愛美
(12ページ目) 最初から読む >>
\ シェアする /
734 えっちな21禁さん 04/08/25 16:53 ID:8gJM4W62
「ああ、食べたいね」
と俺がいうと、愛美ちゃんは
「うん、ねー、いいでしょう?」
といって俺の腕をさすった。
それから彼女は
「ねえ、白い食器買ってくれるでしょ?」
といって、俺の肩に頬を乗っけた。
おれは、
「うん、じゃあ結婚したらまず最初に白い食器を買おう」
といった。
彼女は嬉しそうにニッコリ笑うと、
「リョウ君大好き」
といって、彼女は俺のほっぺたにキスをした。
俺はこんな、ささやかな事を「夢」といって嬉しそうに話す愛美ちゃんが、愛おしいくて仕方なかった。
同時にこの上なく幸せな気持になった。
このときの彼女の笑顔は俺の脳裏に今でもしっかり焼き付いている。
これが俺が覚えている愛美ちゃんの最後の笑顔だった。
この次の日、彼女は大型トラックにはねられて、帰らぬ人になった。
1人で下校の途中だった。
736 えっちな21禁さん 04/08/25 16:55 ID:8gJM4W62
その日、学校から帰ると、俺の母親が険しい顔をして、玄関で待ち構えていた。
「愛美ちゃんが大変なことになっちゃったの」
おれは彼女の言うことが最初わからなかった。
それから、2人で病院まで駆けつけた。
案内された病室のベッドによこたわる愛美ちゃんには既に息がなかった。
彼女の傍らで彼女の母親が泣きじゃくっていた。
反対側には彼女の父親がうなだれていた。
横には彼女の妹がぼーとして立っていた。
愛美ちゃんは、多少むくんだような顔をしていたが、すやすやと寝ているようにみえた。
俺は最初わけが分からず、「愛美ちゃん」と呼んだ。
彼女は何も言わなかった。
触ると皮膚がひんやりと冷たかった。
今にも目を開けて「リョウ君、おはよう」って言ってキスをしてきそうに見えた。
俺はもう一回「愛美ちゃん」と呼びかけた。
でも彼女は目を開けなかった。
738 えっちな21禁さん 04/08/25 16:58 ID:8gJM4W62
俺には信じられなかった。
つい昨日まで「リョウ君においしい物つくってあげるの」って嬉しそうにいった愛美ちゃんが冷たくなって息をしていないという現実を受け入れることができなかった。
俺は、でも、それが変えようの無い現実なのだと言う事に気がついたとたん、俺の両目から滝のように涙がこぼれ落ちた。
俺は 大声を上げて泣いた。
「愛美ちゃん、なんで?なんで?なんでなの?」
とやりどころの無い気持を、声に出して泣いた。
冷たい愛美ちゃんの亡骸の上に覆いかぶさるようにして泣いた。
泣いたからといって愛美ちゃんが帰ってくるわけではなかったけど、どうしようもなかった。
俺は「愛美ちゃん、僕と結婚するって言ったじゃん」といって泣きじゃくった。
「白い食器、買ってあげるってって言ったじゃん」
といって泣きじゃくった。
俺は「愛美ちゃん、俺とおじいさんと おばあさんになるまで一緒だって言ったじゃん」
と言ってさらに泣きじゃくった。
739 えっちな21禁さん 04/08/25 16:58 ID:8gJM4W62
「どうして?、どうしてだよう?なんで死んじゃうんだよう」
俺は泣いて泣いて泣きつかれて涙腺が乾ききるまで泣いた。
その間、愛美ちゃんのお母さんと自分の母親が俺を交互に抱きしめてくれていた。
俺が、県立高校に受かっていれば、愛美ちゃんは多分死んでいなかっただろう。
俺たちはいつも回り道をして大通りを避けて歩いていた。
ところが、彼女が轢かれた場所は最短距離の大通りを渡る道だった。
俺が県立高校に受かっていたら、あんな危ない場所は彼女は歩いていなかっただろう。
そう思うと悔やんでも悔やみきれなかった。
741 えっちな21禁さん 04/08/25 16:59 ID:8gJM4W62
お葬式が終わった後、俺は、彼女の襟巻きを形見にもらった。
彼女が自分で編んだ俺とお揃いのやつだ。
俺はそれと、愛美ちゃんがくれた自分の襟巻きを、机の上に並べて置いた。
それを見ていると、俺の頭の中に、おそろいの襟巻きをして歩いている自分と愛美ちゃんの姿が目に浮かんだ。
俺はふと思いついたように2本の襟巻きを結んでみた。
おそろいの襟巻きをした愛美ちゃんは嬉しそうに笑った。
俺は結んだままの襟巻きを畳んで引き出しにしまった。
こうしておいたら、俺たちは永遠に繋がったまでいられるような気がした。
今でも時々彼女を思い出して寂しくなると、その結んだままの襟巻きを取り出して頬にあてて見る。
そうすると、彼女の元気な声が聞こえてくるような気がする。
おれは1人、彼女に向かって話しかけてみる。
「いいよ、真っ白な食器を買ってあげるよ」
って。
愛美ちゃんが嬉しそうに微笑みかえしてきた。
「ああ、食べたいね」
と俺がいうと、愛美ちゃんは
「うん、ねー、いいでしょう?」
といって俺の腕をさすった。
それから彼女は
「ねえ、白い食器買ってくれるでしょ?」
といって、俺の肩に頬を乗っけた。
おれは、
「うん、じゃあ結婚したらまず最初に白い食器を買おう」
といった。
彼女は嬉しそうにニッコリ笑うと、
「リョウ君大好き」
といって、彼女は俺のほっぺたにキスをした。
俺はこんな、ささやかな事を「夢」といって嬉しそうに話す愛美ちゃんが、愛おしいくて仕方なかった。
同時にこの上なく幸せな気持になった。
このときの彼女の笑顔は俺の脳裏に今でもしっかり焼き付いている。
これが俺が覚えている愛美ちゃんの最後の笑顔だった。
この次の日、彼女は大型トラックにはねられて、帰らぬ人になった。
1人で下校の途中だった。
736 えっちな21禁さん 04/08/25 16:55 ID:8gJM4W62
その日、学校から帰ると、俺の母親が険しい顔をして、玄関で待ち構えていた。
「愛美ちゃんが大変なことになっちゃったの」
おれは彼女の言うことが最初わからなかった。
それから、2人で病院まで駆けつけた。
案内された病室のベッドによこたわる愛美ちゃんには既に息がなかった。
彼女の傍らで彼女の母親が泣きじゃくっていた。
反対側には彼女の父親がうなだれていた。
横には彼女の妹がぼーとして立っていた。
愛美ちゃんは、多少むくんだような顔をしていたが、すやすやと寝ているようにみえた。
俺は最初わけが分からず、「愛美ちゃん」と呼んだ。
彼女は何も言わなかった。
触ると皮膚がひんやりと冷たかった。
今にも目を開けて「リョウ君、おはよう」って言ってキスをしてきそうに見えた。
俺はもう一回「愛美ちゃん」と呼びかけた。
でも彼女は目を開けなかった。
738 えっちな21禁さん 04/08/25 16:58 ID:8gJM4W62
俺には信じられなかった。
つい昨日まで「リョウ君においしい物つくってあげるの」って嬉しそうにいった愛美ちゃんが冷たくなって息をしていないという現実を受け入れることができなかった。
俺は、でも、それが変えようの無い現実なのだと言う事に気がついたとたん、俺の両目から滝のように涙がこぼれ落ちた。
俺は 大声を上げて泣いた。
「愛美ちゃん、なんで?なんで?なんでなの?」
とやりどころの無い気持を、声に出して泣いた。
冷たい愛美ちゃんの亡骸の上に覆いかぶさるようにして泣いた。
泣いたからといって愛美ちゃんが帰ってくるわけではなかったけど、どうしようもなかった。
俺は「愛美ちゃん、僕と結婚するって言ったじゃん」といって泣きじゃくった。
「白い食器、買ってあげるってって言ったじゃん」
といって泣きじゃくった。
俺は「愛美ちゃん、俺とおじいさんと おばあさんになるまで一緒だって言ったじゃん」
と言ってさらに泣きじゃくった。
739 えっちな21禁さん 04/08/25 16:58 ID:8gJM4W62
「どうして?、どうしてだよう?なんで死んじゃうんだよう」
俺は泣いて泣いて泣きつかれて涙腺が乾ききるまで泣いた。
その間、愛美ちゃんのお母さんと自分の母親が俺を交互に抱きしめてくれていた。
俺が、県立高校に受かっていれば、愛美ちゃんは多分死んでいなかっただろう。
俺たちはいつも回り道をして大通りを避けて歩いていた。
ところが、彼女が轢かれた場所は最短距離の大通りを渡る道だった。
俺が県立高校に受かっていたら、あんな危ない場所は彼女は歩いていなかっただろう。
そう思うと悔やんでも悔やみきれなかった。
741 えっちな21禁さん 04/08/25 16:59 ID:8gJM4W62
お葬式が終わった後、俺は、彼女の襟巻きを形見にもらった。
彼女が自分で編んだ俺とお揃いのやつだ。
俺はそれと、愛美ちゃんがくれた自分の襟巻きを、机の上に並べて置いた。
それを見ていると、俺の頭の中に、おそろいの襟巻きをして歩いている自分と愛美ちゃんの姿が目に浮かんだ。
俺はふと思いついたように2本の襟巻きを結んでみた。
おそろいの襟巻きをした愛美ちゃんは嬉しそうに笑った。
俺は結んだままの襟巻きを畳んで引き出しにしまった。
こうしておいたら、俺たちは永遠に繋がったまでいられるような気がした。
今でも時々彼女を思い出して寂しくなると、その結んだままの襟巻きを取り出して頬にあてて見る。
そうすると、彼女の元気な声が聞こえてくるような気がする。
おれは1人、彼女に向かって話しかけてみる。
「いいよ、真っ白な食器を買ってあげるよ」
って。
愛美ちゃんが嬉しそうに微笑みかえしてきた。
\ シェアする /
関連記事
- 学年一ブサイク女に恋をした
- 婚約者のお見舞いに行ったら知らない男にフ●ラしている最中だった
- 私の空白の一年間書いていく
- お姉さんに恋してしまったら予想以上に年上だった
- ブサメンだと正直に言ったら彼女出来た話をする
- 3年続いた愛人に振られたけどなんか質問ある?
- 好きな子に激似の風俗嬢に彼女に良く見られるように自分に投資しなさいと説得された結果
- 世界で一番好きな人との話
- 暇つぶしに恋人自慢
- 会社の部下が好きすぎて辛い
- ガチクズでゴミみたいな俺と、付き合ってしまった女の話
- 保育士♀に告白された
- 恋人を試した結果wwwwww
- 彼氏17歳年下だけど質問ある?
- 5年付き合った同棲中の彼女がいるのに、職場の新入社員と付き合おうか迷っている
- あるアプリで知り合った女性の正体
- 女の子と仲良くなることはできる。できるんだけど
- 5年付き合った彼女と別れた時に知った衝撃の事実
- 密かに好きだったサークルの娘
- 今日の19時に元カノに結婚前提で付き合ってくれと告白してくる。
- 明後日から彼女と旅行なのに連絡がつかない
- セフレできたんだけどどうしたらいいかわからん
- 今晩29歳処女とセックスするwwwwwwwwwwww
- こないだ呼んだデリヘル嬢とご飯に行くことになった
- 昨日夜に彼女の家に行く→彼女絶賛浮気中
- この前、クラスの女子とエロいことになった
- 彼女が写真家(無名)の作品作りに協力すると言って出かけたのだが
- とうとう幼馴染と付き合うことになった
- お前らってコンビニの店員にアドとか渡した経験ある?
- 両想いの義理の妹と一線越えたら
-
