
俺の右手は軽く震えていた
132 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/24(火) 10:27:56.36 ID:lNt+BfPH0
とりあえず
ここまでです
午後若しくは夜に再投下予定です
お読みになってくださった方
有難うございました
それではお疲れ様でした
彼氏と住んでる
どういう意味だろう…
平山さんは俺と住んでいるのか?
俺が忘れているだけなのか?
今日から同じ家に帰るのか?
そんなはずはないだろう
平山さんは俺にこういっていたのだ
学生時代から
「同級生」
と一緒に住んでいる
「女の子」
とは言っていなかった
俺の右手は軽く震えていた
132 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/24(火) 10:27:56.36 ID:lNt+BfPH0
とりあえず
ここまでです
午後若しくは夜に再投下予定です
お読みになってくださった方
有難うございました
それではお疲れ様でした
133 :名も無き被検体774号+:2011/05/24(火) 10:29:20.54 ID:M6aHY7cR0
>>132
おつかれ
やっぱりそれか…
136 :名も無き被検体774号+:2011/05/24(火) 12:14:23.04 ID:pVwOCWOy0
追いついた
wktk
137 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/05/24(火) 12:33:37.08 ID:34RqGJ500
そう来たか・・・午後に期待
-------------------------
139 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/24(火) 14:24:12.38 ID:lNt+BfPH0
どうもみなさん
こんにつは
時間が出来たので少し投下します
140 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/24(火) 14:27:07.73 ID:lNt+BfPH0
俺はどうするべきなのか
その場は解散となった
平山さんからメールが入る
いつもならすぐに開くのだが今日だけは少し勇気と時間が必要だった
数分後にメールを開く
「今日はご馳走様でした 月曜日にデートしましょう」
それは沢山のハートがちりばめられたいつものようなメールだった
その日俺は眠れなかった
悶々とした日曜日を過ごし月曜日の朝を迎える
何の変哲もない朝だった
何かしらの変化があるのは俺だけのようだ
その日は平山さんを目で追うことはなかった
141 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/24(火) 14:28:16.74 ID:lNt+BfPH0
仕事が終わっていつもの駐車場へと急いだ
平山さんはもう着いていた
車からニコニコしながら手を振っている
その笑顔は何人の男を虜にしているのだろう
俺は何番目の男なんだろう
平山さんが助手席に乗り込む
平山
「お疲れ様でーす」
そういってすぐに抱きついてきた
嗅ぎなれた彼女の香りだ
何度がキスをしたあとに俺は意を決した
俺
「平山さん…聞きたいことがあるんだけど?」
平山
「え?なに?なに?」
少しは俺の雰囲気でいい話でないことぐらい気づいてほしいものだ
俺
「土曜日に聞いたんだけど…」
平山さんはニコニコしながら俺を見つめている
俺
「同居してる人って男の人なの?」
俺は「彼氏」という言葉を使うことが出来なかった
言い終えた瞬間 彼女の表情がどのように変化するのか気をつけていた
何のことはない
なんにも変わらなかった
平山
「あーばれちゃたんだ…」
ば・れ・ちゃっ・た
そんなものなんですか?
ねえ、そんなものなんですか?
142 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/24(火) 14:29:15.07 ID:lNt+BfPH0
俺
「ばれちゃったって!ちゃんと説明してよ!!」
俺の語気は大分荒ぶっていた
少しは感じ取ったのか神妙な表情になる
平山
「…心配すると思ってたから…黙ってたんだ」
彼女の言うことが理解できない
俺
「言ってる意味がよく分からない」
出来るだけ落ち着いて話そう
そう心がけていた
俺
「なぜ男の人と一緒に住んでるの?」
俺は1番聞きたいことを聞いた
俺
「その人と付き合ってるの?」
車の中の空気の流れが止まった気がした
143 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/24(火) 14:30:12.97 ID:lNt+BfPH0
しばらくの沈黙の後想像もしてなかった光景が目の前に広がる
平山
「ぷっ…あはははは!」
平山さんはなぜか爆笑している
平山
「ない!絶対にない!あの人とそんな関係になるなんてありえない!」
平山さんは笑い続けている
俺はいったい何を見ているんだろう
俺はどこにいるのだろう
そして
彼女は誰なんだろう
>>次のページへ続く
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