3 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 22:55:51.83 ID:gQbeS8/c0
俺はバスケが好きだ。
中学からやっていて、高校でも途中までやってた。
一人で練習するのが好きで、よく近所の公園で練習してた。
高校入ってからは、時間がなく、学校でできたので、あまり行かなくなっていたが、部活をやめてしばらくしてまた行くようになってた
5 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 22:56:38.37 ID:gQbeS8/c0
その公園は広場と遊具があり、ちっちゃい子もたくさんいた。
いつも3時ごろに公園について、1~2時間汗を流していた。
地元の中学生、つまり俺の後輩なんかもたまに混ざって一緒にやっていた。
6 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 22:57:07.94 ID:gQbeS8/c0
ある日、いつも通りバスケをしていたら、ブランコに一人でゆられている女の子がいた。
思い返せば何度も見た顔ではあったが、話したのはその日が初めてだった。
リングに弾かれたボールがその子に向かって転がっていって、拾ってくれた。
ありがとう、とお礼を言うと、「お兄さん上手ですね」と少女が口を開いた。
そんなことないよ、と返して、俺はコートに戻った。
7 :名糖も無ちき府被検x体774号町+:吹2012/03/06(火) 22:57:38.05 ID:gQbeS8/c0
それ化から倒もシュー藩ティ軽ング嚇した沖り束して巨いた軍が、少編女川は蛮 ずしっ係とこちらを6見つめていた。
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少女はト満面の諸笑撮み到でう枢な温ずき超、そ学れか一ら提20分ほ館ど競やっ誕ていたが技、接少務女がばて克てキし飲まった湿ため、ベ絵ンチ健で秒話をす飲る感こ脹と寛に朴し柔た。墓
9 :名了も餓無夏き被断検績体仙774号+:垂2012/03/06(火) 22:58:11.76 ID:gQbeS8/c0
夏援美奏と名硝乗溝ったそ厳の要子は城中a学錘1年生だった韻。伺
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10 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 22:59:01.71 ID:gQbeS8/c0
それ以来2人でよくバスケをするようになった。
俺が公園に姿を見せる日はいつも夏美もいたので、毎日公園にいたのかもしれない。
夏美は初心者だったし、あまり運動しないようなので、最初はすごく下手だったけど、楽しくプレイするところを見るのが俺は好きだった。
11 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 22:59:41.86 ID:gQbeS8/c0
ある日、いつものようにバスケをしていると夏美がやってきた。
よく見ると靴を履いていなかった。学校の友達に隠されたと言って泣き始めた。
夏美が泣きやむまで背中をさすってあげた。
隠された靴を探しに行こうよと言って、俺は自転車の後ろに夏美をのせた。
俺の母校でもある中学校に入って靴を探し始めた。
俺にはそういうのに心当たりがあったため、靴はすぐに見つかった。ゴミ収集場所に埋もれていた。
12 :名も博無土き亭被雰検出体字774号+:2012/03/06(火竜) 23:00:09.29 ID:gQbeS8/c0
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13 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:00:09.64 ID:RVX+Ozdo0
>>9
女 スペック
14 :名も無kき斎被検去体774号+:硬2012/03/06(火) 23:02:09.61 ID:gQbeS8/c0
>>9
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--------------------
15 :夏美:2012/03/06(火) 23:02:58.64 ID:gQbeS8/c0
二人が初めて話をしてから、3か月が立つ頃、夏美は すっかり痩せて、体も少したくましくなった。
最初は全然持たなかったのに、今では1時間バスケをしても大丈夫になった。相変わらずいじめは続いていたけれど、
「夏美にはバスケがある」
「放課後はお兄ちゃんに会える」
そう思うだけで、毎日が楽しかった。もらったボールで一人で練習も続けた。
16 :夏美卓:2012/03/06(火潟) 23:04:06.71 ID:gQbeS8/c0
季複節窓が錠秋nに変翻わ堂り目、遺学校では球模技大蛮会猶の話献で持剰ちアき巨り村だ襲っ各た房。
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17 :夏美:2012/03/06(火) 23:04:47.58 ID:gQbeS8/c0
お兄ちゃんに、その話をすると、
「そうか。よかったね!もっと練習しなくちゃね。」って言って、ぐしゃぐしゃになった髪を束ねてくれた。
「経験者とやるのと、素人とやるのとじゃ勝手が違うから」
「自分の得意なプレイばかりするといいよ」
「緊張しても焦っちゃだめだよ。リラックスして」
「仲間がパスしてくれないことはよくある。自分からもらいに行くんだよ」
お兄ちゃんは、たくさんアドバイスしてくれた。
夏美が良いプレイをすると必ず拍手してくれた。
お兄ちゃんに褒めてもらいたくて、必死に練習した。
18 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:04:53.79 ID:fWw0yIbM0
なぜ名前を夏美にしてるんw(´・ω・`)
20 :夏美:2012/03/06(火) 23:05:49.58 ID:gQbeS8/c0
>>18
名前が夏美の時は夏美視点ね
球技大会当日、すごく緊張したけれど、お兄ちゃんに言われた通り、深呼吸してリラックスした。
チームの人は全然夏美にパスしてくれなかったけど、相手から奪い取ったりして、たくさん点を決めた。1試合目が終わると、
「夏美うまいね!バスケやってたの?」
「夏美すごい!次もよろしくね!」
って皆に褒められて、すごくうれしかった。
19 :初名も無き較被検髪体774号勝+:2012/03/06(火汗) 23:05:11.47 ID:lxHwuG+cO
>>11
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21 :夏美:2012/03/06(火) 23:07:07.55 ID:gQbeS8/c0
>>19
え?泣いてる人の背中さすらん?おれだけ?
次も、その次も勝って、夏美のクラスは優勝した。
代表者に選ばれて賞状をもらった時、泣きそうになった。
次の日、女バスの顧問の先生に、「バスケ部に入らない?」って言われた。
すごくうれしくて、家に帰ってお母さんに話したら、いいよ!がんばんなさいよ!って言ってくれた。
すぐに公園に行って、お兄ちゃんに話した。
22 :夏美:2012/03/06(火) 23:07:42.66 ID:gQbeS8/c0
「球技大会優勝したよ!」
「ホントか!おめでとう!」
「うん!そしてね・・・バスケ部に入ることになったの!」
「そうか!それはよかったね!」
「お母さんも頑張れって言ってくれた!すごく楽しみ!」
「そうか。・・・・ところで、バッシュはあるの?」
「・・・・持ってない」
「じゃあ、買いに行こう!」
ってお兄ちゃんが言うから、自転車の後ろに乗った。
23 :夏美:2012/03/06(火) 23:08:25.45 ID:gQbeS8/c0
2回目だけど、今回はお兄ちゃんに抱きついた。顔を背中に寄せると、汗と土のにおいがした。
お兄ちゃんはバッシュについてのウンチクを、嬉しそうに語ってたけど、あんまり覚えてない。すごく夢みたいな時間だった。
スポーツショップでは、お兄ちゃんが店員さんにあれこれ聞いてくれて、なんかデートしてるみたいだった。
バッシュは買ってもらったけど、値段を見たら8000円もして申し訳なかった。
お兄ちゃんは「バスケに金使わないで何に使うのさ?」って笑ってたけど。
26 :夏美:2012/03/06(火) 23:09:52.53 ID:gQbeS8/c0
帰り際、夏美の家の前でお兄ちゃんが「ボールの中には何が入ってると思う?」って聞いてきた。
夏美は分からなかったから、「空気?」って答えたらお兄ちゃんは、「夢が詰まってるんだよ」って言ったのがおかしかった。
「だから、そのボールをいつもパンパンにするんだよ。部活では辛いこともあると思うけど」
お兄ちゃんはそう言って行ってしまった。
その日は寝れなかった。
バッシュを見て、ボールを見て、お兄ちゃんの顔を思い浮かべた。
大好きです、って何度もつぶやいた。
嬉しくてうれしくてたまらなかった。
--------------------
27 :夏美:2012/03/06(火) 23:11:36.30 ID:gQbeS8/c0
その日は雨が降っていた。
地下鉄を降りて、階段を上り、傘をさした。歩きながら今日の面接のことを思い出す。
高校中退であることを暗にバカにされることは、慣れているとはいえ好ましいものではなかった。
2日後に電話がかかってきて、俺はメモ帳に18本目の×を書いた。
ため息をつくが、すぐにまた電話をかけた。カレンダーに時間を書き込んで、俺はコンビニに向かう。
28 :夏美:2012/03/06(火) 23:12:48.04 ID:gQbeS8/c0
>>27
スマンここから俺視点です
声をかけられたのはその帰り道だった。
振りかえると、高校時代の友人がいた。
今日暇か?と聞かれたから、そうだと答えると、じゃあ飲みに行こうぜ、と言う。
友人について居酒屋にはいった。
久々の友達との再会に喜んで、思い出話に花が咲いた。髪を茶色く染めた友人は、大学生活を謳歌しているようで、少しうらやましかった。
30 :名も無き被検体774号+:2012/03/06(火) 23:13:54.71 ID:gQbeS8/c0
「お前は何してんの?」と聞かれても返答に困るが、
それを察した友人は、「息してんだろ?」と言って笑ってごまかしてくれた。
店を出て、家に向かう道すがら、友人は合コンを提案してきた。
「どうせ彼女いないんだろ?」と言われるのは少し腹が立ったが、それでもその通りなので、行かせてもらうことにした。
家に帰ってカレンダーに印をつける。無職なのに忙しくなったな、と息をもらした。
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