大学を卒業したのが2012年
地方から都内に上京してきた
大学ではプログラミング等を習っていたが当時からプログラマーは激務で使い捨て
そんな風潮があったため自分はネットワーク系を選択した
就職活動は順調に進みGW前に大手に決まるという快挙
自分はこれから東京で社会人として立派になっていくんだろうと信じて疑わなかった
ネットワークやばくね?知り合いが年末年始電話繋ぎっぱで対応してたぞ
4月
入社式を終え、研修が始まった
正直言って楽勝だった
大学で勉強した事のおさらいで社会人で使う知識なんてこんなものかと鼻で笑っていた
研修を終え、現場へ配属されるが ここから地獄が始まる
はよ
自分はネットワークの設計担当となったが かなりの激務だった
現場へ出向き図面をもらい、客先で要望を聞いてネットワークを設計する
客は多く、先輩のスケジュールは半年先まで埋まっていた
慌てて付いていくが、思うようにいかない
特にネットワーク機器の設定は難儀した
研修もなく、見様見真似
今までの設定を真似て要望通り作っているつもりだったが うまくいかない
毎日怒鳴られた
特に俺は大学院卒で給料も多かったため、嫌みを散々言われた
怒鳴られ嫌みを言われる毎日
大学の時、「なぜネットワークを選んだのだ」と電車の中で毎日後悔していた
そして、怒られるたびに大学院での生活を思い出した。
「俺、プログラミングだったら そこそこできるのに・・・」
怒られる度に頭をよぎる
これが大後悔の始まりだった
2年目の夏、ついに転職活動を行ってみた
調べたところ、世の中には第2新卒という言葉があるではないか
大学院でも卒論でコード書いているんだし もう一度、就職活動をやり直して、プログラマーとしてメーカーに入ろう!!
リク○ビ、マ○ナビなど有名どころに片っ端からエントリー
エージェントにカウンセリングを受ける
そして現実を知る。
メーカー技術職に第2新卒は無かった
ある事にはあるが、1年程度の経験
つまり最低限の基礎知識/業務経験が必須だった
全く畑違いの俺には特定派遣の道くらいしかなった