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元カノとのセクロスのことを語ろうと思う
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166 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/10(火) 03:41:10.08 ID:PDc0KZZs0
それからオレは友里さんにハマった。毎晩抱きたいと思うようになっていた。

元カノの事は今まで通り、いや、今まで以上に固執している気持ちはあったのに、頭の何処かで友里さんを求めた。

元カノは見透かしたように「友里さんが欲しい?」とセクロスの時に何度も聞いてきた。

オレは素直に「欲しい。友里さん。友里さんが欲しい」と何度も言った。

元カノはその言葉に合わせておまnこを振った。下品に振った。そしてオレの精液を膣の中にたっぷりと受けた。

元カノはちnぽを抜き、おまnこから流れ出る精液を指で遊びながら「もうカップル喫茶は行かないからね」と言った。




167 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/10(火) 03:42:00.40 ID:PDc0KZZs0
オレは元カノの言いつけを守り、カップル喫茶通いをやめた。

元カノだけを抱いた。友里さんに会いたい気持ちは抑えた。

カップル喫茶での興奮も過去のものとした。要するにオレは我慢していた。だが

「はやく友里さんにまた会って」

「友里さんにたっぷり出してきて」

と毎晩のように元カノに求められた。


オレは耐えられなかった。単純に耐えられなかった。

二週間も持たず、オレは友里さんに連絡した。友里さんからすぐにOKの返事。

オレは興奮した。友里さんに会えること、おまnこに入れられること、キス出来ること。

オレは元カノに話さず、その日友里さんに会いに行った。



168 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/10(火) 03:42:15.85 ID:PDc0KZZs0
その日、オレと友里さんはまた静かなセクロスをし、どちらが言い出すわけでもなくホテルに一泊した。

友里さんを抱き、少し眠り、また抱いた。

友里さんの天然に近いパイパンを何十分も舐めた。

友里さんはエロい言葉も言わない。激しい動きもしない。特にいやらしい下着も身に付けない。だがオレはハマった。

元カノとは違う何かを持っていて、オレは激しくそれに魅了された。それが何だかは分からなかった。カップル喫茶では気付かな
かった。

でも今オレは友里さんに溺れている。オレはこの人の何処も、何も見ていなかったんだろう。

ホテルをチェックアウトすると「私のうちにくる?」と友里さんに誘われた。オレは喜んで彼女を車にのせた。




169 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/10(火) 03:42:28.02 ID:PDc0KZZs0
友里さんは1Kのアパートに住んでいた。キレイとは言い難い建物だった。部屋は小奇麗だが、何もなかった。整頓され、無駄なものは何もない。

友里さんが小さなテレビを付けながら「抱いて」と言った。

オレは言われるがままに抱いた。

もう彼女を抱かない事が考えられなくなっていた。



170 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/10(火) 03:42:42.07 ID:PDc0KZZs0
家に帰り、元カノに少し話した。最初に抱いた時同様、反応は薄かった。何もせず眠った。

次の日。朝起きると元カノはいなかった。

オレは何も聞いていなかったので少し慌てた。だが、悪いことは起きないだろうと思っていた。

帰ってきたのは23時過ぎだった。12月の頭だったのを覚えている。

帰ってきて早々、コートも脱がずにベッドルームに呼ばれ、オレはフェラチオされた。

オレはその時初めて「なにかあったんだな」と気づいた。




172 :なまえを挿れて。:2012/01/10(火) 08:57:17.05 ID:eA7LzdTfO
しえんしえんしえん


173 :なまえを挿れて。:2012/01/10(火) 11:15:27.93 ID:7rwh4VmS0
支援


175 :なまえを挿れて。:2012/01/10(火) 15:00:22.46 ID:0HILPOnoO
続き早く〜


176 :なまえを挿れて。:2012/01/10(火) 22:10:56.29 ID:aRtz4CL6O
切ない…


177 :なまえを挿れて。:2012/01/11(水) 00:27:13.22 ID:bLVBSMNN0
うう、切ない。

支援します。



178 :なまえを挿れて。:2012/01/11(水) 02:59:49.84 ID:B5BnIG2c0
しえん

早く続けろください



182 : 忍法帖【Lv=36,xxxPT】 :2012/01/11(水) 17:07:14.29 ID:dLduXtjn0
どんどん崩壊に向かってる感じが凄く悲しい気持ちになる



184 :なまえを挿れて。:2012/01/11(水) 22:06:48.36 ID:Tik5MX7c0
本当に切なくなるよな。支援。



185 :なまえを挿れて。:2012/01/12(木) 01:00:06.00 ID:Wpwxq6xQO
胸の底がひりひりするほど痛い

これが切ないってことなのか





187 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/12(木) 03:45:08.24 ID:9hpQ+zeS0
1です。

お待たせしてすみません。皆さんの感想がホントにとても嬉しいです。

はじめてスレたてたんですが、立てて良かったと思ってます。

もう何年も前の話に付き合ってくれてありがとうございます。

もうすぐ終わります。

それでは続けます。




188 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/12(木) 03:45:33.36 ID:9hpQ+zeS0
オレは何も聞かず、そのまま元カノを抱いた。

帰ってきたばかりの姿を抱くのは久しぶりだった。

一枚一枚ゆっくりと脱がせ、セクロス用のエロ下着ではないパンティの上からおまnこを撫でる。

激しく音を立ててキスをし、お互いの舌を絡ませる。

何百回もやってきた行為だったが、まるで生まれて初めてするみたいに僕らは興奮していた。

気持ちと体をスローダウンするかのように、静かなキスに変わる。

元カノはオレのちnぽを指で包み、時々動かす。激しくないゆっくりとした動き。キスに合わせてゆっくりと動かす。

外気をまだ含んだ冷たい彼女の指先が、オレのちnぽをそっと包む。元カノの手の中で脈打つ。



189 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/12(木) 03:45:53.48 ID:9hpQ+zeS0
オレたちは何も話さず、ひたすらキスを繰り返し、そのままベッドにゆっくりと倒れこんだ。

お互いの手を絡ませ、僕らはスローモーション再生されているかのようなセクロスをする。

元カノの真っ白でキレイな肌。滑らかなさわり心地のおっぱい。美しく浮き出た鎖骨。オレが浮気で彼女を傷つけなければ、彼女自身ここまでキレイになれたかは分からない。

オレはどこまでもゆっくりと、全身を指と舌で愛撫する。

そういえば彼女を初めて抱いた日はもっとお互いぎこちなかったな。

思い出して少しにやけてしまう。元カノはそんなオレをずっとみながら、小さなあえぎ声をだしている。



190 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/12(木) 03:46:13.60 ID:9hpQ+zeS0
ゆっくりと、丹念に、一時間以上元カノの体を愛撫した。こんなの付き合った頃以来じゃないだろうか。

充分に濡れたおまnこに挿入する。膣の入口で勿体ぶるように。

亀頭部分だけを出し入れしたり、クリトリスに当ててみたりする。

少しふざけてみえたのだろう。元カノは僕に向かって半分笑い、半分ふてくされた表情をしてみせる。

「ちょうだい」と元カノは言う。

オレは返事をせず、膣の入口に亀頭部分をこすり続ける。

元カノが笑う。俺も笑う。

徐々に奥まで挿入し、彼女を抱きしめたまま腰を動かす。

元カノの声が大きくなる。

顔をあげ、元カノの顔みながら腰を振る。

元カノはリラックスし、いつものクセ、オレの唇に指先を這わせる。オレはこの仕草が好きだ。

オレはその指先に時々キスをしながら、動きは止めない。



191 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/12(木) 03:46:28.88 ID:9hpQ+zeS0
まるで普通のセクロス。端からみればそうかも知れない。

ただのセクロス。ありがちなセクロス。

オレたちはリラックスし、お互いを感じあう。オレたちが一緒にいる理由を確かめ合う。彼女の指先に時々キスをする。

ゆっくりとしたストロークに変え、彼女の唇にオレの指先を当てる。

元カノが舌でいたずらっぽく舐める。

オレは笑う。元カノも笑う。

深いゆるい腰のストロークを、激しいものに切り替える。元カノの声が大きくなる。

オレは「愛してる」という。

元カノも「私も愛してる」と躊躇なく言う。

オレは激しい腰のストロークを維持できず、敢なく射精する。




192 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/12(木) 03:46:45.78 ID:9hpQ+zeS0
その日オレは元カノを逝かせる事は出来なかった。

だが二人とも満足していた。シャワーも浴びず、手を握り合う。お互いの胸元や顔にキスをしあう。

抱きしめる。お互いの指の動きを敏感に感じとる。髪を撫でる。顔に触れる。体のラインに沿うように指を這わせる。

満たされる心と体。なんてことのない、当たり前の普通に愛しあう姿。キスをする。舌を絡めず、唇の感触をお互い長い時間感じあう。

見つめ合う。キスをする。撫でる。手を握る。繰り返す。繰り返す。繰り返す。

終わりが来ないような時間を終わらせたのは、元カノの言葉だった。

「私、好きな人ができたの」

オレは驚かなかった。オレはそのまま彼女をみつめる。キスをする。撫でる。手を握る。




193 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/12(木) 03:47:02.92 ID:9hpQ+zeS0
10個以上も年下の男性の話を元カノは始めた。女友達の彼氏の友人だと言う。

ここ数ヶ月何度もデートを繰り返していたこと、ついさっき初めてのキスをしたこと、オレと同棲していることを伝えたこと、年内で同棲を解消する約束を彼としたこと。

オレたちはベッドの中、裸のままでそんな話をしていた。思えば大切な話は全てこのベッドの中だったな、などとふと思う。

オレは「生活力は大丈夫なの?君も彼も」などと父親のような間抜けな質問をしてみたり,「彼は君とホントに本気なの?若いから捨てられるんじゃないのか?」と妙な気遣いをしたりしていた。

元カノは「お金は正直心配」「確かにw捨てられる可能性は高いよね。私ももう30超えちゃったしw」などと素直に答える。

だが「彼がとにかく好き」という元カノの言葉と、その気持ちがにじみ出ている幾つかの話をしてくれた。



194 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/12(木) 03:47:30.35 ID:9hpQ+zeS0
オレは胸が張り裂けそうだった。でも全て聞くべきだと思った。

なにより、彼女が彼の話をする時の、10代の無邪気な女の子のような笑顔をただ見ていたかった。


オレの力では、その笑顔を君にしてもらうことはもう出来ない。

いや、もう何年も出来ていなかった。本当に久しぶりにみる、彼女の本当の笑顔だった。

オレは腕枕しながら、少女のように彼の話をし続ける元カノを見ていた。オレは時折ふざけたり茶化したりもした。

朝方までそんな話を聞き続け、裸のまま二人で眠った。眠る前にもう一度「愛してるよ」と言った。

元カノは「私も」と言ってキスをしてくれた。

バカなオレにも唯一分かったこと。そのお互いの言葉にウソはない。そう思いながら、小さな姉弟のように、抱きしめあって眠った。

(続く。次回ラストになると思います)



196 :なまえを挿れて。:2012/01/12(木) 04:11:15.95 ID:ybGuhBBF0
胸が締め付けられる…


深夜に乙です

ラスト楽しみにしてます






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