まぁ半年もしたら次第に俺も慣れてきて、特に意識せずに舞と接するようになった。
そんなある日、舞のハメ撮りを先輩に見せられて、ちょっと動揺がぶり返した。
依然 舞とは親友だった俺と田島先輩は必然的に仲良くなり、
「女友達がやってるとこ見たくね?そういうのすげえ興奮するよな?」と言われ
もう失恋のショックから立ち直れてたと思っていたので、ハメ撮りを見せてもらった。
今思うとハメ撮りって言っても多分盗撮だったんだと思う。
すごい引いたショットだったし。
とにかく俺は、舞が先輩の上に乗って、ぎこちなく腰を振って、喘いでいる姿をモニター越しに見た。
いつもの飾らない口調の舞とは同一人物とは思えない甲高い声だった。
AVみたいだな、って思ったのを憶えてる。
「あ、あ、あ、あ!」って感じ。
「ね、ね、もっと、ちゅーしよ?」って、聞いたこともないような猫なで声でキスをねだってた。
先輩は何回も「気持ち良い?」って聞いてて、その度に舞はこくこくと頷いてた。
「ちんこ好きになった?」って聞かれて
「やだぁ、ばかぁ。」って先輩の胸をぱしんと叩いてたけど先輩の腰がガンガンって動くと
「あ、あ、あ、あ、やば、せんぱ、あっあっあっ、これ、だめ!」
「なにが?なにがやばい?」
「やだやだ・・・あ、あ、あ、あ!」
先輩が腰止めて「ちんこ?」と再度聞くと、舞は「う〜。」って感じ悔しそうに頷いてた。
「ちゃんと言えって。」
ゆっくり腰を前後させながら
「・・・ち、ちんちん好き。」と舞。
その後は口で先輩いかしてた。
今思うとぎこちない仕草だったけど一生懸命やってるのがわかって、そんな姿を見るのが辛かった。
しかも口内射精。
さらに会話の内容的にいつものことらしかった。
その一件以来、また舞とは目が合わせられない日々が少しだけ続いた。
舞は田島先輩とは一年ほど付き合い、そして最終的には田島先輩の女癖が原因で別れてた。
「やっぱ恋愛とか性に合わなかったなぁ。」と伸ばし始めてた髪をまたバッサリ切った舞は、タハハ、って感じで困ったように笑ってた。
その後大学が別々になって、徐々に疎遠になってって、そのまま数年経った。
でも最近同窓会で数年ぶりに再会して、そこで会った舞に
「実はちょっとアンタ気になってた時期あったんだよね〜」とあっけらかんとした笑顔で言われてなんかモヤモヤしたから書いた。
終わり。
>>251
GJ