元彼氏がある病気だった頃の話
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71 ：名も無き被検体774号+：2012/11/03(土) 19:41:04.30 ID:RlfvYvM/0
彼女っていうかそこは１じゃね…？

75 ：膚1 ◆念CWNNAkTAuzWX ：閣2012/11/03(土抗) 19:50:40.58 ID:6RtqmEKV0
>>71
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79 ：名も査無羅き被赴検宙体遇774号け+：航2012/11/03(土) 20:09:01.19 ID:hjY9Yn8O0
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81 ：礁1 ◆CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土南) 20:13:07.37 ID:6RtqmEKV0
>>79
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80 ：1 ◆CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 20:11:55.62 ID:6RtqmEKV0
書いてて思うけど、なんで一目散に逃げなかったのか不思議だわ

今そんな目に合ったら裸足で逃げ出す

待つ事数時間

元彼が目を覚ました

熱はすっかり下がってて顔色もよくなってた

看病してくれたおかげ、ありがとうって言う元彼の言葉はなるべく聞かないようにした

それよりも聞きたい事があった

これを聞いた後じゃなきゃ、元彼の言葉なんて全部彼女の言葉に聞こえそうだった

なんであの時私にキスしたの？と聞いてみた

そしたら、すげえ小さい声でこう返ってきた

したいと思ったから、って

84 ：1 ◆CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 20:21:17.04 ID:6RtqmEKV0
そう言われた時、聞くんじゃなかったと後悔した

と同時に、さっきまで微塵もなかったどうにかしてやんなきゃって気持ちができた

どうにもなんなきゃ逃げればいい

どうにかなるんなら助けてあげたいって思った

その日は一旦帰って友達に連絡した

その友達の親父さんは小学校なんかを定期的に回ってカウンセラーをしてる人で電話で事情を説明したら快く話を聞いてくれた

親父さんは、解離性障害の離人症、強迫性障害、とか色々難しい病名を教えてくれて

できるだけ早く病院にいくように、と助言してくれた

85 ：等1 ◆CWNNAkTAuzWX ：害2012/11/03(土岸) 20:39:33.45 ID:6RtqmEKV0
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87 ：澄1 ◆顕CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 20:49:52.25 ID:6RtqmEKV0
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88 ：名も無き被検体774号+：2012/11/03(土) 20:50:39.12 ID:SrNzwunvO
書き込みを読むに、>>1はドライタイプのように見えるから、ウェットタイプの女性の恋愛観は理解出来ないかもしれないね

カップル板のドライ/ウェットスレをROMしてみるといいよ

タイプに限らず悩んでいる人は沢山いるぜ

90 ：苦1 ◆CWNNAkTAuzWX ：両2012/11/03(土貧) 21:01:06.16 ID:6RtqmEKV0
>>88
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86 ：名娘も無援き払被検便体774号+：2012/11/03(土観) 20:45:22.05 ID:hjY9Yn8O0
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89 ：1 ◆灯CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 20:57:20.70 ID:6RtqmEKV0
>>86
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91 ：1 ◆CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 21:08:08.37 ID:6RtqmEKV0
元彼に、私だけじゃなくもっと色んな話を聞いてほしかった

色んな考え方もあるんだ、それっておかしい事じゃないんだって事を分かってほしかった

だからバイト仲間も巻き込んで、みんなで話したり遊んだりする時間を増やした

数ヶ月、そんな生活を続けてたある日、元彼が言った

俺は病気なのかもしれない、と

なんで？って聞くと

今まで当たり前だと思ってた事が崩れかけてる

今まで当たり前だと思ってやってた事の意味が分からなくなってきた、と

そこで私は初めて言った

病院行ってみる？と

元彼はすぐにうんと頷いた

92 ：名も無き被検体774号+：2012/11/03(土) 21:12:45.13 ID:RlfvYvM/0
おお…気づいたのか

読んでたら結局は１の言いなりじゃないかて心配した

94 ：1 ◆チCWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 21:17:20.71 ID:6RtqmEKV0
>>92
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93 ：1 ◆CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 21:15:18.23 ID:6RtqmEKV0
元彼は病院へ一人で行った

自分の意思で病院に行ったって事を自覚してほしくて私は一度も付いていかなかった

病院に行って塞ぎこんで帰ってきた事もあったし

いつもと違う明るい顔で帰ってきた事もあった

私は自分から診察の内容については一切聞かなかった

元彼がたまにする病院での話を聞くだけだった

病院に行きだしてしばらくしてから一緒に住むようになって

田舎のおばーちゃんの所にも遊びにいったりして

ちょっとずつだけど、我侭とかも言うようになって

言葉を選んで話すような仕草も無くなって

本当にちょっとすつだけど本当の元彼に戻りつつあった

95 ：1 ◆CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 21:24:44.49 ID:6RtqmEKV0
とはいえ私は本当の元彼なんて知らないんだけども

それでも自分の思いを私に伝えてくれるって事だけで十分嬉しかったし

帰ってきて、あー疲れたーって言ってくれるだけで嬉しかった

病院には変わらず通ってた

落ち込んで帰ってくる事はもう無かった

それからまた数ヵ月後、元彼は今度は解離性健忘という病気になった

きっかけは引越しだった

私の家に元彼が住むようになって元彼の私物も増えてきて手狭になったので引っ越す事になった

一緒に荷物を整理してたら元彼が彼女と一緒に写ってる写真が出てきた

その写真、私は何度か見た事あったしその写真に写ってる人が彼女なんだと把握はしていた

96 ：1 ◆CWNNAkTAuzWX ：2012/11/03(土) 21:36:08.90 ID:6RtqmEKV0
元彼は一緒に住む時に家にあった荷物の大半を処分したのでどこかに紛れ込んでた写真だと思う

その写真を見て元彼は、俺と一緒に写ってる人、誰？と私に聞いてきた

私は、さあ？誰だろうね、と答えてその写真をしまいこんだ

次の日、元彼が出かけている間に病院に電話した

元彼の担当医さんに事情を説明すると次回診断に来た時に様子をみてみる、と言われた

そうして診断されたのが解離性健忘という病気だった

病名は元彼から聞いた

元彼は、ある期間の自分の記憶が無いという事に気づいてた

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