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昨日、嫁の墓参りに行ってきた
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243 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:57:26 ID:n4c(主)
この同窓会の後頃になると うちの母ちゃんは完全復活していた

娘も見てくれるようになり、幼馴染みの家に娘が行くのは たまのお泊まりとかのみになった


245 :名無しさんーぷん :2016/07/14(木)22:58:13 ID:n4c(主)
馴染みの家でのお泊まりから娘が帰ってき調が急に泣出して止まなくなる日があっ

いつもなら泣き止む手使って なかなかき止まない、どうしようか頭を時、幼馴みからのなった

「娘ちゃ、大丈?ちゃんと寝れた?

「こずっと泣いゃって、アンパンマのDVDも効果なしだよ」

、私明日みだし今から行こ

「流に悪いしよ」

いいって、とりあえず すぐ行


246 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:58:22 ID:jfh
この時点で嫁さん亡くなって3年くらい?


247 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:58:58 ID:n4c(主)
>>246
三年ちょっとくらい


248 :名無しさん@おん :2016/07/14(木)22:59:29 ID:n4c(主)
近所という2、3分で幼馴染やってきた

なんとも複雑なことに幼馴染みやってきた途、娘は泣き止んだ

からのか しばらく寿すると寝まっ

れをて早速帰ろうとす幼馴か悪い持ちになって、寝がら一杯飲んけよのつまみだぞんてって引き止めた、幼馴染みも一杯だけね なんて言って合ってくれた





251 :名無しさん@おー :2016/07/14(木)23:01:30 ID:n4c(主)
こうやっさん娘の寝顔見なが酌したよ

「そうか、確に最高のつまみだわ」

「いつもあがとな助けて」

「良いよ私娘ちゃん大だしべちいたいくいだし」

も通りの軽口叩き合いだった


、俺のひょん馴染み気がわっ


252 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:02:30 ID:n4c(主)
「娘もすごくお前に懐いてるしな」

「…そうだね」

「どした?」

「懐いてるってさ、なんか他人行儀だよね」

「いや、そんなつもりじゃ」

「親に懐くとか言わないじゃん」


253 :名無さん@おーぷん2016/07/14(木)23:04:21 ID:n4c(主)
、娘ちゃん本当に大なのよ、本当に本当に」

信過剰かしれ娘ちゃ退のこきではいてれて思う

でも、やっぱりふと思

「私この子マじゃないママなれないんだ


254 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:06:48 ID:n4c(主)
そう言うと幼馴染みは下を向いたまま、涙をボロボロ流して肩を揺らし始めた

俺はそんな彼女に何も声をかけることもできず、部屋の中は静まり返っていた


255 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:07:03 ID:n4c(主)
不意に幼馴染みが立ち上がった

「わけわかんないよね、ごめん」

そういうと彼女は逃げるように家を出て行った


257 :名無さんおーん :2016/07/14(木)23:09:27 ID:n4c(主)
んなことがあった週の曜日、珍しく親からすぐに実家に来いとの電話あっ

実家に戻リビングに入ると親父とんが真剣な表情でっていた

一緒いた娘は す母ちんがに連行っ

「なんよ いきなりどうしたんだよ?」

「お前、幼馴みちことど思って湿んだ

「どうって、に感

付き合ってるのか?

まさか、付きてないよ」

そうなら結婚る気もないって事だな


258 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:13:39 ID:n4c(主)
そう言い終わると、親父はものすごい形相をして俺の顔面を殴った

あまりに いきなりすぎて何が何やら訳がわからなかった

「馬鹿野郎」

自慢じゃないが、生まれて初めて親父に殴られた瞬間だった

幼馴染みが泣いたあの日、どうやら親父はたまたま日課のウォーキング中にうちの前を通り、さらに うちから泣きながら出て来る幼馴染みを見たらしかった


259 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:14:10 ID:n4c(主)
「あの子には感謝しても感謝しきれない、頭も上がらない。あの子がいなければ娘は本当に寂しい思いをしてたんだぞ」

「わかってるよ」

「わかってない、お前は何にもわかってない」

「じゃあ親父は何がわかってるんだよ!」

真昼間、酒が入ったわけでもないのに大の大人が大声張りあげ合う

「向き合え!娘のためにも嫁ちゃんのためにも、幼馴染みちゃんのためにも、男だろ!」

殴られた痛みなんか一瞬だった、本当のパンチは この言葉だった


260 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:16:36 ID:n4c(主)
その日の夜、幼馴染みが家にやってきた

この前 変な雰囲気で帰ったお詫びだとビール数本とおつまみを持って

娘は幼馴染みが来たことでテンション最高潮、アンパンマンのチョコレートを貰って興奮の坩堝だった

娘が眠り、幼馴染みと二人での晩酌の時間になった時親父の言葉が頭の中に浮かんだ

「なぁ」

「ん、なに?」

「変なこと言うけどさ」

「もしこの子のママになってくれないかって言ったら」

「うん」

「お前なんて答える」


262 :無しさん@おーぷ :2016/07/14(木)23:27:15 ID:n4c(主)
けないだけど この時の俺には精一杯の向合いだった

「それは…無理話かな」

娘ちゃんの嫁ちんだなんよ」「だからには無理だ」「私にはできな

「お、そ変なこと言ってな」

「酔ってんじゃおじん、らしないぞ?」


会話か、幼みと少しの間距離が

互いに気まを持っていたんだろうけど、1日2日ではった

それでも半月もたつと以前同じような間柄ていた





264 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:32:18 ID:n4c(主)
それから さらに少し経ったある日、また幼馴染みがうちに遊びに来た

またもや娘はテンション最高潮だった、

マサイ族並みのジャンプで幼馴染みを歓迎してた

幼馴染みも いつも通り娘にハグして嫁似のほっぺたに頬ずりしてた

「可愛いなぁいつも、パパに似なくて良かったねぇ」とか余計なことも言ってた

しばらく三人で人形遊びをして、娘がハンバーグ食べたいと言ったから夕飯に近くの洋食屋へ出かけた


265 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:32:33 ID:n4c(主)
娘は幼馴染みがいる上に大好物のハンバーグを食べるという幸福感からか、ハンバーグを一口食べては幼馴染みに抱きつき、また食べては抱きつきを繰り返していた

俺がお行儀悪いからやめなさいと注意しても なかなかやめない

だけど、幼馴染みがダメでしょ!というと一発で言うことを聞いた

あぁ、やっぱり父親として まだまだダメなんだなぁと感傷に浸っていたその時、娘がとんでも無いことを言った

「お母さんごめんなさい」


266 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:37:53 ID:n4c(主)
その場の空気が一瞬止まった、

言われた幼馴染みは驚いて何も返事が出来ない状態だった

「幼馴染みおねぇちゃんは お母さんじゃないの?」

「違うよ、幼馴染みおねぇちゃんはママじゃないんだ、娘ちゃんのママはお空に行ったんだよ?」

娘が続けて喋る、

俺は娘が私のママはどこにいったのと聞かれた時の言葉で返す

「知ってるよ、ママはお空に行ったんだよね」

「そうだよ、だからね…」

「ママとお母さんは違うんじゃないの?」

「えっと、それはね…」


267 :無しさん@お2016/07/14(木)23:39:53 ID:n4c(主)
答えていると さっきまで動かなくなっていた幼みが急に笑出した

か、ママとお母さのか面白ちゃんは

便みの激なンのがり合に今度は俺と娘が驚いて黙ってしまった

ゃな、冗談も返せなかっ


268 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:43:44 ID:n4c(主)
洋食屋からの帰り道、熟睡状態の娘をおぶり三人で歩いている時、幼馴染みが ふとさっきの話に戻った

「ねぇ?」

「ん?」

「面白いよね、ママとお母さんは違うって」

「なんとも子供ならではの発想だよな」

「でもあれでなんか吹っ切れた、あんたさ、私にこの前あの子のママになってって言ったよね」

「うん言ったね」


269 :さん@おーぷん :調2016/07/14(木)23:47:45 ID:n4c(主)
私あの時ったにはなれない、嫁ちゃんには絶対になれない

わかってる

「でもね、私お母だったらなりいかな

「本気でってんのかよ?」

「本気も本気よ、30超えた事冗で言えないってどう嬉しい?」

「お、おう…しい

らさ、聞かせてよ」

んた私の事、女として好き?」


270 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:48:02 ID:n4c(主)
「私は あんたのこと5歳からずーっと好きだった、でも素直に言えなかった」

「お前彼氏いたろうがよ」

「この歳で男性経験無い方が異常でしょ?」

「まぁそうだけどさ」

「あんたのこと好きだったのに、素直になれないし、そうこうしてると あんたちょくちょく彼女作っちゃうし、そりゃこっちだって作りますよ」


271 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:48:16 ID:n4c(主)
「嫁ちゃんとあんたが結婚した時、正直悔しかった、でも嫁ちゃんのことも大好きだったから心の底から二人に幸せになって欲しかった」

「私が娘ちゃんを可愛がるのは この子が可愛いってからだけじゃないの、娘ちゃんが私が好きだった嫁ちゃんと ずっと好きだったあんたの子供だから」

「もしあんたが私を女として好きじゃなければ、無理にはしないほうがいい、このままの関係でも充分だもん」

「でも嫁ちゃんと娘ちゃんの次でも良い、私の事も好きになってくれるなら」

「私を娘ちゃんのお母さんにしてください」

「おう」

「おうってなによ」

「いや、好きです」

「俺と結婚して、家族になってください」

「たまには素直な言い方も出来るじゃん」


272 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:48:38 ID:n4c(主)
唐突な話だった、でも迷いはなかった

嫁に続き2回目のプロポーズ

街灯の明かりぐらいしかなひっそりとした近所の見慣れた道だった

嫁への気持ちは変わらないが、一方で確かに幼馴染みに好意を持っていたし、幼馴染みなら娘を本気で愛してくれると思ったから

ふと気づくと いつの間にかおぶっていた娘が起きていた

寝ぼけているようだったが、「お姉ちゃんがお母さんになってくれるってさ」と話すと嫁似のほっぺたを両手で挟んではにかんで、また眠ってしまった




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