そしたら、みつことその上客が店にきた!
わ〜久しぶり〜〜〜仕事忙しかったんですかぁ?みたいな感じで普通に接したけど、何か様子がおかしい。
みつこ、1の客NTR!!!
しかも、みつこ枕営業とかじゃなく本気で客と恋愛してた。
恋愛は自由だし、本気で好き合ってるんなら問題ないし、人生楽しまなきゃ損!ってことで二人を応援する事に。
しかし、お客さんが彼女できたら店に通う頻度が落ちるのはちと辛い。しかも上客だった。
で、みつこは まんまとキャバの仕事から墜落していくのである。
しかもこのお客さん、既婚者だったんだ。
子供も下の子が産まれたばっかなのに毎晩みつこと遊んでたんだって。奥さんかわいそすぎる。
お客さんの名前は、北さんにしよう。
北サン、たまたま接待で1の店にきたときに、接待側のサラリーマンが
「北サン、そういえば3人目産まれたんですってね!おめでとうございます、今度みんなで何かお祝いでもって考えてたんですよ〜」
1はそのとき、ポカーンだった。
3人目!!!
みつこは知ってるのか?って思った。
んでそのときは北さんからアフター誘って来て みつこと合流することになった。
サラリーマンは帰って、北サンとみつこと3人でいきつけのアフターバーに行く事に。
みつこは少し遅れるって連絡が北サンに来たから、先に2人でバーで飲んでた。
んで、北サンに単刀直入に、「北サン結婚してて、子供いるって知らなかったー!」と聞いてみた。
「で、みつこは知ってるの?」と質問。
北サンは、みつこは全部知ってるし、北サンはみつこのことをどう思ってるのかは私には謎だった。
「そっかぁ、でも みつこは北サンのことかなり本気で好きみたいだし、あんまり悲しい思いをさせないで欲しいな」
「オレもみつこのことは本気だし、愛してる。でも家族も愛してるんだ。」
おいおい、どこの昼ドラマだよ。
んでみつこ登場。とおもいきや、スッピン。
仕事じゃなかったの?ときいたら、店は辞めたんだと、、、
おい、3ヶ月も働いてないんじゃないか?
んで、何で辞めたのかというと
入っても客が取れない=ナンバー入りできないから辞めた。
北サンと遊んでる方が楽しい。
ナンバー入りできるように努力した?って聞いたら努力って何するの?と。
脳みそ溶けてるからw
まぁ、その後、北サンと みつこは半年くらいで別れたんだが みつこは北サンに、1の悪口を相当吹き込んでたらしい。
キャバに1が無理矢理誘ったとか、誰でもすぐ稼げるとか。
そんな事言ってないからw
んで、みつこは こんな馬鹿女がするようなキャバクラじゃなくて、銀座の本場のホステスになる!と言い北サンと別れたらしい。
北サンは別れた後にも1の店に通い続けてくれたし、引退する時は一番お祝いしてくれた。
北サン元気かな〜?本当にありがとうございました!
このあと、みつこは銀座の面接に精を出す。
しかし、銀座はやっぱり本場。
ジーパン、スッピンで面接しても誰も雇ってくれない。当たり前だ、銀座はかなり敷居が高いからな。
んでみつこは、キャバ時代のお客さんに頼んでコネで入店した。それからは、それなりに楽しい夜の蝶生活を送っていたんだと思う。
ある日、こんなメールが来た。
1ちゃんへ
私は やっぱりキャバは合わなかったみたい。でも本場の銀座はすごく私に合うんだ!
みんなとっても紳士的だし、お給料も良いから、このまま貯金して1年後にはロスで暮らしたい!
1ちゃんも、キャバクラがんばってね〜
それはそれは良かった。
しかし私の事、妬んでた?と気がついた1であった。
それからしばらく連絡とりあうこともなかった。
たまに仕事終わった後に、プライベートで二人で酔っぱらってカラオケ行ったりはしたけど、お互いに仕事上がる時間が不定期すぎたのと休みも合わなかったので疎遠になっていたんだ。
が、ある日、マンションの更新があって家賃2ヶ月分必要なのに、1ヶ月分しか手元に無くて困ってるという相談がきた。