59 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:43:56.28 ID:2XgQnOVE0
めでたい事にアキもミホも無事に内定をもらって、卒業までの間は変わらずに沢山遊んだよ
この先4人で集まるのも難しくなってしまうと考えると胸が締め付けられるように辛かった
俺の今までの人生の中でも、これからの人生の中でも、濃くて色あせない一生忘れることが出来ない時間はこの4人での時間だったし、他の3人も同じように感じてくれている
少なくとも俺はそう感じていた
60 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:44:40.76 ID:2XgQnOVE0
楽しい期間はあっという間に過ぎる
いよいよ東京で集まれる最後の日が来た
丁度今くらいの時期かな、3月の中旬から下旬だった気がする
さみしくなるから最後っぽくしたくないというアキの要望で、普通に居酒屋に入って飲むことにしたんだ
始めのうちは4人とも普通に和気藹々と話していたんだけど、ある時急にミホがヒックヒック泣き出しちゃって汗
それを期に全員もらい泣きで大号泣した
居酒屋のスタッフさんが心配してくれて、おしぼりを何回も何回も交換してくれたのを覚えてる
あの居酒屋の店員さんに今もう一度会いたいなw
61 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:45:27.58 ID:2XgQnOVE0
「これで終わりじゃないから!俺たちはきっとお爺ちゃんお婆ちゃんになっても友達。」って、アツシが言ってたのを鮮明に覚えてる
アツシ…マジでイケメンw
アキは次の日の10時の新幹線で東京を出発する予定
終電ギリギリまで飲んで普通にバイバイした
3人で新幹線見送るよ!と、言ったけど「いや、最後じゃないから…大丈夫!余計に悲しくなっちゃうからさっ」と言うアキに、俺たち3人は何も言えなかった
アキがそうして欲しいと言うのならそうするしかないから
62 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:46:35.65 ID:2XgQnOVE0
久々にこんなに泣いたなwってくらい目を腫らして帰った
寂しさもあったけど、それよりもアキへの応援の気持ちで胸がいっぱいだった
皆こうして大人になっていくけど、俺たちの間柄が疎遠になるような事はないだろうと確信していたし、いつサプライズで岡山に行こうかなぁと考えていたくらいだった
次の日の朝、携帯電話の着信音で目が覚めた
いつの間にか眠ってしまっていたらしい
着信はミホからだった
メールではなく電話。珍しいな…なんて思いながら電話に出ると
「もしもし?おはよう!今は家?どこにいるの?」
64 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:47:55.67 ID:2XgQnOVE0
ミホは物凄く慌てている様子だった
俺「おはよう。どうしたんだよ、そんなに慌てて」
ミホ「アキに何の相談も無しにこんな事言っていいのかすごく迷ったんだけど…」
俺「ん?なんの事?」
ミホ「アキには黙っててほしいって言われてるし…」
65 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:48:47.95 ID:2XgQnOVE0
ミホ「アキ…、アキね…俺君の事がずっと好きだったんだよ」
え?
言葉が出なかった。
全く予想してなかったミホの発言に頭が真っ白になった。
いやいや…、そんな訳ないでしょ!とか、そうやって言い返すことすら出来なかった
無言。
ミホ「何、黙ってるの!時計見て!今何時?時間ないよ!早く東京駅向かってあげて!!!!」
ミホの言葉に慌てて時計を見たら9時15分
バイクかっ飛ばせばなんとか間に合う時間
俺「ミホ…、ありがとう」
ミホ「うん。…頑張って!」
67 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:49:47.03 ID:2XgQnOVE0
俺は何も考えずにただ財布と上着だけ持ってバイクに跨り東京駅を目指した
ミホから言われなければ気が付きもしなかった
女性恐怖症であった俺が女性の淡い気持ちになんて気が付くはずがない
ドキドキしながら東京駅に全速力で向かう自分に対しても、ある事を思い始めた
俺はアキの事が好きだったのかもしれない…。
自分でも全く自覚してなかった。
あとあと聞くと、ミホとアツシからしたらずーっと気が付いていたらしい
俺とアキが、お互いがお互いを意識し合っていた事に
俺の、約5年ぶりの恋だった。
70 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:51:01.25 ID:2XgQnOVE0
こういう時の赤信号の多さと長さは異常
30kmオーバー上等でかっ飛ばしてたけど、今から思い返せばよく捕まらなかったと思う
時間的にはなんとかギリギリ間に合った
入場券を買ってホームに駆け上ったは良いけど、何号車かわからないし待合室にいるかもしれないし
74 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:52:45.34 ID:2XgQnOVE0
アキが居た
なんて言葉をかけたらいいのか分からなかった
でも、言葉なんていらなかった
俺は無意識にアキの手を握っていた
まるで時間が止まったかのような感覚が俺たちの周りを取り巻いていた
76 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:53:58.37 ID:2XgQnOVE0
新幹線が到着した
俺とアキは発車ベルが鳴ってドアが閉まるギリギリまで手を握り合っていた
会ってからまだ一言も会話してない
それでも不思議とお互いの気持ちが分かり合えている気がした
不思議な感覚だった
ドアが閉まって窓越しにアキが見える
アキは俺に向かって
(ありがとう)と言った
正確に言うと声は聞こえてないから本当にそう言ったのかどうかは分からないけど
俺には【ありがとう】という言葉がちゃんと届いたよ
あとあと分かったことだけど、夏フェスの帰り道に眠って俺に寄りかかってきたのは
実は起きていてわざとだったらしい…
小悪魔テクニック怖すぎwww
77 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:55:19.14 ID:2XgQnOVE0
俺は1ヵ月に1度は岡山に行こうと誓った
アキも来れるときは東京に来ると言っていたし
アキが東京に来た時にはもちろん4人で集まって学生の頃の思い出話で盛り上がったりするつもりだった
4人の関係性は本当に自然に今まで通りにしたかったんだ
すごく居心地がいい仲間としてね
そうやってみんな大人になっていく中でも
変わらず集まって馬鹿な話をすることが出来る仲間っていうのはすごく大切なもの
今だからこそすごくそう感じる
79 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:56:46.32 ID:2XgQnOVE0
本当は岡山に引っ越したいくらいの気持ちだったけど、そんな訳にもいかないのがこの世の中
俺はこの間に遠距離恋愛している人たちを本気で尊敬したよ
ハッキリ言って拷問に近いw
アキが岡山に帰ってから1ヵ月経ったころ
俺は土日を利用して岡山に向かった
東京から岡山への旅これから慣れていかなくちゃいけないし、アキに会えると思うと新幹線での移動の時間も全く苦ではなかった
1ヵ月ぶりにアキに会えるってだけでドキドキした
今まではこんな感覚ではなかったけど
確かに今思い返してみれば早く約束の集まる日にならないかなぁ…って毎回思ってたわ
81 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:58:09.62 ID:2XgQnOVE0
岡山に到着してアキに連絡をすると、駅まで迎えに来てくれていたらしく改札口ですぐに会えた
久々に見るアキは最高に可愛かった
でも心なしか以前より痩せた気がする
俺「夕食はすませたの?」
アキは無言で首を横に振った
俺「どこかで食べる?」
アキ「うーん、私お腹減ってないし俺君ホテルとってあるでしょ?ゆっくりしたいな。ごめんね」
なんだか元気がないアキ
そんなことは気にも留めず鼻息荒くなる俺wwwwww
82 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:59:03.66 ID:2XgQnOVE0
部屋に着くなりアキはすぐに座り込んだ
アキ「俺君…話があるんだ。ちょっといいかな」
俺「どうしたの?」
アキの顔色が悪い
この世の終わりみたいな表情をしていた
(俺、ふられるのかな…)と頭によぎった
やっぱり遠距離恋愛っていうのは無理なのか
と悟った俺
しかし予想とは全く別次元の言葉がアキの口から出てきた
アキ「私、HIVなんだよね…」
84 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 13:01:08.94 ID:2XgQnOVE0
金属バットで殴られたような衝撃
言葉が出なかった
アキ「ごめん」
アキはそう言って泣き崩れた
俺と出会うよりも以前に付き合っていた男性から、去年連絡があったらしい
検査してみてほしいとの事で、不安ながらも検査をしたら陽性
そんな大変な事が発覚したのにも関わらず
アキはその間も顔色何一つ変えずに俺たちと集まって笑顔を振りまいていたらしい
かわいそすぎる
85 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 13:02:13.31 ID:2XgQnOVE0
スクリーニングも確認検査も陽性で、感染していることは間違いないらしい
だけどそれがなんだ?たかがHIVだからって何?何も変わらない
俺「アキ、教えてくれてありがとう。伝えるの辛かったと思うけどよく頑張ったね」
アキ「ごめん…」
俺「なんで謝るの?俺がアキに対する気持ちは変わらないよ。何も気にする事は無い。俺には詳しい事は分からないけど治療だってできるんでしょ」
>>次のページへ続く
めでたい事にアキもミホも無事に内定をもらって、卒業までの間は変わらずに沢山遊んだよ
この先4人で集まるのも難しくなってしまうと考えると胸が締め付けられるように辛かった
俺の今までの人生の中でも、これからの人生の中でも、濃くて色あせない一生忘れることが出来ない時間はこの4人での時間だったし、他の3人も同じように感じてくれている
少なくとも俺はそう感じていた
60 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:44:40.76 ID:2XgQnOVE0
楽しい期間はあっという間に過ぎる
いよいよ東京で集まれる最後の日が来た
丁度今くらいの時期かな、3月の中旬から下旬だった気がする
さみしくなるから最後っぽくしたくないというアキの要望で、普通に居酒屋に入って飲むことにしたんだ
始めのうちは4人とも普通に和気藹々と話していたんだけど、ある時急にミホがヒックヒック泣き出しちゃって汗
それを期に全員もらい泣きで大号泣した
居酒屋のスタッフさんが心配してくれて、おしぼりを何回も何回も交換してくれたのを覚えてる
あの居酒屋の店員さんに今もう一度会いたいなw
61 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:45:27.58 ID:2XgQnOVE0
「これで終わりじゃないから!俺たちはきっとお爺ちゃんお婆ちゃんになっても友達。」って、アツシが言ってたのを鮮明に覚えてる
アツシ…マジでイケメンw
アキは次の日の10時の新幹線で東京を出発する予定
終電ギリギリまで飲んで普通にバイバイした
3人で新幹線見送るよ!と、言ったけど「いや、最後じゃないから…大丈夫!余計に悲しくなっちゃうからさっ」と言うアキに、俺たち3人は何も言えなかった
アキがそうして欲しいと言うのならそうするしかないから
62 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:46:35.65 ID:2XgQnOVE0
久々にこんなに泣いたなwってくらい目を腫らして帰った
寂しさもあったけど、それよりもアキへの応援の気持ちで胸がいっぱいだった
皆こうして大人になっていくけど、俺たちの間柄が疎遠になるような事はないだろうと確信していたし、いつサプライズで岡山に行こうかなぁと考えていたくらいだった
次の日の朝、携帯電話の着信音で目が覚めた
いつの間にか眠ってしまっていたらしい
着信はミホからだった
メールではなく電話。珍しいな…なんて思いながら電話に出ると
「もしもし?おはよう!今は家?どこにいるの?」
64 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:47:55.67 ID:2XgQnOVE0
ミホは物凄く慌てている様子だった
俺「おはよう。どうしたんだよ、そんなに慌てて」
ミホ「アキに何の相談も無しにこんな事言っていいのかすごく迷ったんだけど…」
俺「ん?なんの事?」
ミホ「アキには黙っててほしいって言われてるし…」
65 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:48:47.95 ID:2XgQnOVE0
ミホ「アキ…、アキね…俺君の事がずっと好きだったんだよ」
え?
言葉が出なかった。
全く予想してなかったミホの発言に頭が真っ白になった。
いやいや…、そんな訳ないでしょ!とか、そうやって言い返すことすら出来なかった
無言。
ミホ「何、黙ってるの!時計見て!今何時?時間ないよ!早く東京駅向かってあげて!!!!」
ミホの言葉に慌てて時計を見たら9時15分
バイクかっ飛ばせばなんとか間に合う時間
俺「ミホ…、ありがとう」
ミホ「うん。…頑張って!」
67 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:49:47.03 ID:2XgQnOVE0
俺は何も考えずにただ財布と上着だけ持ってバイクに跨り東京駅を目指した
ミホから言われなければ気が付きもしなかった
女性恐怖症であった俺が女性の淡い気持ちになんて気が付くはずがない
ドキドキしながら東京駅に全速力で向かう自分に対しても、ある事を思い始めた
俺はアキの事が好きだったのかもしれない…。
自分でも全く自覚してなかった。
あとあと聞くと、ミホとアツシからしたらずーっと気が付いていたらしい
俺とアキが、お互いがお互いを意識し合っていた事に
俺の、約5年ぶりの恋だった。
70 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:51:01.25 ID:2XgQnOVE0
こういう時の赤信号の多さと長さは異常
30kmオーバー上等でかっ飛ばしてたけど、今から思い返せばよく捕まらなかったと思う
時間的にはなんとかギリギリ間に合った
入場券を買ってホームに駆け上ったは良いけど、何号車かわからないし待合室にいるかもしれないし
74 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:52:45.34 ID:2XgQnOVE0
アキが居た
なんて言葉をかけたらいいのか分からなかった
でも、言葉なんていらなかった
俺は無意識にアキの手を握っていた
まるで時間が止まったかのような感覚が俺たちの周りを取り巻いていた
76 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:53:58.37 ID:2XgQnOVE0
新幹線が到着した
俺とアキは発車ベルが鳴ってドアが閉まるギリギリまで手を握り合っていた
会ってからまだ一言も会話してない
それでも不思議とお互いの気持ちが分かり合えている気がした
不思議な感覚だった
ドアが閉まって窓越しにアキが見える
アキは俺に向かって
(ありがとう)と言った
正確に言うと声は聞こえてないから本当にそう言ったのかどうかは分からないけど
俺には【ありがとう】という言葉がちゃんと届いたよ
あとあと分かったことだけど、夏フェスの帰り道に眠って俺に寄りかかってきたのは
実は起きていてわざとだったらしい…
小悪魔テクニック怖すぎwww
77 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:55:19.14 ID:2XgQnOVE0
俺は1ヵ月に1度は岡山に行こうと誓った
アキも来れるときは東京に来ると言っていたし
アキが東京に来た時にはもちろん4人で集まって学生の頃の思い出話で盛り上がったりするつもりだった
4人の関係性は本当に自然に今まで通りにしたかったんだ
すごく居心地がいい仲間としてね
そうやってみんな大人になっていく中でも
変わらず集まって馬鹿な話をすることが出来る仲間っていうのはすごく大切なもの
今だからこそすごくそう感じる
79 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:56:46.32 ID:2XgQnOVE0
本当は岡山に引っ越したいくらいの気持ちだったけど、そんな訳にもいかないのがこの世の中
俺はこの間に遠距離恋愛している人たちを本気で尊敬したよ
ハッキリ言って拷問に近いw
アキが岡山に帰ってから1ヵ月経ったころ
俺は土日を利用して岡山に向かった
東京から岡山への旅これから慣れていかなくちゃいけないし、アキに会えると思うと新幹線での移動の時間も全く苦ではなかった
1ヵ月ぶりにアキに会えるってだけでドキドキした
今まではこんな感覚ではなかったけど
確かに今思い返してみれば早く約束の集まる日にならないかなぁ…って毎回思ってたわ
81 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:58:09.62 ID:2XgQnOVE0
岡山に到着してアキに連絡をすると、駅まで迎えに来てくれていたらしく改札口ですぐに会えた
久々に見るアキは最高に可愛かった
でも心なしか以前より痩せた気がする
俺「夕食はすませたの?」
アキは無言で首を横に振った
俺「どこかで食べる?」
アキ「うーん、私お腹減ってないし俺君ホテルとってあるでしょ?ゆっくりしたいな。ごめんね」
なんだか元気がないアキ
そんなことは気にも留めず鼻息荒くなる俺wwwwww
82 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 12:59:03.66 ID:2XgQnOVE0
部屋に着くなりアキはすぐに座り込んだ
アキ「俺君…話があるんだ。ちょっといいかな」
俺「どうしたの?」
アキの顔色が悪い
この世の終わりみたいな表情をしていた
(俺、ふられるのかな…)と頭によぎった
やっぱり遠距離恋愛っていうのは無理なのか
と悟った俺
しかし予想とは全く別次元の言葉がアキの口から出てきた
アキ「私、HIVなんだよね…」
84 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 13:01:08.94 ID:2XgQnOVE0
金属バットで殴られたような衝撃
言葉が出なかった
アキ「ごめん」
アキはそう言って泣き崩れた
俺と出会うよりも以前に付き合っていた男性から、去年連絡があったらしい
検査してみてほしいとの事で、不安ながらも検査をしたら陽性
そんな大変な事が発覚したのにも関わらず
アキはその間も顔色何一つ変えずに俺たちと集まって笑顔を振りまいていたらしい
かわいそすぎる
85 :名も無き被検体774号+:2013/03/26(火) 13:02:13.31 ID:2XgQnOVE0
スクリーニングも確認検査も陽性で、感染していることは間違いないらしい
だけどそれがなんだ?たかがHIVだからって何?何も変わらない
俺「アキ、教えてくれてありがとう。伝えるの辛かったと思うけどよく頑張ったね」
アキ「ごめん…」
俺「なんで謝るの?俺がアキに対する気持ちは変わらないよ。何も気にする事は無い。俺には詳しい事は分からないけど治療だってできるんでしょ」
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