アニオタの先輩がすごい奴かもしれない
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1437327931/
アニメに対する見方が変わったわ、あそこまで突き抜ければ得るモノありそう
ゲームでもアニメでも とくとんいけば応用効くからななにやるにしても
>>5
たしかにそうかも、個人的には学者になってほしいなあアニメ専門の
なんとなく語っていくか
初めて会ったのは今年4月
高校に入学してすぐの俺は、部活に入りたくなかった。けれど決まりで何かしら部活しなきゃいけなかった
幽霊部活みたいなのねえかなと探していた俺はある部活を見つけた。
不活発部活の代名詞、アニメマンガ研究会だ。
>>6
何かよくあるラノベか萌え漫画みたいだな
先輩が男か女かで評価変わるな
>>9
野郎だぞ
>>11
残念
部室は3階北の一番日当たりの悪いところだった。体験入部に行って寒かったのを覚えている。
部屋をノックすると反応がない。今日休みかと思ったら中から戸が開いた。むっちりしたデブ特有の手だった。
誰?と微妙に不愉快そうな曇った声、ちょっと吃音ぽかった。まるく脂ののった顔をしていていかにもだった。
こっちも思わず むっとして、新入生の豚鼻(俺のあだ名)です。体験入部にきました。と言った。
そしたら まるい無愛想な顔がちょっと驚いて、それから ちょっとうれしそうな、でも顔に出すのを我慢しているような そんな顔になった。
入って、と言われて ひんやりして湿っぽい部屋に入った。そして びっくりした。
部屋は壁に びっしり本棚があって、ラノベと漫画がこれまたぎっしり。威圧感さえ感じた。
俺を入れてくれたデブ(先輩と書く)は椅子を用意してくれた。ボロボロの椅子だった。
それに座ると早速先輩は「マンガとか読むの?」って聞いてきた。
俺「そうですねー、ワンピとかブリーチとか」
先輩「王道だねー、ワンピはどこが好き?」
俺「空島です、ダイヤル大好きなんで」
先輩「良いよねーあれ、コニスちゃんがバズーカ使うとこ大好き」
そして先輩は おもむろに立ち上がると本棚からワンピースを抜き出してパラパラとめくって開いた。
これこれ、と見せてきたのはフレイムバズーカ(だったよな?あのガス出してから着火するやつ)のシーン
なにげない感じでやってきたけど俺は後でぞっとした。
先輩は何巻に そのページがあるか分かっていた。
で、そのあと しばしワンピースの好きなとこについて語り合った。
先輩は語ると止まらなくなるタイプのようで饒舌にしゃべった。ここまでテンプレアニオタだと逆におかしくなるくらいだった。
先輩「じゃあアニメはあんま見てないのかー」
俺「中学のときとか部活やってて時間が合わなくてー」
先輩「部活かー青春だねー」
俺「これも部活じゃないっすか」
先輩「それもそうか」
俺(何だろうこの濃厚な非リア臭)
先輩「そういやアニメってみるの豚鼻くん?」
記憶力の問題じゃね
自分が そこまで興味なかったら そんな強い記憶はしないだろうし
>>27
なるほど、そんなもんか…
好きなことを楽しく語れる人っていいよな
>>28
良いもんだと思う、アニオタバカにしてたけどまるっきりイメージ変わった
先輩ただのアスペだろ