童顔の人妻と肉体関係になった話
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荷造りを終え、とうとう自宅へ戻る日。主任にお礼を言って車に乗り込み、東北道を北に帰っていった俺。
帰りの車中で運転しながらふといろんなことが思い出されて涙がどっと溢れてきた。
もうどうにもとまらなく溢れた。思わず車を路肩に止めてそれこそ号泣した。
彼女の前では泣かなかったのが、今になって滝のように溢れていた。
気が付いたら泉インターのあたりで1時間も泣いていた。
あれほど泣いたのは後にも先にもあれだけだ。それほど泣いた。
その後の美緒さんのことは一切わからない。
友人Aも間もなく盛岡に転勤したからもう調べようがなかった。
今でも元気に小さい小さい体であの笑顔で頑張っているんだろうか。
誰かと一緒になってるんだろうか。それならそれでいい。
元気でいて欲しい。ただそれだけを願っている。
終わり