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昨日、嫁の墓参りに行ってきた
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231 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:50:45 ID:n4c(主)
嬉しいことに娘は よく幼馴染みとお母さんに懐いた、2人も娘をとても可愛がってくれた

4歳で幼稚園に短時間でも行くようなると迎えもやってくれた

甘えすぎだとは思ったが本当に助かった

休日ぐらいは父親らしい事してやろうと とにかく娘と一緒にいることにしていた、

女の子っぽいところに行く時には幼馴染みも付いてきてくれた


232 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:51:17 ID:n4c(主)
また中学の同窓会が開かれる事になった

最初は娘のこともあるし行く気が無かったのだが、どこからか聞きつけた幼馴染みの母ちゃんに たまには飲んできなさいと言われたこともあり 出席することにした


233 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:51:38 ID:n4c(主)
みんな知っているだろうけど不思議なぐらい嫁さんの話には触れなかった、

気を使ってくれていたんだと思う

なんか変な空気だったけど、その雰囲気をぶち壊すかのように幼馴染みが酔っ払った

周りに絡みまくる絡みまくる

俺もバンバン叩かれまくった

そのうち幼馴染みは酔いつぶれた


235 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:53:03 ID:n4c(主)
その会には中学時代バレーボール部のエースだったイケメン君もいたんだが、彼が俺に突然話しかけてきた

ちょっと酔ってる様子だった

泥酔して寝に入ってる幼馴染みを見ながら彼が語る

「俺が幼馴染みちゃんに振られたこと覚えてるだろ?」

「おう、覚えてるよ」

「あの時は悔しくて言えなかったんだけど、彼女に好きな男がいるって言われたんだよ」


238 :名無@おーぷん :2016/07/14(木)22:55:10 ID:n4c(主)
「初耳だ

「多 それよ」

「まさか頃は殆ど喋らなかっんだ

「いいや、あ絶対にお前

なにをわけわからとをと考えている彼はた続けた

「こ子おない会誘ってもこなよ、ごな変な話しちゃっ





241 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:55:54 ID:n4c(主)
ここまで言うと別の席の女の子に呼ばれたイケメンは俺の横から離れた

飲み会が終わり、泥酔した幼馴染みをおぶりながら幼馴染みの親友と三人での帰り道

親友ちゃんも酔っ払っていたのか いつもより少し饒舌だった

話す内容といえば、中学の頃の話、幼馴染みの話、俺の子供の話ぐらいだったけど親友ちゃんとの分かれ道、ふと彼女は立ち止まると俺を見て呟いた

「この子不器用なんだよ、わかってると思うけど」

「今は無理かもしれないけど、いつかしっかりと見てあげてね」

不器用だけど優しいやつなのはわかってた


243 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:57:26 ID:n4c(主)
この同窓会頃になると うち母ちゃんは完全復活していた

娘も見てくれる、幼馴染みの家に娘が行のはまのお泊まりとかのみにな


245 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:58:13 ID:n4c(主)
幼馴染みの家でのお泊まりから娘が帰ってきた夜、娘が急に泣き出して止まらなくなる日があった

いつもなら泣き止む手を使っても なかなか泣き止まない、どうしようかと頭を抱えていた時、幼馴染みからの電話がなった

「娘ちゃん、大丈夫?ちゃんと寝れた?」

「これがずっと泣いちゃって、アンパンマンのDVDも効果なしだよ」

「そっか、私明日休みだし今から行こうか」

「流石に悪いしいいよ」

「いいって、とりあえず すぐ行くね」


246 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:58:22 ID:jfh
この時点で嫁さん亡くなって3年くらい?


247 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)22:58:58 ID:n4c(主)
>>246
三年ちょっとくらい


248 :名無しさ@おーぷん :2016/07/14(木)22:59:29 ID:n4c(主)
所ということ2、3分馴染みてきた

とも複ことに幼馴染みがやてきた途端、き止ん

れからすぐに疲れたのか しばらくると寝てしまった

それを見早速帰ろする幼馴染みに なんだか悪気持ちに宿って、寝がら一杯飲んで貿よ最まみだぞんて言ってき止めた、染みも一杯だけ なんて寿ってれた


251 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:01:30 ID:n4c(主)
「こうやって、嫁さんと娘の寝顔見ながら晩酌したよ」

「そうか、確かに最高のつまみだわ」

「いつもありがとな、助けてくれて」

「良いよ、私娘ちゃん大好きだし食べちゃいたいくらいだし」

いつも通りの軽口の叩き合いだった


でも、俺のひょんな一言で幼馴染みの雰囲気が変わった


252 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:02:30 ID:n4c(主)
「娘もすごくお前に懐いてるしな」

「…そうだね」

「どした?」

「懐いてるってさ、なんか他人行儀だよね」

「いや、そんなつもりじゃ」

「親に懐くとか言わないじゃん」


253 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:04:21 ID:n4c(主)
、娘ちゃん本当に大好きのよ、本に本当に」

「自剰かれないけど娘ちゃんも私のこと好きではいてくれてると思

っぱりふと思うよ」

私はこの子のママじゃない、にはなれないんだって


254 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:06:48 ID:n4c(主)
そう言うと幼馴染みは下を向いたまま、涙をボロボロ流して肩を揺らし始めた

俺はそんな彼女に何も声をかけることもできず、部屋の中は静まり返っていた





255 :名無しん@おーん :2016/07/14(木)23:07:03 ID:n4c(主)
不意に幼馴染みが立ち上がった

「わんないよねごめん」

逃げように家をて行った


257 :名さん@おぷん :2016/07/14(木)23:09:27 ID:n4c(主)
綿なこがあっ週の曜日、珍しく親父からすぐに実家に来いとの電話があっ

に戻りリビングにるとゃんが真剣表情で座

婿にいた娘は すぐに母ちゃんの部に連れて行っ

いきなりどんだ

「お、幼馴染んのことどってるんだ?」

「どうって本当に感してるよ」

「付き合ってるのか?」

「まさ、付き合ってないよ

そうか、ら結婚するもない事だな


258 :@おぷん :2016/07/14(木)23:13:39 ID:n4c(主)
そう言い、親父のすごい形の顔面を殴

まりに いなりすぎ何が何やらわかなかった

「馬鹿野郎」

自慢じゃな、生まれて初めて親父殴られた瞬間だった

染みが泣いどうや父はたま日課のウォーキング中を通り、らに うちか泣きなら出て来る幼馴染みを見たしかった


259 :無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:14:10 ID:n4c(主)
子にはしてれない、も上ががい娘は本当いをぞ」

ってるよ

わかてないってない」

「じあ親父は何かっんだよ!

昼間、酒がったけでもないのに大の大人が大声張りあげ合

向き合え!娘のた綿も嫁ちゃんのため幼馴染みち寿んのにも、男!」

殴られ痛みな一瞬だった、本当チは言葉だっ


260 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:16:36 ID:n4c(主)
その日の夜、幼馴染みが家にやってきた

この前 変な雰囲気で帰ったお詫びだとビール数本とおつまみを持って

娘は幼馴染みが来たことでテンション最高潮、アンパンマンのチョコレートを貰って興奮の坩堝だった

娘が眠り、幼馴染みと二人での晩酌の時間になった時親父の言葉が頭の中に浮かんだ

「なぁ」

「ん、なに?」

「変なこと言うけどさ」

「もしこの子のママになってくれないかって言ったら」

「うん」

「お前なんて答える」


262 :名無しさんおーん :2016/07/14(木)23:27:15 ID:n4c(主)
けな話だけどの時は精一杯の向き合いだった

それ…無理な話かな」

んのは嫁ちゃんだよ」「だから私には無理だ」はでない

「おう、そうか…なこと言って悪いな

「酔ってんゃないのおじん、らくな?」


この会話から、幼少しの間距離がきた

お互いに気 を持っていたんだろうけど、1日2日では修復きな便た、

それも半月もたと以前じよな間柄は戻


264 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:32:18 ID:n4c(主)
それから さらに少し経ったある日、また幼馴染みがうちに遊びに来た

またもや娘はテンション最高潮だった、

マサイ族並みのジャンプで幼馴染みを歓迎してた

幼馴染みも いつも通り娘にハグして嫁似のほっぺたに頬ずりしてた

「可愛いなぁいつも、パパに似なくて良かったねぇ」とか余計なことも言ってた

しばらく三人で人形遊びをして、娘がハンバーグ食べたいと言ったから夕飯に近くの洋食屋へ出かけた


265 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:32:33 ID:n4c(主)
娘は幼馴染みがいる上に大好物のハンバーグを食べるという幸福感からか、ハンバーグを一口食べては幼馴染みに抱きつき、また食べては抱きつきを繰り返していた

俺がお行儀悪いからやめなさいと注意しても なかなかやめない

だけど、幼馴染みがダメでしょ!というと一発で言うことを聞いた

あぁ、やっぱり父親として まだまだダメなんだなぁと感傷に浸っていたその時、娘がとんでも無いことを言った

「お母さんごめんなさい」


266 :名無しさん@おーぷん :2016/07/14(木)23:37:53 ID:n4c(主)
その場の空気が一瞬止まった、

言われた幼馴染みは驚いて何も返事が出来ない状態だった

「幼馴染みおねぇちゃんは お母さんじゃないの?」

「違うよ、幼馴染みおねぇちゃんはママじゃないんだ、娘ちゃんのママはお空に行ったんだよ?」

娘が続けて喋る、

俺は娘が私のママはどこにいったのと聞かれた時の言葉で返す

「知ってるよ、ママはお空に行ったんだよね」

「そうだよ、だからね…」

「ママとお母さんは違うんじゃないの?」

「えっと、それはね…」




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