俺が解体業で経験した驚きの数々を書いてく
ちな2年勤務
興味無いやつは回れ右or底辺乙と叫んでてくれ
まず何で解体業なんかに入ったのか
その理由だけ書いとく、
俺は中卒で 学も無いから資格を取るしか無いと思い数々の資格を取り倒した
その中で実用的な車両建設系機械の免許(所謂ユンボ)の実用的な技術を身につけようと思い
ハサミ(ショベルカーと聞いてイメージするスコップの様な物ではなく物を挟める爪の様なユンボの先)を使う解体業に就職した訳だ
では書いてく
おもしろそう
まず最初に入って驚いたのは 資格がかなり優遇されていること、
俺は大型も勿論乗れたが その会社は(のちに知るが他の会社も)30過ぎでも普通自動車の免許も持ってないやつがゴロゴロいて
最初から日当(日給月給)が12000円からで 3ヶ月後には13000円になったこと
まぁ肉体労働だから このくらいは貰えるんだろうと思うかも知れんが所謂ペンキ屋(塗装職)や土木等は最初は8000円から何て所が多いため かなり驚いた
解体業とは文字どおり住宅や公共施設の家屋、基礎を解体して 会社によっては自社で持っている産廃処理場で処分する仕事
ああ、建築のほうか
初めての現場は歯抜けの50代のヤクザ崩れのおっさんと2人で蔵(その地方の大地主の依頼かと思われる)だった、
元請けの会社のユンボに いきなり乗せられ、適当に壊してみろ と言われた
俺は絶望したが 取り合えず外壁に穴を開けて柱を引っ張り揺らし木を外に積んだ
経験があるのか?と言われたが適当にやっただけ
その日は終日全く指示を受けることなく終わった
二つ目の現場で最初の衝撃が走った
その現場はオペはしない現場で所謂ゴミ屋敷のゴミを運び出す作業をすると聞いて 新人のため粉骨砕身ゴミに突撃して片っ端から片付けていた
掘りごたつがあり コタツの布団を引っぺがすと銀行の封筒が出てきた、
中には45万円 取り合えず歯抜けの50代のヤクザ崩れのおっさん(以降歯抜けヤクザとする)に報告したら
「羨ましいなー、初っ端からついてるな!なんかに奢れよ」
、、、え?これ貰っちゃうの?
そんなこと思いながらも懐にしまい(犯罪)ホクホク
見ていると周りの作業員もちょくちょく小銭を懐にしまいこみ
中には家電(かなり綺麗)を車に積み込む奴までいた
後から聞くと本気でゴミから宝(奴等はそう呼ぶ)を拾えば給料分位は稼げるらしい
いや犯罪だし施主は拾っとけよと...
オペ は オペレーション
重機に乗ることを指す
アンダーグラウンドな世界やなぁ・・・
その現場が終わると次は沢山のフィリピン人達と現場に行くことになる(なんか安く雇ってるっぽい、、でもフィリピン人達は喜んでる?)
会社のジジイ共に罵倒されながらもカタコトの日本語で
「わかりました!」
「だいじょぶ!」
なんていってる彼らを見ると日本人が嫌いになる
そのフィリピン人達と行った現場で またもや衝撃
上物をばらし 基礎を抜いて軽く地面を鳴らしていると なにやら白いものが沢山 木かと思い拾いに行くと
人骨だった これは警察に通報しなかった、
その現場の職長(リーダー的な)に報告しに行くと 一度見に来て
「あーーー、、埋めていいよ」
俺は絶望した
そして良心との戦いに勝ち 埋め直した
後から聞いてみたら たまーにあるらしく大体は埋めてしまうとのこと
(警察呼んだら現場が止まる、赤字になるかも知れないし 保証なんてされないから商売として放置するのが最善)
とかのたまいていた
敬虔な宗教家は まずやれない仕事(普通の感覚の人間には無理)だなぁとシミジミと思った
上物をばらし
上物 家屋のこと
家屋をばらした後に住宅の下にある基礎(コンクリートで土台が作ってある)を抜く
白いのが沢山て・・・
床下に埋めてたって事かよ
上司との飲み会とかある?
>>23
受験もしていない
>>28
ほぼ毎日社長と誰かが飲みに行っていて たまに半強制で連れて行かれる
ちなみに解体業は肉体労働の中でも かなりの底辺
60過ぎの他で働けないおじちゃんや頭のあったかい奴等が沢山いる
毎日 日払いで金をもらい、安い酒(眞露が大好き)と1円パチンコで金を使い果たし 埃だらけで帰っていく